台風18号は列島を縦断し各地で被害をもたらしました。近隣でいうと京都府では福知山市の由良川が氾濫し浸水被害が広がりました。花火大会での爆発事故に続き災難続きの福知山市ですね。また関西有数の観光スポットでもある嵐山でも、まさかの桂川(保津川)の氾濫。
よくぞ渡月橋が流されなかったな…と思います。アマゾン川みたいな色の濁流がみやげ物店などに押し寄せました。珍にとっても見慣れた景色が一変した光景は衝撃的でした。
これから秋の観光シーズン。さらに秋の嵐山のクライマックスともいうべき紅葉シーズンに向け現地では大打撃ですね。
さらに鴨川も大増水。あの橋は三条大橋です。河原消滅です。
これでカップルも当分座れまへんなψ(*`皿´)ψ
しかしながら桂川の氾濫、鴨川の大増水が合流地点の伏見でも水害をもたらしてしまいました。当然木津川、宇治川も大増水でして淀川水系がすべてこんな状態では、低い伏見の土地に逆流するようなものですよね。ちなみにN市役所の京都府民によると特別警報発令で緊急メールが来たそうですが、広域すぎて実感薄いかもしれません。とはいえ行政任せではなく自分の命は可能な限り自分で守らないとね。
それにしても今朝は昨日の天候がうそのように快晴、真っ青な空、涼しい朝でしたね。すでに昨夜からその気配はありました。週末の蒸し暑さを考えたら、一気に季節が進んだような気がします。文字どおり台風一過。
「台風一過」でいつも思い出すのが、昔Lマガの「いえるいえるコーナー」(ページの端っこにある投稿欄)だったか、「台風一過」をずっと「台風一家」だと思っていたという投稿。雨・風・雷を家族のようなくくりと捉え、「台風一家が過ぎたので晴れた」と思っていたとか何とか。同様の勘違いは確か珍ブログでもどなたか(あーちゃん?)がコメントを書き込んでいただいた記憶がありますが…珍の記憶違いでしたらごめんなさい。ある意味洒脱なたとえ話だと思います。
最後におまけ。
珍は昨日あれから帰宅してカップラーメンを食い、2時間足らず寝てから夜に開かれたとある懇親会に向かいましたけど、さすがに眠かったです。(今も眠いです…)
で、くだんの懇親会は8月にN川市駅前で行われた読売テレビ24時間テレビ関連のイベント反省会(という名の打ち上げ)に市役所を代表してお声をかけていただいたもので(珍の所管ではありませんが市も補助金で支援させていただいています)、昨年に続き二度目の参加でした。そのイベントには学生ボランティアも多数参加してくれていて、イベントでは確実に7割超、打ち上げでも女子率6割以上という状況でした。懇親会は立食形式で自由適当。珍の右隣には女子大生2人組が!(ちなみに左隣には古くから顔なじみの60代女性2人組…)
しかしながら彼女たちは未成年の可能性もあるので乾杯の際は「アルコールはいいのかな?」とすぐ右にいる大沢あかね似の女子に珍が声をかけると…
「未成年なんですぅ」とストライクが入らない。それでもここは直球勝負。
「へぇ、おいくつ?」
「18歳です」
「おおっ、すげぇ」
ナニがすごいのか(笑)この時点で暴投。
すぐさま左側から野次が飛ぶ。
「おばちゃんらにも18の頃はあったんやろか。あははは」
ないでしょ。記憶にあるのは霊体みたいなもので、いま現実的物理的に存在しまへんで。
このあと、おばちゃん2人組が範を示したこともありますが、女子大生2人は反応よくすぐさま料理を取り分けてくれたりしました。
「気が利くねぇ、でも気を遣わなくていいよ。若いねんからどんどん食べないと」
「いえ、気が利くなんて…。どうぞ」
と珍にお皿を渡してくれました。かすかに指と指が触れ合う…。
にしても珍のコメントがほとんど気が利いていまへんな(笑)
そんな彼女たちにはさすがにビールを注いだりしてもらうのは気が引けましたが、それより周りのオトナが珍のグラスに注いできます。
気が利かんのぉぉぉ。彼女らに「珍さんにも注いであげて」でしょ、そこは!
あかねちゃん(さすがに名前を聞く根性がないので便宜上こう呼びます)は珍のグラスにビールを注いでいいものかどうか逡巡しているように見えました。
ええんよ、あかねちゃん、珍のグラスに注いでくれて。
ふと見ると女子大生2人のグラス(コーラ)が空っぽ。一応飲み放題なのですが、出してあるジュースやウーロン茶、瓶ビールをセルフで取りに行く方式。珍は速攻ウーロン茶を取りにいきましたが、そこは女子大生分だけを取るとおばちゃんらのメンツが立たないので3つ取ることに。しかし行ってみるとグラスが1つ足らないので「ウーロン茶、あと1つください」と声をかけました。「はい」という返事ととももに野郎フロア係がバックヤードへ。ところが遅い…なかなか出てこない。するとどこからか手が伸びてきてウーロン茶のグラスを強奪。そこへマヌケな野郎フロア係が登場。「お待たせしました」遅いねん!
「あと一つね」
野郎フロア係はウーロン茶がまた2つしかないこと確認して「あ、はい」と言い残してまたバックヤードへ。
一々確認せんとすぐ動けっちゅーねん!
さすがに珍はそこでウーロン茶のグラスを2つ手に持つことに。またまた出てこない。
早よせーや!
やっと出てきたウーロン茶のグラスを含め3つのグラスを持ってテーブルへ戻り、女子大生2人の前にさりげなくリリース。
「あ、ありがとうございます!すいません」とあかねちゃん。
ここから会話が弾みだします。ちなみに、珍は懇親会の冒頭に市を代表して挨拶をしていますので、珍がナニモノかは彼女は承知しています。
「N川にお住まい?」
「いえ、O和田なんです」
「でも市境近くやね。てことはもしかしてOK大学の学生さん?」
「そうなんです。(よくわかりましたね!という驚きのまなこ)
O和田で一人暮らしなんですよ」
え?いきなりナニ?もしかしてそれって珍に遊びに来てもいいよってこと?
「ナニの勉強しているの?」
「栄養士をめざしています」
「へぇ。ちなみにOK大学さんとN川市は包括連携協定を結んでいて、珍が前職のときにそのとっかかりを担ってたんですよぉ」とイヤミにならない程度にさりげなく自慢。
「すごーい」テッパンな反応を見せるあかねちゃん。
「珍なんてアルバイトばかりで大学行くの週1~2回やったけど、今から思うともっと勉強しときゃあよかったなと思うよ」
「先輩方みなさん、そう仰るのでしっかり勉強しなきゃ!って思っています」
「えらいなぁ」
「いえぇそんなことないです」
とかわいく恐縮するあかねちゃん。
「ボランティア参加は今回がはじめて?」
「はい、先輩に誘われて」
「募金のところにいたん?」(珍はイベントでちゃんと募金しています。もちろん女子大生ブースで千円札を投入)
「いえ、裏方でして、募金のところには…来年は募金の係をやってみたいです」
あかねちゃんを見つけたら今度は1万円札入れるからね。
途中珍は地元商業者さんといろいろ意見交換するため別のテーブルへ。
その間あかねちゃんはちらちら珍を見ている…。
宴もたけなわとなり、最後に恒例となっている「サライ」の合唱は、ボランティアの学生さんたちが壇上へ。
オイオイ、やたら女子大生多いなぁ。ま、これがないと打ち上げに来る意味ないし。うひひ。お、あかねちゃんも恥らいながら歌ってるわ。
あ、あのめがねっ娘、谷間出てる服やし…。
壇上からあかねちゃんは珍に視線を送り続けている…。
宴会も終わり。最後は自分のテーブルへ。あかねちゃんは名残惜しそう。でも彼女には言葉が見つからないようなもどかしさが…さびしそうに微笑みながらうなづくばかり。
「じゃあまた。来年もこのイベントにぜひ参加してくださいね」
「ハイ!」とあかねちゃん。でも複雑な表情は、もっと珍と話していたいってことか。
その後あかねちゃんは出口までついてきて見送ってくれました。振り向くとずっと珍に手を振り続けるあかねちゃん。あかねちゃん、かわいー。
ちなみに「ナニか困ったことがあれば連絡してよね」と名刺を渡そうかと一瞬思いましたが、さすがにあざといのでやめておきました。いかにもスケベオヤジっぽいので。
どこまでもストイックな珍でありました ( ̄皿 ̄;)ゞ