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鹿児島県議会代表質問

2015-06-12 | 志布志公選法違反事件・国家賠償訴訟関連
志布志事件、本部長「直接謝罪難しい」 県警のメンツか


志布志事件、本部長「直接謝罪難しい」 県警のメンツか


 2003年に鹿児島県志布志市で発生した冤罪(えんざい)事件「志布志事件」の国家賠償請求訴訟で、県警の違法捜査を明確に認定した鹿児島地裁判決が確定したことが、11日の県議会代表質問で取り上げられた。答弁した県警の種部滋康本部長は、元被告らが求める志布志市での直接謝罪について「(事件はでっちあげだとする)原告の主張が前提なら、直接の対応は難しい」と従来の見解を崩さなかった。

 傍聴席で元被告や支援者約30人が見つめる中、種部本部長は「違法とした判決を真摯(しんし)に受け止め、適正な捜査に取り組む」と述べた上で、傍聴席を見上げ「原告の方々にもあらためておわび申し上げます」と謝罪した。捜査を指揮した当時の志布志署長と捜査班長への求償については「慎重に検討している」とした。

 質問した県民連合の柳誠子県議は「本部長が守るべきは県警のメンツではない」と指摘。傍聴した元被告の懐俊裕さん(66)は「直接謝罪がない限り、事件が終わったとは感じられない」と憤った。


見上げて・・・「おわび申し上げます。」


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