朗読教室ブログ「海のまち朗読館」

オンラインZoom朗読レッスンで、
お家にいながらコミュニケーション上手になるブログ


           

【第15回青空文庫朗読コンテスト勉強会】

2022-01-01 20:47:08 | 朗読コンテスト

新年あけましておめでとうございます。

海野尾順子です。


今年もどうぞよろしくお願いします。


昨日おおみそかの午後に、第14回青空文庫朗読コンテスト本選が行われました。

YouTubeでライブ配信されていましたので、ご覧になった方も多いことでしょう。

ホールでの朗読から動画での審査に変わって3回目、出演者の動画作成のクオリティも格段にアップして、朗読を、聞くだけでなくその演出も楽しめる素敵なパフォーマンスに育てている皆様の努力に感激しております。


そんな素晴らしい出演者の皆様が切磋琢磨される今回のコンテストで、
「海のまち朗読館」ステップアップコースのメンバー、われらが里華さんが、
銀賞に入賞されました!!


里華さんは今回3回目のチャレンジ。
初回から予選通過して本選出場され、前回2回目は、本選出場から「審査員特別賞」受賞。
お着物に詳しく、毎回作品に合わせてオリジナルの組み合わせで物語の本質に迫っているのが魅力的。

もちろん朗読も素晴らしく、作者の想い、物語の舞台への探求に余念がなく、私もいつも勉強させていただいています。


コンテストはアーカイブがないので朗読を今からあらためて聞くことができずに残念なのですが、
こちらでお姿を拝見することができます。

審査結果発表の動画、5分17秒のところで、里華さんがご紹介されています!
↓ ↓ ↓
https://youtu.be/B_zOghjYitg

 

同じコミュニティに素敵な方がいらっしゃると、あとに続く方にとっては大きな目標が身近に感じられて、がんばる気持ちにも弾みがつくと思いませんか?


朗読家と言われる方々がよくおっしゃるのは、
「コンテストに挑戦することで、成長できたと思います」
ということ。


令和4年の元旦、今年の目標に、
「コンテストにチャレンジすること」を掲げてみるのも素敵ですね。


ちょうど今日、第15回青空文庫朗読コンテストの予選受付が始まったばかりです!


第15回青空文庫朗読コンテストの課題もつい先ほど発表されました。

 

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【一般の部・認定講師の部】

吉川英治・作「親鸞」 より抜粋部分
https://www.roudokukentei.jp/aozora/rule/images/ippan_shinran.pdf

太宰治・作「斜陽」 より抜粋部分
https://www.roudokukentei.jp/aozora/rule/images/ippan_syayou.pdf

森鴎外・作「牛鍋」 より抜粋部分
https://www.roudokukentei.jp/aozora/rule/images/ippan_gyuunabe.pdf

織田作之助・作「道なき道」 より抜粋部分
https://www.roudokukentei.jp/aozora/rule/images/ippan_michi.pdf

梶井基次郎・作「檸檬」 より抜粋部分
https://www.roudokukentei.jp/aozora/rule/images/ippan_lemon.pdf

=====

今回は本選出場40人と、通常より10人増えたので、
課題作もひと作品増えて5作品になりました。


録音予選は、3回あります。
1/1~1/31 前期
2/1~2/28 中期
3/1~3/31 後期


毎回1月中の提出が一番競争率が低く、予選通過しやすくなっています。


そこで!

「海のまち朗読館」では、1月上旬に青コン課題作講座を開くことにしました。

作品説明と、アクセント、無声化、鼻濁音、フレージングについての質問にお答えします。


~~~~~

1/5 織田作之助・作「道なき道」
1/6 梶井基次郎・作「檸檬」
1/7 太宰治・作「斜陽」
1/8 森鴎外・作「牛鍋」
1/9 吉川英治・作「親鸞」

~~~~~


時間は各20時~21時。

毎回、大変好評いただいている、
「海のまち朗読館」のコンテスト勉強会。


どの作品で応募するかを決めるための材料にしていただけますし、その後のお稽古にも大変役立つ、実践的な勉強会です。

皆様のご応募お待ちしています。


◆◇お申し込みお問い合わせはこちらから◇◆
↓ ↓ ↓
https://bit.ly/3zg91LE

※お申し込みの締め切りは1/4です。
お早めのお手続きをお願いします。

 

今日もお読みいただき、
ありがとうございました。


お正月をお元気でお過ごしくださいね。

 

 


太宰治「待つ」小川未明「嵐の夜」森鴎外「高瀬舟」大下宇陀児「金魚は死んでいた」

2021-02-13 21:59:15 | 朗読コンテスト

今年元旦から始まった、青空文庫朗読コンテスト予選。

お正月が明けてから準備を始めよう、とか、
1月は練習、2月から本気でがんばろう、など、
本気モードを先延ばしにしている方も多いかもしれませんね。

私自身も、「まだ前期予選の発表があったばかり」なんて思っていたら、
中期締め切りまであと2週間!

3月31日の後期締め切りまで、3か月の予選期間の半分を過ぎ、早くも折り返し地点です。

 

今年始めた「青コン勉強会サロン」では、テクニカルな質問から、
登場人物の心情に関する疑問まで、さまざまな内容について、議論が交わされています。

質問内容の一部をご紹介すると・・・。

 

◆「待つ」で何を待っているのかが、自分でもはっきりわからず音読に入っています。音読し続け、検索等で調べて、自分の考えがまとまるのを待てば良いのでしょうか?または、どうしても分からなければ違う課題に変更した方がよいのですか?

◆タイトルの読み方は採点には入っていないのかもしれませんが、印象良く読みたいです。それでつい、力んでしまいます。

◆課題を「待つ」と「あらしのよる」に変えました。今から皆様に追いつけるものか焦ります

◆「嵐の夜」の 「薔薇色」滑舌が悪くて困ってます

◆嵐の夜が人気と伺って不安になってきました。変えた方がよいかと。

◆「待つ」の主人公のキャラ設定が難しいと感じています。「待つ」を選ばれた方は、主人公はどんな女性像ととらえていますか?

◆胸がいっぱいになり窒息するほど苦しくなります。が、自分の中でどういう気持ちなのかが落とし込めていないのですが。

◆何度も読んでいると口に唾がすごくたまって口が回りにくくなることが多くあります。

どれも、汎用性があってどの作品にも役立つ良い質問ですので、
あっという間に1時間が過ぎてしまうんですよね。

もし、今からでも勉強会に入って勉強してみたいという方は、ぜひご参加ください。

 

ご入会月のアーカイブを見ていただけますので、無駄にならず、充実した朗読勉強になりますよ。

 

 

前期予選では、ほとんどが女性からの応募、「待つ」「嵐の夜」でのエントリーだということです。

女性の語りで進むストーリーなので、読みやすいというわけですね。

ところが読むほどに、いったいなぜここでこんなことが書かれているんだろう?と気になる。

 

考えるほどわからなくなる。

 

難しいお話だなと思う方が多いのがこの二作品の特徴です。

 

一方、「高瀬舟」「金魚は死んでいた」の二作品のコンテストの抜粋部分は、解釈に苦労はしないのでは・・。


説明や、上司と部下の会話なので、関係性をつかみやすいんですね。


こういう疑問について話し合うのは、もちろん勉強にはなるし、またかなり楽しいです。

リアルな会合だと、なかなか全員に話を聞くことは難しいですが、zoomだと、一画面に全員が映るので、〇〇さんはどうですか?って話を振りやすい。

 

リアルで合っていると、理屈っぽい話とか、自己主張的な話はしにくいですが、オンラインでは堂々と言える。

だってそのために集まっているんですからね!

 

つづきはこちら

↓ ↓ ↓

https://uminomachi.com/contestsalon-2/


青コン中期録音予選通過者発表を終えて

2020-08-05 20:47:06 | 朗読コンテスト

◆◇◆◇◆


Facebookプライベートグループ
「未来朗読」コミュニティ
トークライブ実施!

◎8/6(木)
◎20時~20時40分

【テーマ:青コン中期録音予選通過者発表を終えて】

◆◇◆◇◆


こんにちは、海野尾順子です。

梅雨が明けて、真夏の太陽がまぶしい毎日ですね。


本日、青空文庫朗読コンテストの録音予選中期の発表がありました。


前期と中期の発表によって、後期提出の準備も変わってくると思います。


そこで後期エントリー予定の方に向けて、トークライブを行います!


すでに本選出場の切符を手にされている方にとっても、後期予選は気になるところでしょう。


本選の土俵に上がる同じ立場として、

どんな読みで予選を通過したのか、

本選ではどんな読みで出場するのか、

仲間のことを知っておくのは大事なんですね。

 

一方で、コンテストにかかわっていない人には、

同じ日本にいながら、

普段接することのない、コンテストを目指して朗読をしている人たちのことを知るのは

興味ふかいのではないでしょうか。


というわけで、朗読ファンならぜひ、ライブにご参加ください!



Facebookプライベートグループ内での限定ライブなので、
まだお入りになっていない方は、こちらからどうぞ。

↓ ↓ ↓

https://www.facebook.com/groups/mirairoudoku

※こちらで参加申請→承認後にライブにご参加いただけます。



◆◇◆◇◆

Facebookプライベートグループ
「未来朗読」コミュニティ
トークライブ実施!

◎8/6(木)
◎20時~20時40分

【テーマ:青コン中期録音予選通過者発表を終えて】

◆◇◆◇◆





※FBグループ参加は、参加申請が必要です。

ライブ開始直前、ライブ中は、承認作業ができませんので、早めに申請してくださいね

 

2020青空文庫朗読コンテスト課題作・アクセント無声化鼻濁音レッスン

2020-07-01 20:13:15 | 朗読コンテスト

▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

引越ししました。

新しいページはもうご覧いただきましたか?


https://uminomachi.com/

▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲

 

「2020青空文庫朗読コンテスト課題作・アクセント無声化鼻濁音レッスン」を開きます。

Zoomオンラインで、世界中どこからでも参加できます。

しかも無料!

定員は10人です。

詳しくはサイトをご覧ください。

↓ ↓ ↓

https://uminomachi.com/2020contestlesson/


第12回青空文庫朗読コンテスト課題作・太宰治「ヴィヨンの妻」抜粋朗読

2020-05-04 17:23:21 | 朗読コンテスト

課題の3作品目をアップしています。

ご参考にされて下さいね。

おうちにいる時間が長い今、たくさん練習して、予選通過を目指しましょう!

 

第12回青空文庫朗読コンテスト課題作・太宰治「ヴィヨンの妻」抜粋朗読

https://uminomachi.com/contest2020ningensikkaku/


朗読コンテストで光るために

2019-06-02 15:37:20 | 朗読コンテスト

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【この記事でわかること】

1、コンテストの朗読

2、朗読時のビジュアル

……………………………

今年ももう6月、一年の折り返し地点ですね。

夏のコンテストシーズンを前に、皆様の朗読熱も盛り上がってきていること思います。

先日、NPO日本朗読文化協会の「第9回朗読コンクール」のお知らせが届きました。

今年2回目のコンクールを開かれるのだなと、びっくりしましたが、

ここのところの朗読ブームを考えると、それもわかります。

できるだけ多くの方に、機会を持ってもらうことで、

練習の励みにしてもらいたい、朗読をずっと続けて楽しんでもらいたい、

という気持ちは、朗読に携わる人に共通しているのだなと思いました。

 

先日、青空文庫朗読コンテストの東京会場予選があり、

早くも11月本選の出場者が選ばれましたね。

私は昨年の東京予選にエントリーしまして、本選への切符を早い時期にいただくことができ、

とてもうれしかったのを覚えています。

その時の経験をもとに、ご希望の方にはコンテストに向けたレッスンをさせていただいているのですが、

今日は、朗読のコンテスト、コンクールについて、

少しお話してみたいと思います。

 

*録音予選、立ちで読む会場予選、本番のステージ読みの違い

コンテストに本気で取り組んでいる方は、全国どこにでも足を運んでいらっしゃいます。

そのための練習に、一定期間に自分のすべてを朗読に捧げて、時間も費用も惜しまないまっすぐな姿勢には、

本当に感動します。

去年は本選で優勝したのに、今年は予選を通らなかった・・、ということもあるのが朗読コンテスト。

いったい何がよくなかったのか、自分ではわからない!

どうしてでしょう、次のコンテストではどうしたらいのでしょう?というご相談をいただくこともあります。

コンテストは、上手な人が入賞するというわけではなく、

その時集まった応募者の中で、審査審の心をつかんだ人が入賞するので、

今回ダメだった理由を考えるよりも、次の課題文を自分なりに表現することを考えると良いですと、

お話しさせていただいています。

そこで気持ちを切り替えられて、別のコンテストで本選出場を果たされた方がいらっしゃると、

私もその純粋で潔い前向きな姿勢に、学ばされますね。

 

さてほとんどの予選は録音を送ることで始まります。

すると、審査員は送られてきた音声を、座って。「仕事として」聴くことになります。

まとまった人数の朗読を次々と聞いて採点していく作業を想像してみると、、、、

う~ん、大変そうですよね。

一つ一つを味わうことが難しそうです。

むしろ心にキュッとする瞬間を1回でも感じることで、

その読みに「惹かれてしまう」ような感じになるのかもしれません。

水面にその一滴を落とす読みができるかどうかが大事なポイントになりそうですね。

 

一方で会場予選では、読み手は立って朗読します。

審査室のドアを開けて、ご挨拶し、審査員と会話もします。

お互いに、親しみを感じられると、リラックスしてよい時間を過ごせますよね。

そこで課題を読むわけですので、

録音の時のような「静寂の中で自分の声を聴く」内側にこもる意識とは違い、

目の前の聴き手に向かって語り掛ける、

しかもそれは狭い空間で、閉じられた部屋で、

「あなただけに気持ちを打ち明けたい」という特別な親密さがあると、

聴き手も真剣に耳を傾けてくれるのではないでしょうか。

 

本番のステージ読みは、不特定多数の方に、壇上から訴えかけることになります。

これはもうパフォーマンスですね。

聴き手は何を望んでいるのか、読み手にどうしてほしいのか、

それを物語の中でどう表現すれば、うまく伝わるのか?

間違えないように読もうとか、入賞したいとか思う自分の意識がなくなって、

自分を通して物語が再現されていくように、自分を捧げるような気持になって、

会場全体が、一緒になって物語を味わうことができたら、素晴らしい時間ですね。

 

以上のように、コンテストでは、いつものように教室でお稽古するのとは違った観点が、

なかなかにたくさんあるものです。

目的に合った練習方法で、繰り返し読み、聴き、修正することを繰り返して、

自分の望む結果につなげましょうね。

 

*コンテストのためのお稽古・ビジュアル編

「海のまち朗読館」ではいつもお話していますが、

特にコンテストで読み手は、聴き手の「良いガイド役」でありたいものですね。

自分の見せ方も大事です。

美術館や観光地のガイドさんが、

いつもうつむいて恥ずかしそうにしていたら、

「具合でも悪いのかな?」と心配で話しかけることも遠慮してしまいますよね。

朗読も同じです。

元気玉を聴き手にポンポン手渡す気持ちで、

しっかり両足で立って読みたいものです。

人から見た自分の姿、 第一印象=ファーストインプレッションが

聴き手の気持ちをキャッチしたら、

「とりあえず最後まで聞いてあげようかな」

と思ってもらえます。

これは一人で録音するときも同じです。

できれば立って録音すると、座って読むとき以上に、

腹式呼吸が自然にできて、しっかり地声を出すことができるものです。

 

会場予選の場合は、 自分の姿を録画して、

他人の目から見た自分の姿を 何度も点検するようにしましょう。

チェックするポイントは 次の5つです。

1 表情  明るく生き生きとしてみえるとよいです

2 声のトーン  はっきり聞こえるように

3 頭を動かすことで拍子を取らないようにしましょう

4 姿勢  猫背になったり左右に曲がっていないか確かめます

5 ファッション  肌の露出が少ない、明るい無地系の服

5番めのファッションですが、

私は朗読会に出演する方にはモノトーンを推奨していますけれども、

コンテスト本選では、

白またはパステルトーン、あるいは原色の無地系がおススメです。

強いステージライトに映える色がいいですね。

肌は精神状態を主張しますので、できるだけ隠すファッションが、結局は自分を助けてくれるものです。

一方で髪は動きのないスタイルがよいです。

結んだり、止めたりして、やはり主張を抑えましょう。

 

撮影した姿を自分で見たり、 人に見てもらうととても良いですね。

自分の姿が人にどのような印象を与えるか 意識することがないまま、

テレビで見るタレントさんの服装を参考にしてしまうのは危険です。

画面で写っていませんが、タレントさんにはスタイリストがぴったりついていて、

胸のあいている服など、左右どちらかだけ空きすぎていないか、

ロングヘアの場合は、一部だけ偏って見えないように、常に一番きれいに見えるよう、

カメラの向いていないときにさっと直しに来たり、

ペンダントがちゃんと真ん中に落ちているように、

とにかくありとあらゆるものが、「一番美しく見える位置にあるよう」常に整えているのです。

綺麗なのも当たり前で、ふつうではありえないのですよね。

 

朗読で聴き手の心をつかみ、

しかも自分の読む姿で好印象を与えるというのは、

なかなか難しいものです。

でも、こういうところを工夫して挑戦するのもまた、

非日常の楽しい経験ですから、

ぜひ今日の記事を参考にされ、

皆様もやってみて下さいね。

ちなみに写真は去年の青空文庫朗読コンテスト本選です。

この日は、赤のハイネックのワンピース、シングルの紺ブレ、黒30デニールタイツ、黒エナメルのローファー。

前から見ると紺ブレから赤のワンピがのぞきます。

ご参考まで。

 

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「青空文庫朗読コンテスト予選」向け特別講座

2019-04-13 21:10:00 | 朗読コンテスト

*青空文庫朗読コンテストにエントリーされる方へ

もう課題作は読みこまれていますか?

青空文庫朗読コンテストは4つの課題作から一つを選びます。

もちろん4つ読んでそれぞれに応募しても構わないので、

どれが自分に一番合っているか決めかねる方は、すべてを送る方もいらっしゃいます。

それにしても、たくさん録音して、どれが一番よいかを聴き分けるのも大変な作業です。

客観的な意見を求めたい気持ちになったら、やはり信頼のおける朗読講師のレッスンをお受けになることをお勧めします。

 

*会場予選で通過を目指す方へ

会場予選は大阪ですぐに埋まってしまいましたから、

あとは東京、盛岡、愛媛になりますね。

会場予選は小じんまりした会議室的なところで、審査員と1対1で向かい合って朗読する方式です。

凛とした立ち居振る舞いはとても大切です。

読むときに、体がオーバーアクション気味だと言われたことのある方、

目線を客席に移そうと努力されている方、

挨拶の仕方に迷われている方。

そんな方々の問題を解決するのが、

5/5のコンテスト公開レッスンです。

講師は昨年の東京会場予選を通過して本選に進みました。

その時の経験から、具体的にレッスンさせていただきます。

朗読などが洗練されて聞こえるコツについて、わかりやすく、覚えやすくお伝えします。

録音機器をお持ちの上ご参加いただけますので、大変実践的です。

枠はあとお二人分ございます。

 

*録音予選で本選を目指す方へ

 会場予選に行くことが難しい方は、録音予選に応募されると思います。

こちらは十分練習して、納得のゆく朗読を送ることができるのが利点です。

一方、練習しすぎて「変」な読みになってしまうことも多いのが困る点です。

これは、もう、どうしようもないのですが、

やはり信頼できる講師に時々チェックしてもらいながら完成度を高めていくのが安心ですね。

「海のまち朗読館」の講師は、その点、自らが「ものすごく変」な読みで不評を買った経験が豊富なので、

「変な読みを聞き分ける能力」と、

「どう変なのか、なぜそうなるのか、直すには何をしたらいいのか」がすぐにわかる能力が身につきました。

迷ったらご相談いただければ、お役にたてるかもしれません。

 

*コンテスト予選通過特別講座のおしらせ*

5/5(日)のステージレッスンは、朗読イベントの中で行われます。

臨場感のあるコンテストレッスンはほかになく、大変充実した時間になりますよ。

度胸と実力を高めるためには、ご参加されることをお勧めします(*^_^*)

****************

「海のまちGW朗読in横浜」

 5月5日(日)10:30~16:30横浜美術館「レクチャーホール」

1部:発表朗読ワークショップ「注文の多い料理店」定員10人

2部:ステージ朗読会              定員10人

3部:朗読コンテスト公開ステージレッスン       定員3人

■参加費用

イベント一日券500円(第1部から第3部まで通して御覧になれます。途中出入りは自由です)

1部:発表朗読ワークショップ 9980円(2回目以降のご参加は7990円)定員10人

2部:ステージ朗読会 朗読作品9分以内 3490円(9分以上は2分ごとに980円)定員10人

3部:朗読コンテスト公開ステージレッスン 5940円 定員3人

*朗読出演者の方は、ご自由に一日観覧できます。

詳しいことはこちらをご覧ください。

講師のプロフィールはこちらです。


第11回青空文庫朗読コンテスト

2019-04-11 20:56:26 | 朗読コンテスト

特典いっぱい!無料メールマガジン「未来朗読」ご登録はこちら

 

第11回青空文庫朗読コンテストの応募要項のご案内です。

詳しい本部のサイトはこちらをご覧ください。

今年は11月24日に本選が大阪で開かれます。

予選は、対面予選と録音予選の二通りで、どちらもどなたも応募できます。

対面予選は、審査員の前で課題を読むので、枠も少ないため、大阪予選はあっという間に埋まってしまいました。

東京予選も間もなくいっぱいになりそうです。

岩手予選、愛媛予選はまだ枠があります。

この対面枠と録音予選枠で、本選出場30人が決まる仕組みです。

録音予選の応募期間は、2019年7月1日(月)~2019年8月31日(土)。

楽しみですね~、わくわくドキドキですね~。

課題作は以下の4作品です。

 

【一般の部・認定講師の部】

菊池寛・作「恩讐の彼方に」 より抜粋部分 ※2018年夏期 朗読検定2級・準2級 実技課題より抜粋
太宰治・作「駈込み訴え」 より抜粋部分 ※2018年夏期 朗読検定2級・準2級 実技課題より
堀真潮・作「抱卵」(「抱卵」キノブックス刊 収録作品)より抜粋部分 ※2019年春期 朗読検定2級・準2級 実技課題より
江戸川乱歩・作「D坂の殺人事件」 より抜粋部分 ※2017年春期 朗読検定2級・準2級 実技課題より

 

どれも人間のサガを扱っている、濃ゆい物語です。

それを「愛おしいもの」ととらえると、自然に読めるのではないでしょうか。

自分やほかの人の、「できれば見たくない面」「ダサいなと思う面」「恥ずかしい振る舞い」「嫌悪を感じる言動」について、

「やれやれ、まあいいよ、わかった!」と受け入れてあげるふりでもいいいからしてみたら、どんなことが起こるか。

よかったら声に出してそれぞれを読んでみてください。

あなただけの表現になると思いますよ。

小説は、みんなが避けたがる面倒なサガに焦点を当てて、一時そこに浸ることで、いつかの自分の昇華を促すツールにもなるのですね。

それを声に出して読むわけだから、スッキリ感もひとしおです。

 

特に気に入った物語があったら、せっかくですからコンテストにエントリーしてみては?

すでにエントリーを済ませた方は、よかったらレッスンにおいで下さい。

「海のまち朗読館」では、各種コンテストの特別個人講座を開いています。

また、5/5のステージ公開レッスンは、対面試験に臨まれる方には必須の本番形式のレッスン。

コンテストというお祭りを通して、ますます朗読を楽しむことが可能になります。

去年のコンテストに出場した経験から、具体的なレッスンをさせていただきます。

お申込みはこちらまでどうぞ。

コンテストレッスン講師のプロフィールはこちら

去年の青空文庫朗読コンテスト本選に出場した際の講師↓

 

 

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