「防人の旅、時々妖怪」シリーズの連載途中ですが、珍ブログネタが渋滞しており、なおかつ同連載がまたまた長くなりそうなので(苦笑)珍旅東下り第1日のトレースが終わったキリのいいところで、味変も兼ね、この間の珍旅スピンオフ兼業副業旅をお届けします。大ネタはあらためて記すといたしまして(引っ張るなぁ)まずはシンプルなほうの奈良県吉野郡川上村訪問のトレースを前後篇にてお届します。最後までお付き合いくださいませ。写真はすべて珍スマホXperia撮影です。
■令和6(2024)年2月18日(日)
近鉄吉野線で大阪阿部野橋駅から大和上市(やまとかみいち)駅をめざします。目的地は川上村にある村営の『ホテル杉の湯』です。

13:53 近鉄大阪阿部野橋駅です。近鉄特急「青の交響曲(シンフォニー)」14:10発吉野行き(大和上市15:21着予定)に乗車します。近距離タイプの観光列車です。珍念願の列車に乗車!

紺色に近い濃いめの青色と金のラインがヨーロッパの特急みたいですな。
ほんとは終点吉野駅まで乗って折り返したいぐらいでした。兼業副業関係者とご一緒だったので致し方ありません(送迎バスが大和上市駅発着)。大和上市以降の停車駅は、大和上市15:21-吉野神宮15:23-吉野15:26なので5分ほどなんですけどね(苦笑)

近鉄通勤用車両6200系を観光列車に改造した16200系「青の交響曲」は3両編成でして、両端が先頭車座席スペースで真ん中2号車がラウンジカーです。平成28(2016)年9月10日に営業運転を開始し現在に至っています。(16mmレンズモードにて撮影)
ネーミングは「歴史・文化、自然や食などさまざまな観光資源にあふれた沿線の魅力と調和し、響き合いながら走る『青色の列車』。これまでにない『上質な大人旅』にふさわしい癒しと寛ぎをお届けする新たなコンセプトの観光特急として『青の交響曲(シンフォニー)』と名付けました。」とされています。(近鉄青の交響曲webから)

列車ロゴは「ロゴタイプには車両の数に連動して、吉野の美しい山々を表現する三つの曲線をあしらい、『交響曲(シンフォニー)』という名称から連想される音の広がりを表現しています。」とのこと。(〃)
乗車するには乗車券以外に特急料金1,040円+デラックス料金420円=1,460円也が必要です。距離が短いとはいえ、考えたら安いと思います。
さっそく乗り込んでいきましょう。

予約席は3号車です。内装もシックな欧風。こちらは4人掛けシート。

珍席は2人掛けシート(進行方向先頭3号車9E/9F)。シートの色合いもシブいです。

3号車内の様子。中途半端な時間帯で混んではいませんけど、予想以上に乗っておられました。桜のシーズンなら満席でしょうな。

ヨーロッパを縦貫するオリエント急行みたい。

列車が動き出してすぐにラウンジカー2号車へ移動しました。

いいねぇ。ホテルっぽいですね。ただ、テーブルの上にあるナプキンのケースは底部を白い養生テープを折り返してくっつけてありまして、そこは安っぽくて残念…。近鉄吉の線路幅はJR・国鉄と同じ狭軌ですので、関西私鉄の多くが採用している広軌より列車は揺れます。ラウンジカーで購入待ちで並んでいてもけっこう揺れていましたから、ナプキンケースを固定したいのはわかりますけど、カフェみたいにオーダーされた商品にナプキンを付けたらいいだけでは?持ち込み客もいるとは思いますが、それより商品購入客優先でしょ!

ラウンジカーのカウンターです(一応バーカウンターとのことですが、このカウンターでは飲めません)。オペレーションは販売係(手前の野郎)と厨房係(奥の女子)の2人体制です。丁寧過ぎるぐらい丁寧な接客でした。そこは観光列車らしく徹底していますね。ですが、珍ブログ的には担当係は逆にすべきやろ!と言いたいところです。飲食以外にグッズもここで購入します。みなさんが今後乗られる際のご参考にしていただけるようメニュー表を掲載しておきます。

メインはスイーツとアルコールの2つのカテゴリーですね。スイーツは女性客に人気のようです。

B面です。軽食メニューもありますけど、大阪阿部野橋から吉野まで1時間半もありませんので弁当系はさすがにありません。珍たちはそれぞれこちらをオーダーしました。

「吉野の地酒飲み比べセット」です。税込1,250円也。
吉野の地酒は左から<猩々(しょうじょう)特別純米:北村酒造><やたがらす 純米大吟醸:北本本店><花巴(はなともえ)純米吟醸:美吉野酒造>の3種類。吉野の地酒はまさにこの3つの酒蔵ブランドです。猩々はどちらかというと燗酒向きのまろやかさ、やたがらすが少し甘め、超辛口ではありませんが、すっきりしている花巴が一番の珍好み。地酒のクオリティが高いのは水のきれいな吉野郡ならではですね。

アテは「葛城高原のモッツァレラチーズ」税込500円也。吉野の地酒に合う合う。

以前吉野山(金峯山寺等)へ行ったときは、まだ「青の交響曲」がデビュー前でしたので普通の近鉄特急でした。また昨年12月に兼業副業で吉野町役場へ行った際は、近鉄丹波橋駅から急行で橿原神宮前駅へ行きました。やはり特別な列車に乗るとワクワク感が全然違いますな。ちなみに、翌日の復路は橿原神宮前駅から区間急行に乗って大阪阿部野橋駅へ戻りました。通勤やん(苦笑)
(つづく)
■令和6(2024)年2月18日(日)
近鉄吉野線で大阪阿部野橋駅から大和上市(やまとかみいち)駅をめざします。目的地は川上村にある村営の『ホテル杉の湯』です。

13:53 近鉄大阪阿部野橋駅です。近鉄特急「青の交響曲(シンフォニー)」14:10発吉野行き(大和上市15:21着予定)に乗車します。近距離タイプの観光列車です。珍念願の列車に乗車!

紺色に近い濃いめの青色と金のラインがヨーロッパの特急みたいですな。
ほんとは終点吉野駅まで乗って折り返したいぐらいでした。兼業副業関係者とご一緒だったので致し方ありません(送迎バスが大和上市駅発着)。大和上市以降の停車駅は、大和上市15:21-吉野神宮15:23-吉野15:26なので5分ほどなんですけどね(苦笑)

近鉄通勤用車両6200系を観光列車に改造した16200系「青の交響曲」は3両編成でして、両端が先頭車座席スペースで真ん中2号車がラウンジカーです。平成28(2016)年9月10日に営業運転を開始し現在に至っています。(16mmレンズモードにて撮影)
ネーミングは「歴史・文化、自然や食などさまざまな観光資源にあふれた沿線の魅力と調和し、響き合いながら走る『青色の列車』。これまでにない『上質な大人旅』にふさわしい癒しと寛ぎをお届けする新たなコンセプトの観光特急として『青の交響曲(シンフォニー)』と名付けました。」とされています。(近鉄青の交響曲webから)

列車ロゴは「ロゴタイプには車両の数に連動して、吉野の美しい山々を表現する三つの曲線をあしらい、『交響曲(シンフォニー)』という名称から連想される音の広がりを表現しています。」とのこと。(〃)
乗車するには乗車券以外に特急料金1,040円+デラックス料金420円=1,460円也が必要です。距離が短いとはいえ、考えたら安いと思います。
さっそく乗り込んでいきましょう。

予約席は3号車です。内装もシックな欧風。こちらは4人掛けシート。

珍席は2人掛けシート(進行方向先頭3号車9E/9F)。シートの色合いもシブいです。

3号車内の様子。中途半端な時間帯で混んではいませんけど、予想以上に乗っておられました。桜のシーズンなら満席でしょうな。

ヨーロッパを縦貫するオリエント急行みたい。

列車が動き出してすぐにラウンジカー2号車へ移動しました。

いいねぇ。ホテルっぽいですね。ただ、テーブルの上にあるナプキンのケースは底部を白い養生テープを折り返してくっつけてありまして、そこは安っぽくて残念…。近鉄吉の線路幅はJR・国鉄と同じ狭軌ですので、関西私鉄の多くが採用している広軌より列車は揺れます。ラウンジカーで購入待ちで並んでいてもけっこう揺れていましたから、ナプキンケースを固定したいのはわかりますけど、カフェみたいにオーダーされた商品にナプキンを付けたらいいだけでは?持ち込み客もいるとは思いますが、それより商品購入客優先でしょ!

ラウンジカーのカウンターです(一応バーカウンターとのことですが、このカウンターでは飲めません)。オペレーションは販売係(手前の野郎)と厨房係(奥の女子)の2人体制です。丁寧過ぎるぐらい丁寧な接客でした。そこは観光列車らしく徹底していますね。ですが、珍ブログ的には担当係は逆にすべきやろ!と言いたいところです。飲食以外にグッズもここで購入します。みなさんが今後乗られる際のご参考にしていただけるようメニュー表を掲載しておきます。

メインはスイーツとアルコールの2つのカテゴリーですね。スイーツは女性客に人気のようです。

B面です。軽食メニューもありますけど、大阪阿部野橋から吉野まで1時間半もありませんので弁当系はさすがにありません。珍たちはそれぞれこちらをオーダーしました。

「吉野の地酒飲み比べセット」です。税込1,250円也。
吉野の地酒は左から<猩々(しょうじょう)特別純米:北村酒造><やたがらす 純米大吟醸:北本本店><花巴(はなともえ)純米吟醸:美吉野酒造>の3種類。吉野の地酒はまさにこの3つの酒蔵ブランドです。猩々はどちらかというと燗酒向きのまろやかさ、やたがらすが少し甘め、超辛口ではありませんが、すっきりしている花巴が一番の珍好み。地酒のクオリティが高いのは水のきれいな吉野郡ならではですね。

アテは「葛城高原のモッツァレラチーズ」税込500円也。吉野の地酒に合う合う。

以前吉野山(金峯山寺等)へ行ったときは、まだ「青の交響曲」がデビュー前でしたので普通の近鉄特急でした。また昨年12月に兼業副業で吉野町役場へ行った際は、近鉄丹波橋駅から急行で橿原神宮前駅へ行きました。やはり特別な列車に乗るとワクワク感が全然違いますな。ちなみに、翌日の復路は橿原神宮前駅から区間急行に乗って大阪阿部野橋駅へ戻りました。通勤やん(苦笑)
(つづく)