宮の散歩

近場の花の名所と観光地、催し物をのんびり散策しています。

日光植物園

2019年04月22日 | お出かけ
日光市で行われた、「日光植物園サクラガイドツアー2019春」に
参加して来ました。
野生種を中心とした多くの桜が植えられていて、職員の清水淳子先生が
品種の見分け方を園内を回り実際の花を見ながら解説してくれました。
(4月16日、20日、27日)
1回目:10時30分、2回目13時30分(所要時間1時間半)
ツアーの人気で1回目70名以上、2回目60名以上で駐車場が満車になってしまいました。
 1.サクラ属の野生種は10種類で、それぞれが交配され増えている。
ヤマザクラ、カスミサクラ、オオヤマザクラ、オオシマザクラ、クマノザクラ、
エドヒガン、マメザクラ、タカネザクラ、チョウジザクラ、ミヤマザクラ
他にウワミズザクラ属(4種)とバクチノキ属(2種)が有るそうです。
日光植物園には、暖地性のバクチノキ属を除いてサクラの仲間の自生種14種が揃い、
変種、雑種、栽培品種、外国産を含めて50種類以上見られます。
 2.初めて聞く品種名も沢山ありました。
モチツキザクラ、ヤマザクラ、エドヒガン、イトザクラ、ショウドウヒガン、
オオヤマザクラ、ミドリザクラ、オモイガワザウラ、オネヤマヒガン、オクチョウジサクラ、
マメザクラ、キリフリザウラ、チョウジサクラ、ニッコウザクラ、ソメイヨシノ、
 3.質疑応答、
・八重桜はオオシマザクラが変化した。
・しだれ桜はエドヒガンが多いがヤマザクラでもホルモンでしだれるのが有る。
・桜の害虫、セアカカミキリは草加市で桜を枯れさせているが栃木県では、足利、佐野で
 見つかっている。
・でんぐ巣病になったら枝の元から切って燃やすしかない。(ソメイヨシノ)
写真は、オオヤマザクラです。花が大きい、つけ根がべたつく、奥日光では5月連休。
植物園の桜は何回も見ていましたが、ツアー参加は、とても興味深く参加して
良かったと思いました。
 日光植物園で栽培されている植物は、高山植物、湿原植物など自生するものも
含めて約2,200種類を栽培しているそうです。
正式名「東京大学大学院理学系研究科附属植物園日光分園」
開園期間:4月15日~11月30日
開園時間:9:00~16:30(入園は16:00まで)
定休:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
入園料:大人(中学生以上)400円、小学生130円
住所:栃木県日光市花石町1842