昨日大阪市天王寺区の東高津公園とその周辺で一斗缶2つに入った2人分と思われるバラバラ死体が発見されました。こうした猟奇殺人事件って後を絶ちませんね。
近所の人が一斗缶を置いていた不審人物を目撃していたそうで、実際にテレビの取材で「2週間前に作業服姿の男がどっちに置こうかと気にしていた」と証言していました。だったらその時点で110番せーっちゅーの。一斗缶を道端に置くなんてどう考えても怪しいですよね。まあ、まさか死体(の一部)が入っているとは思わないでしょうが、不審人物が持ってきた一斗缶がずっと放置されていたのに知らん振りという住民も住民だと思いますけど…。
そういえば最初に発見された一斗缶でも、犬の散歩に来ていた人がその一斗缶に向かってやたら犬が吠えたとやはりテレビの取材で語っていましたが、その時点で缶を検めればかなり腐臭がしていたのがわかるので、そこでもとりあえず110番でしょう。関わり合いたくないのかもしれませんけど、地域の結びつきが希薄になってきていることを実感しますねぇ。
それにしても、犯人は芳香剤を入れ缶を粘着テープで密閉していたようですが、隠したいなら街中に置くのは不自然です。発見されたかったのかもしれませんが、いかんせん付近住民のコミュニティは希薄だった…という何とも皮肉な2週間経過です。大正区あたりならすぐ見つかっていたかも。どちらにせよ大胆残忍な犯行の割りに中途半端な遺体処理ですね。
この先しばらく社会面で大きく取り上げられる事件であることは間違いないですね。