語り得ぬ世界

現実逃避の発展場 Second Impact
since 2014, The First Departure:2005

事故物件暮らしはやめましょう。

2020-09-10 07:24:24 | 映画
時計を巻き戻しますけども、先日9月6日(日)夜、ボヘミアンこと友人SYと映画『事故物件 恐い間取り』を観てきました。



新コロの影響は映画界にも影を落としていますよね。巣ごもり・3密回避以前に感染ハイリスクのイメージから、映画館は敬遠され、座席も一つ置きに空席を作ることで(カップルは堂々無視していましたが)当然収益にも影響が出ることからハリウッド系話題作は先送りにされ、邦画も若者向け以外はやや低調な印象です。そんな中でも『事故物件 恐い間取り』は観客動員で頑張っているようです。この日も空いてはいましたが、日曜18:50上映回にしてはまあまあそこそこの入りだったと思います。



ネタバレは避けないといけませんので詳しく書きませんが、原作をベースにはしていますけど、全然違う作品です。事故物件1軒目のエピソードが映像的にめちゃコワいです。あと、珍は観ていませんけど、現在放映中の『半沢直樹』にも出演している江口のり子の怪演が光っていました。奈緒ちゃんもかわいかったですぜ、旦那。
なお、SYからは「テレビで言ってたけど映画のサイン会シーンで『助けて』という声が聞こえるらしい」とLINE。マジかよ。SYも珍もそのときは気づきませんでした。そのシーンもまあまあコワいんですけど…マジならヤバいんちゃいまっか。



事故物件は確かに家賃等も安いですし、心霊現象なんて信じないし感じないという人もいると思いますが、絶対やめたほうがいいですね。殺人のあった部屋に住めますか?ムリでしょう、やっぱり。残留思念(物質化するという説あり)はもう半端ないですよね。
SYと珍はもう無類のホラー好きですので、次回作もホラー映画になりそうですわ。
事故物件は避けないといけませんが、ホラー映画は大丈夫ですよね(`・ω・´)
コメント

令和の怪獣大進撃

2019-06-09 08:34:52 | 映画
昨日は友人SY(通称:ボヘミアン先生)と『GODZILLA』を観てきました。



TOHOシネマズ梅田です。フロアのど真ん中で抱き合ってるバカップルなんかもいましたが(ラドンに喰われろ)『アラジン』と人気を二分していました。さらにナビオ6階では…



平成ゴジラを中心としたパネル展も。



先日『ゴジラ対キングギドラ』がテレビで放送されていましたね。珍は当時エキゾチックな中川安奈がけっこう好きでした。ってゴジラと関係ないですけど(笑)



今回の『GODZILLA』はハリウッド版では一番面白かったです。ネタバレになりますから詳しくは書きませんけど、とにかく“しばき合い”“ドツキ合い”です。問答無用状態(笑)



連動企画として「キング オブ グルメフェア」が開催中。珍好みとしては…



テレビでも紹介されていましたけど、インスタ映えしますよねぇ。



こりゃスゲー、トマト好きの珍にはたまりまへんな。



29歳の珍でも重すぎます。まさにキング・オブ・ランチですな。



デカい以外は単なるシャレ?(笑)



今回のハリウッド版『GODZILLA』は、日本版(というかオリジナルの)ゴジラ映画へのリスペクトが半端なかったです。昭和ゴジラ世代には嬉しいですね。特にモスラへの愛情は凄いです。美しいモスラ。あの歌も出てきます!(伊福部先生のゴジラテーマ曲も)
もちろんキングギドラの造形も素晴らしかったです。神々しさ、荒々しさ、巨大さ、どれを取ってももの超絶な存在感。ラドンの設定もちゃんと昭和ゴジラをトレースしています。その他キングコング的なものとか、巨大クモ、マンモス的なものなどの怪獣も出てきますので、これもリスペクトの一環なのかもしれません、一応昭和ゴジラの『怪獣大進撃』状態なのですが、はっきり言ってショボすぎて洋食におけるパセリ未満の存在感でした(苦笑)



こんな凄いのも展示されていました。かの円谷英二の1作目『ゴジラ』の絵コンテスケッチ。



映画終わって新梅田食道街へ。



怪獣の卵に見えます(笑)



フィニッシュは梅田マンネリズムの終着駅『マルマン』。
以上、令和ゴジラの始まりでした。
コメント

貞子 vs いぶき

2019-05-26 20:20:05 | 映画
昨日の仕事の後、今日のジムの後、それぞれの時間を使って久々に映画を観てきました。どちらも5月24日(金)からの公開作品です。



昨日は『貞子』です。ハイ、あの『リング』のスピンオフ作品です。原作小説は同じく鈴木光司『タイド』。ネタバレになりますので、詳しくは書きませんが、『来る』ほどヒネっていない正調ジャパニーズ・ホラーです。けっこうおしっこチビるレベルでのびっくりシーンもあります。面白いというか、コワかったです。なお、池田エライザ、顔めちゃ小さいですが、意外とデカいです(苦笑)



本日は『空母いぶき』です。原作はかわぐちかいじ『空母いぶき』ですけど、別設定の別の話です。原作は中国人民解放軍が与那国島に上陸、占領、島民を人質に取り、海自護衛艦「いぶき」を中心とする護衛艦群と中国海軍との対決が政治情勢とともに描かれるコミックですが、映画は架空の国家が波留間群島初島に上陸、海保隊員を人質に取るという設定に変更されています。中国に配慮したんでしょうが、かの国はバンバン荒唐無稽・事実無根な反日映画をつくっては上映しているというのにね。原作コミックの趣旨やテイストはそのままです。よくぞ2時間ほどにまとめたなぁと思います。面白かったです。メカ的にも特撮、CG、実写がうまくミックスされていてリアリティがありました。あと、西島秀俊と佐々木蔵之介の対比が作品の背骨ですが、俳優キャラ的には入れ替わっていてもおかしくない役柄ですけど、あえてこれえでいってるんですね。



しっかりパンフも買っております。期限切れ寸前のクーポンを利用し『MOVIX京都』で観ました。



今日の帰りはこういうことになりました(笑)
昨日も今日も京都は暑かったですからね。『アサヒスーパードライ河原町店』にて。



生ビール(中)2杯を飲み、ハーフ(小)で締めました。
朝以後のアテは「霧島黒豚にく天」税抜580円也。
って、考えたらまだ5月なのに北海道じゃ39℃超えでしたが、京都も体感的には33℃超えで8月ぐらいの感覚でした。暑っ。
コメント

ボヘミアンな新潟~神戸~ミナミ_03

2019-02-19 07:24:59 | 映画
この日は雨が降りましたが(珍は雨に遭ってませんが)暖かかったですね。ヒートテックのアンダーシャツが仇になりました。汗を拭きながらの一日でした。



再び阪神岩屋駅へ戻り、大阪へ。
阪神梅田駅から御堂筋線淀屋橋駅のカフェでワンクッション置いてから、再度御堂筋線に乗り込み、難波駅へ。



友人SY、Fと午後7時に高島屋前で待ち合わせ、晩ごはんへ。天満橋OMM地下飲食店街にもあるハンバーグの『昭和町BOSTONなんばCITY店』です。SY・F・珍の3人が同時に揃うのはほんとに久々。映画前なのでノンアルのつもりでしたが、せっかくの再会でもありグラスワインを1杯だけ。



パンの向こうにSYがオーダーした「おろしポン酢ハンバーグ」。中学校教師のSYは部活試合帰りでしたが、ランチが遅かったらしく単品で軽めに。(って軽くないですけど)



Fがオーダーした見るからに超絶濃厚な「チーズ焼きハンバーグ」。パンを添えて。



珍がオーダーしたのは、ここBOSTONの名物料理でもある豆腐も入った和風の「スープハンバーグ」を単品で。ランチがとんかつだったので軽めに。(って、だから軽くないって 笑)



1時間ほどのプチ同窓会では、中3ぐらいからQueenのファンであるFと、この日で12回目の『ボヘミアン・ラプソディ』というSY(昨日13回目に行ったらしい!)。Queenの話題はもちろん、高校から大学、そして現在に至るまでを語る3人。ちなみに全員G党です。



食事を済ませ「なんばパークスシネマ」でのレイトショーへ。爆音映画祭としての上映でした。



チケットはSYがwebで予約してくれました。
珍は2回目でしたが、飽きることはないですな。実物のQueenのほうが凄いのは当然なのですが(LIVE AIDだって実写のほうが絶対凄い)あそこまで映画として徹底的に再現したことがとにかく驚異的です。物語の完成度も高いですし、Queenとして観るというよりも、やはり映画として観るべきなのでしょうな。

なお、SYはFのQueenファンとしての映画の観かた、感想を聞いて話をしたくてたまらない様子でした。映画が23時終了ということもあって家路を急いだので、映画談議の続きをすべくあらためてまた3人で会うことに。

やはり締めはこの曲でいきましょう。Queen “ Radio Ga Ga ”

>>RadioGaGa

まだご覧になられていない方はぜひ映画館へ!
(おわり)
コメント (2)

ミラクルなボヘミアン(前篇)

2019-01-15 07:49:59 | 映画
昨日はN市でも市民会館大ホールにて成人式の式典でした。珍も仕事として出席してきましたけども、ざわつく会場内は市長の祝辞一言目の大きな声で(わざと大きな声を出されたような感じです)グッと落ち着いたのはさすがでした。宣誓を行った新成人女子がドS美人でして、ぜひN市役所へ就職していただきたいと心底感じ入る、腹のすわり方、凛々しさだったのが印象的でした。



さて、成人式後、珍は「あべのハルカス美術館」へ。
そういえばハルカスはいつも新成人が非常階段を昇るというイベントがありましたね。遭遇はしませんでしたが、振袖を着てスニーカーを履き、汗を拭きながら階段を昇る姿を毎年テレビニュースで観ます。



あべのハルカス美術館『ミラクル エッシャー展』最終日へ行ってきました。大晦日次姉にチケットをもらっていました。そうでなくても行きたいなぁと思っていたのですが、11月頃から次姉に「チケットあげるで」と言われていたので、もらえるまで引っ張っていたら、もらったのが大晦日、行けたのは最終日。そしたらこの人出。入館に20分要しました。
美術展に関しては後篇に取っておいて、その後のお話。

珍はハルカスから今度は梅田へ。ランチ難民になりかけましたが、まずはホワイティ梅田『花柳』でランチを済ませ、次に12日に行ったソニストへ再び足を運び、割引券などを使って新しいα7RⅢ用のバッテリ1個を購入しました。安くなっても5千円ほどでしたが、担当したのは12日にはいなかった愛想のいいキュートな女子店員さん(28歳、カレシなし、デカい?!)でしたけどね。

その後、14時に梅田東宝シネマズで旧友で親友のSYと待ち合わせ。何年か振りの再会でしたが、まずは映画『ボヘミアン・ラプソディ』を鑑賞。



チケット予約は友人SYが手配していてくれましたが、この日はチケットが安くなる日で大ヒット作ということもあり、この日だけ『ボヘミアン・ラプソディ』が特別に移ったスクリーン1の大きい場内はほぼ満席。真ん中の席でゆっくり観ることができました。



友人SYに借りた映画のオフィシャル・ブック。
メンバー役4人全員がびっくりするぐらい本物のクィーンのメンバーにそっくりでしたけど、映画も良かったです。ゴールデン・グローブ賞も受賞し、アカデミー賞も有力視されていますよね。クィーン・ファン(友人Fなど)ならもちろん、特別ファンでなくともリアルタイムにクィーンを体験した人なら確実に楽しめます。そして泣けます。中身は伏せておきますけども、今さらながら珍オススメです。



映画のあとは友人Fとの馴染みの店でもある新梅田食道街『マルマン』にて新年会。
友人SYは9回目の『ボヘミアン・ラプソディ』とのこと。リピーターが多いのがこの映画の大ヒット要因の一つでもありますね。

友人SYとの再会の機会を設けてくれた映画『ボヘミアン・ラプソディ』とクィーンに敬意と感謝の意を表し、この曲をお届けしましょう。映画をご覧になられた方ならグッとくると思います。
クィーン “ The Show Must Go On ”

>>The Show Must Go On

クィーンの曲ってほんといい曲が多いですね。
(つづく)
コメント (2)

台風と関ヶ原

2017-09-17 10:37:26 | 映画
台風18号は九州に上陸?大阪・関西にも近づいてますな。N市でも暴風警報が発令されていますけど、いまN市内は風こそ吹いているものの…

めっちゃ晴れてますけど?

嵐の前の静けさなのでしょうか。珍はジムを明日にして、現在は一応待機状態です。(ビールは飲めませんな)
呼び出しあるとしたら午後でしょうけど、イマイチ実感を伴わない青空と夏のような陽気のN市内です。

さて、そんな台風接近の中で貴重な休日の昨日、珍は映画『関ヶ原』を観てきました。



司馬遼太郎の原作を読んだのは学生の頃ですから、ほとんど覚えていませんけど、原作は石田三成を軸に、三成との対比で徳川家康の野心をあぶり出しつつ、もっと群像劇だったような印象がありましたが、映画での主人公は完全に石田三成です。石田三成好きの珍にはたまらない内容でした。このあたりではひらパー園長で馴染みのある岡田くん(H方市御殿山出身)ですが、義に生きる三成を熱く演じきっておりました。それにしても徳川家康役の役所広司の演技は圧巻ですな。さすが。なお映画では島左近も重要な役回りでして、“鬼左近”を演じた平岳大もなかなかシブいです(西郷輝彦に似ている)。伊賀のくノ一初芽は原作にはいなかったと思いますが(忍びではない初芽はいた?)その初芽役の有村架純は切ないです。うるうるします。実際の史実とは違うと思いますが、東出くん演じる小早川秀秋のブレブレっぷりが珍@西軍にはわかっていても歯がゆいところです。終盤の合戦シーンも迫力満点です。西軍のみなさん(笑)ぜひご覧ください。
コメント (2)

ファンタジー・コング

2006-01-18 22:16:15 | 映画

空腹の昨夜は映画館(ブルク7)入館前の少しの時間を利用して、ブルクのビルのB2「花卯」でそばを食べることができた。満腹になると眠くなるのでそばってことで(笑)

さて、「キング・コング」。
まず、本編上映に先立つ予告編が長いというか多すぎ。これで眠くなるパターンが多いけど、今回特に予告編の本数多いぞ。15分近くいろんな予告編を見せられた。という状況で、慢性寝不足のうえに本編3時間超の長尺はさすがに辛い。

060117b005

しかし、キング・コングみたいな顔したオッサンて、大阪城西の丸庭園入口前のベンチで爪切りながら鳩にかっぱえびせんやってるやん。

ところが、この映画全然眠くなれへんかったで。監督は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソンということで、オリジナル(1933年作品)への憧憬を込めた全編ファンタジーの香りムンムンで、スペクタクルビシバシのアトラクション状態の快作やったわ。LOTRがお気に召した人ならきっと満足できると思うで。(「オーリーが好き!」の松牛に警告:イケメンおらんで)
オリジナルは観てないけど、時代設定は大恐慌の頃の1933年のニューヨーク、ストーリーもオリジナルをかなりトレースしてるらしい。セットや衣装もオリジナルへのオマージュあり。かなり凝ってます。
舞台を現代にしていないのは正解やね。ファンタジーの要素が損なわれていない。まあ、そもそも現代に置き換えると、エンパイアステートビルのてっぺんでキング・コングを複葉戦闘機が機関銃で繰り返し攻撃するところも、F15イーグルがピンポイントで空対地ミサイルを1発発射すれば一撃で映画が終わってまうもんな。

SFXも半端やないで。LOTRシリーズ合計の倍以上というCGデータ量。恐竜(巨大なブロントサウルス)の群れが暴走するシーンは圧巻。とにかく人間(これもCGやろけど)を交えた複雑な動きと恐竜の肌の質感、肉感はジュラシック・パークを遥かに凌駕してる。ティラノザウルスを元に、映画の設定上スカル島の固有種とされた「バスタトサウルス」とコングの戦いはわかってても絶対CGには見えへん。そうそう、恐竜以上にリアルなのが虫。蚊に始まり、ムカデにクモ、バッタにミミズ、サソリ…全部「巨大」が付きます(笑)ほとんどがCGと思うけど、あのムカデの動き見たら夢に出るで、ほんま。マジでさぶいぼ出る。
それにしても、これらのクリーチャーは、眼を含む細かく自然な動作、動物特有の予測不可能な動き、計算し尽されてても演出とは思えない「偶然」。空想であればあるほど、最新のテクノロジーで生まれるリアリティが逆にファンタジーとして成立させるというパラドックス。

映画の前半だけで2本分のエンタテイメントが詰まってるわ。ちなみに、キング・コングが登場するまで1時間以上かかる(笑)
クライマックスのエンパイアステートビルのシーンがクライマックスでなくなってる(笑)それくらい贅沢な映画。LOTRがDVDで1編あたり30分以上長くなったディレクターズ・カット版やったんで、キング・コングも劇場版でカットされたシーンが復活して4時間近くになるやろ(笑)

060117b006

それから、ヒロインであるアン・ダロウ役のナオミ・ワッツがきれい。ニコール・キッドマンとキャラかぶってるとこあるけど、珍はナオミ・ワッツのほうがずっと好き。この映画ではゴリラに握られたリカちゃん人形状態(笑)
ちなみに、LOTRのゴラム役(吹替、モーション・キャプチャー、撮影時のダミー)の怪優アンディ・サーキスがやはりコングのモーション・キャプチャー(体に電極付けてCGの元となる線画を作成するモデル)を担当し、本編でも怪しいコック役で出演。また、野心家の映画監督カール・デナム役のジャック・ブラックはあややのモノマネで有名な前田健にそっくり(笑)

それにしてもキング・コングの表情はよくできてる。目が語るねん。表情が切ない。ピーター・ジャクソンがあえてキング・コングの顔を恐い顔にしたとインタビューで言ってたけど、それがアンとの心の触れ合いに生きてくる。うまい演出やね。

ラストの「美女が野獣を殺した」というカール・デナムのセリフは、オリジナルを踏襲してるらしい。この意味は観た人なりにそれそれで解釈できる。
オマケやけど、アホほど長いエンドロールでは映画の余韻に浸れるで。
珍的にはオススメの映画でした。

映画のあとは、一滴の酒も飲めないミッキーマウス顔のSTと新梅田食堂街の中華「平和樓」(友人Fや肉食エロ店と行く春巻がめちゃ旨い店)で天津麺食って帰った。デカい指はちゃんぽんを食べるST。というわけでもちろん昨夜はシラフ。文句あっか、コラ。
060117b004

コメント (4)

コングな夜

2006-01-17 17:49:54 | 映画

060117b001

出張帰りのいま梅田の阪急三番街。今夜はこれから友人STと「キングコング」を鑑賞。待ち合わせまでまだ少しだけ時間あるねん。しかし、この映画、3時間半もあるやん。長っ。今日は昼飯当たってへんねん。映画までに晩飯食えるかビミョー。腹減ったぞ、コラ。

コメント

カリプソの酔っ払い

2006-01-16 21:59:22 | 映画

ネタがないときは音楽か映画で(笑)
昨日珍のCDの棚でいろいろ探してたら好きだったサントラを久し振りに見つけて聴いてた。
ハリソン・フォード、アン・ヘッシュ主演の「6デイズ・7ナイツ」

6d7n

婚前旅行に来ていたロビン(アン・ヘッシュ)は急な仕事で一人タヒチへ行くことになり、酔いどれパイロットのクイン(ハリソン・フォード)操縦の飛行機で当地へ向かう途中、悪天候から無人島に不時着し、抱腹絶倒のラブロマンスが…というオトナの寓話。
ロードショーも観に行ったけど、DVDも買ったし、サントラまで買ってしまった。こんな映画はほとんどないぞ。大好きな「ロード・オブ・ザ・リング」でもサントラまで買わなかった(笑)

で、何がこの映画の魅力かというと、映画の中の一シーンが強烈に印象に残ってるからで、それはロビンが恋人とバカンスのためにマカテア島へ飛んだ際のチャーター機のパイロット・クインと、マカテア島のバーで再会するシーン。南国特有のオープンエアーのバーではバンドがカリプソを演奏してる。そこに、かなり酔っ払って、踊ってるけど千鳥足のハリソン君登場(笑)このバックに流れてるのが“The Calypsonians” (TAJ MAHAL)。

「the_calypsonians.mp3」をダウンロード
(6MBあるけどよろしければ右クリック「対象をファイルに保存」でDLしてどうぞ)

この1曲を聴きたいがためにサントラを買ったようなもの。かなりシブいです。汗臭さと酒臭さ、紫煙の間をたゆたうリズム。自然と体が揺れだすで。

ハリソン君はロビンを口説きに現れたんやけど、酔っ払ってて彼女がその日のフライトの客とは最初わからなかった。ロビンの隣に座ろうとしたハリソン君は椅子から滑り落ちる。
ロビンが「あの副操縦士(ハリソン君のお色気ムンムンの恋人)は?」と聞くと、
ハリソン君は座りなおしながら「観光客の接待で忙しい」と答える。
「観光客は嫌い?」
「いいや、メシの種をけなすのはまずい。“飼い主の手を噛む”かな?
それに奴らはジョークのネタになる」とハリソン君はニチャっと笑ってジンかテキーラをグイっと飲む。
「笑うの好き?」
「大好きさ…観光客は何かを期待して来る。
他で見つからないロマンスに出会えると思ってね」
「出会えるかも」
「ここは孤島だぜ。ロマンスは持ち込まないとあるわけない」
「空飛ぶ哲学者ね」
というオトナな会話を交わす。これが実は伏線。このあと二人は無人島で恋に落ちる。
かんけーないけど、このときのハリソン君は目が泳いでて、焦点も合ってない。ほんまに酔ぉてんちゃうか?(笑)

ところが、映画館で観た時の印象とDVDで改めて観たときの実際とが違ってた。もっと演奏が強く前面に出てたと思ったら少しだけ。ハリソン君の千鳥足も数歩。人間の記憶ってええ加減やね。でもイメージは強烈。映画自体も安心して観れるというかおもしろいねんけど、これだけ一シーンの記憶が鮮烈なのも珍しいかもね。
興味があればレンタルしてみてください。

ちなみに、ハリソン・フォードでは、昔友人▽から教えてもらった「ハノーバー・ストリート」もいい。第二次世界大戦における戦火のロンドン。泣けます。相手役(人妻役)のレスリー・アン・ダウンがあまりに美しい…。
この後ハリソン君は「スター・ウォーズ」で大スターになっていきます。

このほかにも映画と密接に関係する音楽のネタはまだまだあるので、またいつか。

コメント (4)

ラスト15分(完結編)

2005-12-11 22:33:38 | 映画
午後TSUTAYAから連絡があり、受け取りました。「フォーガットン」
2日がかりのラスト15分間は…あまりに虚しい…。
オチはこれかい!広げた風呂敷を畳まずに、そのまま逃げ出してるやんけ!
主人公テリー以上に傷ついたわ。オレの記憶も消してくれっちゅーねん。
「フォーガットン」が残したのはブログの記事3本。それも外的要因。
ひごろのおこないってゆーな。

コメント (6)