宮の散歩

近場の花の名所と観光地、催し物をのんびり散策しています。

近世日本の教育遺産群─学ぶ心・礼節の本源─

2019年01月26日 | お出かけ
日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語る
ストーリーを認定し、国内外への魅力発信や地域活性化を図る日本の事業です。
栃木県の日本遺産は現在3項目に合計74の構成数が有ります。
そのう内の一つ、
近世日本の教育遺産群─学ぶ心・礼節の本源─
(栃木県・茨城県・岡山県・大分県)(構成数栃木3)
足利学校跡(聖廟および附属建物を含む)
国宝漢籍「礼記正義」「尚書正義」「文選」「周易注疏」釋奠(せきてん)
写真は、足利学校です。
日本で最も古い学校として知られ、大正10年に国の史跡に指定されています。
足利学校の創建については、奈良時代、平安時代、鎌倉時代の説などがありますが、
歴史が明らかになるのは、室町時代の1439年、関東管領・上杉憲実が、現在国宝に
指定されている書籍を寄進し、鎌倉円覚寺から僧・快元を招いて初代の庠主(校長)とし、
足利学校の経営にあたらせるなどして学校を再興してからだそうです。
(学徒三千人ほどに隆盛)
受付時間:(4月~9月)午前9時~午後4時30分、(10月~3月)午前9時~午後4時
参観料:大人420円、高校生210円、中学生以下無料
住所:栃木県足利市昌平町2338番地