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朗読検定2級の「傾向と対策」

2019-06-03 22:42:35 | 朗読検定

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【この記事でわかること】

1、朗読検定2級の内容

2、練習のポイント

・・・・・・・・・・・・

今日は、2級受験講座の初日でした。

「海のまち朗読館」では、受検日の100日ほど前から、12のカリキュラムに沿って合格読みを学びます。

ずいぶん早くから始めるんだなと思いますよね。

これには理由があるんです(^_-)-☆

課題が発表される前に、作文と初見読み過去問をこなしておき、

課題が出た後は、A&B合わせて集中的に読みこなしていく。

これは、1回目はダメだったけど、2回目の挑戦で絶対合格を目指しています!

という何人かの方からのご相談にお応えして決めたことなんです。

ほとんどの方は、申し込んでから受検対策を始めるので、

どうしても課題読みを優先して練習してしまい、

作文や過去問対策はぎりぎりになってやっと取り掛かるようになってしまう。

すると結局焦るばかりで、

せっかく仕上げた課題読みも試験当日に実力を出し切れずに、

不合格の通知が来てしまった・・・。

あ~、そんなこと、私にもあったな~、と思い出します・・・。

夏休みの宿題をはじめのうちに準備だけして、「仕上げはあとでやろう」と思っているうち、8月30日になってしまった!

慌てて片付けたのはいいものの、クオリティは全体にダダ下がり(´Д⊂ヽ

 

そこで、カリキュラムを作る際、

課題読みの練習を始める前にできることは、時間のある時、先に済ませておくことにしたのです。

そして課題が出た後は、読みに集中!

これが功を奏したのは言うまでもありません。

前述の、2回目の挑戦に「海のまち朗読館」から臨まれた方は、

12回の講座で確実に成長され、無事に合格証を手にされました。

 今はご自身で朗読サークルを主宰されています(^_-)-☆

「最初から講座を受けて受検すれば最短で合格できたんですね」と、しみじみおっしゃっていたのが印象的でした。

1、朗読検定2級の内容

2級は準2級と同じ課題を、「検定員の前で」1回だけ読む、という対面朗読です。

11点減点だと不合格になってしまうので、減点は10点までに収めるように読まなくてはなりません。

情景描写とか、セリフの情感とかは、その時々で変わるので確実に点数を見込むことができませんから、

アクセントや無声化鼻濁音で得点を失わないよう、

パーフェクトに仕上げなくては合格が難しくなります。

これについては、自信を持つために、一度専門家にチェックをしてもらうと安心ですね。

ところで初見読みには、アクセント無声化鼻濁音のチェックが入りません。

ちょっと安心されましたか。

いや、ちょっとじゃなくてすごくホッとしたかもしれませんね(^◇^)

難しいのが、初見読みのプロミネンス!

自力受検される方は、録音して、聴いてみて、を何度も繰り返して、

本当に下線部が強調されているかをしっかり確かめましょうね。

読んでいるときはちゃんと強調させているつもりなのですが、

聴いてみるとさっぱりわからない、なんていうことはよくあるものです。

課題読みは、準2級でコツをつかんでいらっしゃると思いますので、

それがいつでも再現できるよう、やはり何度も練習しておくとよいでしょう。

 

2、練習のポイント

ABを同時に練習するのはなかなか大変です。

まず普通に声出しするほかに、抜粋以外の全文を読書する。

長い物語だと時間が必要ですからね。

時代考証も重要です。

続いてとにかく口が普通に動くように、何回も何回も音読。

2か月で8回のレッスンで、量質転化をはかります。

「量質転化」とは学習法の一種で、

習得したいことの学習を一定期間に大量に行った場合に、

ある段階に達するとそれが質的な変化を起こす、というものなんですね。

聴いたことのある方も多いと思います。

朗読でも同じこと。

信頼できるトレーナーがついて一緒に伴走してくれる環境なら、

一気に仕上げたほうが、圧倒的に質が高まります。

自分の読みは正しい方向に進んでいるのか、

独りよがりな読み方になっていないか。

常に講師に客観的に判断してもらえるので安心して頑張れるというわけですね。

ちなみにAとBは別の日程で受けてもかまわないので、

仮に自力受検される場合は、

同時受検よりもひとつづつ仕上げたほうが確実かもしれません。

一人ですべてを完成させるのには時間が3倍ほどかかるのではないかと思われるからです。

(読む、聴く、チェックするを一人で実行するため)

中途半端ではまず合格できないのが2級対面受検ですから、一度に無理せず、

確実に合格ラインまで仕上げる時間を確保するよう計画すると良いでしょう。

これは、2級に限ったことではないのですが、

読んで録音したものを、何度も聞くのが一番です。

自分が思った通りに読めているか、チェックしながら聞いてみましょう。

自分の声を聴くのは気がめいるものですが('◇')ゞ

50回くらい聞いていると、それにも慣れてきますからね、

慣れるまで聞いて、

それから、やっと自分で自分の読みを矯正できる段階に入るんですね。

ほとんどの方は、これをしていないのが残念です('_')

お教室でも、どんどん上達される方は、

いつもレッスンを録音して、それを繰り返しお家で聴いていらっしゃるんです。

簡単なことなので、ぜひ皆さんも試してみて下さい(^^♪

客観的な耳を持てるようになると、

自分で間違いを直すようにもなれていますよ。

とにかく何度も読む、聴く、を繰り返すと良いでしょう。

 

それにしても、アクセントは、なかなか完璧に使いこなせる人はいないものです。

でも検定ではしっかりチェックされていますから、

皆様も頑張って正確な共通語アクセントを使ってみましょう。

もしアクセントのことでお困りでしたら、一度「海のまち朗読館」に相談してみてくださいね。

 

 

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