goo blog サービス終了のお知らせ 

語り得ぬ世界

現実逃避の発展場 Second Impact
since 2014, The First Departure:2005

吉野川交響曲(前篇)

2024-02-23 08:08:08 | 鉄っちゃん
「防人の旅、時々妖怪」シリーズの連載途中ですが、珍ブログネタが渋滞しており、なおかつ同連載がまたまた長くなりそうなので(苦笑)珍旅東下り第1日のトレースが終わったキリのいいところで、味変も兼ね、この間の珍旅スピンオフ兼業副業旅をお届けします。大ネタはあらためて記すといたしまして(引っ張るなぁ)まずはシンプルなほうの奈良県吉野郡川上村訪問のトレースを前後篇にてお届します。最後までお付き合いくださいませ。写真はすべて珍スマホXperia撮影です。

■令和6(2024)年2月18日(日)

近鉄吉野線で大阪阿部野橋駅から大和上市(やまとかみいち)駅をめざします。目的地は川上村にある村営の『ホテル杉の湯』です。



13:53 近鉄大阪阿部野橋駅です。近鉄特急「青の交響曲(シンフォニー)」14:10発吉野行き(大和上市15:21着予定)に乗車します。近距離タイプの観光列車です。珍念願の列車に乗車!



紺色に近い濃いめの青色と金のラインがヨーロッパの特急みたいですな。
ほんとは終点吉野駅まで乗って折り返したいぐらいでした。兼業副業関係者とご一緒だったので致し方ありません(送迎バスが大和上市駅発着)。大和上市以降の停車駅は、大和上市15:21-吉野神宮15:23-吉野15:26なので5分ほどなんですけどね(苦笑)



近鉄通勤用車両6200系を観光列車に改造した16200系「青の交響曲」は3両編成でして、両端が先頭車座席スペースで真ん中2号車がラウンジカーです。平成28(2016)年9月10日に営業運転を開始し現在に至っています。(16mmレンズモードにて撮影)
ネーミングは「歴史・文化、自然や食などさまざまな観光資源にあふれた沿線の魅力と調和し、響き合いながら走る『青色の列車』。これまでにない『上質な大人旅』にふさわしい癒しと寛ぎをお届けする新たなコンセプトの観光特急として『青の交響曲(シンフォニー)』と名付けました。」とされています。(近鉄青の交響曲webから)



列車ロゴは「ロゴタイプには車両の数に連動して、吉野の美しい山々を表現する三つの曲線をあしらい、『交響曲(シンフォニー)』という名称から連想される音の広がりを表現しています。」とのこと。(〃)
乗車するには乗車券以外に特急料金1,040円+デラックス料金420円=1,460円也が必要です。距離が短いとはいえ、考えたら安いと思います。
さっそく乗り込んでいきましょう。



予約席は3号車です。内装もシックな欧風。こちらは4人掛けシート。



珍席は2人掛けシート(進行方向先頭3号車9E/9F)。シートの色合いもシブいです。



3号車内の様子。中途半端な時間帯で混んではいませんけど、予想以上に乗っておられました。桜のシーズンなら満席でしょうな。



ヨーロッパを縦貫するオリエント急行みたい。



列車が動き出してすぐにラウンジカー2号車へ移動しました。



いいねぇ。ホテルっぽいですね。ただ、テーブルの上にあるナプキンのケースは底部を白い養生テープを折り返してくっつけてありまして、そこは安っぽくて残念…。近鉄吉の線路幅はJR・国鉄と同じ狭軌ですので、関西私鉄の多くが採用している広軌より列車は揺れます。ラウンジカーで購入待ちで並んでいてもけっこう揺れていましたから、ナプキンケースを固定したいのはわかりますけど、カフェみたいにオーダーされた商品にナプキンを付けたらいいだけでは?持ち込み客もいるとは思いますが、それより商品購入客優先でしょ!



ラウンジカーのカウンターです(一応バーカウンターとのことですが、このカウンターでは飲めません)。オペレーションは販売係(手前の野郎)と厨房係(奥の女子)の2人体制です。丁寧過ぎるぐらい丁寧な接客でした。そこは観光列車らしく徹底していますね。ですが、珍ブログ的には担当係は逆にすべきやろ!と言いたいところです。飲食以外にグッズもここで購入します。みなさんが今後乗られる際のご参考にしていただけるようメニュー表を掲載しておきます。



メインはスイーツとアルコールの2つのカテゴリーですね。スイーツは女性客に人気のようです。



B面です。軽食メニューもありますけど、大阪阿部野橋から吉野まで1時間半もありませんので弁当系はさすがにありません。珍たちはそれぞれこちらをオーダーしました。



「吉野の地酒飲み比べセット」です。税込1,250円也。
吉野の地酒は左から<猩々(しょうじょう)特別純米:北村酒造><やたがらす 純米大吟醸:北本本店><花巴(はなともえ)純米吟醸:美吉野酒造>の3種類。吉野の地酒はまさにこの3つの酒蔵ブランドです。猩々はどちらかというと燗酒向きのまろやかさ、やたがらすが少し甘め、超辛口ではありませんが、すっきりしている花巴が一番の珍好み。地酒のクオリティが高いのは水のきれいな吉野郡ならではですね。



アテは「葛城高原のモッツァレラチーズ」税込500円也。吉野の地酒に合う合う。



以前吉野山(金峯山寺等)へ行ったときは、まだ「青の交響曲」がデビュー前でしたので普通の近鉄特急でした。また昨年12月に兼業副業で吉野町役場へ行った際は、近鉄丹波橋駅から急行で橿原神宮前駅へ行きました。やはり特別な列車に乗るとワクワク感が全然違いますな。ちなみに、翌日の復路は橿原神宮前駅から区間急行に乗って大阪阿部野橋駅へ戻りました。通勤やん(苦笑)
(つづく)
コメント (4)

禁断の古物

2023-03-17 07:18:36 | 鉄っちゃん
ようやく委員会無間地獄から解脱しました。
ですが、来週も月曜に短い委員会を挟んで、22日議会最終日に(追加議案があり)もう一山あります。
以前は議会中の飲み会・家飲み・昼飲みは控えていましたけど、いまや高ストレスで飲まずにはおれません (-"-)



サッポロビール尽くし。(3月14日撮影)
左からお土産でもらった北海道限定クラシック、手前は以前Fからもらった札幌ビールグラス、左端はウエルシアで見つけた銀座ライオンビアホールスペシャル500ml缶。キリンラガーほど苦みはなく、アサヒスーパードライほどキレとコクはありませんけど、どちらもスッキリした味です。料理を選びません。だんだんビールが美味しい季節になりつつありますな。

さて、まずはこちらをご覧ください。



一見何の変哲もない長財布ですが、これはJR西日本「DISCOVER WEST mall」で販売予定の鉄道古物でして、なんと…
【JR西日本公式】JR大阪支社 車掌・客室乗務員用 女性用長財布(使用品)です。
繰り返しますが<女子車掌・客室乗務員用長財布使用品>ですぜ、旦那。こりゃすげぇ。
なかなかレアグッズのようで、今回何個売りに出されるのかわかりませんけど、前回出品時は即完売だったようです。そりゃそうでしょ!



見本写真は「京橋車」という途中で切れたテプラが見えます。JR西日本管内で「京橋」といえば、あの京橋だと思います。なんせ使用品ですからね。想像力豊かな(というより妄想全開の)珍にはいろんな女子車掌さんのいろんなシーンが正確に想像・再現(再現ドラマレベル)できます…。どうせならどんな女子が使っていたか、実名は避けるにしても制服姿の上半身写真入りの証明書付きで売りに出して欲しいですな。ちなみに予定価格税込7,000円です。オークションではありませんので、早い者勝ちです。写真入りなら2万円でも買うであろう、鉄っちゃんだけでなく制服マニアなんかもいると思いますけどね。
え?珍は買わんのかって?買いませんよ。たぶん…(笑)
コメント

祝・鉄道開通150周年

2022-10-14 07:34:53 | 鉄っちゃん
本日令和4年10月14日は明治5(1872)年10月14日の新橋横浜間の鉄道開通から数えて150年という節目の日です。



おめでとうございます!
Facebookからの使いまわしですけども(苦笑)珍の東下り分身JRE・Suicaペンギンで150周年を言祝ぎます。
このペンギンこけしは珍の大のお気に入りでして、もともと副業職場に置こうと思っていましたけど、結局珍書斎のボンゾのドラムセット、ジミー・ペイジのレスポール(背景にギブソンのダブルネックとともに写っています)と一緒に鎮座ましましておられます。

さて、明治5年10月14日の一番列車には明治天皇をはじめ、西郷隆盛・山形有朋・大隈重信・勝海舟・渋沢栄一など明治の元勲が乗車されていました。国家の威信を懸けた大事業でしたので当然と言えば当然なのでしょう。なので一番列車は明治天皇がご乗車された御召列車だったわけですね。

あれから150年。鉄道発展の速度も新幹線並みです。本州・九州・北海道には新幹線網が整備されつつあり、さらに時速500kmを超えるリニアも控えています。その反面、新幹線開通により定期運行の寝台列車は「サンライズ出雲・瀬戸」を除き消滅し、並行在来線は3セク化(在来線特急は激減、急行は快速列車へ)、首都圏では新規路線や新規駅が次々開業しているのに赤字ローカル線は続々廃止という流れに。人口減少・東京一極集中時代の趨勢といえばそれまでですけど、物事には光と影があることをあらためて痛感します。


珍通勤途中、一級河川N川合流地点近くの堤防上から。10月14日鉄道記念日撮影。

珍旅は新コロもあって、ここのところ東下りが続いていますけど、そろそろ地方鉄道にも乗りたくなってきました。あざとい観光ローカル線・観光列車はともかく、ほんとのローカル線(近場なら姫新線・芸備線・伯備線・予讃線・土讃線など)に乗っておかないと、廃線で乗れなくなってしまいます。
珍が狙っている路線・施設は、JR只見線(全線復旧!)・大井川鉄道・真岡鉄道・天竜浜名湖鉄道・京都鉄道博物館・小坂鉄道レールパーク・寝台特急サンライズ出雲(東京から出雲まで乗車)・東北新幹線はやぶさグランクラス(東京から新函館北斗まで乗車)・近鉄特急ひのとり…ってのがまずは頭に浮かびます。まだまだありますけどね。いずれも3泊以上のコースなので副業リタイア後かなぁ。


爆弾茄子も珍通勤途中、旧イオンモールN川除却工事現場横の道沿いから。10月14日鉄道記念日撮影。

いずれにしましても、珍旅は鉄道の旅でもあります。今後の珍旅道中記をお楽しみに。
コメント

紫陽花、紫君子蘭、桔梗、時々ゆる鉄

2022-08-17 07:28:57 | 鉄っちゃん
味変近況篇のトリは令和4年7月15日~19日に開催された中井精也『第13回ゆる鉄画廊NOMAD大阪なんば』へ、珍が7月16日(土)に行ってきた際の様子です。以前珍ブログにも掲載しました今年4月の神戸三宮に続いての関西開催ということで行ってきましたので、そのご報告をば。



会場は大阪メトロ御堂筋線難波駅直結「なんばマルイ」の裏側にある「エディオンなんば本店」1階イベントスクエアです。神戸三宮(4月29日来店)のときのイメージがあって、広いところで催されるのかと思っていたら、着いたら意外と小さい会場でした。10時開店・開場のところ10時過ぎに到着。



事前に購入希望作品2点をメールで予約してあったので、レジにて珍之助と名乗りますと取り置きしてあった作品をすぐにご用意いただき、たいへんスムーズに買えました。その場で中井精也先生がサインしていただけました。
「何をお買い上げいただけたんですか…(最初の作品を見て)シブいのをお選びいただいたのですね~。私も気に入っています」
「先生のたくさんの作品からいくつか候補を選び、その中からけっこう悩んで2点に絞りました」
「もう一つは…これまたたいへんシブいやつですねぇ。これも気に入っている作品です」



ということで記念撮影もしてもらいました。珍のCyber-shotにて撮影してもらいました。それでは珍が購入した2作品(デジタルサンプル)をご覧ください。



「わたらせ渓谷鐵道(線路と桜吹雪)」です。この桜吹雪を撮るために40分以上粘ったと中井先生。どうスか?



「山形鉄道(雪と駅の女性)」です。女性は確かJKだったかと。これを撮った直後に女性がこちらに向かってきて(勝手に撮ってたんでしょうな笑)それ以降撮ることができなかったと中井先生。貴重な1枚が決定的な1枚に。いいでしょ?写真に物語がありますよね。



お約束の珍書斎前中井精也写真ミュージアムをスマホにて中井先生にご覧いただきました。
「神戸で買ったE6系こまちも並べました」
「すごい!中井精也写真ギャラリーじゃないですか!」



2枚は現在珍宅玄関にてお披露目中。とはいえ、いつまでも玄関に真冬の写真(左側)てのもナニなので、近々珍書斎前にある春の桜写真(2種のうちどちらか)と入れ替えるつもりです。
さて、この日は14時から先生のトークショーも予定されていまして、定員が30名なので開店前に並ばないと無理だと思っていたら、「まだありますけどどうされますか?ぜひ来てください」と女子スタッフさん。もちろん参加です。



そのときの整理券です。16番て定員に全然余裕あったやん(苦笑)



一旦梅田まで出ていたので開始寸前というかほぼ開始と同時に着席した慌ただしさでしたけど、こちらはラスト間近の会場の様子です。満席で、30席の椅子席以外に外縁に立ち見も出ていました。すでに梅田のランチビア給油で満タン状態の珍でしたが、酔いもどこかへいくほどおもしろく、撮影時のエピソードなどをちゃんとオチまで付けてにぎやかに語る1時間でした。さすが慣れてはりますな。そしてトークショーのラストは整理券番号による抽選会でして、珍はまさかの…



一等賞でした!
29年の人生で一等賞が当たったのは初めてかも。最後に番号を呼ばれたときは思わず万歳に近いガッツポーズ(苦笑)
賞品はミドル額(5,000円相当かな)1点です。展示販売しているものの中から選べますが、選択肢が多いわけではない中で…



裏面にサインを入れていただいたその作品は…



万博公園「太陽の塔」の前を走る大阪モノレールです(珍モザイク・バージョン笑)。大阪開催のNOMADを記念して大阪作品(中井精也作品では大阪ものはなぜか圧倒的に少ないのです)をチョイスしました。こちらは探しましたがデジタルサンプルはありませんでした。



レジに持っていき、女子スタッフの伊藤さん(推定40歳、愛想いい美人、おそらく独身、サーファー)に梱包してもらっているところです。今から思ったら記念に一等賞札をもらえばよかったなとプチ後悔。お願いしたらもらえたかな?



小さい女子にも膝をついて丁寧に対応する先生にあらためて感心しました。個人事業主ですからここまでしないとね。この子もすでに鉄子なのでしょうが、成長すればこのときの想い出とともに、中井精也作品が単に電車写真ではなく、そこに叙情的な物語を実感できるときが来るでしょうね。それで中井精也をもっと好きになるでしょうな。素晴らしい。
最後にこの日買ったポストカードなどもご披露しておきます。



ポストカードです。逆さキハ40と雲。裏面に「氷見線 越中国分~雨晴」とありますので、絶景路線で人気のあるJR氷見線越中国分駅と雨晴(あまはらし)駅の間の雨晴海岸でしょうか。(富山県高岡市)



ここからはサイン入りはがきサイズのファインアート作品です(以下同様)。阪堺電車ですね。この写真を含む以下3点は大阪由来ということで購入しました。税込@500円也。



あべのハルカスでしょうか。夕日より修学旅行らしきJC?が眩しいです(笑)
中井精也の真骨頂とも言うべき物語のある景色。先生の写真には必ずどこかに鉄道が写っているはずなのですが…右側の緑は天王寺公園でして、拡大して見てみると真ん中の高架に駅があり電車が走っています。あべのハルカスの西側であれば、大阪環状線ですね。であれば駅は新今宮駅でして、その手前に阪堺電車がクロスして走っているはずですが、さすがに写真ではそこまで確認できません。



これは珍しい、中井精也先生が撮った京阪電車。左から3000系、6000系、7000系。珍は中井京阪を初めて見ました。大阪開催ならではですね。今はもう走っていない7000系トーマス号をさりげなく取り入れています。スーパー玉出が見えるので千林駅付近でしょう。



どこかわかりませんけど(車両の形状はキハ2400形っぽいので関東鉄道?)これも中井精也先生お得意の構図ですね。やはり物語を感じます。珍好み。



先生の新刊です。さすがに関西版なので知っているところ、知っている電車がいっぱい。持っている作品もいくつか載っていました。税込1,500円也。



本の裏面にサインを入れていただきました。この写真もいいですねぇ。素朴さがたまりません。



NOMAD告知はがき。作品予約したので1枚はサイン入り。ちなみに、予約したので購入作品のはがきサイズ版2枚もオマケで付いてきました。サービスよろしおすな。(ちなみに、逆さキハのポストカードはレジ打ちされていませんでしたのでサービス?!)



作品の魅力もさることながら、人間的な魅力も際立つ中井精也先生でした。
いつかわかりませんけど、京都NOMADがありそうですよね。また行きますぇ。
コメント

N700A、西へ。

2021-09-18 07:42:45 | 鉄っちゃん
昨日の検査のうち、眼底検査はお蔭さまで異常なしでした。前回視野検査(8月20日)も異状なしでしたので、一応緑内障は「疑い」のままで治療を要せず、ただし半年に2回(視野検査と眼底検査を交互に実施)定期検査を行うことになっています。いつもの採血結果診断は先生のご都合で延期になり、10月9日の糖尿外来で判明します。

さて、時々購入するガチャガチャ「日本の新幹線コレクション02」の最近の結果から。



N700A 東海道・山陽新幹線
お初出ました。いいねぇ。富士山をバックに颯爽と疾走するN700Aですね。富士山の位置からして静岡県内を西へ向かう東海道新幹線ということです。それにしても相変わらずの出来の良さです、さすが海洋堂。でも同時購入のもう1個は以前出た「H5系 北海道新幹線」でして、ダブってしまいました…。



模型とはいえ、けっこうな疾走感が出ていますよね。現在東海道・山陽新幹線の主力車両N700Aです。おそらくみなさんもお乗りになったことがあるのでは?
N700系では今ならN700Sが最新型です。AとSでは外形上、ノーズやヘッドライト、運転席下青いラインなどに少し違いがありますが、見た目はほとんど違いがわかりません。主に省エネ機能や乗り心地、内装をアップデート。中でも実は自然災害等による非常停電時に、バッテリにより最寄り駅まで自走可能になったのが最大のアップデート(開発元のJR東海はフルモデルチェンジと位置づけ)。バッテリ自走可能な車両は高速鉄道では世界初です。ちなみに、停電時には使えなかったトイレもこれを機に使えるようになりました。使える車両は一部ですけど、それはありがたいですよね。魔法の薬の副作用でトイレが近い珍にとっても。
シリーズ03では確実にN700Sが登場しそうです。



一両目後方乗降口横にN700Aの“A”の文字が誇らしげに躍っています。こうやって眺めると、早く珍旅に出たくなります。11月には飲酒も旅行も解禁になるようですので、旅行者にはワクチン接種済、店舗やホテルには感染拡大予防措置などの一定要件はあるようですけども、そちらに期待するばかりです。



珍執務室の新幹線ディスプレイに並べました。先住新幹線との相性も問題ありません。シリーズ02はあと3種類でして、残るは「E6系 秋田新幹線」「800系 九州新幹線」「E4系 上越新幹線」です。シリーズ01になかったのはE4系です。ダブリンコ覚悟でコンプリートをめざします!
コメント

さよなら、ゆる鉄画廊

2021-08-26 07:25:47 | 鉄っちゃん
珍の東下りでの東京マンネリズム定番ポイントの一つ、ジョイフル三の輪にある中井精也『ゆる鉄画廊』が令和3年8月22日(日)をもって閉店されました。これも新コロの影響です…。実際、珍のような東京都外・首都圏外からの客は激減だったでしょう。都内からでも、わざわざ訪ねてくるファンはともかく、人流が増大している東京都・首都圏でも三ノ輪橋へ来る人はそう多くなかったことでしょう(おそらく飲食店も閉まっていたのでは?)。中井精也先生も思うように撮影に行けていないようでしたし、オンライン講演会のようなのは何回か催しておられましたが、新作写真は例年のようには増えていなかったのではないかと思われます。

珍の初訪問は平成30(2018)年11月5日(月)でした。たまたま都電荒川線沿線のまち歩き&デジイチ撮影を目的に、起点である三ノ輪橋電停付近から商店街を歩いていて偶然お店を見つけたのが始まりです。

>>「東京マンネリズム2018_22」(2018.11.26)

このときの珍ブログ記事を読み返しますと、気に入って買ったポストカード12枚のうち、その後2枚をパネルで買っています。いまから思うと第一印象というのはやはり正直ですな。

開店がその年の5月3日だったので、約3年での店じまいとなったわけです。残念です。今年1月の「妄想東下り」のときは緊急事態宣言を受け休業されていて行けず、結局昨年10月16日が珍最後の訪問でした。閉店までのラスト1か月ほどはけっこう中井精也先生は在廊しておられたようですが、珍は5回訪問しても会えずじまいでした。

今後は店舗を持たず、オンラインとあわせ日本各地のギャラリースペースなどで『ゆる鉄画廊NOMAD(ノマド)』として展示・販売されるようです。リアルNOMADは9月~10月上旬は都内2か所、10月中旬には岐阜駅に近いギャラリーで3日間開催される予定とのこと。さらにその後年内では長野県、福井県と回っていくようです(地方は1か所3日間ほど)。中井精也先生は関東~東日本~北海道での撮影が多い印象でして、西日本へ来られる機会は少ないようですが、大阪にもぜひお越しいただきたいですね。
また、以前よりオンラインショップで作品や書籍、グッズを販売されていましたが、特にコロナ以降Twitter上でリクエストを聞いて過去作品から探し掲載され販売するなどのご苦労もされながら、現在オンライン販売は販売作品数を増やし、かなり充実させておられます。
なお、「ジョイフル三の輪」の店舗はギャラリースペースとして若手クリエーター集団「あらかわ編集工房」さんにより、商店街やまちの活性化の活動拠点として当面存続されるようです。

それでは珍コレから珠玉の中井精也作品をあらためてご紹介し、惜別の記しとしたいと思います。閉店に合わせて今回オンラインで購入した2作品は初公開です。



初めて購入した中井精也作品(2019.2.23購入)。JR西日本山陽新幹線新神戸駅です。初訪問の際にパネルを見て写真にも被写体にも一目惚れでした。2回目の訪問時に購入したのですが、そのときにはもう展示されていなくて、ポストカードを探し出し「これを以前見たのですが…」と申し出たところ、お店のバックヤードにありましたが、新たにプリントアウトしてもらいました。指先が美しいです。ここに写っている女子駅員さんが「ゆる鉄画廊」を訪れ「ここに写っているのはわたしです」と名乗ってこられたエピソードをスタッフの方にお聞きしました。中井精也先生は在廊・休憩中だったところ、呼ばれ慌てて店内へ出てこられビックリの再会だったとか。



桜満開のJR九州肥薩線大畑(おこば)駅での「特急いさぶろう・しんぺい」です(2019.5.10購入)。「この優しさに出会うために、僕はまた旅に出る。」という中井先生のコメントが付されていました。手を振るアテンダントさんが誇らしげなように見えます。こんなストーリーのある写真を撮ってみたい!と思わせてくれた1枚。「ゆる鉄画廊」では1枚目のパネルを購入したときに、店内に展示されていて「次回はコレだ!」と心に決めたことを覚えています。



静謐な世界は、JR九州日豊本線です(2019.7.20購入)。SONY αのサイトで中井精也先生が不定期に写真付きのコラムを書いておられ、たまたまいつかの回で掲載されていた作品でして、やはり一目惚れ。あらかじめスマホにダウンロードしておき、スタッフの方にお見せして「この作品をお願いします」とリクエストした1枚。



珍お気に入りの都電荒川線。見事な桜吹雪です(2020.10.16購入)。初訪問時に買ったポストカード12枚の中にあった1枚。2年越しにパネル購入に至りました。ダウンロードしてあった中井精也作品から、行きしなの「のぞみ」で吟味に吟味を重ねて購入を決定した1枚。一瞬を切り取り、時間が止まった世界。



今回閉店に合わせ購入しました。これはも一目惚れでして、初見時からいつかパネルで買おうと決めていた作品(2021.8.22オンライン購入)。写っているのは近江鉄道の線路と雪だけ。シンプルなのに目を離せなくなる情景。2019年7月20日店舗で開催されていた写真展「線路はつづくよ どこまでも」で見つけた作品でして『牡丹雪』というタイトルです。



上の『牡丹雪』をオンラインで買おうと探していて見つけた作品(2021.8.22購入)。『改札の猫と小学生』というタイトルが付されている小湊鐵道での1枚。無人駅ですが駅名は不詳です。女の子へのにゃんこの懐き方にもうキュンキュンします。



まずは『牡丹雪』を掲示しました。暁斎用フックに掛けました。スペースとしては縦型作品2枚吊り下げることが可能ですので、ちょい思案中。暁斎掛軸用フックの両側に新たにフック2つを壁に打ち込まないといけないのが美観的に難点。加えて2点吊るとちょっと窮屈なのと(1点だとサイズ的には少し小さいかも)並べると縦型2作品のコンセプトが違い過ぎるかなと。



珍書斎扉を挟んで向こう側に先住横型4作品。



「珍之助中井精也写真ミュージアム」へようこそ。



時々ふと立ち止まり見入ってしまうときがあります。中井精也×珍之助。



入替掲示待機中の『改札の猫と小学生』。こうして見ると、この作品も掛けたくなります…。
ご覧のように閉店に合わせて買った2枚は縦型でして、ほか4枚は横型。縦型を選んだのは河鍋暁斎掛軸用に付けたフックのあるスペースに掛けるためですけど、そもそも『牡丹雪』は以前から購入を決めていました。横4枚に縦1枚を同じところに掲げるにはバランスがイマイチ(例えば上の写真にある横型4点の下に縦型を段違いで掲示)。ちょうど掛軸の場所がまさに縦長ですし、ここに縦型だなと。掛軸は虫干しを兼ねて年に2~3週間だけ掛けるつもりですので、普段は中井精也などの作品を掛けようってことです。



オンラインで発注する際にフォームの備考欄に作品裏面に宛名・日付・サインをお願いする旨を書きましたらこのとおり。日付が閉店前日なのがちょい惜しいですけど、8月22日と書いてくださいという日付指定もどうかと思いますし、閉店の際のバタバタではさすがにオンラインよりリアルを優先しないとね。



なお、10,000円以上のパネルを購入すると、入替用の裏打ち付き写真作品がオマケで付いてくる閉店キャンペーンがありました(リアル店舗へ行ったときは早い者勝ちで確か4,000円ぐらいで売られていたと思いますので、その在庫処分ですね)。作品は選べませんけど、今回2作品購入しましたのでオマケも2枚同封されていました。都電荒川線と薔薇ですね。中井精也先生らしい作品。



小湊鐵道あたりの駅のベンチでしょうか。今回珍はにゃんこ作品を購入しましたので、スタッフの方が(珍は猫好きだと思って)同じくにゃんこをチョイスしていただいたんだと思いますけど、ワンコのようなにゃんこはちょいビミョーですな(苦笑)

リアルNOMADのスケジュールはwebで公開されていますので、行けそうなとき、ところの際は訪ねてみようと思います。いずれにしても、東京マンネリズムの一角がこれで失われました…寂しいです。
コメント

新幹線走る。

2021-07-23 08:19:48 | 鉄っちゃん
先日の『幸運列車』ドクターイエローに続いて『新幹線コレクション02』にチャレンジした結果です(再び2個)。



狙っていたものの一つH5系北海道新幹線が出ました!
青函トンネルから飛び出してきたという情景でしょうか。遠近感とスピード感のリアリティがさすが海洋堂という出来映えです。



1枚目よりほんの少し左に振りほぼ真ん中になったこの位置が定番の角度です。向かって左側は何の造作もありません。向かって右側は…



一応造作があるので、この角度はいい感じですね。
お次、2つ目はこちらが出ました。E7系北陸新幹線。先日マニアックな記事を書いたからか、なかなか縁のある新幹線です。



これはこの角度しかないんですよね。背景は立山連峰でしょうか。
でも、これって『新幹線コレクション02』シリーズなのに、先行していた『新幹線コレクション』ですでに同じE7系がありまして、珍はJR大宮駅のガチャガチャで当てていたのです。

>>東京マンネリズム2018_07(2018.11.11)

塗りは新しい02シリーズのほうがいいような気もしますが(どちらも中国製でしょうね)構図も何かもそのまんまやん。せっかくシリーズが進んだのですから、ちょっと変えてほしかったですな。



最後に3種揃い踏みです。後ろに海坊主みたいなのが顔を見せていますが(笑)珍執務室に飾っています。
E6系が出るまでまだまだやりまっせぇ~。
コメント

北陸新幹線、N市を通る?!

2021-07-16 07:28:26 | 鉄っちゃん
先日「令和3年度北陸新幹線早期全線開業実現大阪大会」に社長代理で出席してきました。大阪府知事が会長でして、大阪市長(副市長代理出席)をはじめ大阪府内想定ルート沿線自治体(N市を含み、D市を除く北河内地域)や経済団体(大商・関経連・同友会)、地元国会議員や府議会議員など多数の方々が出席しておられました。かんけーないですが、ホテルNの2階大広間が会場でして、珍の目の前(向かい合わせ)がY知事でした。さすがにお疲れのご様子に見えましたが。

さて、鉄分が多くない方でも、現在東京~金沢の北陸新幹線を関西まで延伸する計画があるということについては、新聞報道等でご存知かと思います。現在金沢~福井~敦賀(約125km)が工事中でして、その会議の進捗報告では、用地取得率99%・土木工事完成率99%という状況にあって、予定より工期が1年延びましたが、令和5年度末(3月のダイヤ改正時?)開業予定で進んでいるとのことです。



工事中のJR敦賀駅です。敦賀駅は友人Fとの嶺南遠足で訪れましたが、そのときはまだ田舎の地上駅でした。それが巨大駅に変貌を遂げ、高架最上階(ビル7~8階に相当する地上23m)が北陸新幹線ホーム、高架中間部が在来線特急留置線ホーム、地上ホームは在来線、すなわちJR湖西線経由やJR北陸本線米原~(近江塩津)~敦賀の特急などと、おそらく三セク化されるJR北陸本線の敦賀~金沢の普通列車などが乗り入れることになるようです。



金沢~福井~敦賀延伸ルートです。(北陸新幹線早期全線開業実現大阪協議会webから)
これにより、残念ながら現在金沢まで行っている特急サンダーバードが(大阪~)敦賀駅止まりとなるのは確実です。特急雷鳥をルーツに持つ歴史ある在来線特急列車が縮小され、やがて北陸新幹線のさらなる延伸で廃止となるのでしょう。



これはちょっと古い資料なのですが(敦賀延伸開業予定が平成34年度末=令和4年度とあります)敦賀以降のルートです。敦賀~小浜は決定事項だったと思いますが、小浜以南はまだ確定していません。
ちなみに、小浜ルート(敦賀~小浜~京都)以外では、米原ルート(長浜経由米原止まり)と湖西ルート(湖西線と同じ経路で京都へ)が検討されていましたが、米原ルートは東海道新幹線に乗り入れる方式で、そもそものぞみが10分に1本以上走る過密ダイヤの東海道新幹線に北陸新幹線が割り込む余地はなく、仮に実現できたとしても運行トラブルが東海道・山陽・九州各新幹線にモロに影響が出るのでボツ、湖西ルートは残念ながら沿線は観光地というより住宅地なので、観光振興が弱いうえに騒音問題など都市型の課題が山積しているということでボツ。小浜ルートのメリットは環境問題に敏感な滋賀県を通らない(つまり難しい調整事項が減る)ことに加え、小浜~京都はほぼトンネルなので、やはり環境(あくまで地上環境ですが)への負荷が小さいということです。

もう一つ、大きな問題は、米原ルートではJR西日本としては北陸本線は廃止(三セク化)になるのに、米原以西新大阪まではJR東海に収益を持って行かれてしまうので、これは絶対に承諾できないということ(実際は按分されるのかもしれませんけどね)。湖西ルートでも湖西線は存続させなければなりません。つまり費用負担が継続するうえに在来線特急サンダーバードは廃止となり収益が減ります。なのでJR西日本としては湖西ルートもダメ。



そこでJR西日本、北陸新幹線早期全線開業実現大阪協議会としては、小浜~京都~松井山手~新大阪という小浜以降は南迂回ルートを推しています。松井山手を通るのはリニア中央新幹線の計画ルート(確定ではなかったかもしれませんが)との結節点ということです。松井山手にリニアの駅ができるってことが前提でしょうけども、リニアが奈良をスルーして京都駅を通るルートになると松井山手を通るのかのかどうか…。その松井山手~新大阪は第二京阪国道地下付近の大深度を想定しているので、N市域は大深度地下でトンネルが掠るだけというわけでして、ほんとは「沿線自治体」を名乗るにはビミョーにこっぱずかしい状態です(苦笑)



会議資料の一部です。
まあ、鉄っちゃん的には米原駅での東海道・北陸両新幹線の相互乗り入れはワクワクするでしょうけどねぇ。複々線化すればいいじゃん…と単純に思う人もおられるでしょうが、用地買収は必要です。あと珍的現実路線としては、京都駅(地下ホームにするにしても)以西は東海道新幹線と並走(乗り入れなし)つまり現在の東海道新幹線複線の外側に北陸新幹線上下線路を敷設するというのがいいんじゃないかと思いますけどね。用地買収も最小限で済みますし、JR西日本に逸失利益はほぼ生じません(工事費は国・自治体・JR西日本の負担)。北陸新幹線としては金沢以西、博多まではすべてJR西日本管内です。地下大深度は法律により用地買収の必要がないとはいえ、土木工事費はべらぼうに掛かりますしね。しかも京都~新大阪は最短ルートでもありません。

松井山手~新大阪の地下大深度ルートの問題点としては莫大な工事費以外にもあります。
・用地買収がないとはいえ、工期はそれなりにかかる(今のところ計画目標は2046年)。

・地下大深度の掘削から出た土砂をどこへ持って行く?大阪湾に関空があと2つぐらい造れるんちゃいまっか?いっそ尖閣諸島に人工島を造るか、竹島と島根県を陸続きにしてしまうとか(苦笑)

・リニア中央新幹線の名古屋以西ルートは、今のところ京都を飛ばす奈良ルートが有力ながら現在も京都府が黙っておらず、この先紆余曲折がありそう。リニアが松井山手を通らないとしたら、南迂回ルートの意味がなくなる。

・小浜からほぼ地下、京都以西は完全地下となると、車両基地をどこに置く?地下に車庫(留置線)を置くとしても整備に必要な工場は不可欠。北陸新幹線といえば台風による千曲川氾濫に伴う長野新幹線車両センターの浸水・水没でE7が8編成、W7系が2編成の計10編成が廃車になった苦い経験も記憶に新しく、水没リスクの高い地下に車両基地を置くことは避けたい。となると、地上に車両基地を設置するとしても大深度からけっこうな距離(勾配‰を小さくしたいから距離が必要)で連絡線を建設する必要があるので、これまたコストが嵩む。さらに当然広大な車両基地用地の買収が必要。東海道新幹線並走ルートなら鳥飼車両基地もしくは宮原総合運転所を使えます(鳥飼基地はJR東海所管なのでJR西日本は負担金を払うことになるでしょうが)。何ならN市で北陸新幹線車両基地誘致活動をしますか?JR学研都市線N川公園駅とH田駅の間の府営公園計画地あたりに…って、そこはN市のまちづくりエリアではありますけどね(苦笑)

・新大阪を西日本鉄道網のハブにしたいのはわかりますが、南迂回からの地下大深度ルートで新大阪駅に北陸新幹線地下ホームを造るなら大阪駅を通してから新大阪駅へつないでもらいたいですな。北ヤード地下も使えるでしょう。大阪全体の発展にこれは欠かせないと珍は思います。



珍が乗った北陸新幹線「かがやき」W7/E7系です。確か始発で乗車した東京駅で撮った1枚。美しい車両が地下の見えないところを走るってのももったいないですな。
ちなみに、北陸新幹線新大阪全線開通の意義としては、国土軸の強靭化として大地震による東海道新幹線不通に備えた冗長化、すなわち大阪~東京という日本列島の大動脈を2本用意できるということです。でも東海・東南海・南海という三つ子の大地震はほぼ100年周期で起こり続けていますので、次の大地震はだいたい2045年頃と言われています(前回の東海沖地震は1854年ながら東南海地震は1944年、南海トラフは1946年に発生)。間に合うんかいな。



大阪駅・新大阪駅・京都駅・新神戸駅で今年4月から売られている「北陸新幹線開業エール弁当」です。税込1,300円也。弁当コンテストで受賞したものを商品化したとのことです。「金沢名物のハントンライス風をベースに、北陸新幹線早期全線開業実現大阪協議会PR動画キャラクターのおおさかさんのたこ焼き、とうきょうさんの星型さつまいも、ほくりくさんのかにツメをW7系新幹線型陶器に盛り付けた」弁当だそうです。安易にたこ焼きが入っているのは大阪人的にはどやねんって感じですけど、金沢で並んでまで食べたハントンライスも懐かしく、まあちょっと食べてみたいかな。W7系型の器も気になるところです。



会議で資料とともに配られていたノベルティ。付箋セットです。このビミョーなキャラクターはナニ?無駄に大阪城天守閣もありますし。上でも書きましたが、珍的には大阪=たこ焼きという安易なレッテルはやめてほしいんですけどね。だいたいそのレッテルって、お笑い、たこ焼き、タイガースという関東系広告代理店による大阪に対する安っいイメージ付けですよね。まあある意味レアと言えばレアなノベルティですけど(どっちやねんw)。

いずれにしても、いつの日か北陸新幹線がN市(の地下)を通る日が来るのかもしれません。リニアも北陸新幹線も大阪から乗ってみたいものです。
コメント

夕焼け電車

2021-04-21 07:34:49 | 鉄っちゃん
大阪府の緊急事態宣言発出要請が政府に対して出されましたね。大阪市立小中学校は原則オンライン授業で、その他の公立小中学校は休校(N市は自主登校園制度あり)にはならないようですが、土日祝の昼飲みがアウトになるのは確実でしょう(政府決定しだい)。土日祝は飲食店に加え、地下街にも百貨店にも休業要請って…。珍はどこで昼飲みしたらええの?( ;∀;)
最悪のシナリオは府内全飲食店休業要請、その次は全飲食店アルコール提供自粛要請。マシなシナリオでも平日午後8時営業時短要請(大阪市内は実施中)。新コロ、マジで憎いですな。ちなみに、兵庫県は本日緊急事態宣言要請をするようですが、京都府はまん防が大阪府・兵庫県の1週間遅れだったので、宣言要請もまん防効果を見極めてから1週間後に検討…って、オイオイ、どう考えても効果なんかわるわけないやん。ここは(お互いキライ同士ですが)2府1県足並み揃えましょうや。でないと思い切り叩かれまっせ、京都府知事はん。



そんな悲観的な状況の中、珍執務室の再生胡蝶蘭が満開となりました。昨日撮影。人間様の浅はかさを優雅に笑っているようですな。

さて、昨日の珍帰り道、以前珍ブログでも紹介いたしました「土汽車トンネル跡」(京阪電車下の通路がかつて国松あたりから淀川河川敷へ土砂を運ぶ小型蒸気機関車が走っていたトンネルでした)で夕日を背景に京阪特急8000系を撮影することができましたので、ここでご披露をば。



画面左から右へ走る出町柳行き特急です(たぶん)。写っているのはダブルデッカー車です。左下のトンネルが “土汽車” が通っていたトンネル跡です。コンクリートで縁を埋めてありますが、名残をお分かりいただけると思います。撮影している道路から通路に向かって線路が走っていました。



実際のスマホカメラ映像ではこんな感じに写っていましたが、実際の肉眼では1枚目ぐらいの明るさです。これはこれで夕方の風情を感じられますね。ちなみに、写っているのは(暗いですけど)プレミアムカーです。



ここからは画面右から左へ走る淀屋橋行き特急でした(たぶん)。車内が夕日に照らされています。ちなみに、画面左下の自動車は先日掲載した寸止め寄せ寄せの車です。
この時間帯は、運が良ければちょうど上下の特急(それも8000系同士)がすれ違う瞬間を見ることができるのですが(どうしても毎日多少のタイムラグが生じている)この日はもしかしたら、画面右側(北側、京都方面)にある踏切ですれ違っていたかも。消えゆく踏切で特急同士のすれ違いは貴重な瞬間です。



プレミアムカーとトンネルに入ろうとするママチャリ。



ダブルデッカー車が差し掛かってきました。確か京都側から1号車、2号車…8号車でして、プレミアムカーは6号車、ダブルデッカー車は4号車だったはずなので、この特急は先にプレミアムカーが写っていますので、やはり淀屋橋行きであると思われます。



夕焼けをバックに通り過ぎて行きました。ほんとならデジイチ持って1時間ぐらい粘って撮影するのが撮り鉄ですけどね。ちなみに、ルールを守らず、マナーもモラルもない撮り鉄のことを “クズ鉄” と呼びます。

ここまで夕焼け電車でした。最後に今朝の春の名残のソメイヨシノがどうなっていたかといいますと…



辛うじて咲いていました。まだ花びらは保っていますが、風前の灯火に感じるのは珍だけでしょうか(泣)
コメント

さよなら185

2021-03-15 07:22:57 | 鉄っちゃん
JR東日本185系「特急踊り子」が3月12日とうとう引退しました。正確には国鉄185系電車の定期運用が終了ということです(臨時列車運用はあるみたい)。これで185系「特急踊り子」は見納めとなりました。関西圏では新快速として活躍していた117系をベースに国鉄最後の優等列車用車両として製造され、昭和56(1981)3月のダイヤ改正により東京~下田・修善寺を結ぶ「特急踊り子」での運用開始以来40年。お疲れさまでした。



令和3年3月12日修善寺駅でのラストランの様子(伊豆経済新聞より)。
相変わらずラストランには有象無象の葬式鉄が群がってまんな。




妄想!東下りシリーズからの再掲となりますが、昭和56年当時としてはモダンなカラーリングでした。登場当初はリクライニングしない転換クロスシートという、今から考えたらおよそ快適性の低い車両でしたが(その後リクライニングに改装)それはそれで昭和国鉄特急の最後らしい姿ではありました。



こちらは同じく妄想!東下りの際に脳内撮影した185系特急「踊り子」(R3.1.23撮影)。初公開写真です。
そのときにも、その前からも書きましたが、やっぱり乗っておけばよかったなぁと思います。珍はめちゃんこ温泉好きというわけではないので、温泉地は珍旅の行先優先順位が低かったんですよねぇ。昭和の電車旅を存分に味わえたと思います。



人気の列車・車両のラストランには必ず便乗商法がありますけども(いわば粗供養ですな)こんなのまであったのですね、東京ばな奈。185系フォトカードがランダムに2枚付いているそうです。1月時点ですでに売っていたのか、いつまで売っているのかわかりませんが、ちょっと欲しかったです(苦笑)
なお、JR東日本はもちろん、乗り入れている伊豆急行でも記念グッズが販売されています。どこまでも商魂逞しく便乗してますなぁ。



令和3年3月13日のダイヤ改正により「特急踊り子」は全編成が185系からE257系リニューアル車両に置き換わり、同じく185系で運行されていた快速「湘南ライナー」(東京~小田原)は「特急湘南」に格上げされ、同じくE257系で運行されています。この写真はE257系です。確かに令和特急の顔つきですし、利便性も快適性も185系よりもはるかに向上しているのでしょうが…珍には無粋な顔に見えてしまいます。まあ慣れなんでしょうけどね。E257系が引退する頃には「令和特急よかったね」と令和レトロを懐かしむのでしょうね。
コメント (2)