つれづれなるままに映画や音楽の感想などをテキトーに書いていければなぁ、と思っております。
つれづれおきらく
永遠のモータウン
モータウンの数々の名曲すべてを演奏していたのが、このファンク・ブラザーズ。知りませんでした。シュープリームスも、ジャクソン5も、スティービー・ワンダーも、マーヴィン・ゲイも。実は演奏していたのは全部この人達でした、っていう映画。原題は「Standing in the Shadows of Motown」。原題のほうがずっとカッコイイね。Four Topsの曲"Standing in the Shadows of Love"にかけているのだね。
スタジオミュージシャンというと、譜面を渡されて演奏するプレイヤーって感じだけど、この映画を見ていると全然ちがうんだよね。彼らのアイデアから色んな名曲の数々の名アレンジが生まれているのだ。モータウンのスタジオでレコーディングのために演奏しているかたわら、夜はいろんなクラブでジャズなどを演奏してたそうで、そこで得た新しいアイデアが「きのうのクラブでのあの感じでやってみようか」って次の日のレコーディングに生かされていたそうだ。それが次の週にはヒットチャートの上位にランクされていて、それを今俺達が日本でCDで買って聴いているのだ。そう考えるとなんかすごいなぁ。なんと、エキゾティックダンス(女性が露出度の超高い衣装をつけてクネクネ踊るショー)の演奏もバイトでしていたとかで、そこで覚えたアフロキューバンな演奏もモータウンサウンドに生かされたとか。なんとも面白い裏話がいっぱい。
彼らが再結成して若いミュージシャン達をボーカルに迎えておこなったライブの間に彼らのインタビュー等が挟まれるというスタイルなんだけど、この世代を超えた共演もすばらしいです。みんなモータウンサウンド大好きな人達。ミッシェル・ンデゲオチェロ、ベン・ハーパー、ブーツィー・コリンズ、チャカ・カーン。中でもミッシェル・ンデゲオチェロ、良かったなぁ。たしか1枚しかCD持ってないんだけど、この人のCDやっぱり他のも買おうって思っちゃった。あと、ジョーン・オズボーン!って誰ですか?知りませんでした。いいですねぇこの人、もう最高にモータウンサウンドを愛しているって雰囲気が。ファンク・ブラザースのメンバーと話していて、メンバーが口で演奏を始めて、ジョーン・オズボーンがマーヴィン・ゲイの名曲「悲しい噂(I heard it through the grapevine)」を歌い出すところは最高でした。続くライブの映像では「悲しい噂」はベン・ハーパーが歌うのですが。
ちょっと思ったのは、この人達のアイデアがかなりの割合で楽曲アレンジに反映されているとすると、俺達が例えば「ラブ・タンバリンズってマーヴィン・ゲイっぽいよね」とか、「レミー・シャンドっていうカナダ人の新人がいるんだけど、もろマーヴィン・ゲイっぽい音なんだよ」とかって言う場合の「マーヴィン・ゲイっぽい音」ってなんだろうってこと。実は全部この人達が演奏していて、演奏していただけじゃなくて、アレンジのアイデアもこの人達から出ているのだから。まぁ、もちろんマーヴィン・ゲイ自身にも「こんな音にしたい」というアイデアがあり、プロデューサーにもアイデアがあった上で、ファンク・ブラザーズのメンバーが「じゃあ、こんなのはどう?」ってアイデアを提供したんだろうけど。
とにかく、ソウル好きにはたまらない映画ですね。
こうやって栄光の陰にかくれていた偉大な人達にスポットライトが当たることは素晴らしいことですね。
ベン・ハーパーが言ってますが、彼らの音楽は元気をくれますね。
プライベートで色々とあったここ数日でしたが、すごく元気をもらえた映画でした。
スタジオミュージシャンというと、譜面を渡されて演奏するプレイヤーって感じだけど、この映画を見ていると全然ちがうんだよね。彼らのアイデアから色んな名曲の数々の名アレンジが生まれているのだ。モータウンのスタジオでレコーディングのために演奏しているかたわら、夜はいろんなクラブでジャズなどを演奏してたそうで、そこで得た新しいアイデアが「きのうのクラブでのあの感じでやってみようか」って次の日のレコーディングに生かされていたそうだ。それが次の週にはヒットチャートの上位にランクされていて、それを今俺達が日本でCDで買って聴いているのだ。そう考えるとなんかすごいなぁ。なんと、エキゾティックダンス(女性が露出度の超高い衣装をつけてクネクネ踊るショー)の演奏もバイトでしていたとかで、そこで覚えたアフロキューバンな演奏もモータウンサウンドに生かされたとか。なんとも面白い裏話がいっぱい。
彼らが再結成して若いミュージシャン達をボーカルに迎えておこなったライブの間に彼らのインタビュー等が挟まれるというスタイルなんだけど、この世代を超えた共演もすばらしいです。みんなモータウンサウンド大好きな人達。ミッシェル・ンデゲオチェロ、ベン・ハーパー、ブーツィー・コリンズ、チャカ・カーン。中でもミッシェル・ンデゲオチェロ、良かったなぁ。たしか1枚しかCD持ってないんだけど、この人のCDやっぱり他のも買おうって思っちゃった。あと、ジョーン・オズボーン!って誰ですか?知りませんでした。いいですねぇこの人、もう最高にモータウンサウンドを愛しているって雰囲気が。ファンク・ブラザースのメンバーと話していて、メンバーが口で演奏を始めて、ジョーン・オズボーンがマーヴィン・ゲイの名曲「悲しい噂(I heard it through the grapevine)」を歌い出すところは最高でした。続くライブの映像では「悲しい噂」はベン・ハーパーが歌うのですが。
ちょっと思ったのは、この人達のアイデアがかなりの割合で楽曲アレンジに反映されているとすると、俺達が例えば「ラブ・タンバリンズってマーヴィン・ゲイっぽいよね」とか、「レミー・シャンドっていうカナダ人の新人がいるんだけど、もろマーヴィン・ゲイっぽい音なんだよ」とかって言う場合の「マーヴィン・ゲイっぽい音」ってなんだろうってこと。実は全部この人達が演奏していて、演奏していただけじゃなくて、アレンジのアイデアもこの人達から出ているのだから。まぁ、もちろんマーヴィン・ゲイ自身にも「こんな音にしたい」というアイデアがあり、プロデューサーにもアイデアがあった上で、ファンク・ブラザーズのメンバーが「じゃあ、こんなのはどう?」ってアイデアを提供したんだろうけど。
とにかく、ソウル好きにはたまらない映画ですね。
こうやって栄光の陰にかくれていた偉大な人達にスポットライトが当たることは素晴らしいことですね。
ベン・ハーパーが言ってますが、彼らの音楽は元気をくれますね。
プライベートで色々とあったここ数日でしたが、すごく元気をもらえた映画でした。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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そうですね、彼らは単なるスタジオミュージシャンで納まるのではなく、音楽をモータウンミュージックを、そしてあのファンクなグルーブを創り出していたんですね。そんな感動と元気をもらいました。
彼らが演奏・録音していた時代を時代をリアルにもっと知っていたら、さらに楽しめたでしょう!
ホント、モータウンサウンドは元気をくれます。
ミッシェル・ンデゲオチェロ(舌かみそ)、私はCD持ってないのですが、これを見て欲しくなりました。
ファンク・ブラザーズのCDも出てるのでオススメです♪