語り得ぬ世界

現実逃避の発展場 Second Impact
since 2014, The First Departure:2005

半珍旅東下り2024midsummer_00_5

2024-08-07 08:08:51 | 東京

5日間に及んだ兼業副業東京半珍旅から無事帰還しました。天候に恵まれましたが、恵まれ過ぎて暑かったです。でも大阪のほうがやはり暑い気がします。東京の最高気温は33~35℃でしたが、大阪は35~39度ですもんね。

【令和6(2024)年8月6日(火)】

ホテルをゆっくりめにチェックアウトしたので、珍朝食2号兼珍ランチです。やはり駅そば。でも最終日は今回の半珍旅東下りでは初となる北改札側の「エキュート赤羽きた」にある『そばいち』へ。珍旅東下りでは必ず訪ねていたので、ちょい懐かしい。

珍旅程を前倒しして本来は午後に訪ねるはずだった「太田記念美術館」へ。『浮世絵お化け屋敷』展開催中。平日だしそんなに混んでいないだろうと思っていたら、甘かったです。めちゃ混み。やはり午後に行くべきでした。

その後「静嘉堂@丸の内」へ。こちらは14-15時入館でweb予約していたので、14時になってから訪ねました。

『超日本刀入門』展開催中。こちらは午後でもありそんなに混んではいませんでしたが、マニアックな刀剣女子がけっこう来ていました。

国宝「太刀 銘 包永(かねなが)」です。大和物と言われる大和国(現在の奈良県)の太刀でして、700年の月日を経てもなお美しい名刀。

十二神将午神(うまのかみ)さまは現在思案中(笑)

ディナーは東京マンネリズム1番バッター『崎陽軒シウマイBAR』。

さらに東京マンネリズム2番バッター『ヱビスBAR グランスタ八重北店』。

フィニッシュは初めて訪ねた『一鶏(いちどり)』という東京駅一番街にある焼鳥店。美味しかったので、次回も行くかも。でもさすがに3軒ハシゴすると、帰りの新幹線は爆睡した珍之助でした。新大阪止まりにしていおいてよかった。でないと広島あたりまで行ってしまいそうでした(苦笑)

以上兼業副業半珍旅東下り速報版でした。明日からは博多篇に戻ります。

(つづく)

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半珍旅東下り2024midsummer_00_4

2024-08-06 06:16:45 | 東京

昨日でようやく真夏の珍セミナー講師が終わりました。6/6完遂。昨日の受講者は6名と少なかったのですが、美人女子議員さん2名参加(珍ストライクのめがねっ娘でなんと大学後輩にあたる人など)という状況にモチベーションを最後まで失うことなく完走できました。しかしこうも放電が続くとさすがに疲れましたぁ。

【令和6(2024)年8月5日(月)】

この日の珍朝食2号も駅そば。趣向を変え、ミニカレー丼と冷やしそばのセットにコロッケトッピング。コロッケはカレー丼に投下し、ミニコロッケカレー丼に。また100円引きQRクーポン券が…。メニューを冷やしかき揚げそば限定にせず、何でもOKにしてもらいたいものですな。

セミナー会場の国際ビルです。東京駅丸の内南口からKITTE前は直射日光を浴びますが、一旦丸の内オフィス・ショップ街に入ると日陰になり、しかも木々もあって、着いた途端に汗だくにはなりますが、まだダメージも少なくここまで来られます。でも次回からは西新宿へ会場が変更になるとのこと。赤羽から埼京線一本で行けますから便利さは変わらないのですが、高級感はやはり丸の内に軍配が上がりますよね。

珍ランチは特製メンチカツランチ。2日前と同じ国際ビル地下食堂街の違う店。肉バル系のお店。ここは前回(土曜日)にもまず来ましたけど、ランチメニューがすべて売り切れでした。今回はOK。

分厚っ。肉の塊って感じです。美味しかったです。ごはんは少なめで、珍は大盛りにしませんでしたけど、大盛り無料のお替わり有料というパターン。でも最後に珍だけが客で残っていて、なんとなく早く出ないといけない雰囲気に…。

ランチタイムのセミナー会場。珍講師席からの眺め。2日前とお題は変わっていますので、連続で参加していただいた方もおられました。

珍ディナーは、これまた赤羽マンネリズムの一角『火一刀』へ。揚げもんばっかりやな…。そうそう、久々にじゃんけんハイボールもしました(笑)

さて、東京半珍旅も本日最終日。最終日は完全オフの珍旅日。少しゆっくりめにチェックアウトするなど余裕のある珍旅程にしていますが、2つの美術館へ。

(つづく)

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半珍旅東下り2024midsummer_00_3

2024-08-05 06:32:52 | 東京

【令和6(2024)年8月4日(日)】

前日に続いて『いろり庵きらくそば』で珍朝食2号です。100円引きQRクーポン券を使って冷やしかき揚げそば大盛りです。でもって、また同じQRクーポン券が付いてきた~(笑)

その後久々に『ジョイフル三の輪』へ。中井精也先生のゆる鉄画廊があった頃は東京マンネリズムの一角でしたが、現在ゆる鉄画廊は本拠地を持たないNOMADとなって(珍も神戸や亀岡へ行きましたように)地方行脚になりましたので、三ノ輪橋は足が遠のいていました。すると、新しくできた店もあれば、古い店が閉店していたり。初めて訪ねたほうじ茶カフェで珍休憩。冷やしほうじ茶。ペットボトルでは絶対にあり得ない芳醇な味わい。

自家製ほうじ茶セリーも追加オーダー。コーヒーゼリーを完全に圧倒する美味しさ。

珍ランチも三ノ輪橋。初めて訪ねた店です。煮込みハンバーグ。めちゃ美味しいですのですが、ここのオバサマ、まあまあコワいです(苦笑)

煮込みハンバーグ(デミグラスソース)も美味しいのですが(この分厚さ!)目玉焼きが一つの卵なのに半熟と固ゆでのバランスが絶妙。黄身の歪みでお分かりいただけるかと。

午後は『根津美術館』へ。ここも久々です。東京メトロ表参道駅から6~7分ですが、たまたま日陰を歩けて助かりました。

根津美術館といえばこの和の極みのようなアプローチ。ここは確かN市とも所縁にある隈研吾設計です。

ここでも日本人より中国人を筆頭に外国人観光客だらけでした。CとKマナー悪っ(怒)

今回の企画展は『美麗なるほとけ』です。仏画を中心に根津美術館所蔵の逸品で構成されていました。国宝・重文ぞろぞろ。ちなみに、根津美術館の代名詞とも言うべき、かの尾形光琳作の国宝『燕子花図屏風』は展示されていませんでした。残念。

珍ディナーはJR赤羽駅前のBivio地階の『麒麟菜館』へ。8月1日のゲリラ豪雨の影響で地階へ降りるエスカレータが故障中でしたけど、地階のお店を含む全店舗はどうやら8月3日に営業を再開していたようです。まあでも、ここは相変わらずホール係の若い女子が愛想悪いですが(苦笑)味は美味しいです。こちらは1番バッターの晩酌セット。珍のチョイスは生ビール(中)+きゅうり浅漬け+かに玉です。

珍は(生ビールのある席)チャイナドレスの美女に挟まれています(笑)

追加は焼き餃子6個。粒デカっ。

珍朝食がそばだったのに、珍ディナーのメインディッシュもそば。野菜冷麺です。ごまダレが絶品。野菜冷麺なのに中華クラゲのせは低カロリーですしご愛敬(笑)

さて、本日はセミナー珍講師本番です。これでようやく真夏興行が終わります。あと1日何とかやりきります。

(つづく)

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半珍旅東下り2024midsummer_00_2

2024-08-04 06:03:54 | 東京

暑いですな。たぶん東京より大阪・京都・奈良のほうが暑いのでは?

【令和6(2024)年8月3日(土)】

珍朝食2号は、7月29日にオープンしたばかりのエキュート赤羽みなみにある『いろり庵きらくそば』へ。暑さゆえ冷やし系以外に選択の余地おまへん。「冷やし山菜そば大盛り」です。オープン記念で冷やしかき揚げそば100円引きクーポン券が付いていました。

朝セミナー会場へ向かっているところ。丸の内エリアです。東京はほんと緑が多いですね。

珍ランチはセミナー会場のビルの地下食堂街にて「メンチカツ定食」を食べました。東京はメンチカツ、大阪はミンチカツ、ですね。

セミナー会場です。ランチタイム休憩の一コマ。20人を超える参加者でした。めちゃ美人で色っぽい女子議員さんも。でも名刺交換していただけなくて(泣)どこのどなたか名簿だけではわかりません(ネットで検索すれば…)。

セミナー会場から東京駅丸の内南口へ向かっているところ。日差しが強烈。これで7~8月のセミナー珍講師ミッションが5/6終了。明日でようやく真夏興行が終わります。

珍ディナーは赤羽マンネリズムの一角『文月商店』へ。ここの野郎店長は超絶愛想のいい赤羽ジモティ。店長の人柄も相まってまた行きたくなる美味しいお店。
今日は中日で珍旅日です。懐かしいあのまちへ。

(つづく)

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半珍旅東下り2024midsummer_00_1

2024-08-03 06:18:03 | 東京

『珍なる博多渋滞』連載の途中ですが、珍は昨日からお江戸です。兼業副業半東下りです。akさんには「二葉食堂」篇の続きをお楽しみにしていただいていましたが、お盆の名神高速ぐらい渋滞している珍ブログですので、7月の博多2篇すら終わっていないのですが(苦笑)ここはひとまず半東下りの超速報版です。
てゆーか、本日このあとセミナー珍講師なんですけど…。

【令和6(2024)年8月2日(金)】

珍朝食は東海道新幹線モバイルオーダーでミックスサンドでした。アテンダントさん(実際はパーサーさん?)は愛想よくてかわいい女子でしたが(OP値は低いですが)会話のラリーができる雰囲気ではありませんでした。ヘタレ珍。

珍東下りルーチンのトップバッターといえばココですね。掃除のオババさまがいい味出してます。

珍ランチはJR蕨駅の駅そば。鰻重も想定していましたが、この日は「機(はた)まつり」という蕨市の市民まつりの初日でして(3日間)平日お昼にも関わらず人が多かったので、とりあえず駅そばでランチを済まし、次の予定地へ。

午後の予定訪問地は三井記念美術館です。1年振り。重文含む全作品撮影OK、肩肘張らず、しかも珍の目論見どおり平日午後で空いているというユル~い展覧会がすごくよかったです。

珍好み。楚々とした所作に色気を感じ、雪を踏む音が聞こえてきます。ちなみに、これは刷り物だったと思いますが、絵師は水野年方でして、かの鏑木清方の師匠だそうです。頷けます。

三井記念美術館に駅直結の東京メトロ三越前から上野まで地下鉄移動。朝も昼も軽めだったので、JR上野駅で以前訪ねたお店にてハイボール休憩。

半東下りの最初のディナーは東京マンネリズム、赤羽ルーチンの『自由軒』へ。2回目のオムライスですが、今回は軽めの朝・昼食の貯金を生かすべく大盛りに。ケチャップ少なっ(笑)

(つづく)

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兼業副業東下り2024バレンタイン_16【おみやげ篇】

2024-04-21 08:04:29 | 東京
ここからは兼業副業東下りのおみやげ篇です。
まずはいつもの…



『崎陽軒シウマイBAR』にて購入したシウマイ弁当は税込950円也、特製シウマイ12個入りは税込1,480円也、昔ながらのシウマイ15個入りが税込660円也。東下り【おみやげ篇】のトップバッターは毎回同じで、写真も毎回同じなので(苦笑)簡単にいっときます。



2月17日(土)の珍朝食がシウマイ弁当。帰阪翌朝ごはんがシウマイ弁当というのは東京マンネリズムの流れ。先に通販で買っていた崎陽軒「中華風野菜スープ」とともに。



同日珍夕食もいつもと同じく特製シウマイと昔ながらのシウマイをアサヒスーパードライでいただきました。東京マンネリズムの総仕上げ。



シウマイ2種に入っていた「ひょうちゃん」です。大きいほうが特製シウマイ12個入りのひょうちゃん。リアル特製シウマイ12個入り以上になると大型ひょうちゃんになります(通販で買える冷凍・冷蔵バージョンには封入されていません)。デカいほう、顔の描きが甘いがな。



ここからは訪問順に珍自身のためのおみやげをご披露します。
まずは東博『建立900年特別展 中尊寺金色堂』の図録。さすが金ぴかな製本です。税込2,800円也。



ページをめくっていくと金色堂がドン!
さらにめくっていくと…



展示品にあった国宝「金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅 第七幀」は十重塔が中心に描かれた平安時代の曼荼羅図でして、遠目で見たら宝塔の設計図面のようにも見えますが、この写真ではわかりにくいですけど十層の宝塔のフォルムはすべて金光明最勝王経(こんこうみょうさいしょうおうきょう)の経文を金泥で描かれています。実物でも非常に細かく経文が書き込まれていましたけど、技術的なことだけでなく極めて強い根気が必要だと感じました。凄い。大長壽院(岩手県)所蔵の全10幀のうちの一つ。
ちなみに、金光明最勝王経は、古くは聖武天皇が国家鎮護を祈願された経典ですが、太平洋戦争末期の昭和20(1945)年4月12日に脳卒中で急死したルーズベルト米国大統領は、当時の仏教・国家神道で行われていた呪詛によるものだとの説があり、その一つの経典が金光明最勝王経なんだとか。



国宝「金色堂」のポストカードです。いろんな種類のものがありましたが、珍がチョイスしたのは2つ。税込165円也。
いまさらですが、中尊寺金色堂は天治元(1124)年藤原清衡によって建立された東北地方現存最古の寺院建築にして世界遺産。奥州平泉を本拠とした藤原三代の栄華を今に伝える絢爛豪華な建物と11体の国宝仏像を始めたとした収蔵品は、まさに信仰と美が交わる究極の姿。珍はいつか実物を拝みに行きたいと考えています。



金色堂中央壇に安置されている国宝「二天像」のポストカード。左が「増長天立像(ぞうちょうてんりゅうぞう)」、右が「持国天立像(じこくてんりゅうぞう)」です。いずれも平安時代の仏像ですが、鎌倉期慶派(けいは)による躍動感や引き締まった肉体美を感じさせる作風です。奥州の覇者藤原三代ならではですな。同じく税込165円也。ちなみに、今回展覧会では金色堂中央壇国宝仏像11体すべてが展示されていました。



金色堂関連のクリアファイルです。縦型3枚はそれぞれ税込500円也。横型の金色堂中央壇仏像オールスターズは(反射するので撮影が難しい)アルミ蒸着仕様で税込880円也。使うのがもったいないほどの荘厳さ。



こちらは『特別展 本阿弥光悦の大宇宙』の図録。読み応え、見応え十分な図録です。税込3,000円也。
いまさらですが、本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)は戦国時代後期から江戸時代初期(1558-1637)に生きた天才クリエーターにしてプロデューサーです。もとは刀剣鑑定名門家系の出身ですが、刀剣・書・漆芸・陶芸・出版など多彩な文化芸術の分野で活躍しました。



ページをめくると展示の目玉でもあった国宝「舟橋蒔絵硯箱」がドン!
さらにページをめくると、展示品の中でも珍が舟橋に負けず劣らず特に感動した…



国重要文化財「鶴下絵三十六歌仙和歌巻(つるしたえさんじゅうろっかせんわかかん)」がドン!
金銀泥で描かれた鶴が飛翔する下絵は俵屋宗達によるもの、平安時代までの三十六歌仙の和歌は本阿弥光悦が書いた巻物です。何気なく書き散らかしているようで、鶴の上昇下降、群れの密度に合わせて文字が配置されています。まさに本阿弥光悦と俵屋宗達の奇跡のコラボ作品にして、本阿弥光悦の数ある作品の中でも舟橋と並ぶ全盛期代表作の一つ。実物はけっこう長さもありまして圧巻の見応えでした。



皇居三の丸尚蔵館『皇室のみやび』図録です。全期(1~4期)共通図録です。図録だけの販売は行われていますが、珍は図録付きチケットでしたので価格を確認していません。本に価格表示がありませんが、図録付きチケットが税込2,500円で、当日券が1,000円ですから差し引き最低でも1,500円はするわけですが、2,000円はしそうな装丁の図録だなと思っていたら、三の丸尚蔵館公式webを見たらやはり2,000円でした。であればチケットは500円となるわけですからお得ですね。でもって、ページをめくると…



伊藤若冲の細密画がドン!



蘭陵王置物も細かいところまでよくわかります。
大きい本ではありませんが(B6判かな)オールカラーで見やすいです。



珍が訪れた『皇室のみやび』第二期の無料配布リーフレットです。おみやげとは言い切れませんけど、何と言っても出来が凄い。



四色刷り変形四面開きです。たぶん館内でしか配架されていないと思いますが、これが無料で配架されているのは贅沢ですな。図録の代わりになるほどの出来映え。ちなみに、珍は第2期に行ったわけですが、最終第4期(5/21~6/23)には安土桃山時代の超名品にして国宝の狩野永徳「唐獅子図屏風」や、鎌倉時代の至宝にして国宝の高階隆兼「春日権現験記絵(かすがごんげんげんきえ)」などが展示されます。珍は「唐獅子図屏風」の実物を京博で見たことがありますけど、絢爛豪華な桃山時代美術の特徴が凝縮された迫力満点の屏風です。もう一度見たいなぁ。



半蔵門ミュージアム所蔵の国重要文化財、伝運慶作・大日如来坐像の解説本「大日如来像のひみつ」です(画像は再掲)。税込300円という驚きの安価です。もちろん薄い冊子ですけど、中身は侮れません。ページをめくると…



オールカラーで解説も充実しています。



同ミュージアムのショップで買った大日如来像ポストカード6種セット(税込900円也)と大日如来像A4判クリアファイル(税込500円也)です。クリアファイルのB面は解説冊子「大日如来像のひみつ」と同様大日如来様の背後画像です。ポストカードはこんな感じ。



端正なお顔だけでなく、全身の画像を6枚のポストカードにしてあります。ショップでは確かバラでも売っていたように思いますけど、これはセットでないとねぇ。



最後に珍ブログお馴染みJR東海「ひととき 令和6年2月号」は東海道・山陽新幹線グリーン席に配架されているフリーマガジンです。実際は税込550円で販売されている月刊誌でして、内容は掲載写真も含め取り上げるテーマや記事がとてもセンスのいい月刊トラベル誌。珍はいつも往路で取り、最終日珍宅宅配便にて他の荷物と一緒に送っています。全部残していますので気が付くとけっこう珍宅にコレクションしています。

以上【おみやげ篇】でした。
それではシリーズ最後にこの曲をお届けしましょう。

Bad Company " Electricland "
今回東下り本来の目的は兼業副業セミナー講師を務めることでした。そのセミナー講師としては2度目の役目を無事に果たしましたので、やれやれ感からこの骨太縦ノリの曲をチョイスしました。フリー、モット・ザ・フープル、キング・クリムゾンのメンバーにより1973年、当時のスーパーグループとして結成されたバッド・カンパニーはこれまでの珍ブログでも引用していますけど、この曲はオリジナルメンバーとしては最後のアルバム " Rough Diamonds "(1982)の1曲目を飾るめちゃかっこいいナンバー。後にクイーンにもヴォーカルとして合流した英国ロック界の至宝ポール・ロジャース(元フリー)のソウルフルでブルージーな歌唱にシビレます。歌が巧いね、ほんと。全米74位、全英2位。アルバムは全米26位、全英15位。
バンドはポール・ロジャースがこのアルバム発表後脱退するも、残り3人のオリジナルメンバーが新しいヴォーカルを加えて活動を続けますが(珍は故人voブライアン・ハウ時代のブルース・ロックなのも好き)ベースのボズ・バレル(元キンクリ)も脱退。しかしながら1998年にポール・ロジャースが復帰しオリジナルメンバーで再結成します。その後ボズ・バレルの病没、ギターのミック・ラルフス(元モット)の病気離脱、ポール・ロジャースの度重なる病気(脳梗塞らしいですが昨年ソロアルバムで見事復活)などに見舞われますが、現在も(ライブ活動はないようですが)ポールとドラムのサイモン・カーク(元フリー)とサポートメンバーで存続しています。

>>Electricland

半珍旅東下り『兼業副業東下り2024バレンタイン』シリーズはこれにて完であります。
次回から『防人の旅、時々妖怪』シリーズの連載を再開します。同じ東下りで訪問先が一部重複しているのに時間を遡るのでビミョーにややこしいのですが(苦笑)あらためて珍旅道中記をお楽しみくださいませ。
(おわり)
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兼業副業東下り2024バレンタイン_15【第3日05】

2024-04-20 08:05:13 | 東京
東京駅マンネリズムの先頭バッター『崎陽軒シウマイBAR』に続くのは黒塀横丁にある『ヱビスBAR グランスタ八重北店』です。
先日の珍ブログ記事で書きましたように、黒塀横丁前コインロッカーで締め出されたときにお世話になった女子店員さんのいるヱビスBARです。1月に来た際にいたホール・リーダーと思われる、愛想も良くてテキパキした野郎店員さん(鉄っちゃんで演歌歌手の徳永ゆうきに似ておられる青木さん)に朝イチの出来事を話し、たいへんお世話になったのでよろしくお伝えくださいと告げました。



16:51 たぶんこの日ここでの4杯目かの生ビールです。グラスからして「ベルベット・プラネット」かな(税込704円也)。アテはホワイティうめだ店にはない「ポテトとソーセージのガーリックバター炒め」(税込693円也)です。



ポテチフライ以外はホワイティうめだ店にはない東京エリアのメニューです。オーダー用タブレットから。
と、ここで青木さんが再び珍席に来ましたが、その背後になんと朝お世話になった女子店員さん!
やはり厨房担当の方のようで、ちょうど退勤されるタイミングだったので、青木さんが彼女に確認し、間違いないということで連れて来てくれました。さすがデキるホール・リーダーですな。そもそもヱビスBARの接客スキルはどの方も高いのですが(ホワイティうめだ店は特に全員が非常に高い)こういう柔軟性と即応性のある接客スキルを持つ人は出世しますよね~。
珍は立ち上がって彼女に深々とお辞儀をして丁寧にお礼を述べました。彼女は恐縮しつつ喜んでおられたご様子。とにかくご本人にお礼を言えて良かったです。ちなみに、その女子(41歳独身)はおきれいな方ですけど写真はさすがにありません。てか、撮れるわけおまへんがな(苦笑)
黒塀横丁前コインロッカー(もはや "コイン" ではありませんが)もう一回同じことをやらかして、再び彼女にヘルプを求めたら、ロマンスに発展するか、拒否られたうえにここのヱビスBARを出禁にされるかの両極端どちらかでしょうな(笑)



お店で出されていた銀座ライオン開店125周年記念の特別なコースター。お願いして未使用のものを1枚いただきました。現在ホワイティうめだ店でもこちらが使われています。
こうして気持ちよく『ヱビスBAR グランスタ八重北店』を出ました。少しお菓子系おみやげを見てまわっても、まだ新幹線まで時間があるのでもう一軒行くことにしました。



18:51 東京駅一番街の最果てにあって、2~3回来たことのある『諸国ひものと』です(珍ブログでも珍旅東下りで記事にしたことがあります)。日本酒と干物がメインのお店です。



カウンター席に通されました。周りを見るといつのまにか女子客がめちゃ多い店になっていました。入りやすいといえば入りやすいですね。



18:59 いつものように日本酒から。これは日高見(冷酒)一合片口です。税込1,115円也。高っ。
と、ここでまさかの事態に…。

一升瓶を抱えてきたけっこう若いバイトちゃんに、珍はいつものように…
「たっぷりこぼしてね」
とネタでをかますと、彼女は
「量は規則で決まっていますので」と一言。
規則やて…マジ萎えるわ(怒)
役所か!
店の内規があるとしても、そこはウソでも「はい」と答えて決まった量を注ぎ、「頑張りました~」と言うとこやろ。
居酒屋でバイトしてんねやったら機転と気を利かせろっちゅーねん。
かつての「萌えるうどん屋」のように、こぼしてねとお願いするとほんまにテーブルにこぼすぐらい注いでくれとは言わんし、決まった量でええねんから、せめて気持ちよく飲ませろっつーの。まったく客に寄り添ってない最低の接客ですな。エビスBARを見習えよ。



しまほっけの半身です。薄いな。でも税込968円也。これだけの値段設定にするなら社員教育を徹底してもらいたいものです。
そもそも惜しまず10ccでも余分に注いだら、酔っ払いは喜んでお替りもしますし、お店もリピートしまっせ。「萌えるうどん屋」におけるF&珍がまさにそう。

勘定の際、くだんの彼女よりずっと年上の女子店員さんにそのことを言っていましたら、店長かフロアマネージャーらしき若い野郎店員が飛んできて「どうされましたか?」と。クレーマーちゃうっちゅーの。
・客に規則で決まっていると言うなんて、ここはマクドじゃなくて居酒屋でしょ。
・ここは居酒屋であって、酔っ払いを機嫌よくさせたらまたオーダーが入るでしょ。真逆のことをしてる。
・バイトであろうが店員さんには、経験もあるけど機転を利かせることができる社員教育をしてほしい。
・なんでもマニュアルどおり。責任を取りたくないからアドリブもしない、しないからできない。気も利かなくなる。
・こういう意見があったということを彼女にも伝えてほしい。
と野郎にも言っておきました。クレーマーやん(笑)
初めて来た頃(5年以上前)はもうちょっと接客は良かった印象でしたけどね。
まあ、もう二度とここには来ないです。



その後気分悪いまま復路の東京20:09発「のぞみ259号」新大阪行きに乗り込み、グリーン9号車11番A席に着席。
すると東京駅での発車時、車内は空いているのに珍の隣に若くてチャラい野郎客。どうやら通路挟んだ向こう側の女子二人客の連れのよう。女子二人もケバいうえにうるさい。隣席に置いていたリュックをどかしましたけど、またまた気悪い。珍はすぐに寝ました。
新横浜駅に着く前に(20:28着)目が覚めたら、3人ともいなくなっていました。東京からグリーン車に乗ってまさか品川で下車したとは考えにくいですから、おそらく勝手に座っていたんでしょう。車掌さんに指摘されて移動していったと考えるのが妥当かと。それにしても、なんで珍の横に来んねん。
先日の報道では東海道新幹線にグリーン席より上等な個室が復活するとのこと。のぞみでの運用は確実としても、一編成あたりの席数や運賃(新大阪-東京ならグリーンより5千円ほどUP?)、運用区間等はまだ不明ですし、運用開始も2~3年後(令和8年度内)ですが、そちらに期待するしかないですね。個室ですからアテンダントとの会話も周りに気兼ねなくできますしね。ムフフ。



20:26 新横浜駅寸前です。珍横を通っていったアテンダントさん。Xperiaでの撮影。ならばトリミングズームをしておきましょう。



いいねぇ。笑顔がとってもチャーミング。マスクをしていないのもいいですな。



21:46 定刻どおり名古屋駅に到着。めずらしくタクシーが大量に停まっています。Xperiaでの撮影。
名古屋駅を出てからビールとおつまみをモバイルオーダー。
商品を持ってきたのが上の写真のアテンダントさん。お名前は猿橋さん。これまたコミュ力が非常に高い女子でして、やっぱり車内販売からの生き残りアテンダントさんはエース級が揃っているという珍仮説は正しいかも~。
「新幹線に乗ったら往復車内販売を利用していましたよ」といつものパターンで始まる会話が弾み、ついにこんなことに!



どや! (`・ω・´)
こちらがかねてから予告していました大ネタです。珍は頑張りました。しかもマスクなしですぜ、旦那。
トリミングズームもしておきましょう。(21:54Cyber-shotで撮影)



笑顔が素敵!ほんとにキュートで愛想のいい猿橋さんでした。お世話になりました。ありがとうございました。
彼女とは「車内販売のときはワインもありましたし、鯛ちくわもありましたよね?」「いまはもうないんです。ごめんなさい」という結果は残念でも心地いい会話のキャッチボールができました。
ちなみに、写真を撮り忘れましたが、このときオーダーしたのはプレモル350ml(税込360円也)と「おつまみセレクション」(税込500円也)でして、ビールだけ飲んで、おつまみセレクション(チーズ鱈やナッツ、カルパスなどの小袋入り)は開封せずに持ち帰り、猿橋さんとの想い出に浸りながら家飲みのアテにしました。また東下りでお会いできますでしょうか。



22:11 京都駅まであと10分ほど。兼業副業東下りもいよいよ終わりです。
最後の最後に「諸国ひものと」と東京駅のバカモノ3人組の後味の悪さを猿橋さんの笑顔で一気に払拭され、珍は上機嫌に。



22:47 大阪メトロ御堂筋線新大阪駅です。のぞみ259号は定刻どおり22:36に新大阪駅に着きました。
この次の兼業副業半珍旅は3月末の博多でした。またあらためて半珍旅のトレースを記したいと思います。
今回も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

◎第3日:2月16日(金)の歩行データ(dヘルス)
・歩数:16,674歩(累計:34,624歩)(平均:11,541歩)
・歩行距離:11,172m(累計:23,199m)(平均:7,733m)
・歩行消費カロリー:525kcal(累計:1,090kcal)(平均:363kcal)
この日は3日間で一番歩きました。歩行距離累計が惜しい…。
それでは3日間の兼業副業東下りのトレースの最後にこの曲をお届けしましょう。

Bomshel " 19 And Crazy "
お世話になった二人の女子、ヱビスBARグランスタ八重北店の厨房女子と東海道新幹線(JR東海リテイリング・プラス)のアテンダント猿橋さんにこの曲を捧げます。同じく女子二人、米国女性カントリーデュオ、ボムシェルの実質的なデビューアルバム " Fight Like A Girl "(2009)の1曲目です。シングルカットもされ、ビルボードのカントリーチャート33位のスマッシュヒット(アルバムは同チャート24位、全米87位)。
正直日本では知名度は大阪市港区の天保山ぐらい低いと思いますが(苦笑)どのような経緯で珍が彼女たちを知ったのか今となっては覚えていません。カントリーも好きな珍が美女デュオのパケ写に惹かれ(笑)サンプル曲(それがこの曲の一部)を聴いたらこれがすごく良くてAmazonで衝動買いしたということではないかと思います。アップテンポで疾走感があって、でもどこか切なくてこころに刺さるいい曲だと思います。歌詞は(自動翻訳からの推察ですが)19歳の頃無茶をしたけど、自由でワイルドだった。後悔しているのはしなかったこと(がある)だけだ…という青春ソングかも。ぜひお聴きください。
ちなみに、グループ名は爆弾・砲弾を意味するbomshellから名付けたと思うのですが、なぜか最後のLを省いています。bomshell自体はセックスシンボルを意味するスラングでもあるそうです。

>>19 And Crazy

次回の【おみやげ篇】でシリーズ完とします。最後までお付き合いくださいませ。
(おわり)
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兼業副業東下り2024バレンタイン_14【第3日04】

2024-04-19 07:26:26 | 東京
東京メトロ大手町駅は皇居(大手門)の目の前に入口があります。



13:25 東京メトロ半蔵門線にて中央林間行きに乗り、半蔵門駅をめざします。



この日3つめの目的地は東京メトロ半蔵門駅直結の「半蔵門ミュージアム」です。某仏教系(真言密教系)宗教団体が運営する内外の仏教美術を集めたミュージアムです。平成30(2018)年4月オープンですからまだ新しいですね。前から気にはなっていたミュージアムなのですが、新興宗教団体系ということで二の足を踏んでいました。でも今回の半珍旅程としてはコース的にも行けそうなので立ち寄ることにしました。ガンダーラ石仏から有名な伝運慶作大日如来像までけっこう見ごたえのあるミュージアムです。目当てはやはり運慶仏像。このときは『初公開の仏教美術~如意輪観音菩薩坐像・二童子像をむかえて~』展が開催中でした。如意輪観音菩薩坐像もお約束どおりエロティックな仏様でして(苦笑)素晴らしかったです。入場無料ですが、残念ながら全館撮影NGです。ここも妙齢の女子スタッフさんが多いです。信者さんなのでしょうね。
館内は空いていました。なぜか女性グループ客がほとんどでして、たまにオジジ一人客か高齢者夫婦がいるぐらい。館内には小型シアターもありまして、ガンダーラ石仏の解説や大日如来像の精細画像の映像作品などがローテーションで上映されています。珍は2本見ましたけど、入替制のようで、空いているのに一旦退場しないといけません。不幸にもオババグループと一緒になってしまい、上映が始まっているのに遅れて入ってきたり、お喋りしたり、仏罰が当たるで、ほんま。
撮影NGなので館内写真はありませんけど、せっかくなのでこちらをご覧ください。



伝運慶作『大日如来像』です。ミュージアムショップで買った図録的な冊子『大日如来像のひみつ』の表紙です。税込300円也。
この鎌倉時代の傑作『大日如来像』は2008年3月ニューヨークのクリスティーズでオークションに掛けられ、海外流出の可能性が高まりましたが、この某宗教団体が約14億円で落札したとされています。確かオークションのときにはすでに運慶作ではないかとされていたと記憶していますけど(だから付加価値が高まって高値が付いたのでしょうね)某団体は翌年調査のため東博へ寄託し、『半蔵門ミュージアム』オープンとともに、収蔵・公開されています。平成21(2009)年に国重要文化財に指定されていまして、その後の調査から運慶作としての決定的証拠(一次資料の古文書や本像における署名など)は見当たらないものの、運慶らしい造作や様式が確認されていることから「ほぼ」運慶作で間違いないとされています。運慶作でなくとも、珍が見ても極めて素晴らしいと思える仏教美術品です。鎌倉期仏像にしては金箔もよく残っていますよね。さほど大きくはありませんが、ガラスケース越しながらじっくり見ることができました。



同冊子の裏表紙。珍ブログでいつも書いていますけど、仏像も鎧も土偶もゆるキャラも、よくできていて価値の高いものは背後も素晴らしいです。こちらも美しくも力強さをが伝わってきます。金箔の剥げも景色になっていますよね。



15:22 再び半蔵門駅です。『半蔵門ミュージアム』は帰りしなにカフェも併設されているミュージアムショップに寄って大日如来像グッズを購入してから退出しました。東京メトロ半蔵門線、押上行きに乗って大手町駅へ向かいます。



15:37 大手町駅です。半蔵門駅から皇居のお堀を半周するようにして到着しました。地下道をJR東京駅へ向かい、まずは、いつもの東京駅一番街『崎陽軒シウマイBAR』へ。



15:57 売り切れないうちに(いつものパターンで)翌日用の崎陽軒シウマイ類やシウマイ弁当を購入し、さらにシウマイ飲みオーダーと勘定を済まして店内へ。ちなみに、『崎陽軒シウマイBAR』にも中国人従業員が登場していました。ホール係と厨房に一人ずつ。イートイン・オーダーを担当するホール係がその一人。慣れた感じでしたので、アルバイトかどうかはわかりませんが、オーダー用のタブレットの反応が鈍いと流暢な日本語でぼやいてました(笑)



15:59 最初のオーダーは「崎陽軒セット」です。特製シウマイ3個+キリン一番搾りジョッキで税込1,030円也。1月に来た際は「シウマイ弁当のマグロのネギ和え」がオマケしてもらいましたが、今回はなし…。



御開帳ぉ~!
相変わらず片寄っていますが(苦笑)熱々の特製シウマイです。



16:11 お次は昔ならのシウマイ5個+横浜ラガーの「横浜セット」(税込1,030円也)ではなく、横浜ラガー単品(税込@690円也)とシウマイ6種盛り合わせ(税込860円也)をチョイス。今回はマグロがオマケされないと判明したので、ここで「シウマイ弁当のマグロのネギ和え」もオーダー。税込320円也。



御開帳ぉ~!
って、ピントがビールにイッてしまっていますので…



真上からの俯瞰画像でどうぞ。やや右に寄っていますが、数が多いのでさほど片寄り感はありません。
シウマイ6種は<特製><えび><かに><黒豚><昔ながらの>に加え<季節の>ですが、写真一段目右の<季節の>は今回何だったかな…あさり?食レポは毎回珍旅でお届けしていますので省略させていただきます(苦笑)



16:21 さすがにさほど空腹感がありませんので、シウマイはここまで。追加したのはハイボール単品です。税込480円也。ジョッキからすると、スコッチのホワイトホース?それはキリンが販売しているので(崎陽軒はキリン系列の酒類を販売していますので)たぶん間違いないでしょうな。ウイスキーは薄いですけど(笑)一応レモンも入っています。『崎陽軒シウマイBAR』はここまでにして、お次の店もいつものアソコ。
(つづく)
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兼業副業東下り2024バレンタイン_13【第3日03】

2024-04-18 07:28:25 | 東京
展示室は空いていました。ただし、宮内庁直営なのか指定管理なのかわかりませんが、やたらスタッフの数が多いです。展示室内のスタッフさんたちは全員制服を着た40代から50代の女性(珍's eye)。もしかしたら30代の方もおられるかもしれませんけども(失礼)。館外にいたスタッフは制服ではなくスーツに腕章だったかな。若い女子もいましたが、彼女らは宮内庁の職員なのかも。
それでは『開館記念皇室のみやび』展示品から珍が気になったものをご覧ください。すべて皇室所蔵の御物(ぎょぶつ)です。



御料馬「友鶴号」置物
小型ながら躍動感があります。明治時代の彫塑家、大熊氏廣による明治天皇の愛馬、即ち御料馬(ごりょうば)「友鶴号」の置物です。明治天皇大婚25周年をお祝いし、明治政府賞勲局総裁、西園寺公望侯爵以下20名の高等官より献上された品です。「友鶴号」は福島県産在来種の牡馬で、宮内省買い上げ当時は調教師も手を焼く荒馬だったのが成長とともに、御料馬としての大役を担えるようになっただとか。調教師の血のにじむような世話と仕込みが想像できますよね。



金魚
質感も生々しい金魚は瑪瑙(めのう)でできています。明治時代に作られました。瑪瑙は石英などの結晶が重なって構成されていて、その複雑かつ偶発性の模様が特徴の鉱物です。そもそも着色したのか天然色なのかわかりませんが(キャプションが一切書かれていない)繊細な細工から金魚鉢に沈めて鑑賞したい置物ですね。



鍵付き帳面
まるで魔法教典か錬金術本みたいなミステリアスな雰囲気のノートです。模様が怪しげですよね。キャプションには革製で「マケ社」製作とだけ書かれていましたが、マケ社をGoogleで検索しましたけど出てきませんでした。造作からして欧州の文具会社か製本会社だと推察しますが(19~20世紀とも書かれていました)輸入品なのでしょうね。今回が初公開作品だそうです。



菊に小葵蒔絵手焙り(きくにこあおいまきえてあぶり)
伝統的な和の逸品ですな。明治時代の作品です。「手焙り」とは炭を熾して暖を取る道具です。電気ストーブみたいに近場を暖めるものですね。皇室らしく菊花型に成形した木地に菊の折枝模様(おりえだもよう)と、有職文様(ゆうそくもんよう)の小葵文を金の高蒔絵で装飾した凝った手焙りです。折り畳み式の高脚台が見えますので椅子の傍らに置かれていたと思われます。明治天皇の皇后であらせられた昭憲皇太后(明治天皇崩御の2年後、大正3年崩御)の御遺品でして、その後秩父宮家に引き継がれました。こちらも今回初公開作品。



波に雁図(なみにかりず)
明治時代の四条派の画家、村瀬玉田(むらせぎょくでん)の作品です。四条派とは江戸中期以降日本画界最大の派閥でして、与謝蕪村を師とし、円山応挙とも親交の深かった呉春(現在の大阪府I市に居住していたこともあり、有名な地酒の銘はこの人から?)を祖とする絵師集団から始まり現代に到ります。呉春は蕪村の南画を基礎としつつ応挙の写実性を巧みに取り入れて画風を確立させたとされています。近年の画家で言いますと竹内栖鳳、堂本印象、上村松園なども四条派です。村瀬玉田は当時の皇室や宮内省の依頼を受けて制作していた皇室御用達の日本画家なわけです。作品は対幅になっている掛軸ですが、右側の雁の群れの編隊飛行など奥行き感があり、左側は一羽の雁で存在感を際立たせています。この対比が見事ですな。



銀製御髪(おぐし)ブラッシ
キャプションによると、当時横浜市にあった鴻池美術店が納めたものです。獣毛とだけ書かれているので、どんな動物の毛が使われているのか不明ですが、見た感じはそこそこ長い毛ですよね。それにしても銀製の持ちての細工が見事です。柄は菖蒲のように見えます。



金製ケース付き鉛筆
ピントが甘いのですが、ケースにはダイヤモンドとルビーがあしらわれています(一番向こう側)。鉛筆も専用の形っぽいですね。なかなか贅を尽くした逸品です。こちらも鴻池美術店が納めたものです。大正天皇の御遺品として高松宮家に伝わっています。やはり今回初公開作品。



日傘
オサレですなぁ。レースのフリルが付いています。デザイン的には今でも通用しますよね。大正天皇の皇后であり、昭和天皇を出産された方でもある貞明皇后の御遺品として高松宮家に伝わっています。貞明皇后は九条公爵家出身でして、今のところ旧藤原氏(朝廷において摂政・関白・太政大臣に昇任できる藤原氏直系の五摂家)最後の立后でもあります。ちなみに九条家は五摂家では近衛家・一条家に次いで3番目に序される家柄です(その後が鷹司家・二条家)。



和傘のテイストもそこはかとなく漂っていますよね。



菊花型燭台
明治27(1894)年、彫金の大家、鈴木長吉(すずきちょうきち)による作品です。皇室御用達ということで菊花をモチーフにしていて格調の高さを感じますね。明治御所の皇族待機所「候所(こうしょ)」に飾られていた燭台です。



色絵金彩菊貼付花瓶(いろえきんさいきくはりつけかびん)・色絵金彩菊貼付香炉(中央)
不謹慎というか不敬ながら海中に沈んでいてフジツボが付着した壺に見えました。それだけ立体的な細工が際立っているということなんですけどね。宮内省発注で花瓶一対と香炉の3点セットです。明治26(1893)年、薩摩の陶工、十二代沈壽官(ちんじゅかん)による作品です。沈壽官は現在十五代目ですが(本名:大迫一輝 氏)初代沈当吉は慶長の役の際に島津義弘によって朝鮮から連れてこられた技術者の一人で陶工です。その後薩摩藩主島津家が庇護し、いまや薩摩焼陶芸家の大名跡ですね。



色絵金彩菊貼付香炉
さきほどの3点のうちの香炉です。扁平な陶器に菊の花束の彫刻を貼り付けた作品です。とにかく菊花が細かいです。気の遠くなる作業だったでしょうな。



蘭陵王置物(らんりょうおうおきもの)
これまた細かいですなぁ。しかも今にも動き出しそうな臨場感と力感があります。舞楽「蘭陵王」を演じる姿をかたどった金属製の置物です。明治23(1890)年、明治時代の彫金家、海野勝珉(うんのしょうみん)による作品です。皇室所蔵の美術品は国宝・重文級がぞろぞろあるものの基本的に文化財指定しないらしいのですが(もちろん国宝も所蔵されてありますけど)こちらは珍しく国重要文化財。同年開催第3回内国勧業博覧会出展作品で「一等妙技賞」受賞、宮内省御買い上げ品です。鍛造(たんぞう)・鋳造(ちゅうぞう)・象嵌(ぞうがん)などの様々な金工技法が用いられているそうです。トリミングズームしてみますと…



今で言うところのフィギュアですけど、超絶技巧に裏打ちされた手作りの精巧さは小さくても迫力満点です。
さらに驚くべきは…



面を外すと演者の素顔が出てきます。ここまで作り込んであるのですね。端正なお顔。そりゃ重文でしょう。



当然ながら背後も完璧です。素晴らしいの一言に尽きる名品。



「日出処日本(ひいずるところにほん)」横山大観
昭和15(1940)年の作品です。横山大観は生涯2千点に及ぶ富士山の絵を描いたと言われていまして、本作品はその中でも最大級です。紀元2600年(神武天皇即位2600年)を記念して制作し、そして横山大観が昭和天皇に自ら献上したんだそうです。
この作品の前に床几型の椅子が置かれていてそこに座り正面から撮影しました。凄い迫力ですよね。



展示室の一番奥に「日出処日本」が置かれています。どれだけ大きいかおわかりいただけるかと。



12:50 見終わって館外に出てきました。今回の展覧会は昨秋完成した「三の丸尚蔵館」第1期リニューアル工事後の開館を記念して開催されているものです。展示室は2つだけなので、あっちゅー間に見終わりますけど、それだけに第2期工事の完成と完全開館が待たれますね。
ちなみに、展示室内にやたら女子スタッフが多いと書きましたけど、みなさん愛想はいいのですが、やや機械的(マニュアルまんま)な印象を受けました。ミュージアムってどこもそうなんですけど、" 開かれた皇室 " ということですから、そこは他より高いホスピタリティ・マインドを示していただきたいものです。
なお、館外に出てから向かいにあるみやげもの店(前回と変わらないプレハブのボロい建物ですが、公益財団法人菊葉文化協会による運営)で仏壇御供用にここでしか買えないという菊の御紋入り饅頭(6個入り税込900円也)を買いました。みやげもの店も二期工事が完成したらそちらへ移るのかな。
強風はマシになり、晴れて気温が上がってきました。みやげもの店前の自販機でカップのアイスコーヒーで休憩してから東京メトロ大手町駅へと向かいました。
(つづく)
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兼業副業東下り2024バレンタイン_12【第3日02】

2024-04-17 07:27:46 | 東京
平日金曜日なので上野東京ラインはこの日も混んでいましたが、遅延なく東京駅に到着しました。
しかし、昨日の強風の影響から、東北新幹線、高崎線、中央・総武線、相鉄、東武など北関東の路線を中心にダイヤが乱れていました。いろんなものが線路敷や架線に飛んできていて、その除去作業で列車の遅延が発生していたようです。この日も晴れていましたが、相変わらず強風でした。保線作業はほんと大変ですよね。ご苦労さまです。



9:32 東京駅です。Xperia撮影。
まずは荷物をいつもの東京駅八重洲北口下の黒塀横丁前のコインロッカーへ…とここでまさかの大問題発生。
珍宅へ送った荷物以外の全荷物(おもにPC)を入れてきた大型リュックの中に、財布やカメラ、ネタ帳などを入れた各所移動用小型リュックも入れていて、ロッカーに放り込む前にそれを取り出さないといけませんし、通常の珍旅と違ってリュック以外にスーツを入れた手提げの袋もありました。つまりコインロッカーに荷物を入れるにあたって、単純に持ち物を放り込むのではなく手数が多い状況です。
でもって、黒塀横丁前コインロッカーはすべて電子式になっていました。前回ぐらいまでは一部鍵式が残っていたのですが…これが珍に大ピンチを招くことになろうとは。

利用されたことのある方ならおわかりいだけると思いますけども、電子式ロッカーはスマホで格納・開錠できるのが便利ですよね。空いているかどうかは一覧パネルでわかりますので、まず空きロッカーから使用するロッカーを決めて開けないといけません。その際にスマホで先払いして開けます。当然パネルから利用票が吐き出されるわけですね。



こちらがその利用票。9:40に決済したことがわかります。
スマホのおサイフケータイに登録してあるモバイルSuicaで決済しました。
まずスーツのケースをコインロッカーに入れて、床に置いた大型リュックから小型リュックを取り出し、大型リュックをロッカーに放り込みました。その際すぐに要る財布とスマホをロッカーの手前側に置き、財布に利用票を挟んでおきました。ロッカーの扉はすぐ閉まろうとするので、最初は手で扉を押さえていたのですが、荷物が多いのと小型リュックの中から不要なものを出そうとした瞬間、珍の手が小型リュックに向いたことでフリーになったロッカーの扉がバタンっと閉まり、カチャッと施錠されてしまいました。
「え?!」
残されたのはネタ帳とカメラと小銭入れが入った小型リュックだけ。

パネルを見たら施錠後15分以内なら利用票に記載のコードで無償開錠・再施錠できると書いてありましたが、スマホも利用票もロッカーの中…。パネルにはコインロッカーを管理している事務所の電話番号が書いてありましたので、ネタ帳用の万年筆で珍旅程表の裏に電話番号を写しました。とりあえずそこに連絡するしかないのですが、スマホがありません。しかも今のご時世、公衆電話は近くにありません。近くにないどころか、東京駅のどこにあるのか、あるいはそもそもすでになくなっているのか(東京駅ならおそらくどこかにあるような気はしますが見当もつきませんから駅員さんに聞くしかないのでしょう)とにかく東京駅一番街では見かけたこともありません。近場を見て回りましたがやはりありません。お店にお願いして電話を借りるしかないと思って、ロッカー周辺のお店を見てみましたが、まだ9時半過ぎで飲食店が多いこのエリアはどこも開店前でした。

そのとき、おみやげ用の洋菓子を売る店で今まさにシャッターが開いたのですが、開けたのは制服を着た20歳前後のバイトちゃん。そんな女子に「コインロッカーにスマホも利用票も入ったままで施錠されました。電話貸してください」って完全にアブナイやつって思われ拒否されるのは火を見るより明らか。
困った…どうしようと他の店を探そうと考えた瞬間、ここは黒塀横丁前なのですぐそこに新幹線に乗る前に珍が必ず立ち寄るヱビスBARがあることを思い出しました。でもまだ開いていないかも…と思いつつ通りから見てみると入口が開いていました。さすが戎さま!

奇跡を起こしてくれた戎さまに感謝しつつ、店内に入り「すいませ~ん」と声をかけると、厨房から仕込みをしていたっぽい40代半ばのおきれいな女性が出てきました。簡潔に事情、状況を説明し、電話を貸してほしいとお願いすると、それは大変ですね、どうぞと快く業務用のスマホを手渡しいただき再び厨房へ。記載されていた事務所の番号に掛けると、係員が珍立ち会いのもとで開けないといけないからと、別の電話番号を告げられました。今度はそこへダイヤルすると、ロッカーの番号を言ってほしいと言われましたが(さっきも言ったのに)お店で借りている電話なのでそこへ行けないからわからないと言うと、ロッカーの場所を教えてほしいと言われました。最初からそう聞いてよね。

もう一度ヱビスBARの厨房女子に声を掛け、丁寧にお礼を述べ、今夜帰りに寄りますからと告げました。笑顔で「お待ちしています」と言ってくれましたが、社交辞令だと思ってるやろけど、ほんまに来んねんで…と内心思いつつ、頭を下げ店外に出てロッカーへ向かいました。

6~7分待ったところで、オッチャンが来てすぐ開けてもらい、スマホ、財布を取り出すと追加料金なしで再施錠してもらいました。その後事故票のような用紙に住所・氏名・電話番号・何が入っているかを書いたところで、身分証明になるものを出すように言われ、免許証が入ったパスケースを取り出そうとリュックをごそごそ探しましたがすぐに出てこないと、オッチャンは「いいですよ」と免除してくれました。親せつなオッチャン。そのオッチャンによると、扉がバンと閉まると自動的に施錠される仕組みのせいで、どうやら同じような事案がちょこちょこ発生しているみたいです。鍵式なら絶対起こらない事象ですよね。何とか改良の余地はないものですかね。施錠確認をロッカー側のボタンを押下するかスマホで行うとかね。まあそれだと施錠を忘れるリスクがあるから自動なんでしょうけど、ボタンを押し忘れても30秒後に自動施錠されるとかね。
みなさんもご注意ください。電子式コインロッカーに入れるときは、入れるものと入れないものを先に分けておくということですね。それにしても便利なようでいろいろ不便な世の中になりましたな…。



10:22 コインロッカートラブルで珍旅程より約20分遅れで到着したのは、この日最初の訪問地は東京駅近く(京橋あたり)の馴染みの画廊『加島美術』です。珍が時々河鍋暁斎の掛軸を購入している画廊です。東京駅から徒歩約10分ほどでしたが、強風が続いており、これまでの2日間と違ってけっこう寒く感じました。Xperia撮影。

『加島美術』の珍の野郎担当者に前もって訪ねる予告をしてありました(見に来てくださいと案内の電話をいただいていました)。受付で野郎担当者を呼んでもらうと、彼が画廊で開催中のオークションに出品されている作品を案内してくれました。買わんけど(苦笑)
珍の好きな鏑木清方、伊藤若冲、伊東深水などに加え、珍が特に見たかった川瀬巴水の新版画も数点(同じ所有者から)出品されていました。間近で川瀬巴水作品を見ますと、さほど若い摺りではなさそうでしたけど、ちょっとほしいなぁ…と。野郎担当者には、川瀬巴水は人気があるからオークション終盤で入札が増え値が上がると思うが、さほど上がらなかったら(上限価格を告げ)連絡をほしいとお願いしておきましたが、結局連絡がなかったので、値がポンと上がったんでしょうね。
今回出品作品の中でも圧巻のものは2階の別室に掲げてあった河鍋暁斎の掛軸2幅。「鍾馗」200万円から、「七福神」280万円から。
「珍さんのために暁斎部屋を設えておきました(笑)」
買えんわ(苦笑)
「七福神」は入札済みだそうです。って、写真を撮るのを忘れてました…。言ったら撮らせてもらえたと思いますけどね。
『加島美術』を出て再び東京駅へ。珍ランチです。



11:38『グリルSwiss』です。八重洲地下街南1号ブロックの飲食店エリアにあります。Xperia撮影。
この日のランチ候補店もいつものように事前に東京駅近傍でいくつかリサーチしてあったのですが、チェックしていたお店はどこもすでに行列。八重洲地下街まで流れて来て、最後の候補店がここでした。さすがに行列はできておらずカウンター席に案内されました。名物ランチは日替わりのカレーです。



まずはサラダの登場。掛かっているのはフライオニオンかな。酸味のあるドレッシングとともに。Xperia撮影。



こちらが日替わりランチのカレーです。チキンカツです。カレーソースは粗びきのキーマカレーみたいなん。盛り方が上品ですね。サラダが付いて税込1,300円也。高っ。



スパイシーです。カツも分厚くて食べ応えがありました。さすが洋食店のカレーです。
それなりのお値段がするので、空いていると思いましたが、12時に近くなるとどんどん混んできました。東京駅付近はとにかく人が多いですね。12時前に食べ終え終え、歩いて次の訪問地へ。



12:20 皇居です。めざすは皇室所蔵の至宝を集めた『三の丸尚蔵館』。宮内庁所管の美術館です。写真は内堀から大手門への盛り土された通路を渡っているところですが(Xperia撮影)まず渡る手前でチケット提示を求められます。珍はオンラインチケットでしたので、スマホ画面を見せると通されました。いきなり物々しいなぁという印象でしたが…



さらに大手門の手前で制服警官(皇宮警察?)に持ち物検査をされます。



青空に映えるクレーンが見えます。まだ二期工事中の新しい「三の丸尚蔵館」が見えてきました。Xperia撮影。
入場時間指定制になっていましたので館前に係員がいて数名並んでいました。またまたチケット提示を求められましたが、珍は時間指定のない図録付きオンラインチケットでしたので、スマホ画面を見せるとすんなり入場できました。



『開館記念皇室のみやび』展が昨秋11月3日から展示品を替えながら開催中です。
入館すると、またまたまたチケットの提示を求められます。当たり前っちゅーたら当たり前なのですが、何回見せなあかんねん。もぎりの女子スタッフさんから図録をもらい展示室へ。有料化されましたが(大人1,000円也、受益者負担?)以前のショボい建物とは比べものにならないぐらい立派な美術館になっていました。しかも嬉しいのはほとんどの展示品が撮影OKなのです(NGは昭和天皇皇后両陛下の肖像画等4点のみ)。それでは入っていきましょう。
(つづく)
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