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語り得ぬ世界

現実逃避の発展場 Second Impact
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令和7年GWあたりの珍景色_05【神戸NOMAD篇★後篇】

2025-05-06 08:01:42 | 神戸

神戸NOMAD篇最終回は蛇足篇です(笑)
会場の「ギャラリー・ミウラ」は地下鉄三宮駅から地上に出て北野坂を1分ほど進んだところでして、到着したのが開廊15分ほど前でしたので、一旦素通りして北野坂を北へ。

初夏の空。この日の朝は少し肌寒いぐらいでしたが、爽やかな気候に。

木の緑と空の青でテンションも上がります。行楽日和でこのあたりもけっこうな人出でした。
ん?正面のビルの5階にある神戸牛の店が他人とは思えない…(笑)

オサレなのかどうか一目ではよくわからない不思議な喫茶店。北野坂通りに面しています。コンクリートの壁面に描かれた絵はオサレなのに「喫茶こすもす」はないやろー(苦笑)

しかもここがスゲーのは「ラーメンが食べられる喫茶店」ということ。確かにまずないですよね。N市の喫茶店でも見たことがありません。「結局松村さんなんじゃね」の意味が珍には全く不明なのですが、ラーメン店が喫茶店なんじゃね?(笑)
それにしても内装写真は喫茶店というより、神戸の老舗洋食店か南京町のちょっといい中華料理店みたい。たた、珍的には喫煙OKは敬遠せざるを得ません。喫煙できる飲食店が減ってきているなか、OKだと喫煙者がゾンビのように押し寄せます。N市駅前の喫煙OKの個店喫茶店でも同様です。

北野坂通りから路地を入ったところ。1階の「六角亭」の看板が小さくて地味なのに、2階の「ほんまもん」の看板はデカくて派手。これじゃ「六角亭」の存在が見えなくなってしまっているようで心苦しくなります。提灯がせめてもの抵抗か?!
ただ、左側の昭和のラブホ丸出しのようなテントの庇がある2階・3階も「六角亭」かなと思ったら、写真を拡大すると2階の嵌め殺しになっている木の看板はやはり「ほんまもん」。「六角亭」ガンバレ!
でもって、3階は住宅っぽい?このビルはカオスや…。

ここも北野坂通りに面しています。「OJIGIYA」の3D看板は土下座している宇宙人みたいで、もう何が何だか…。

帰りの阪急神戸線神戸三宮駅です。中井精也先生に敬意を払って阪急電車をパチリ(まあいつものことですが)。阪急も阪神も三宮駅にはいつの間にか神戸が付いていますね(阪急が平成25年、阪神が同26年改称)。大阪梅田駅もそう(阪急・阪神ともに令和元年改称)。JR西日本は三ノ宮駅で、地下鉄は三宮駅です。

最後に蛇足の蛇足。阪急大阪梅田駅に到着後、いつものヱビスBARへ。昼飲みです。

何だコレ?
ヱビスBARでは4月22日にメニューが一新されました。珍はメニュー変更後初来店でしたが、こちらは「大人のポテトサラダ」です。税込680円也。復活メニューなのですが、完全に姿かたちを変えています。

>>旧大人のポテサラ(「ヱビス顔ほど遠し。」R2.8.16)

四角い器にポテサラが詰まっていてパンとライムが刺さっています。器の下にも輪切りのライムがあるのですが、そもそもそれ要る?(苦笑)

この新メニュー、お店的には完全に " 映え " 客狙いでんがな。

もう1枚。やや上方からアートに撮ってみました。確かに映えますな。

ちなみに、この日珍のヱビスBARスタンプ数(飲んだ杯数)が1,500個に達しました。だからナニ?とさして自慢にはなりませんが(苦笑)現在ランキングでは全国59位、ホワイティうめだ店5位をキープしています。スタンプ1,000個め、1,500個めともにホワイティうめだ店ホール係のエースで4番カタヤマさんにビールを注いでもらって、アプリにスタンプを押してもらいました。キリ番にこだわり続ける珍之助であります。

最後に勘定を済ませようとしたとき、カタヤマさんがこの紙袋を見つけ…
「かわいい紙袋ですね」
「鉄道写真家の中井精也って知ってる?テレビも出てるよ。今日神戸にこの先生の写真展へ行っててん」
「知らないです。検索しときますわ」
「このまんまの顔してはるで」
「そうなんですか。かわいいですよね」
「これで阪急電車乗って三宮から帰ってきて、梅田でここまで来るの、ビミョーにハズいんですけど?」
「うふふふふ、確かに(笑)」
彼女もそう思う中井精也先生のラブリーな似顔絵紙袋でした(苦笑)

(おわり)

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ゆく春くる夏_2024(番外篇03)【神戸遠足篇_後篇】

2024-05-09 07:27:23 | 神戸
神戸の街を歩いていると…



16:32 南京町の入口ですかね。めちゃ人が多いでんがな。神戸でこれなら京都はどないやねん…て感じですな。そう言えば毎年FとはGWに京都遠足に出かけていたわけですが、日本人観光客だけでなく、円安もあって外国人観光客の数が破滅的に凄まじく、とてもじゃないですが現在は京都へ行ける状態ではありません。京都のオーバーツーリズムは深刻ですよね。



日本人かどうかわかりませんけど(たぶん違うような)こういう女子なら神戸観光オケケ、ウェルカムですな(笑)



さらに歩いていると普通に洋館が出てきました。これが文化財的な価値のあるものか、最近建てられたものか全くわかりませんけど(何となく新たらしい?)少なくとも神戸の雰囲気にマッチしているのは間違いありませんね。
と思っていたら…



何じゃこりゃ?
薄っ、細っ。違法建築の臭いがしなくもないですが、正面から見たらビルに見えますけど完全な張りぼてやん。神戸らしくおまへんなぁ。



16:52 元町エリアから三宮エリアへと戻ってきました。神戸遠足3軒目は『ニューミュンヘン神戸大使館』です。大阪にもありますね。店前を歩く白シャツ・短パン・サンダルのオッサンが季節感を醸していますが(苦笑)こういう人って実はめちゃ金持ちだったりしますよね。この写真ではわかりにくいですが、さりげなくFILAのセカンドバッグをお持ちです。アンバランスさが凄い。



二人とも生ビール(大)で乾杯。「おめでとうございます」
大ジョッキは税込@1,120円也。



「辛口ソーセージ」は3本入って税込770円也。チョリソーだったかな。辛かったです。



ニューミュンヘン名物「鶏の唐揚げ」です。骨付きですね。スモールサイズにして税込800円也。



お替りは二人ともハーフ(中)です。「おめでとうございます」
中ジョッキは税込@690円也。



いろいろデカいな、そこの女子ホール係さん。店内は曽根崎店より落ち着いた雰囲気です。



チーズにしらすと鰹節がかかっている「しらすのおつまみ」。税込750円也。って、まんまのネーミングやな(苦笑)
『ニューミュンヘン神戸大使館』もここまで。神戸遠足の大トリに向かうことに。



18:14 神戸遠足大トリ4軒目はF@関西バーテンダー協会理事が知っている店へ。



18:18 『カクテルラウンジ SAVOY KITANOZAKA』です。JR三ノ宮駅からも近い中山手通1丁目のビル4階にあります。
ちなみに「ラウンジ」ですけど、ラウンジレディは皆無です。野郎バーテンダーしかおられません(苦笑)



店内はこんな感じです。英国風?
いずれにしてもFと馴染みのあるバーテンダーさんたちでした。腕は確かです。



これが何のカクテルだったのか記憶も記録もありませんが(苦笑)ビジュアル的にはレモンの置き方がトリッキーですな。



それをジュースのように飲むF(笑)



これはハイボール?ウイスキーの銘柄は記憶も記録もありませんが、こういうところのハイボールは完璧ですな。そういや昔読んだ北方健三の小説に「究極のカクテルはウイスキーの水割り」というくだりがありました。



19:17 これが『SAVOY』で撮った最後の一枚。黄昏るF。



いただいたSAVOYのコースター(紙製)です。オサレですな。SAVOYは元は北伊・南仏あたりの地名ですかね。店名の由来まで聞きませんでしたが(聞いても覚えてないでしょうが)珍的には英国ブルース・バンド Savoy Brown がまず思いつきます。なかなかいい雰囲気のオトナなお店。JR三ノ宮駅・阪神/阪急神戸三宮駅周辺で飲まれる際はぜひお立ち寄りください。
それでは最後に神戸遠足を記念してこの曲をお届けしましょう。

松任谷由実 「タワー・サイド・メモリー」
神戸ご当地ソング数々あれど、" 神戸ガール " のコーラスが印象的なユーミンのこの曲はいまや神戸ソングのスタンダードですね。昭和末期80年代の香りがたっぷりとするフュージョンチックでオサレな曲。最初タイトルだけを見たとき東京タワーかなと思いましたけど、ポートタワーのことだったのですね。神戸ジモティはポートタワーのことを「タワー」と呼んでるんですかねぇ…やっぱり「ポートタワー」じゃないの?ちなみに歌詞に「モノレール」とありますが、ポートライナーのことだと思いますけど、鉄道分類的には「自動案内軌条式旅客輸送システム」が正確な名称でして、モノレールとは異なります。専用軌道をゴムタイヤで自動運転(原則無人運転)で走行する交通手段です。要するに新交通システムです。ツッコミどころも満載の曲ですな(苦笑)
「守ってあげたい」「カンナ8号線」など佳曲揃いの隠れた名盤「昨晩お会いしましょう」(1981)から。

>>タワー・サイド・メモリー

以上、『ゆく春くる春_2024(番外編)』【神戸遠足篇】でした。お付き合いいただきましてありがとうございました。明日からは『防人の旅、時々妖怪』シリーズの連載再開です。いよいよ第5日最終日が始まります。
(おわり)
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ゆく春くる夏_2024(番外篇02)【神戸遠足篇_前篇】

2024-05-08 07:27:33 | 神戸
神戸遠足の始まりです。って、ほぼ飲みだけですが(苦笑)



13:32「はじめまして」「おめでとうございます」
2本目の瓶ビール(スーパードライ)で乾杯。結局最初の1本を含め計4本飲みました。



「赤ウインナー」というメニュー名ですが、いわゆるたこさんウインナーです。税込450円也。よく見ると、しわしわの " たこじーさんウインナー " ですね(苦笑)



次の店もあるからアテは軽めに「たこの酢の物」をチョイス。税込550円也。



「ごぼうの唐揚げ」は税込400円也。どのアテも美味しいです。



「すじこん煮」は税込500円也。神戸長田名物ぼっかけですね。



「ケンミンshow ! 極」で見ましたが、大阪・関西人が居酒屋でほぼ誰もがオーダーするという「するめ天ぷら」。税込550円也。そういえば大阪の居酒屋はだいたいどこにもありますよね。関東の居酒屋にはほぼ置いてないそうです。しかしこのビジュアルは平成ガメラ「ガメラ2」に登場する怪獣レギオンみたいやな…。まあまあグロい(苦笑)



瓶ビールの後に珍が飲んでいるのは「梅まっこい」というメニュー名で、こわごわオーダーしましたけど、要するに梅酒ソーダでした。なんじゃそりゃ。Fが飲んでいるは「ポン酢サワー」です。これは酔った勢いとブログネタでオーダーしてもらったようなものですが、珍が一口飲んでも味はレモンサワーと区別がつきませんでした。色目もそのとおりですよね。
「間違ってんのとちゃうか?」
「ポン酢もらって足したらええがな」
「絶対不味いやんけ」
「根性なしか」
間違っているような気もしますけど、まさかね…。どちらも税込450円也。
『酒房 灘』はこのぐらいにして、次の店へ。



15:25 さんプラザから元町まで歩き、最後はGoogleマップで辿り着いた『ピンチョス 元町ヱビス』です。元町駅前のビルの2階にあります。



謎の金の恵比寿様がお出迎え。金色?黄色?カレー色?(苦笑)



珍は久々の来店。狭い店内ですけど、このときは空いていてミョーに落ち着きます。



生ビール(中)で乾杯。税込@600円也。「はじめまして」「おめでとうございます」



神戸といえば洋食。「ビフカツ」です。税込1,600円也。生ビールに合いますな。



「黒豚肉のシュウマイ」は税込500円也。よー食うなぁ(笑)



珍がハーフで、Fがレモンサワー?あるいは、いわゆるポン酢サワー?(笑)
どちらも税込@600円也。『元町ヱビス』はこれぐらいにして次のお店へ。



16:27 勘定を済まし、階段を下りてくると、着いたときは逆向きで気づかなかった笑ける立て看板を発見。この日は使われておらず、店内に女子ホール係が1名いましたが(確か鼻ピアスの茶髪女子だったっけ)飲食店の人手不足は深刻ですね。愛想が良くなく、日本語も片言の外国人労働者なら、鼻ピアスでも真っ金々髪でも日本人女子のほうがよろしおす。



ビアホールにメニューサンプルは要らんような気がしますな(苦笑)
場所を取る割には5品と生ビールジョッキしか収まっていないですね。誰も見てへんやろ、てか見てメニュー決める人おらんやろ、絶対。
さらに次の店をめざして街場を往きます。



おそよオサレな神戸らしくないお店。大衆食堂とありますけど、店名ないやん…。「しる」も気になりますな。関西では関東に比べてみそ汁のポジションが低いと言われていますけど(ケンミンshow ! 極)みそ汁か豚汁でしょうね。「御酒」の「御」がプリティですけど、オーダーするには御神酒みたいでビミョーに気が引けますが、酔っ払いは関係ないんでしょうけども(笑)



餃子の『一休』は神戸でも有名店ですかね。珍は入ったことはありません。大阪人はみそだれ使用に好みが分かれると思いますが、神戸の餃子屋や中華料理屋じゃ当たり前にありますよね。珍はみそだれはけっこう好きです。



また出た、メニューサンプル。好きやな。この店もこれ要らんやろ。みそだれの壺要る?(苦笑)壺置くならタレの皿は要らんでしょ。右端の「ネギ汁そば」のサンプルには全然そそられませんけど?(笑)それにしても肉シュウマイがデカいな(笑)
さらに元町商店街へと入っていきます。



何だコレ?
誰も近寄ってこず孤独感が漂っていますけど大丈夫ですか?(笑)



もとずきんちゃん?初めて知りました。元町商店街のマスコットキャラクターなんですね。でも、われわれはゆるキャラ着ぐるみより、お付きのアンニュイでやる気ゼロながら色っぽいおねーさんのほうが気になります(笑)



ちびっこの容赦ない目つぶし攻撃にさらされているもとずきんちゃん。手が目にめりこんでますけど大丈夫でっか?(笑)
(つづく)
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ゆる珍神戸2022_21:Japanese Pepper Chicken Curry

2022-09-12 07:15:28 | 神戸
「ゆる珍神戸2022」の自分へのおみやげの一つ、山椒チキンカレーを食べました。9月9日撮影(以下同じ)。



兵庫県産朝倉山椒を使用とありますね。製造元は神戸市東灘区にあるエム・シーシー食品株式会社(本社工場)でして、とりあえずはご当地カレーですね。鶏肉の原産地の表記はありません。カレーに含まれているソテードオニオンは国内製造とありますが、やはりタマネギの原産地の表記はありません。化学調味料不使用ってのは好感が持てますけど、防腐剤とかは入ってるのでは?
それにしても山椒ってJapanese Pepperと英訳するんですね。ほんまかいな…と思って調べたらそのとおりでした。



このマークでいうと大辛やん。ちょっと楽しみですな。



最近はパッケージ裏の蘊蓄部分にツッコむのが珍トレンドですけど、「スタータースパイス手法」という調理の冒頭に油の中でスパイス(おそらく複数のスパイス)を炒めて香りを移す手法が採用されているようですね。確かに香り付けにはいいかも。sと「SPIKY」というのが製造元のこだわりカレーシリーズらしいのですけど、何がラインナップされているのかwebを見てみましたら…

>>エム・シーシー食品株式会社SPIKYシリーズ

珍的にはどれもそそられますなぁ。ブラックペッパーもいいね。欲しいのに見たことないでんですけど…神戸方面だと売ってるのかな?webページを見ると楽天を通じて買えるみたいですね。



ハイ、ドン!
パケ写より黄色いですな。ルーはサラサラ系です。山椒の香りもいい感じです。ただ、スタータースパイス手法はいいんですけど、その分油っぽいです。



シビ辛かなと思いましたけど、パッケージ表記のような大辛ではありませんでした、山椒のピリリは微かに感じましたが、いろんなスパイスが醸す意外と上品な辛さかな。パッケージからすると、もっと和風の山椒が一人勝ちやろな…という第一印象でしたけどね。



サラサラルーと山椒中心のスパイスですけど、思った以上にコクがありました。それもナチュラルな感じで、濃すぎないのも好感が持てます。美味しかったです。



フライ系とか変にトッピングはしないほうがいいです。パッケージにはパクチーをあしらうことをオススメしていました。なるほど、それはアリですな。いずれにしましても珍的にはアタリのカレーでした。
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ゆる珍神戸2022_20

2022-09-07 07:19:46 | 神戸
毎夏恒例、珍神戸の2022バージョンもゆる~く最終回です。



18:58 大阪環状線外回り天王寺行きが入線してきました。



仕事帰りの帰宅客に交じって、京橋駅まで乗って行きます。



19:07 JR京橋駅です。日常の喧騒の中へ戻り、珍神戸の旅もこれにてゴールです。
この日の合計歩数は12,107歩でした。アウトレットモールを歩き回ったのでもう少し稼げたかと思いましたけどもね。珍神戸2日間合計は29,431歩でした。惜しくもあと少しで3万歩に届かず~。ですが、普段よりはもちろんよく歩きました。
最後に7月14日『ひょうごふるさと館』で買った自分へのご褒美みやげをご披露しておきます。



左上から時計回りに、「いかなごのくぎ煮(箱入り60g)」は税込1,080円也、「神戸牛そぼろ煮」も税込1,080円也、「ソース柿の種&ナッツ」は349円也、「SPINKY 山椒チキンカレー」は税込355円也。
『マリンピア神戸』にあった『KOBE BRAND』がなくなったのは痛いですな(現在はレディースアパレルのお店に)。神戸・兵庫みやげの全体的な品揃えとしては『ひょうごふるさと館』の方が多いと思いますけど、スイーツ系はKOBE BRANDに軍配。



得意の福助ガチャはもちろんマリンピア神戸にある『Fukusuke Outlet』にてパンツとともに購入。税込300円也。ここはガチャガチャをするのではなく、プラケースの中身が見えるようにして売られています。持っていない福助をチョイス。後方に薄っすらゼンマイ歩行ダンボーが写っています。



ちょっとピントは甘いですけど、こちらの黄色い福助殿は金運上昇、恵比寿福助殿でした。



お仲間たちと記念撮影。現在このように4人で珍宅階段2階窓際に鎮座ましましておられます。



4人で何やら密談中(笑)



シュッシュッポッポシュッシュッポッポ…

以上で「ゆる珍神戸2022」一巻の終わりでございます。今回も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。『ブラジル』以外毎度毎度の神戸マンネリズムでしたけども、人間ドックの検査疲れをいつも神戸のまちは癒してくれます。

最後にBGMのおすそ分けで締めくくりたいと思います。珍旅にふさわしい曲です。
Sting “ If You Love Somebody Set Them Free ”
ポリスの大ヒット曲 “ Every Breath You Take ” (1983、邦題「見つめていたい」)を珍ブログ読者のみなさんはお聴きされたことがあると思います。「Set Them Free」はその曲のアンサー・ソングであるとスティングはインタビューで語っています。「見つめていたい」ってやさしいメロディとその邦題からもラブ・ソングと思われがちですけど、実は違いまして、一方的なストーカー・ソングです(怖)
歌詞和訳の一部を引用しますと、<君の息遣いすべて 君の動きすべて 君が壊した絆すべて 君の歩みすべて 僕はずっと見てるよ>と明らかですよね。こえーよ。スティング自身も「嫉妬と監視、独占欲についての歌」と言っています。なので披露宴で使ってはいけません。披露宴NGソングの最たるものです。
それに対し「Set Them Free」の歌詞和訳では<誰かを愛するなら 自由にしてやってくれ 自由だ 自由だ 自由にしてやれ>てな具合いです。スティングは「この曲は『見つめていたい』に出没する管理・監視に対する解毒剤であると同時に、新たな自由への賛歌である」と語っています。「見つめていたい」を作っておきながら気持ち悪くなったんですかね(苦笑)
いずれにしましても、まさに現実逃避のトラベラー珍による自由な珍旅そのものですな。ポリス解散後のソロ第1作 “ Dream of the Blue Turtles ” (1985)からシングルカットされた全米3位のヒット曲。

>>If You Love Somebody Set Them Free

人はみな旅人、旅の途中。
(おわり)
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ゆる珍神戸2022_19

2022-09-06 07:21:56 | 神戸
とりあえずベーコンを巻くように避けると…



デミグラスソースを纏い、黄金色のオムレツ状の玉子を載せたハンバーグがコンニチハ。
全体的には特別美味しいわけではありません。昭和喫茶店にしては本格的ですけどね。ハンバーグの上はふわとろたまごということでしたが、どちらかというとスクランブルエッグですね。デミグラスソースは少し甘めかな。濃いです。肝心のハンバーグは珍好みの固さでしたけども、後味にひき肉独特のくさ味、えぐ味のようなものが若干残るのが少し気になりました(冷凍だからかも)。デミグラスソースとの相性なのかもしれませんが、その味のクセは意図して付けられた類い(例えばスパイスとか)ではないような気がします。そこが肉のクオリティか、あるいはブラックペッパーなどで押しきれたら申し分なかったんですけどね。



ほぼ真上からです。グラタンはけっこうイケました。ベーコンのデカさがおわかりいただけますでしょうか。小市民・小役人の珍に「残す」という選択肢はありません。一番最初に泣きながら一気に食べました…。最後に回すと心が折れそうになるので…。ポテトやニンジンは冷凍ですね、おそらく。ミックスベジタブルでないだけまだマシかな(苦笑)



メニューの数が圧倒的なので、また来てみたいです。いろいろ試してみたいですね。珍はカレーうどん+カツごはんが気になります。軽食ですが(笑)



来夏は『マリンピア神戸』が工事閉館中なので垂水には来ないですね。そうなりますと残念ながら『ブラジル』にも来れません。ですが、来年1月の閉館日までにまた大型バーゲンがあるでしょうから、珍一人で『ブラジル』に来ることがあるかも…ですね。



18:02 JR垂水駅です。帰宅時間だったので乗降客が多かったです。狭いホームで通行の妨げになってることに気づかず(マジで線路の際なので危ない)ダベッているドアホなリーマンどもの横を敢えて抜けてやりましたけど(必然的にぶつかる)ほんと電車マナーが悪くなりましたな。



18:06 米原行き快速が入線してきました。223系ですかね。本来18:05発の快速なのですが、若干の遅れが出ていました。



この列車に乗り込みます。これで垂水駅ともしばらくのお別れになるやもしれません。



18:57 JR大阪駅環状線乗場1・2番線ホームです。
あらためて天井を見上げると…



大阪駅の特徴の一つでもある大屋根は近未来的な意匠ですな。



美しい屋根のラインは見飽きません。
なお、ご経験のある方も多いと思いますけども、大阪環状線1・2番線ホームは極めて動線が悪いですよね。過密ダイヤが災いし、外回り・内回り、さらには乗降客(列車を待っているお客はきちんと並ばない)が輻輳するのに、ホームのど真ん中にエスカレータや階段があるため複数の人の流れが遮られ溜まりぶつかる…みたいな状態です。車両のドア位置、列車発着間隔、時間軸といった要素を加味していないとしか思えず、残念ながら珍的には設計ミスではないかと思いますね。



それでもこの大屋根はホームの喧騒を皮肉るかのように美しいです。
(つづく)
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ゆる珍神戸2022_18

2022-09-05 07:27:54 | 神戸
メニューにツッコミを入れている間、料理が出始めました。
ちなみに、オーダーする時点からホール係の女子(推定50代)はイヤミはありませんけど愛想もなくてビミョーにコワい(笑)



17:17 まずはスープとミニサラダ。昭和喫茶店らしい極めてオーソドックスな組み合わせですね。



スープはコンソメだったかなぁ。もはや記憶が定かではないのですけど、見た目はそうですね。



本格的な洋食屋ではないので、そのレベルを求めてはいけませんが、昭和喫茶店としては十分なレベル。



ついに「スペシャルハンバーグセット」(税込1,400円也)の本丸、ハンバーグステーキが登場!
って、えーっ!デカいな、珍天敵ベーコン(/ω\)
見本写真はこんなにデカくなかったがな。ハンバーグが隠れるほど、アルパカの舌ぐらいあるやん…。



古墳(円墳)のような盛り方ですけど、お皿は決して大きいわけではありませんので、量が多いというほどではありません。



エビフライ1本に対するタルタルソースの量としては過剰なほどですね。小市民・小役人の珍はもったいないと思ってしまうので、違うおかずにも使いたくなります。



STがオーダーした「天ざるそば定食」(税込1,100円也)はこちらです。バラエティ豊かですね。てか、洋食やハンバーグの店あるでってリサーチしてきたSTが結局そば食っとんかいっ!



大根おろしも付いた本格的な天ぷらです。天ざるなのに、ちゃんと天つゆも付いているところは良心的ですね。



ごはんは、とろろかけごはんになっています。量は少なめながら、このあっさり系メニューをオーダーする食欲減衰中の人からすると適量ですね。



そばの盛り付け方と氷の配置は雑やな(苦笑)



すりごまはざるそばのつゆ用だと思いますが、ねぎとわさび(写真ではわかりにくいですが、水溶粉わさびっぽい)とビミョーにバッティングしていますので、まあお好みでそばに使うか、天ぷらに使うか、とろろごはんに使うかってところですかね。



手デカっ(苦笑)
(つづく)
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ゆる珍神戸2022_17

2022-09-04 07:52:10 | 神戸
『ブラジル』のメニューはネタの宝庫です。



左上の黄色いクジラ(イルカというよりクジラですよね)がシュール(苦笑)
こうして見るとかき氷も充実しています。それにしても追加トッピングが50円てのもサービス精神旺盛ですが、バニラアイスと練乳が同じ50円てのは…(苦笑)



かき氷機が「ツェッペリン」という名称なのが凄過ぎます。まったく関係ないですけどレッド・ツェッペリン好きにはたまりませんね。ぜひとも見てみたいです。ネットで検索しますと、いくつか種類がありそうでして、昔見たことのある卓上手回し型の武骨な感じがするオーソドックスなフォルムです。アンティークにも分類されていまして、かき氷機としてはもちろん、インテリアとしても価値がありそうです。名称からしてドイル製?(使用開始年からすると西ドイツ製?)かと思ったら日本製ではないかと思われます(富田鉄工?)。ちなみに、中古ツェッペリンだと今年7月にヤフオクで21,600円で落札されていました。



パフェ類も充実しています。皿や盛り付け方は昭和パフェそのもの。



この「どんぶりパフェ」が何といっても目玉。出せる食材全部ぶち込みました~みたいな。



この「NEWポコポコ」もキテます。名称も謎ながら、NEWが付いているのがさらに謎を呼びます。リニューアルしたんでしょうね。「デカパフェ入門編」とありますが、このデカさはもはや大食い番組で出てくるほどの横綱級でしょ!(笑)
加えて、顔出ししているので店主のご家族なのでしょうけど「男の子みたいな女の子」なのか「女の子みたいな男の子」なのか、よくわからないジェンダーフリーな小学生も凄い!



『ブラジル』が昭和喫茶店であるのは、パフェ系が充実している印象が強いからなのですが、てことはそれだけ需要があるってことなんでしょうね。映えますしね。そして、何と言っても…



「マッターホルン」は標高(笑)55cmとのこと。盛り付けも難しいでしょうね。底にはミックスジュース?モタモタしてるとアイスクリームは溶けるわ、フルーツは落下するわでスピードとテクニックの両方が求められます。書いてあるように、あの店頭サンプル後方や番台風レジ、壁面などにあったチェキかポラはこの「マッターホルン」登頂(笑)記念だったわけですね。
ちなみに、デカパフェを売りにする『ブラジル』ですが、結局3種類しかデカパフェないやん。まあありとあらゆるパフェ系食材をぶち込んでいますので、もはやバリエーションとしてはそれが限界なのでしょうな。あとは禁断のデミグラスパフェやうどんパフェといった変態系パフェしか残っていませんよね。



だんだん何でもありになってきた『ブラジル』です(笑)
てことはここは自社ビルなんでしょうね。コロナ下でどれだけ需要があるのかわかりませんけど、レンタルスペースならちょっとした会議や、まち歩き後の勉強会なんかでも使えそうですね。参加者全員がマッターホルン食べるパフェ会とか(怖)



たまたま隣のテーブルのカップル客の野郎のところにカレーうどんとカツ丼みたいなのが届いたのが聞こえたので、あれ?そんなメニューあったっけ…ともう一度メニューを見返してみたら「軽食」コーナーにラインナップされていました。カレーうどんも小鍋に入っていますし、カツごはんって、白ごはんんいトンカツを載せてあって、そこにぐつぐつ煮えるカレーうどんの汁をかけるわけですね。和風カツカレーですやん。しかも「カレーうどん」と称しながらえび天が入っていますので最強コンボ「天カレー」やん!これのどこが「軽食」なん?(笑)
他の「軽食」を見てもどれも定食系レギュラークラスか単品洋食メニューですよね。カツカレーが軽食ですか?「ホルモン焼うどん定食」なんて、見本写真を見てもどこが軽食やねんと(笑)
メニューに一々ツッコんでいたら珍オーダーの料理が出てきました。
(つづく)
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ゆる珍神戸2022_16

2022-09-03 08:02:13 | 神戸
それでは昭和大食堂『ブラジル』へ入っていきましょう。



17:08 思った以上に奥行きがありました。明るくて昭和50年代~平成初期の喫茶店という風情ですね。ちなみに、奥側の席は喫煙席、STと珍が座っている入口に近いほうが禁煙席です。



ワンピースが好きやな(笑)
あとけっこうな数のガンプラも見えますので、店主はガンダムも好き?



振り返って入口側。中央にあるのは…トリミングズームしてみますと…



最初タイルに見えましたけど、これも大量のチェキかポラ。タイルに見えたこともあって銭湯の番台みたいなレジですな(苦笑)
さて、STは洋食でリサーチしていくれていましたので、やはりハンバーグかな…と思いつつメニューをチェック。



メニューの数も圧巻ですな。まさに昭和大食堂に威容。珍がこじつけやんと指摘しました「たのしい!」の「いろどり定食」は名前のとおり彩り豊かな小皿料理ってわけですね。まあ「たのしい!」はアリですな。失礼しました。



初志貫徹、珍は「スペシャルハンバーグセット」にしました。



食欲減衰中のSTは夏限定メニューにそそられたようです。こちらも「ほんまにこれ全部あんの?」とツッコミたくなるほどのメニューの数です。和テイストが中心のようですね。例の自己矛盾メニュー「冷やしにゅうめん」もここにラインナップ(メニューでは「にゅう麺」)。「具だくさんで栄養満点の冷麺」ってそれが正式名称?長っ。てか小っ恥ずかしくてオーダー時にこのとおり言う客おらんでしょ。「そりゃあ人気No.1」てのも笑えます。自画自賛にもほどがある(笑)



STがチョイスしたのは「天ざるそば定食」です。食欲薄いわりにはまあまあのボリュームやん。
それにしても店頭・料理サンプルでもツッコミどころ満載でしたが、案の定メニューもツッコミどころ無限です(笑)



これがいわゆる「姫路モーニング」なのですね。名古屋モーニングに通じるサービス精神ですな。検索すると、このような喫茶店系もあれば、もうちょいオサレなパン推しのカフェ系もあるみたいです。本場姫路へ行って<姫路モーニング→駅そば→まねき×崎陽軒の関西シウマイ弁当→姫路おでん>という姫路グルメを満喫しないとあきません。



これがパン推しバージョンですね。厚切りトーストって笑けるぐらい分厚いものかもしれませんが、サンドイッチ系がコスパがいいかな。しかも見本写真にはオムレツ?(オムライスなら無双ですが 笑)とかまで付いて350円て凄いな。



この「わがままセット」も凄い。1,200円というのは冷静に考えるとビミョーにお高く感じますけど、組み合わせによってはお得感はありそうですね。ランチで食べるとして、珍なら<A:たまごサンド+B:オムライス(orイタリアンスパ=ナポリタンのことでしょう)+C:柚子シャーベット+D:グラスビール>ってとこでしょうか。アナタ様ならどれをチョイスされますか?
(つづく)
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ゆる珍神戸2022_15

2022-09-02 07:22:36 | 神戸
シャトルバスで垂水駅に到着しました。ディナーもSTがリサーチしてくれていまして、垂水駅にほど近い洋食屋とのことです。Googleマップを頼りに駅前商店街を進むと…



アレですね。めざしていた『ブラジル』です。カフェレストランとありますが、カテゴリーといい、何より店構えの雰囲気といい、モロ昭和。というか昭和のまま時間が止まっている風情です。テレビの取材があったり、けっこう有名なお店でして、姫路に本店があります(ケンミンSHOWで姫路本店を見たかも)。



17:06 『ブラジル』に到着しました。凄い…。このごちゃごちゃ感を含め文化財級の店構えですな。手作り感満開の45周年看板でもおわかりいただけるように、正真正銘昭和レトロです。45年前開店としたら昭和52(1977)年ですね。ただし、この手の店のこの手の看板は2年前ぐらいから出たまんまというおそれもありますが…。そして料理サンプルも凄いです。もうツッコミどころ満載。



「おいしい」「へるしい」はわかりますけど「たのしい」はこじつけやん(苦笑)
ちなみに、これらは精巧な食品サンプルだと思いますが、盗難防止なのか汚損防止なのかラップしていることでミョーにナマナマしいです。



えらいワンピースが好きでんねんな(笑)
料理サンプルの密度が高いのも昭和っぽいです。メニューのネームプレートにはすべて共通して「昭和~平成~令和の三時代を駆け抜ける!」とありますので、やはり昭和をかなり意識していますよね。それと右端にあるアイドルグループっぽい「しゃかりぃな」って誰?(笑)
写真を拡大するとポラに2022.6.18という日付がありますので、STと珍の来店のほぼ1か月前に来てますね(18日は土曜日です)。ネットで検索すると、最初はこのあたりのご当地アイドルかと思いましたが。元ジャニーズjr.大川慶吾プロデュースのアイドルグループでした。「しゃかりきにかわいい」を届けるというコンセプトでの命名なんだとか。オーディションで選ばれたメンバーですが、けっこう入替があるみたいです。秋葉原で定期公演を行っています。



このおびただしい数のチェキかポラは何なん?(後ほど判明)



「どんぶりパフェ」って凄いな。1,800円もしてる。丼にこれでもか!と具を満載したパフェなんですね。体にわるそう(苦笑)
その横の「みつまめ」と「わふうパフェ」の並びがよくわかりません。奥側が「みつまめ」かな?てことは手前が「わふうパフェ」でしょうか。そもそもその二つの違いもよくわかりませんけど「あんみつ」と「みつまめ」の位置が間違ってませんかね(苦笑)



さらに「どんぶりパフェ」に対抗するかのような「マッターホルン」がそびえています。2,100円という値段以上に凄そう。隣の「ポコポコ」って何?ネーミングに一貫性がおまへんな。それにしてもワンピースが好きやな、ほんま。



珍はワンピースに特別詳しいわけではありませんが、右の女子キャラはボア・ハンコック?左がよくわかりません。ナミが騎士コスプレしてる?



急に和食キタ――(゚∀゚)――!!
そもそもカフェレストランじゃなかったの?本格的な和食やん。それにえらい強気の値段設定ですな。しかも「あっさり御膳」っておかず見たら全然あっさりしてませんけど!(笑)
その向こうに貼ってある「つくしても つくしても つくしきれない」というつくしの絵が店のコンセプトを一層複雑にしてる(笑)



うどん・そば・にゅうめん・冷麺もあって、この節操のなさが開き直りなのかサービス精神なのか、カフェレストランというコンセプトを崩し、昭和の頃のデパート大食堂のようになってますよね。今日日の飲食店は一点突破が多いので、そういう意味では昭和レトロなんでしょうけどね。ちなみに、「冷やしにゅうめん」とありますが、そもそも「にゅうめん」て温かく煮たそうめんのことでしょ。矛盾したネーミングでっせ。名付けるなら「冷やしそうめん」じゃないの?(笑)



「本日のサービスメニュー」の中でも「シェフのおすすめ」を推してくる多層型の構成がさらに複雑。渋滞してまっせ。しかもシェフって…「冷やしにゅうめん」でもシェフ?(苦笑)
とにかく店前の料理サンプルだけでもこれだけツッコめるなら店内はもっと何かあるかも。この店だけで5回ぐらいのミニ連載ができるネタ量ですな。実際この店だけで珍は57枚の写真を撮ってました(笑)
(つづく)
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