報道によりますと・・・
薩摩川内市の済生会川内病院(馬場泰忠院長)で点滴を受けた5歳男児が翌年死亡した医療過誤事件で、川内署は16日、点滴の薬剤量を誤って投与したとして、いずれも当時同病院に勤務していた女性医師(40)=鹿児島市紫原4丁目=と女性看護師(28)=同市新照院町=を、業務上過失致死容疑で書類送検した。
調べによると、男児は2001年4月、ぜんそくなどの治療のため同病院に入院した。
看護師は同月30日、抗不整脈剤の点滴を16倍の速さで男児に投与し、心肺停止状態に陥らせ、02年11月20日、転院先で死亡させた疑い。
女性医師は、抗不整脈剤の点滴では血圧測定や心電図の連続確認に立ち会う義務があったのに怠り、点滴ミスによって男児を死亡させた疑い。
遺族が病院と医師、看護師に損害賠償を求めた訴訟は06年2月、病院側が過失を認め、9800万円を支払うことで、鹿児島地裁で和解が成立している。
馬場院長は「ご冥福をお祈りするともに、ご遺族にはあらためて深くおわび申し上げる。再発防止には全職員で取り組む。書類送検については内容を把握していないが、真摯(し)に対応していきたい」とのコメントを出した。
県内の医療過誤で医療関係者が刑事責任を問われたのは、00年に起きた県立大島病院の輸血ミスによる死亡事故で、女性看護師ら3人が05年8月に罰金刑を受けて以来。
・・・ということです。
やっと、手がけていた事件にひとつの区切りがついた感じです。しかし、医療過誤事件の対応は本当に微妙な配慮が求められます。慎重な対応が必要であると痛感しました。
薩摩川内市の済生会川内病院(馬場泰忠院長)で点滴を受けた5歳男児が翌年死亡した医療過誤事件で、川内署は16日、点滴の薬剤量を誤って投与したとして、いずれも当時同病院に勤務していた女性医師(40)=鹿児島市紫原4丁目=と女性看護師(28)=同市新照院町=を、業務上過失致死容疑で書類送検した。
調べによると、男児は2001年4月、ぜんそくなどの治療のため同病院に入院した。
看護師は同月30日、抗不整脈剤の点滴を16倍の速さで男児に投与し、心肺停止状態に陥らせ、02年11月20日、転院先で死亡させた疑い。
女性医師は、抗不整脈剤の点滴では血圧測定や心電図の連続確認に立ち会う義務があったのに怠り、点滴ミスによって男児を死亡させた疑い。
遺族が病院と医師、看護師に損害賠償を求めた訴訟は06年2月、病院側が過失を認め、9800万円を支払うことで、鹿児島地裁で和解が成立している。
馬場院長は「ご冥福をお祈りするともに、ご遺族にはあらためて深くおわび申し上げる。再発防止には全職員で取り組む。書類送検については内容を把握していないが、真摯(し)に対応していきたい」とのコメントを出した。
県内の医療過誤で医療関係者が刑事責任を問われたのは、00年に起きた県立大島病院の輸血ミスによる死亡事故で、女性看護師ら3人が05年8月に罰金刑を受けて以来。
・・・ということです。
やっと、手がけていた事件にひとつの区切りがついた感じです。しかし、医療過誤事件の対応は本当に微妙な配慮が求められます。慎重な対応が必要であると痛感しました。
こういう事件があったのですね。3階病棟はベテランが多そうですが、なるほどと思いました。
看護側の事情はよくわかりましたが、入院する方にはプレッシャーがあり、もうごめんだと思いました。