「取調官に手首つかまれ図描いた」 富山・冤罪男性(朝日新聞) - goo ニュース
※引用
「取調官に手首つかまれ図描いた」 富山・冤罪男性
強姦(ごうかん)などで逮捕され実刑判決を受けて、服役後に無実と分かった富山県内の男性(39)の冤罪事件で、男性が入ったことのない事件現場となった被害者の部屋の見取り図が、男性が作製したものとして裁判で証拠採用されていたことが分かった。男性は「県警の取調官に右手首をつかまれて描かされた」と話している。
裁判の証拠書類によると、男性は02年5月1日に強姦未遂事件、同20日に強姦事件の見取り図を描いた。男性によると、20日は取調官に「肩の力を抜け」と言われペンを持った右手首をつかまれ、「ベッドがこのへんにあっただろう」などと誘導されながら、描かされたという。
東京新聞には次のような報道もあります。
※引用
「自分殺し刑務所に」 シンポで冤罪男性証言
取り調べの可視化(録画・録音)を訴える日弁連などが主催のシンポジウムが6日、東京・霞が関の弁護士会館であった。富山県警に強姦容疑などで逮捕され、約2年間の服役後に無実と判明した男性(39)が出席し「取り調べの刑事に『はい、うんしか言うな』と言われ、現場の見取り図は手を取られて描いた。(有罪判決を受け)自分を殺して刑務所に行った」と証言した。
可視化については「警察に思うがままの取り調べをさせないために必要だ」と話した。
男性によると、事件現場となった被害女性の家を訪ねたことはなかったが、刑事に「ここだろう」と家の前に連れて行かれ、指さすよう要求された。さらに玄関を見せられ、その後の取り調べで現場見取り図を描くように指示されたという。
玄関から見えた以外はは分からず描けなかったが、「肩の力を抜け」と言って後ろに回った刑事が男性の右手を取って見取り図を描いたという。
TBSには次のような報道があります。
※引用
えん罪被害者が取り調べの実態を証言
えん罪被害者が取り調べの実態を訴えました。婦女暴行事件の犯人として富山県警に逮捕され、服役後に無実と分かった男性が、「事件現場の見取り図を、刑事に手を取られて書かされた」と証言しました。
「(被害者の家を)案内しろと言われても自分は知らないので、適当に言っていたら、捜査員から『ここじゃないだろ、ここだろ』と(家の前まで)連れて行かれ、『家の前に止まって指させ』と言われたので指をさしたら『その家だ』ということで、(家の中を)『見ろ』と」(えん罪事件の被害者の男性)
逮捕当時行われた警察の取り調べについて、こう訴える男性。39歳のこの男性は5年前、少女を乱暴したとして富山県警に逮捕され、有罪判決を受けて、2年間服役しました。
しかし、今年になって真犯人が逮捕され、男性は結局、無実であることが分かったのです。6日、男性は、日弁連などが主催するえん罪事件を考えるシンポジウムに出席。「捜査員に事件現場に連れて行かれ、被害者の自宅の玄関を見せられた後、現場の見取り図を書かされた」と証言しました。そして・・・
「(刑事から)『玄関から見える範囲で見取り図を書け』と言われた。刑事は『肩の力を抜け』と。自分の右手の上に刑事は手を置き、刑事が手を動かして見取り図を書いた」(男性)
男性は肩の力を抜くように言われ、刑事に手を取られ、見取り図を書かされたというのです。この証言をめぐって、これまで富山県警は個別の事実関係についてコメントを避けています。
男性を無実とするための裁判のやり直しが始まるのは今月20日。裁判に臨む心境について、男性はこう語りました。
「裁判を簡単に終わらせたくない。(取り調べ担当の)刑事には謝罪の言葉をもらってない」(男性)
今後は、取り調べの状況をビデオなどで記録して欲しいという男性。一方、弁護団は、取り調べを担当した捜査員を証人として申請する考えで、男性がウソの自白に追い込まれた状況を明らかにしたいとしています。
こういう報道をみると、カテゴリーやタイトルの「誤認逮捕」という表現はふさわしくなく「犯人捏造、警察犯罪」という表現の方があてはまるような気がしてなりません。
※引用
「取調官に手首つかまれ図描いた」 富山・冤罪男性
強姦(ごうかん)などで逮捕され実刑判決を受けて、服役後に無実と分かった富山県内の男性(39)の冤罪事件で、男性が入ったことのない事件現場となった被害者の部屋の見取り図が、男性が作製したものとして裁判で証拠採用されていたことが分かった。男性は「県警の取調官に右手首をつかまれて描かされた」と話している。
裁判の証拠書類によると、男性は02年5月1日に強姦未遂事件、同20日に強姦事件の見取り図を描いた。男性によると、20日は取調官に「肩の力を抜け」と言われペンを持った右手首をつかまれ、「ベッドがこのへんにあっただろう」などと誘導されながら、描かされたという。
東京新聞には次のような報道もあります。
※引用
「自分殺し刑務所に」 シンポで冤罪男性証言
取り調べの可視化(録画・録音)を訴える日弁連などが主催のシンポジウムが6日、東京・霞が関の弁護士会館であった。富山県警に強姦容疑などで逮捕され、約2年間の服役後に無実と判明した男性(39)が出席し「取り調べの刑事に『はい、うんしか言うな』と言われ、現場の見取り図は手を取られて描いた。(有罪判決を受け)自分を殺して刑務所に行った」と証言した。
可視化については「警察に思うがままの取り調べをさせないために必要だ」と話した。
男性によると、事件現場となった被害女性の家を訪ねたことはなかったが、刑事に「ここだろう」と家の前に連れて行かれ、指さすよう要求された。さらに玄関を見せられ、その後の取り調べで現場見取り図を描くように指示されたという。
玄関から見えた以外はは分からず描けなかったが、「肩の力を抜け」と言って後ろに回った刑事が男性の右手を取って見取り図を描いたという。
TBSには次のような報道があります。
※引用
えん罪被害者が取り調べの実態を証言
えん罪被害者が取り調べの実態を訴えました。婦女暴行事件の犯人として富山県警に逮捕され、服役後に無実と分かった男性が、「事件現場の見取り図を、刑事に手を取られて書かされた」と証言しました。
「(被害者の家を)案内しろと言われても自分は知らないので、適当に言っていたら、捜査員から『ここじゃないだろ、ここだろ』と(家の前まで)連れて行かれ、『家の前に止まって指させ』と言われたので指をさしたら『その家だ』ということで、(家の中を)『見ろ』と」(えん罪事件の被害者の男性)
逮捕当時行われた警察の取り調べについて、こう訴える男性。39歳のこの男性は5年前、少女を乱暴したとして富山県警に逮捕され、有罪判決を受けて、2年間服役しました。
しかし、今年になって真犯人が逮捕され、男性は結局、無実であることが分かったのです。6日、男性は、日弁連などが主催するえん罪事件を考えるシンポジウムに出席。「捜査員に事件現場に連れて行かれ、被害者の自宅の玄関を見せられた後、現場の見取り図を書かされた」と証言しました。そして・・・
「(刑事から)『玄関から見える範囲で見取り図を書け』と言われた。刑事は『肩の力を抜け』と。自分の右手の上に刑事は手を置き、刑事が手を動かして見取り図を書いた」(男性)
男性は肩の力を抜くように言われ、刑事に手を取られ、見取り図を書かされたというのです。この証言をめぐって、これまで富山県警は個別の事実関係についてコメントを避けています。
男性を無実とするための裁判のやり直しが始まるのは今月20日。裁判に臨む心境について、男性はこう語りました。
「裁判を簡単に終わらせたくない。(取り調べ担当の)刑事には謝罪の言葉をもらってない」(男性)
今後は、取り調べの状況をビデオなどで記録して欲しいという男性。一方、弁護団は、取り調べを担当した捜査員を証人として申請する考えで、男性がウソの自白に追い込まれた状況を明らかにしたいとしています。
こういう報道をみると、カテゴリーやタイトルの「誤認逮捕」という表現はふさわしくなく「犯人捏造、警察犯罪」という表現の方があてはまるような気がしてなりません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます