弁護士法人かごしま 上山法律事務所 TOPICS

業務の中から・・報道を見て・・話題を取り上げます。

最高検察庁  不適切  指導する

2007-10-10 | Weblog
東京新聞の記事の引用です。

※引用
さいたま地検の銃押収 「不適切」最高検が指導へ

 さいたま地検熊谷支部の男性検事(32)が、覚せい剤密売事件で逮捕された暴力団組長と銃刀法違反事件をねつ造しようとしたとされる問題で、最高検幹部は九日、この検事の捜査手法は「不適切だった」と指摘。「来週、全国の次席検事が集まる会合(次席会同)で捜査手法について指導する」と話した。 
 一方、さいたま地検は同日、「銃刀法違反事件をねつ造しようとした事実はなく、捜査手法についても刑事訴訟法などに反するような違法行為はなかった」とする調査結果を発表した。
 会同では(今回問題となった)容疑者同士を同席させての取り調べや、取調室から外部への電話を認めるなどの捜査の在り方について、今後は慎重な対処を求める。
 東京高検などの調べでは、この検事は、覚せい剤密売の事件捜査に絡み、いずれも接見が禁止されている二人の容疑者を同席させたり、拳銃を出させるため、組長が取調室から逃走中の組員に電話をかけ、拳銃を動かすよう指示することを黙認していた。
 この問題は、八月後半、内部で検事の捜査手法を問題視する声が上がり発覚。検事が取り調べの担当を外された。
 その後、本紙の九月十八日の報道を受け、高検や地検が調査を進めていた。


最高検はこういう認識だそうです。
結局、さいたま地検の見解とあわせると
違法行為はないが、不適切だった。指導する。というよくわけの分からない結論でさいたま地検内部から上がった常識的な意見を封じ込めたということでしょうか。
ダメなものはダメでしょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿