朗読教室ブログ「海のまち朗読館」

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朗読者募集!テーマは「海」「赤」「靴」「人形」「横浜」「港」

2017-10-30 22:05:30 | 朗読作品

来年2月12日の朗読会は、テーマで読む朗読会です。

それは「海」「赤」「靴」「人形」「横浜」「港」。

お話のどこかに、これらのキーワードが関係している物語を朗読していただきたいのです(*^_^*)!

それらが「物語のテーマ」として扱われている必要はありません(*^^)v

たとえば本日お問い合わせがありましたが、芥川龍之介「ピアノ」。

この小説は横浜の山の手、が舞台になっていまして、「横浜がテーマ」というわけではないのですが、これは「今回の朗読会のテーマ」として正しく成り立っております!

…って、すみません、ちょっと何言ってるんだか分からないですね(^_^;)

「海」「赤」「靴」「人形」「横浜」「港」のキーワードがお話の中に見つかれば、それで十分ということなんです。

よろしくお願いします!

もう幾人かの方からご出演のお申し込みをいただいております。

まだ10月なのですが、来年の2月がとっても楽しみです(*^_^*)

「海のまち~朗・読・体・験~2018早春!」

2018年2月12日月曜日 11時半~16時半

横浜人形の家 「あかいくつ劇場」にて 

後援:(一社)日本朗読検定協会

 


さくら組朗読作品「極楽」

2017-10-29 19:45:01 | 朗読作品

さくら組は、菊池寛「極楽」を読んでいます。

これはユニークな物語です(*^_^*)

菊池寛は、ユーモラスな、まあどちらかというとブラックユーモア的なニュアンスのある物語が得意な感じなんですが、「極楽」もかなりイケています。

舞台は江戸後期、「おかん」は真面目なおかみさんです。

老年になり、寿命がやってきて、「おかん」は普通に安らかにあの世へ移動します。

生前、御寺様の教えを忠実に守ったおかげで、「おかん」は無事極楽へ到着しました。

10年前に亡くなって先に蓮のウテナに座っていた夫の宗兵衛ともめでたく再会を果たし、二人はともに数十年を過ごします。

極楽の様子は、御寺様で聴いていたことと寸分たがわず、「針で突いたほどの苦しみもない!」とおかんは日々感動を新たにするのでした。

そのおかんが、念願の極楽にいるにもかかわらず、いつか憧れを抱くようになったその対象は…!!

衝撃的すぎてとてもここではお話できないです(*_*;

しかし、彼女の気持ちはわからないでもありません。

現に宗兵衛もおかんに賛同しています。

あなたはどう思いますか!?

来年4/1(日)、藤沢の「ル・クラシック」にて開かれる「海のまち・朗読リサイタル2018」で、このお話を聴くことができます(^O^)

たくさんのお客様のお越しをお待ちしております。


桔梗組朗読作品「にぎり飯」

2017-10-21 18:49:24 | 朗読作品

「海のまち朗読館」では、4人までの少人数クラスで月に2回、御稽古を楽しんでいます。

4月から7月は、各自好きな物語を読みます。

8月は夏休みで、9月から3月までは、クラスごとに一つの作品を読みこんでいきます。

文学作品を、時代背景や作者の人生をたどりながら解釈し、どう読んだら伝わるかを工夫し、朗読作品として仕上げます。

そして、それを4月第1日曜日の「朗読リサイタル」でお客様に披露します(*^_^*)。

これから少しずつ、今読んでいる作品をご紹介してまいります。

まずは桔梗組。

こちらのクラスでは永井荷風の「にぎり飯」を読み始めたところです。

永井荷風は明治の東京で生れ教育を受け、留学も経験、慶應義塾大学文学部の教授もしながら小説を書いた作家です。

明治大正昭和と、時代の主流の中にいながらもハズした生活を続けたので、だんだんイロイロ苦しくなり戦争中は疎開先で困窮したりして、最終的には私の生まれる前の年に(関係ないか…)自宅にて孤独死されました。

ニューヨークやパリで過ごし、浅草の花柳界、銀座のモボモガカフェーに身を置いた、当時は並ぶもののないほど超おしゃれなおじさんの書く文章は、粋で軽やかで、それからけっこうナマナマしいです。

「にぎり飯」は、昭和20年3/10の東京大空襲、猛火を生き延びた二人の男女が、炊き出しのおにぎりを一緒に食べたことから始まる物語です。

どんな環境でも、男と女がいる限り、こういうことが起こるんだなあと…。

私としては、「ホッとする」物語です。

生きようと懸命になることが未来を運んでくるのかもしれません。

それは千代子と佐藤だけじゃなくて、パンパン屋になった元彼にとっても言えることなんだろうなあと…。

写真は、文化勲章を祝った、浅草ロック座というストリップ劇場の踊り子たちとのショット。

荷風先生、戦後はここの楽屋に入り浸っていたそうですよ。

東京低空飛行

 

 


みなとみらいステージ朗読会・終了しました!

2017-10-16 23:14:40 | ライブ

今年最後の朗読会が、無事終了いたしました。

今回も、初めてお目にかかる方、教室に通って下さる生徒様、朗読会で朗読を披露して下さる方と、たいへんよい時間を過ごすことができました。

雨の中、おいでいただいたことに、心からお礼申し上げます。

本当に、朗読会を開けること、無事お開きにできたこと、皆様の朗読を聴けたこと、自分でも朗読できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

また来年もたくさん朗読会を開きます!

どうぞよろしくお願い致します


明日の朗読会・プログラム追加!

2017-10-15 20:37:52 | ライブ

明日はみなとみらいでのステージ朗読会が開かれます!

毎年初夏と秋に行う恒例の楽しい会です(*^_^*)

プログラムに追加が決まりました!

「遺伝」萩原朔太郎

「河童」北原白秋

です。

朗読はなつみさんです。

なつみさんは20代の若き朗読者です。

いつも詩を朗読して下さいます。

「遺伝子」に「河童」!

ワクワクするタイトルです(^O^)

明日お時間のある方は、ぜひ、横浜みなとみらいにある「横浜美術館」にいらしてください。

一階の「レクチャーホール」で14時から、朗読会を開いています。

お席はたくさんございます!

皆様にお目にかかれますのを楽しみにしております。