弁護士法人かごしま 上山法律事務所 TOPICS

業務の中から・・報道を見て・・話題を取り上げます。

減反政策

2009-01-07 | 雑感
コメの減反廃止を検討 石破農水相「不公平感がある」(朝日新聞) - goo ニュース

※引用

コメの減反廃止を検討 石破農水相「不公平感がある」


 石破農林水産相は5日の閣議後の記者会見で、コメの生産調整(減反)について「タブーを設けず、あらゆる角度から議論する」と語り、廃止も選択肢に含め検討することを表明した。10年度予算の概算要求をまとめる今年夏ごろまでに、一定の方針を打ち出したい考えだ。
 石破農水相は「廃止が前提ではない」と断りつつも、「まじめに生産調整をしている人のおかげで維持できている価格で、(生産調整を)していない人がコメを売り、不公平感がある」と述べた。また「いろんな政策をパッケージにしないと整合性がとれない」とし、減反をやめた場合の米価下落を試算し、所得補償制度なども併せて打ち出す考えを示した。
 減反は米価維持のため1970年代初頭から本格的に始まった。現在は各都道府県のコメの販売状況などを参考に、事実上の生産目標数量を農水省が自治体に割り振る。農家の意欲をそぎ、後継者難の要因の一つと指摘されてきた。
 世界貿易機関(WTO)の交渉で日本はコメの関税(778%)を最低でも2割強下げることを求められており、その場合、減反では米価維持の効果は期待できない。「世界の流れは農家への所得補償」(石破農水相)と見られている。ただ、所得補償の財源確保という難題がある。
 また、米価下落の幅が不透明なため農家の反発も予想される。与党内では総選挙への影響を懸念し、減反見直しへの慎重論が浮上する可能性もある。


政治の話は避けていますが、経済的にこの問題は国全体の隅々まで大きな影響が出てくると思います。
石破氏のしゃべり方は好きではないのですが、自らの選挙のことも心配だろうに勇気アル発言だと感心した次第です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿