語り得ぬ世界

現実逃避の発展場 Second Impact
since 2014, The First Departure:2005

謎の故障とその代償

2022-10-25 07:24:20 | デジタル・インターネット
10月23日(日)に少し時計を巻き戻します。午前中にジムへ行ってからの午後のことです。



珍馴染みの『ヱビスBARホワイティうめだ店』です。ジムでの筋トレ後の昼飲みが健康にいいかどうかビミョーですけどね(苦笑)



全国ランキングで81位まで来ました(10月24日達成、画像は同日付け、順位は本日も継続中)。
ちなみに、本日現在のスタンプ獲得数=ビールのオーダー数を見ますと、珍が近々現実的に食い込めそうな500~510個(杯)ゾーンだと79位の方で511杯で、その直近上位78位の方は515個ですが、その上の77位の方は537個ですので、このあたりから岩盤ゾーンですな(10月25日現在)。

さて、珍はヱビスBARでの昼飲みの後、ソニストへ行ってきたのですが、目的はSONYワイヤレスイヤホンWF-1000XM4(R3.6購入)の修理相談でした。以下ご興味のない方はまったくの無意味かもしれないですが(苦笑)ワイヤレスイヤホンお使いの方はイヤホン不調時・故障時の参考にしていただければ幸いであります。



1週間ほど前(10月16日前後)から電源ON/OFFやBluetooth接続ON/OFF、バッテリ残量、ノイズキャンセリング・アンビエント切替などの音声ガイダンスの音量が極めて小さくなってしまいました。音楽コンテンツは聴こえていますが、やや音量が小さく感じるのと、時折「バリバリっ」というノイズが走るようになりました(左右のバランスやノイキャンは正常)。ネットでそうした症状を検索しましたが、見当たりません。ウォークマン側での登録削除・再登録やイヤホン本体初期化など必要と思われることはすべてやってみましたが、症状に改善なし。致し方なくソニスト大阪の修理相談窓口へ行ったわけです。これからの季節は上着やさらにその上にコート類を着ますのでポケットに入れることができますから音質重視で有線イヤホンを使用します。でもウォーキング時はさすがに有線だと邪魔になるので年中ワイヤレスを使いますから、それが使えないと困ります。

購入したのはJoshin WEB(全額ポイント利用)でしたけども、1年の保証期間は過ぎていましたので、ソニストへ持参したのです。修理相談窓口では本来ソニストで購入した商品のみの対応とのことですが、特別に…とサービスで受け付けてもらえました。窓口のオッチャン店員さんは「こんな症状、いままで経験がありません」と少し驚いていました(その場で初期化などをしたものの症状は変わらず)。

ちなみにこの製品の場合、単純なソフトウェアの問題でなければ部分修理ではなく結局丸ごと交換とのこと。とりあえず1週間後ぐらいに修理代金の見積もり結果の連絡が入るとのことで、通常の故障だと送料込み1個17,000円弱かかるそうで、17,000円を下回る額なら修理GOとしてあります。
ただし、オッチャン曰く、今回の症状だと片方だけで済むとは想像し難く、両方に及ぶ可能性が高いとのことでした。となると送料込みで33,000円ぐらい。現在ソニスト(オンライン含む)で新品を購入すると、複数のクーポン券がある珍なら28,000円ぐらいで購入できますから、左右両方が故障なら買い替えたほうがお得ということになりますけども、修理を断っても返却送料税込1,650円がかかります。つまり新品を買い替えても3万円近くかかるわけですね。

そして…えらい早く昨夜ショートメールで連絡がありました。
「ヘッドセット左右の不具合による音声不良を確認しました。ヘッドセット左右交換のお見積りです」
とのことで、修理代見積額は税込24,750円でした。修理期間は1週間(交換だけなのでおそらくもうちょい早いでしょう)。
1.見積金額同意、代引き払い
2.見積金額同意、クレジットカード払い
3.未修理返却希望、送料1,650円自己負担
この3択です。新品買い替えより安いので<2>で回答しました。発送前にクレジット払い用のURLがSMSで送られてくるとのことです。
買い替えと違う点は付属品(充電ポッドやイヤーパッド、USBケーブルなど)が当然ないものと思いますけど、それは今でも大丈夫ですからね。ポッドごと預けてありますので、それに本体2つが格納されてそのまま帰ってくるのでしょうな。
結局原因はこれではわかりませんが、おそらく症状の確認だけで即交換となったのでしょうね。
ワイヤレスイヤホンは珍の場合、夏にほぼ毎日使うので汗に濡れたり、高温多湿にさらされるので故障リスクが高まるのでしょう。そうこうしているうちに後継機種が、来年はまだかもしれませんが再来年には出そうですよね。

という顛末でした。備忘録です。
いろいろとインケツな秋が巡って来そうでちょいコワいです…。
コメント

閉ざされた珍音世界のニュー・ツール

2021-07-10 07:55:12 | デジタル・インターネット
先日書きましたように、どこへも珍旅は行けず(東下りは五輪に加え、緊急事態宣言で完全不可に…)花ブログと昼飲み以外にネタが乏しくなってきましたので、最近の変化として、珍の新ウォークマン&新イヤホンについて記しておきます。これまた備忘録的な記事なので、興味のない方、ほんとスイマセン。



珍's SONYウォークマンは、NW-WM1Aを下取りに出し、NW-WM1Zに新調しました。
目的は音質アップと容量アップ(内蔵メモリ128GB+microSD 64GB→256GB+microSD 128GB)ですが、本体の目方も部品や素材などがアップグレードし267g→455gとほぼ倍になりました。また、2つの機種は型番が似通っているように兄弟機でして、サイズやインターフェイス、バッテリの持ちなどの仕様はそのままで、本体カラーが黒→金になりました。ただ、せっかくのゴールデン・ボディもサイズが同じなので引き継いだケースに嵌めるとちょっことしか目立ちません。



完全ワイヤレスイヤホン SONY WF-1000XM4は6月25日新発売。全額Joshinポイントで充当しての予約購入でした。
SONY製品としてはWF-1000XM3のときから完全ワイヤレスイヤホンには注目していましたが、本体サイズやバッテリの持ち、ケース(ポッド)の大きさ・重量などまだいろいろ課題がありましたので、後継機が出るのを待っていました。そして、現在使っているイヤホン SONY XBA-Z5では対応していなかったノイズキャンセリング(ノイキャン)の性能にも期待し、満を持してのハイレゾ・ノイキャン・完全ワイヤレスのWF-1000XM4購入となったわけです。

ウォークマン用のイヤホンとして、これまでは、
(秋・冬・春)SONY XBA-Z5 + SONY MUC-M12SB1(バランス接続有線リケーブル)
(春・夏・秋)SONY XBA-Z5 + SONY MUC-M2BT1(首掛けBluetoothレシーバー)
を使用していました。薄着の夏場で服に入れるスペースもなく(しかもめちゃ重い)かと言って鞄に入れての有線接続使用はさすがにケーブルが邪魔ですし、汗をかいてケーブルが濡れますよね。さらに、首掛けレシーバーだと、ポロシャツやカッターシャツのような襟付きの服はまだいいですが、襟なしのTシャツは汗で濡れ、もう絶対だめです。加えて雨の日も濡れやすいですし、ただでさえイヤー部分もそうですが、肌に当たる部分のケーブルも汗で濡れます。というわけで、完全ワイヤレスイヤホンに替えたいと思っていました。

なお、イヤホンの音質としてはXBA-Z5(@6~7万円也)は大変優れものでして、価格が倍以上することもあり当然高音質なわけでして、実際に生産終了にならないロングセラーです。珍は徒歩通勤で毎日使用ですから本体劣化もあってすでに交換買替3台目です(いずれもJoshinポイントを全額充当)。首掛けレシーバー(ネック・バンド・レシーバー)は夏の使い勝手が良くないと上には書きましたが、普通に考えて完全ワイヤレスイヤホンより高音質のはずです。でも遜色がないですね。いかにWF-1000XM4のコスパが優れているかということです。今後とも上着を着る時期はXBA-Z5+有線リケーブルを使うつもりですが、今のが劣化して買替交換が必要となった場合(酷使すると寿命は3~4年)狙っている有線イヤホンがあるにはあります。いくらコスパのいい完全ワイヤレスイヤホンとはいえ、音質面でやはり有線バランス接続には負けますので。



箱小っさっ。しかも軽い紙素材。エコですな。



ケース(ポッド)もこんなに小さいです。しかも軽い。思っていたよりコンパクトでしたので、ファッショナブルではないですけど、ストラップを通す穴があるとよりありがたかったです。(SONYのアンケートにも書きました)

以下はNW-WM1Z + WF-1000XM4の感想です。まだ有線接続は行っていませんので、NW-WM1Z + XBA-Z5 + MUC-M2BT1との比較です。

★以前の組み合わせより音にキレがあります。エッジが効いていてシャープな感じです。ウォークマンNW-WM1Zの音質はクラシックにも十分対応できていますが、このイヤホンは電気楽器向きですね。

★ドラムで言うとスネア、タムともにその響きと、ヴォーカルの伸びがとてもいいです。エレキギターの高速ストローク・カッティングなんてめちゃめちゃシャープです。ただし、ベースはエッジはあるもののややおとなしめ、バスドラはもう少しシャープに、しかも重く鳴ってほしい気はします。これはイヤホンそのもののエイジングで解消されていくような気はします。

★低音から高音、小さい音から大きい音への音の立ち上がりはとても自然です。こちらはウォークマンの音質特性でしょうね。楽器の分離が素晴らしいです。立体的に聴こえます。

★NW-WM1Zには圧縮比の大きいMP3ファイルでもCD以上の音質にアップスケーリングでき、しかも音源の特性に合わせて女性ヴォーカルやパーカッション、ストリングスなど5つの補完モードに切り替えができるDSEE-HXを搭載しているほか、DSDネイティブ再生(最大11.2MHz、バランス接続のみ)などにも対応しています。ですが…珍の音源は基本CDからのMP4変換かmoraからダウンロード購入のハイレゾなので、どれほどの効果があるのかよくわかりませんけど(苦笑)ハイレゾは以前の組み合わせとはやはり一段違うのがわかります。珍が持っているLed Zeppelin唯一のハイレゾ音源 “ Physical Graffiti ” ではその情報量というか音の分厚さ・緻密さが圧巻です。ボンゾの独特のグルーヴ感のある重いドラムの響きがかっこよすぎます。

★WF-1000XM4のノイキャンはもちろん完全に消えるわけではないですが、個人的には十分だと思います。ここんところの雨降りでも、無音のときに傘に当たる雨音がこもって聞こえるぐらい。目の前の踏切でも電車の通過音は(大げさではなく)鉄道模型並みに。風切り音はほぼ皆無。閉ざされた音世界に没頭できます。そして、アンビエント(外音あり)にすると一気に音が流れ込んでくる感じです。コンビニなどのレジぐらいでしたらアンビエントは問題なく使えます。

★Bluetooth接続は音質優先設定にしていますが、以前の組み合わせより音切れはかなり少ないと思います(これまで干渉を受けやすかったところでもマシ)。JR大阪駅環状線ホームではどんだけ電波や電磁波が飛んでんねんてくらい干渉を受けます。ご経験ある方もおられるのでは?ちなみに最初に外で起動したときが道路沿いでして、車やバイクが通るとけっこうプツプツ切れました(車両だけでなく、スマホなどにも干渉されますね)。その後は収まっています。

★装着時にどうしても外側スイッチ部に指が当たる(タップしてしまう)ので、モード切替やON/OFFが意に沿わず作動しやすいことから、操作性は便利過ぎて逆にビミョーです。慣れですけどもね。いまはだいぶん慣れてきつつあります。

★前評判どおり装着性は安定していていいと思いますが、これは個人差があるので何とも言えません。珍は耳の穴の形状から右耳側が少し頼りない感じがしていますが、かといってイヤーピースを替えるほどでもありません。小刻みなサイズがあると助かりますね。よっぽどのことがない限り落ちることはなさそうです(走っても落ちませんし、手が当たるぐらいでは落ちません。ソニストTwitterでは縄跳びでも落ちませんでした)。ちなみに、イヤーピースはノイズ・アイソレーション・イヤーピースでして、ビッグデータをもとに耳の形状(凸凹)に干渉されることが少ない(安定した装着性とノイズ軽減性)設計となっているのも特徴です。

★バッテリの持ちはいいです。再生を中断し、ポッドに入れると、そのポッドから充電されますので、イヤホン本体は(ポッドが要充電にならない限り)100%充電されている状態です。ノイキャンONでも連続8時間再生が可能のようです。イヤホンを格納したポッド自体を充電するのは週1~2回ぐらいの頻度です。

★ウォークマン使いでも、イヤホン本体のアップデート等のためスマホアプリHeadphones Connectのインストール(無料アプリ)が必要ですが、当方は普段このアプリを使いません。そもそもスマホから音楽を聴くためのアプリですんでね。



イヤホンを格納した状態で充電中です。徒歩通勤(片道20分)だけならポッドは週に1回充電で十分です。

以上、珍's ウォークマン&完全ワイヤレスイヤホンの使用レポートでした。
早く珍旅に持ち出したいものです。
コメント

日常のブラックアウト

2021-07-02 07:28:11 | デジタル・インターネット
備忘録的に記しておきます。同じ現象に遭ったときのために。興味のないお方はスイマセン。
先日午前に珍宅周辺で2分間ほどの短い停電がありまして、それ以来珍宅内Wi-Fi(&有線LAN)がネットにつながらなくなりました。正確に言うと、Google系だけはつながりますが(YouTubeはOK)それ以外のサイトが開きません。PCもスマホも同じくダメ。ただし端末側ではこれまでどおり無線の電波はしっかり掴んでいます。

珍新居に住んでちょうど1年ですが、このような現象は初めてでした(確か仮住まいから越してきてすぐにWi-Fiルータがおかしくなり、直ちに買い替えてOKに。それ以来無事故)。まあ、いつものアレで直るかなと、光終端装置とWi-Fiルータを電源抜き差し再起動。PCも念のため再起動。でもダメ。何度か行いましたが、やはりダメ。Google系以外のサイトにつながりません。当然のごとくGoogle検索して出てくるサイトもつながりません。

あと、珍宅はドコモ光(元はNTT西日本の光回線)でして、ネット、固定電話、テレビがセットです。電話やテレビは通常どおり作動していますので、光終端装置に問題はなさそうです。てことはWi-Fiルータに問題?!



珍宅のネットワークBOXです。左が光終端装置、右の白いのが高速Wi-Fiルータ(エレコム製)。
ネットで調べてみました。ざっくり言いますとインターネットの通信方式IPv4(インターネット・プロトコル・バージョン4)とIPv6の問題のようです。IPv4によるIPアドレスが枯渇してきたことから(PCやスマホだけでなくネット家電にも必要ですからね)現在、事実上IPアドレス数が無限ともいえるIPv6に移行しつつあり、特にプロバイダーはIPv6対応になってきていますが、まだまだ世間のほとんどのサイトがIPv4対応です。

GoogleはIPv6に対応しているのでサイトが開くようですが(たぶんNetflixもOK)ほかのサイトが開かないというのは、ここの違いのようです、たぶん。知らんけど(笑)

それよりも、この珍宅内ネット環境を何とかしないといけません。PCはとりあえずスマホのWi-Fiを切って5G通信でテザリング。YouTubeでにゃんこ動画を観るときはスマホを外す。スマホも同様にWi-FiをOFF、YouTubeはWi-FiをON。
そもそもめんどくさいのと、珍のドコモの契約はパケット5GBまでが基本なので(そこから速度遅くなるか高い追加料金)いつまでもこれを使ってられません。珍’s VAIO Zを持ち出したときのテザリング用(緩いセキュリティと遅い通信速度でフリーWi-Fiは使いたくない)にパケット量を置いておきたいですしね。moraでハイレゾ音源をダウンロードしようものならアルバム1枚1GB超えあっちゅー間です。

ネットで調べて、ほとんどおなじまいレベルの<イーサネット有効→無効→有効><IPv4有効→無効→有効>なんかも試しましたが、ダメ。接続を自動から手動にしてIPアドレスやDNSなどを固定する方法もあるようですが、全部の数値がわからないので途中で断念。ちなみに、復旧作業を行ったPCは有線LAN接続でWi-FiはOFFにしてあります。最終奥義として、まずハード側でルータを強制初期化するも、それもダメ。ソフト側としてアダプタ設定からIPv6を無効化しました。これだとIPv4でしか通信しないはずなのです。これにより今までつながらなかったocnポータルが開きかけましたが、それも途中でダメ。そういえば、最初に行ったコンセント抜き差しでも、つながったり、つながらなかったり…で結局つながらなくなりました(短いながらもつながっていたときも)。



結局の結論。
Wi-Fiルータが停電時に壊れたんちゃうん?
ネットが一瞬つながったりする不安定さと、ルータ初期化でも直らなかったということから(停電時PCはもちろん電源OFF)ルータのIPv4に関わる部分が壊れているのではないか…そう結論づけ、やむなくネット通販でWi-Fiルータを新調するオーダーをかけました。いまのWi-Fiルータの最新後継機(エレコム製)でお得価格のものをJoshin Webで。ところが在庫なしで、入荷は7月7日頃なんだとか。トホホ。
まあいつも未入荷・取り寄せの商品は余裕こいたスケジュールで、結局2~3日早く入荷するのが常なので来週前半に配送されてくることに期待しておきます。Joshin店舗へ行けば(N市役所から徒歩10分弱のところにある)在庫ありそうな気もしますけど、いまは議会中で(昨日も18時頃まで本会議)昼休みに食い込んだりもしますから行くに行けない…確実なネット発注にという判断です。

それでもダメならどうしよう…。
停電の原因はわかりませんが、弁償してもらえないでしょうから泣き寝入りやん(´;ω;`)
コメント (1)

春パソコン(後篇)

2021-04-11 07:22:46 | デジタル・インターネット
新・珍モバイルPC御開帳です。御本尊御来迎は予定どおり3月26日でしたが、設定完了まで時間がかかりました。

>>(参照)春パソコン(前篇)



VAIO Z SIGNATURE EDITION (VJZ1411A)です(あわせて手前が純正ドック・ステーション)。このZはSONY製に遡るVAIO Zの正統後継機です。まずは主なスペックを記しておきます。

〇メモリー:32GB(オンボード)
〇CPU:Core i7-11375H(3.30GHz、4コア/8スレッド)
〇OS:Windows 10 Home
〇ボディ(カラー):フルカーボン(シグネチャーブラック)
〇ディスプレイ:14型ワイド 4K(3840×2160)HDR シグネチャーブラック[推奨解像度300%ながら250%に設定]
〇内蔵ディスク:第四世代ハイスピードSSD(NVMe対応) 512GB
〇インターフェイス:USB type-C×2
〇本体外寸:幅320.4mm×高さ16mm前後×奥行220.8mm
〇本体重量:およそ1060g

大きさは小型駆逐艦ですが、イージス艦並みのハイスペック・ハイパワーです(笑)
キーボードのタッチも少し深めで打ちやすいです。ただし、ちょい誤算はありました。バッテリーのスタミナはかなりある(仕様上では連続およそ34時間)マシンなのですが、ディスプレイに4Kをチョイスしたらスタミナが一気に1/2以下になるようでして、仕様上では普段使いで17.0時間、動画連続再生時は10.7時間とのことでした。電源につながず行った初期設定作業を終え、バッテリー残時間を見ると10時間を切っていました。

珍旅先でも(珍ブログ用に)デジイチ画像の編集作業もありますし、部屋飲み独り二次会しながら4K映画・音楽ライブも観たいなぁとチョイスしたんですけど…。てことは実作業でナニをするかにもよりますが、バッテリー駆動時間はもっと短いと考えておかないといけません。
そうなると、ACアダプタは持ち歩き必須ですし、珍旅泊のホテルや新幹線ならともかく、カフェ使いともなるとコンセントのないところがまだまだ多いので、モバイルバッテリーが必要となります。珍が持っているうちで最大容量は10,000mAhのものなので、今回Amazonで30,000mAhのものを調達しました(実際は伝送ロスが生じるので1/2ぐらいでしょうが)。とりあえずこれで緊急充電が可能です。



スマホみたいなフォルムです。スマホよりももちろん重いのですが、30,000mAhのものにしては小型化が進んでいますよね。電池残量を1%単位で視認できます。できたら、持ったときの落下防止のため、ストラップを付けられる穴が欲しかったです。



モバイルバッテリーを接続するとこうなります。PC側のUSB type-Cは左右脇に1つずつという配置です。



使用中に接続するとPC側で警告が出ます。このような怪しげなメッセージ。バッテリーの仕様を見ても7Wかどうかわかりませんでした。25Wってコンセントに差す充電器でしょう。コンセントがあればACアダプタを差すっちゅーの(笑)そもそもこのモバイルバッテリーはスマホかタブレット、携帯ゲーム機のためのものですからね。ちなみに、実際にPCにつないでみますと(画面を閉じたスリープ状態だと)意外と早く充電されていきます。
いずれにしてもモバイルバッテリーで直接動いているのではなく、あくまで内蔵バッテリーで動いていますよってことなのでしょう。まあそりゃそうでしょ。内蔵バッテリーの保全を考えたら、電源OFF時に充電するに越したことはないですね。

さて、近頃のPC設定(設定・データ移行)はスマホ並みに簡素化されてきましたね。Microsoft(Windows)とGoogleはアカウント設定がクラウドにあるので、ログインしたらデスクトップ背景なども含め基本そのまま引き継げます。つまりすぐに使えるわけです。

珍モバイルPCとしては、まずやらないといけないのはACアダプタ接続で充電、その間に…

・MS初期設定
・ウイルスバスター(3アカウント中1アカウント余らせてある)のインストール
・WindowsUpdate
・MSofficeの初期設定
・ATOKのインストール(端末数には余裕あり)
・ブラウザ設定(クラウドで引継ぎ)
・Googleアカウント設定
・OneDriveの設定(MS初期設定でクラウド引継ぎ済)
・Dropboxのインストール(3端末までOK)
・PhotoshopEL2021のインストール(DL版購入済)
・PowerDVD20 Ultra(Blu-rayを再生するソフト)の移行(旧マシン用DL版を再インストール)

とりあえずここまで行えばほぼほぼ設定完了なんですが(その後に珍ブログ用にmp3/mp4ファイルを転送するffftpや、画像ファイル等の一括ナンバリング・リネームするfRenameもインストール済、プリンタドライバは当面不要)問題は上記項目の最後2つ。Photoshopは今年3月1日お得なキャンペーン期間中に買っておいたものですから、いざインストールしようとDL専用URLをクリックすると期限切れ。同じく今年1月中頃に購入したPowerDVDも期限切れ。旧マシンは初期化して売っ払った後だったので、PowerDVDのインストーラーを残してあったのかどうか不明です(どのクラウドにもなし)。なお、どちらもプロダクトキー/シリアルキーは保存してあります。

まずPhotoshop。購入元代理店に問い合わせたら、DL期限切れはAdobeに直接聞いてくれとのことで、サポートデスクに問い合わせたら(チャット方式)行う手続きなどが問い合わせフェーズごとに違うため若干たらい回しされましたが、チャット方式なので、担当者はこちらに聞かずとも読み込めばわかるわけです。しかもどの担当の方もたいへん親せつ・丁寧でした。外注か派遣の人なのでしょうけど、さすがAdobeですね。

一方、PowerDVDはCyberLinkから直接購入したので、3月28日同社サイトのメールボックスからの問い合わせをしました。自動返信の「受け付けました」はあったものの、1週間なしのつぶて。再度4月2日に再度問い合わせを送りましたが、スルーされたまま。ひどい対応やなぁ。ソフト自体は悪くないんですけどねぇ。無料版(体験版)をダウンロードし、製品版へアップデートするためプロダクトキーの入力画面を探しましたが、それらしきものは見当たらず。FAQを見るとDL期限は購入後30日間で、拡張版なるもの(699円)を購入していれば1年間DLできるようですけど(CyberLink公式サイトなら削除可能でセット販売がデフォルト)購入明細を見たら購入した形跡なし。拡張版だけ追加購入することができるとFAQにあったのですが、サイトのどこから買うのかFAQを探しても不明なので再びサポートデスクへメール。
これで再びなしのつぶてなら電話するしかないのですが、平日のみ受け付けなので(メールも送るのは自由ながら対応は平日のみ)なかなか時間がつくりにくいうえに、たぶん電話は簡単に繋がらないでしょうからけっこう気合も要りますよね。ここまでの対応のひどさに冷静に電話できるかどうかはコールセンターの担当者の対応しだいです(苦笑)
とりあえず、これが唯一残っている設定作業です。
コメント (1)

春パソコン(前篇)

2021-03-13 07:33:53 | デジタル・インターネット
珍モバイルPCを買い替えました。と言いましても、まだ届いていませんので、とりあえず必要な周辺機器などを用意しています。(現在使用中のメインマシンはそのまま)



新PCのインターフェイスがUSB type-C×2しかなく、当然ディスクドライブもありませんので、Blu-rayディスクドライブを購入しました(左側)。新PCディスプレイを4K対応にしたので、ディスクドライブも無駄に4K対応です(苦笑)まあ、これで珍宅で録画した4K番組や4K映画Blu-rayを珍旅の際にディスクで持ち出せます。なお、このドライブはPC側がUSB type-AなのでA→Cの変換アダプタが必要です。

さらにモバイル用にACアダプタを追加しました(右側)。今日日のACアダプタは小さくなりましたね(USB type-C)。PCを持ち出す際に一々自宅PC環境からACアダプタを取り外すのも面倒なので、バッグに放り込んでおいてすぐ持ち出せるようにしておきたいので。なお、新PCのスタミナは相当なものらしいので、ACアダプタはおそらく珍旅ぐらいしか使わないと思います。って、それなら買わんでもよかったやん…。



PCバッグです。ソニスト×AMARIO新商品でして、AMARIOカラーとも言うべきグレーがオサレです。通気性、撥水性、防カビ性などに優れているとのことですけども、何より持った感じのフィット感(コットンっぽい生地)が心地よいです。



ディスクドライブやACアダプタなどのガジェット入れもグレーにしました(AMARIOではありませんが)。さらにその上にあるのはBuffalo製のSSDです。新PCには第三世代SSD_512GBを積みましたが(クラウド時代に大容量は不要ですね)珍旅には重い写真データが付いてまわるので外付けSSDを購入しました。960GBですからほぼ1TBという大容量にも関わらずこの小ささ。どれだけ小さいかというと…



小型のマウスより小さいです。技術の進歩は凄いですな。SSDなのでHDDより耐久性に優れているでしょうし、使う感じはUSBメモリの感覚です。珍はモノをよく失くすので(珍は神隠しと呼んでいます)得意の食品サンプルストラップを付けましたけど、その焼きそばパンと比べても小ささが際立っています。なお、このSSDもPC側がUSB type-Aなので、A→Cの変換アダプタを装着しないといけません(SSDに付属済)。



続きまして、こちらはSD/microSDカードリーダです。これも珍旅には必須のガジェットですね。デジイチ写真をこちらでPC側へ送り込みます。type-Cなのでこのまま差せます。やはり小さいのでハンバーグステーキ・ストラップを付けました。ついでにテザリング・充電・スマホ写真転送用のtype-C to type-CのUSBケーブル(赤いケーブル)も購入。家にあるケーブルってA to Cばっかりなんですよね。しかし、いまある珍宅マシンにUSB type-Cのインターフェイスがないので動作確認ができません(苦笑)
ちなみに、珍宅周辺は今月入ったぐらいから5G圏になってます。ただ、珍宅ではPCはLAN接続、スマホは無線LAN接続なんですけどね。

なお、さすがに新PCのインターフェイスがUSB type-C×2(しかもACアダプタを差すと1つだけ)なので、純正のtype-Cドッキングステーションも同時オーダーしています。LAN、USB type-C(電源OK=ACアダプタも差せます)+type-A、HDMI出力+miniD-Sub15ピンアナログ出力を備えています。自宅用です。



こちらはソニスト大阪店(ハービスENT)で新PCをオーダーした際のオマケです。左はほんとにオマケのVAIOのエコバッグ、右は店頭PC購入プレゼントとして、10キーとどちらかを選べた16GBメモリ(巻き寿司ストラップは珍装着)。10キーもあれば便利ですけど、かつて家で予算・決算資料を作っていた係長時代ならともかく、今はそこまで使うことはないので(e-Taxぐらいですね)USBメモリを選択しましたが、SSDあるから要らんちゅーたら要りませんわな(苦笑)

とまあ、準備はほぼ出来上がりました。あとは新PC=御本尊の御来迎を待つばかりです。
御本尊はアレです。(PCに詳しい方ならもうおわかりでしょうね)
御本尊の御開帳は3月26日の予定です。この場でご報告いたします。

>>春パソコン(後篇)

(つづく)
コメント

オーディオ・デジタル・トランス・フォーメーション(後篇)

2021-01-18 07:27:54 | デジタル・インターネット
レコーダーの音声HDMI出力をテレビにつなぐという方法も試してみましたが、もしかしてHDMIケーブルの規格の問題かもしれませんけども、やはりヘッドホンからは音無し。結局もっともシンプルな方策を取ることにしました。レコーダーからAVアンプとテレビの両方にHDMI出力したい、でもレコーダーには1系統しかない…ならば分岐させるしかないというわけです。



4K HDR対応HDMIセレクターTEC「THDSW2W-4K60」の登場です。4K対応HDMI1入力2出力ですが、2入力1出力も可能なセレクターでして、税込2,770円とコスパも上々です。前回書きましたように、こういう機器を経由するということはノイズ発生リスクが高まるわけですが、背に腹は代えられません。ヘッドホンアンプの投資が無駄になりかねないわけですからねぇ。ちなみに、抵抗を通ろうがデジタル信号に劣化はないように思いますが、イメージとしては発生した電気的なノイズがくっつき最終的にアナログ信号に変換される際に影響を与えるような気がしますけど、実際のところはどうなんでしょうね。

レコーダーからのHDMI出力をこのセレクターにつなぎ、AVアンプとテレビに分岐させました。スイッチで切り替えます。おそるおそる試してみましたら…ハイ、見事開通!



セレクターは通常切り替えスイッチをAVアンプ側(1番)にしておき、ヘッドホンを使用する場合に(2番に)切り替えます。その際テレビはミュートにしておき(テレビの光音声出力はあくまで信号を出し続けるだけでヘッドホンとの連動ではありません)ヘッドホンアンプは光入力に切り替えます。この入力切替やヘッドホンのボリューム上下は付属のリモコンで手元操作ができます。このようにヘッドホンを使用するまで毎回いろいろ手数が多いのですが、それは慣れるしかないですね。

いずれにしてもAVアンプでデジタル→アナログ変換してヘッドホンアンプにアナログ接続するよりも、ヘッドホンアンプでアナログ変換する方がヘッドホンとの親和性でいうとマッチしているような気がします。ヘッドホン用に調整されたD/Aコンバータを積んでいるわけですからね。

これでレコーダー→テレビ→ヘッドホンアンプ→ヘッドホンが成立し、Blu-rayや録画番組の視聴でヘッドホン使用が可能となり接続完了です。いろいろネットで調べたりしましたが、最終的にはオーソドックスな接続になりました。ただ、テレビが光音声出力を備えていなければ、違うルートを考える必要がありました。そう思うとゾッとしますな。試していませんが、レコーダーのHDD用USB出力をヘッドアンプのUSB入力につないだら音が出るのかどうか…直感的には出ないような気がしますが、どうでしょうね。



ちなみに、写真最下段右側のヘッドホンアンプの右側面から出ているケーブルはウォークマン専用のものです。まだ試していませんけども、ウォークマンのデジタル接続ジャックは、PCから曲転送時にUSB接続したときやACアダプタでの充電も兼ねていますが、ヘッドホンアンプにおそらくウォークマン充電機能はないと思います。そうなると、念のためウォークマンは充電満タンで聴かないとだめですが、そもそも家でウォークマンをヘッドホンで聴くことはないですけどね。寝室でBOSEのアクティブスピーカーを有線で使うか(波の音を聴きながら寝る)書斎などでSONYのLEDグラススピーカー(LEDの灯りが揺らぐ)をワイヤレスで使って音を出します。その他AVアンプとBluetooth接続ができますので、高音質のままステレオで聴くことも可能です。

というわけで、長々とマニアックな記事にお付き合いいただきましてありがとうございました。(興味のない方は光速スクロール?苦笑)最後にまとめとして接続図を載せておきます。



そもそもヘッドホンアンプやバランス接続リケーブルなどという「あったらええけど」的なそれなりに高価なオーディオ機器を使わずに、普通にAVアンプにヘッドホンを差したらええやんと言われますと、仰るとおりなのですが(苦笑)そこは音の追求者、珍之助としてはこだわりの部分なわけです。

お蔭さまで、ヘッドホンはいわゆるドンシャリにもならず(キンキンするとライブ感はありますが、長時間聴くのはしんどいですね)かといってふわ~っした迫力のない音にもならず、メリハリと音の抜けが良く、極めて高音質で鳴ってくれています。エイジングでさらにフィットしてくれるでしょう。ま、よかったです、ハイ。
(おわり)
コメント

オーディオ・デジタル・トランス・フォーメーション(中篇)

2021-01-17 07:32:57 | デジタル・インターネット
みなさんもお使いのレコーダーなどの背面にも各種ケーブルの<IN><OUT>の差し口がありますが、映像・音声信号には最終的に人間の耳に辿り着くために最後の出口に向かう指向性があるわけです。デジタル信号であっても、耳に届く際はアナログ信号に変換され、大雑把に言いますとスピーカーであってもヘッドホンであっても音による振動を耳に伝えるわけですね。

今回とにかくヘッドホンアンプに音声信号を届けないといけません。まず簡単なのはCDプレーヤーです。



最下段のシャンパンゴールドの機器がそれでして、SONY「CDP-XA50ES」です。
これは珍'sオーディオ機器では最古の現役マシンです。うに丼発足時、まだ珍の個人ネットはパソコン通信だった時代に購入したものですから、25年は経過しようかというマシンですが、いまだに現役です。さすがにリモコンは生死を繰り返しながら昨年5月頃からウンともスンとも状態ですが、音はしっかり鳴っています。niftyパソ通の、今で言うところの「教えて!goo」みたいなフォーラムで「ロックを聴いていますが、CDプレーヤーを買い替えたいのでオススメのCDプレーヤーを教えてください」と投稿したところ、オーディオマニアの方から推薦のあったのがこれでした。理由は確かCD再生の要であるデジタル技術はSONYが優位なので…だったと思います。最近はさすがにCDを聴く機会が減っていますけど、長年使い倒しても立派に稼働していますし、故障修理に出したこともありません。当時8万5千円ぐらいで買いました。今なら10~12万円クラスに匹敵すると思います。

話が逸れましたけども、このSONY「CDP-XA50ES」は当時CDプレーヤーのデジタル出力が一般的になり始めていたこともあって(当然アンプもデジタル入力とデジタル・アナログ変換機能=D/Aコンバータを備えた機種が出だしました)アナログ出力(ライン出力)1系統に加え、光と同軸のデジタル出力2系統を備えています(たぶんこの先進的な機能装備も購入動機だったかも)。光音声出力はAVアンプにつないでいますので(CDプレーヤーでアナログ変換するアナログ出力もAVアンプへ)同軸音声出力をヘッドホンアンプに直差しすることにしました。購入後25年が経過して初めて同軸出力を使うので、さすがに機能がちゃんと生きているのかなと思いましたが、見事に音が鳴りました。やっぱり凄いね、日本の技術力は。

これでCDを高音質のままヘッドホンで聴くことが可能になったわけです。
さて、問題はテレビとレコーダーです。即ち映像系の音声をヘッドホンから出すためのつなぎ方をどうするか。いろんな機器を経由するということは、それだけ抵抗を通るのでアナログ信号だとなおさら(体感できるかどうかはともかく)音質の劣化やノイズの発生、故障リスクなどを招きますので、とにかく最短ルートでヘッドホンアンプに辿り着きたいわけです。

まずレコーダーの音声出力はHDMI出力が映像+音声と音声の2系統しかありません。ほかにLAN接続、外付けHDD用USB出力、AV機器接続用USB入力なので、レコーダーからHDMI入力を備えていないヘッドアンプへの直差しはできません。接続ルートとしてはAVアンプを経由するということです。

一番簡単なのはAVアンプにすべての映像・音声(デジタル)信号が一旦集まりますので、理想はアンプからヘッドホンアンプにデジタル信号のままつなぎたい。数多のデジタル・アナログ入力及びサラウンド用に複数スピーカー出力を備えているmarantz「NR1710/FN」ですが、デジタル出力はHDMIに限られていました(そりゃ光音声出力の必要はないですね)。ほかに出力はないかなと取説を確認しましたら、このAVアンプ設置の部屋とは離れた別室でも音楽を聴けるよう(シンクロさせる)アナログ出力1系統を持っていました。別室に別のアンプとスピーカーを置き、そこにアナログ接続ができるというわけですね。これは使えるやん。つまり、ヘッドホンアンプを別室のアンプに見立てれば、理論的にはヘッドホンにたどり着けるはずです。

さっそくアナログ接続(ライン出入力)でAVアンプとヘッドホンアンプとつなぎ、アンプ側のやや面倒な出力設定を行い(リモコンから可能)ヘッドホンを装着、レコーダーON。っと…音が出ない…。アンプ側の「別室」設定が間違っているのかと思い(ケーブル接続は単純ですから原因は設定しかない)何度もやり直したりしましたが、やはりヘッドホンからはウンともスンとも。ハードのトラブルではないのは、CDはヘッドホンで聴けますし、テレビの映像・音声は普通にAVアンプを経由してスピーカーから出ています。ここで最初に挫けました…原因不明のままです。

ヘッドホンアンプには光入力・同軸入力(CDプレーヤーで使用済)・アナログ入力・USB入力(ウォークマン専用とその一部を使うスマホ用タイプC及びPC用タイプBの3系統)は備えていますが、HDMI入力がありませんので(あればレコーダーから音声HDMI=AVピュアを直差しできたので、今後はマストでしょ)レコーダーからの音声は光かアナログでしかたどり着けません。AVアンプからのアナログ出力は何度やっても音が出ないので、とりあえず別ルートを探すしかありません。そこで考えられるのはテレビを経由するルートです。それが最後の望みです。

珍の有機ELテレビSONY「KJ-48A9S」には光音声出力を備えていました。これをヘッドアンプにつなげばテレビ音声はヘッドホンで聴けるわけです。そもそもこの光音声出力は何のために付いているかというと、ホームシアターシステムにつなぐためのようです。実際にテレビからヘッドホンアンプに直差ししますと、テレビの音声がちゃんとヘッドホンから聴けました。AVアンプからのHDMI接続は映像信号しかありませんので、あとはどうしてもレコーダーからの音声信号が必要です。

SONY「KJ-48A9S」は有機EL方式(簡単に言ってしまうと画面から音が出る)なだけに、もともとテレビだけでも十分高音質で視聴できますが、レコーダーを使わずテレビだけを見るというのはYouTubeぐらいですかね(ネット系映像サービスは視聴可能)。あとは重複している録画時間帯に見たい番組があるときか(レコーダーは3番組同時録画もできるのでまずそんなことはないでしょうけど)。いずれにしても副産物としてテレビ音声が聴けるようになりましたが、問題はレコーダーからの音声出力です。これがヘッドホンアンプに辿り着かないとBlu-rayや録画番組で使えません。
(つづく)
コメント

オーディオ・デジタル・トランス・フォーメーション(前篇)

2021-01-16 07:36:11 | デジタル・インターネット
本日珍は出勤でございます。職員採用面接試験の面接官てやつです。
さて、本日のお題はオーディオに関することなのですが、備忘録的に書き記しておくマニアックな記事でして、興味のない女子読者さまにおかれましては瞬殺スクロールかもしれませんが(苦笑)こんな世界もあるんだ…とご一読賜りますと幸いにございます。

珍書斎のオーディオ・ビジュアル環境に関しましては、これまでもちょこちょこご披露してきましたけども、一つ課題が残っておりました。珍宅自体の気密性は高く、外気温の高低が屋内まで大きく影響することはありません。エアコンなどで一度調整すると長時間室温の上下振れは少ない状態を保持できます。ところが、屋内における防音性はやや弱い。決して大音量で観たり聴いたりしているわけではありませんが、扉を閉めていてもビートの効いた音楽や映画における衝撃音なんかはけっこう音漏れてしてしまいます。特に22時以降になると必然的にヘッドホンが必要になってくるわけです。

これまでもヘッドホンは持っていましたが、25年以上前の代物でしたし、CDを聴くときに使っていたぐらいで、さほどいつも使っていたわけではありません。音質としてはけっこうキンキンした音でハード・ロック向きでした(その分ライブ盤の臨場感は会場での聴こえ方に近かったです)。ですが、そのヘッドホンもそもそも旧宅からの仮住まい引っ越しの際に廃棄してしまいました。

しかしながら、珍宅の防音性の脆弱さをカバーするためにも、珍書斎におけるオーディオ・デバイスの構成に新たなヘッドホンは欠かせないわけです。そこで購入したヘッドホンがこちら。



SONY「MDR-Z7M2」です。ミドルクラスの上級にあたるヘッドホンですね。
あ、珍は鬼滅好きではありません、念のため(笑)
(ローソンでポイントを貯めてもらったものを収納時のヘッドホンを包むのに使用)

さらに付属のノーマルケーブルを音質向上が期待できるバランス接続φ4.4ヘッドホンケーブルSONY「MUC-B20SB1」に、思い切って贅沢にリケーブル(ヘッドホンに付属のケーブルを別売バランス接続ケーブルに上位交換)しました。普段使っているウォークマンもバランス接続にリケーブルしていまして、全然違う…とまでは言いませんが、音の分離というか抜けと繊細さは確実に向上します。とりわけ夏場のBluetooth接続(薄着なのに有線だと分厚く重いウォークマンを収納する場所に困るうえに、ケーブルが汗に濡れたりして鬱陶しい)と秋冬のバランス有線接続では明らかに音質に差があります。

さらにさらに、この上質ヘッドホンとリケーブルを最大限に生かすため、前々から考えていたヘッドホンアンプSONY「TA-ZH1ES」も揃えました。



ところで、今となってはオーディオ利用としてはCDを聴くよりも録画やBlu-rayの映像がメインになってしまいましたので、オーディオ・デバイスはデジタル化し、デバイス間の接続も基本はデジタル方式です。みなさんがお使いのテレビとレコーダーをつないでいるのも、映像と音声をデジタル化して送信するHDMI方式ですよね。デバイス間をつなぐHDMIケーブルには伝送スピードによってクラスがありますけども、全面的にこのデジタル接続になっています。珍の構成もそうです。



上段が現在使っている4K対応ブルーレイレコーダーSONY「BDZ-FBT4000」です。下段は先々代のブルーレイレコーダーでして、HDDにまだ録画番組が残っているので現在は接続はせずに残しています。しかしSONY好きやなぁ。



珍の場合、レコーダーはテレビにダイレクトにつながずに、スピーカーから音を出したいので(ゆくゆくはサラウンド化したいので)AVサラウンドレシーバー(つまりAVアンプ)marantz「NR1710/FN」を経由して接続しています。この場合も、レコーダー→HDMIケーブル→AVアンプ→HDMIケーブル→テレビというつなぎ方です。音声はAVアンプでアナログ化されステレオスピーカーDALI「MENUET SE」から、映像はAVアンプをセレクター代わりにスルーにして4K有機ELテレビSONY「KJ-48A9S」へ。このテレビはHDMI入力を4系統備えています。

そして、ここで問題がありました。当然事前に接続方法などはリサーチしていたわけですが、AVアンプからの音声出力がヘッドホンアンプにたどり着けない…。これはそもそもヘッドホンアンプの存在価値に関わる根本的な問題です…。
(つづく)
コメント

紙の終焉

2020-03-08 07:28:35 | デジタル・インターネット
今のところN市に新コロの動きはありません。
このまま静かに10日間ほど過ぎてもらいたいですな。

さて、今さらなんですけども、珍はこちらの新兵器を導入しました。



Amazonのkindle Paperwhite wifi 32GBです。ハイ、電子書籍リーダーです。他にもリーダー端末やアプリもありますけど、もっとも普及している端末と思いますし、そうなると電子書籍の選択肢も多いでしょうからAmazonのKindleにしました。プライム会員の特典もありますしね。

端末のネット接続はWi-Fi下のみのモデルですが、ネット環境が必要なのは電子書籍の購入・ダウンロードだけで、読む際にはネット環境は不要です。

しかしながら、初期設定のデフォルト言語がポルトガル語?スペイン語?でして、袋から出して、まず保護フィルムを貼ったのですが(サイズはピッタリでしたけど少し気泡が入りました…)フィルムを貼ったり、気泡を押し出す際にスイッチを押したみたいで、言語設定ができないまま勝手に画面遷移が進みだし、Wi-Fi設定とAmazonアカウント連携を勘で行わざるを得ない状況は少し焦りました。

あと、付属品としてちゃちいUSBケーブルは付いていますが、コンセントに差す充電器は付いていません。PCからUSB給電すればよいのですが、当然PCを起動させておかないといけませんし(モバイルバッテリにつなぐという方法はあります)給電に要する時間もコンセント給電より時間がかかります。かといって、Amazon純正の充電器はUSB1個口ながら1,980円もするので、ウォークマンとアクティブスピーカー用に持っている同じ5WのSONY充電器を使っています。封を切って最初に充電しましたが、特に問題なく素早く充電できました。

写真は最初に購入した「空白の日本史」(本郷和人著)です。AmazonPCサイトでお気に入りに電子書籍版を登録しておいたら、初期設定後ホーム画面に現れました。Kindleからそのまま購入でき、すぐにダウンロードができます(設定をちゃんと確認できていなくてAmazonポイントを勝手に食われました)。また、kindleのバージョンは純正カバー付きをチョイスしましたが、そちらはまだ入荷しておらず今月18日以降の配送待ちです。



電子書籍に必要性を感じていなかったのですが、ここんとこ大量の珍蔵書本を整理していて、これは嵩張り過ぎてあかんわと。絵画の画集や展覧会図録、特撮・鉄道・仏像・ミリタリーのムック本などは別として、単行本・新書・文庫・コミックはもはや紙の本では置いておけないと実感。学生時代に某書店@梅田でアルバイトしていた珍といたしましては、忸怩たる思いではあるのですが、背に腹はかえられません。紙よりデジタルです。

なお、Kindle本体の容量は8GBバージョンでもいいかなと思いますが(MicroSDなどの媒体には対応していません)珍はけっこう同時並行で複数の本を読むタイプなので大きめの容量にしておきました。



ご覧のように薄く(8.18mm)、しかもかなり軽いです(182g)。全体のサイズは縦167mm×横116mmでして文庫本よりほんの少しだけ大きいぐらいです。画面の大きさを珍kindleと珍スマホXperia(XZ3)とで比較すると、縦はだいたい5/6、横は逆に1.3倍ぐらいですかね。

タブレットを持っていない珍には、スマホにKindleアプリをダウンロードして電子書籍を読むという選択肢もありましたが、やはり画面が小さくて読みにくいことに加え(特に4コマを除きコミックは辛い)着信や通知などで読書に集中できませんからね。ウォークマンと同じですね。そちらは音質へのこだわりが一番ですけどね。なお、防水機能もありますけど、珍は風呂にまで持って入ることはありません。

ホーム画面のデザインはイマイチですし、そもそも操作にまだ慣れていませんけど、文章に集中すると読んでいる感覚は紙と同じです。いずれにしても、これからしばらくはこいつと付き合っていくことになりますね。
コメント

The Guardian of 珍's XZ3

2019-02-06 07:08:52 | デジタル・インターネット
01:00~12:00の予定だったgooブログのメンテナンスってほんまにあったんかいな…というぐらい朝イチ普通に編集web、PC版ブログともつながりました(メンテナンス終了のアナウンスはまだありません)。そういえば、編集webを開くといきなり規約改正→第三者にブログ情報の公開(リンク付け)に同意しますか?というポップアップ画面が立ち上がりました。珍ブログはほぼ会員制なので、もちろん「同意しません」としましたけどね。

あと確かカテゴリーの代わりにハッシュタグを付けることができるようになるはずなんですが、それもまだ。編集webを見てもPC版ブログ画面も見た感じ、どこが変わったの…という印象です。変更予定のスマホ版編集アプリも特に変化がわからず…。ただし、スマホ版ブログトップ画面はちょっと変わりました。お気づきでしょうか。記事画面は変化がわかりませんが…。

さて、そんなgooブログのリニューアル前夜である昨夜、珍's NewスマホXperia XZ3用のケースが届きました。



エレコムのXZ3専用ケース「PM-XZ3PLFYILNV/手帳型レザーCoronetイタリアンレザー/ロイヤルネイビー」です。結局先日ソニストで選んだものと同じケースです。ブラックの在庫を尋ねたら翌日出荷とのことでしたのでそのときは諦めましたが、ネットで確認すると、そもそもブラックは存在していない色でした…。オイオイ…ソニストの野郎店員、大丈夫か?オイ。結局Amazonで購入。送料無料で2,425円也。ソニストと同額ぐらいだったと思います。これでツルツルの本体で滑らせて落とすリスクは低減されました。まあデザイン性より機能性を優先したわけですが、これってほんまにレザーかいな。
ん?待てよ…手帳型なので閉じたら通話もメールもLINEも着信状況がわからんやん。



開くとこんなん。全体にかなり薄いのでかさばりません。専用ケースなだけにスマホ本体はしっかりバインドできています。動画閲覧用に折り返しから△にはなりませんが、△から3枚に開いた状態で落としたら確実に画面がやられますよね。それもこれを選んだ理由の一つです。
ロック・電源や音量などのボタン類もサイドカバーから押してもちゃんと反応します。ポケットもあって実用的ですけど、画面の保護という点ではビミョーですな。いまの保護フィルムが剥がれてきたら取ってしまおうと思っているので。
なお、XZ3の設定で表紙を開くと併せてロック画面が出るようにしてありますので(ケースの形態によって設定可能)一手間で各種着信状況はわかります。



裏面です。指紋認証、カメラレンズはちゃんとくり抜かれてあります。実用的ですな。
しかし、非接触型の充電はできるのかな…。その点は心配ですね。
というわけで、このケース装着により珍's XZ3はとりあえず完成形です。
コメント