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ナイト・アンド・デイ

トム・クルーズとキャメロン・ディアス。

なーんか、とっても楽しい映画でした。

007な感じでしょうか。

すっげー、無敵に近いぐらい強い男が、ジョークとか言いながら敵を楽々とやっつける。
余裕ありまくりで。
キャメロン・ディアスはただただ巻き込まれていくのだけど、段々と彼にひかれていく。

最後もいいなぁ。
今度はトム・クルーズの番とは…。
ははは。
目が覚めたら…。

一番最初の会話がここに活きてくる。

someday かぁ。

こういう部分は007では逆立ちしても出来ない。
007という縛りがあるから。

そうだよなぁ、somedayなんて言ってるとあっという間に人生終わっちまうよなぁ。


いやぁ、期待全然してなかったけど、とても楽しめた。

キャメロン・ディアスはそろそろやばいと5年ぐらい前に思ったけど、でもやっぱりキュート。

あの車もかっこいい。

楽しかった。








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クライム・アンド・ダイアモンド

クリスチャン・スレーター。

ツタヤの棚で、隠れた名作みたいな特集コーナーでこれも借りた。
たしか学生の時に見て面白かった映画だよな、と思って。

ガーン、これ、最近見てるんじゃないか?
最近ってほど最近じゃないけど、このブログをはじめてから。
そのときにすでに、「これ、学生の時に見た」と思ったはずだ。

というのを最初の風船のところで思い出す。
なにをやってるんだろう、俺。

と思いつつ、全然先を覚えていない。
バカなのか、俺は?
でも、バカで良かった、楽しく見れた。

今検索してみたら、4年前の9月に見てる。
なので、今回が3度目だ。

映画好きが作った映画。

有名な映画の渋いセリフを丸々覚えている映画好きの殺し屋が出てくる映画。

やっぱいいよね。

アリー・マイ・ラブのあの女優さんが出ている。

結末とか全然忘れてた。
4年で丸々忘れてしまう記憶力。
大丈夫なのか?俺???

ま、週に3本とか映画見てたら忘れるよなぁ。
こんな映画の見方でよかったのでしょうか?

と思ってしまったけど、映画鑑賞としては楽しかったです。
「この後、どうなるんだろう!?」とか思って。
3度目なのに。。。






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スーパー!

善と悪の境界線を描いた映画、かなぁ?
悪なるものに対する罰のあり方を描いた映画、かなぁ?

割り込みはやっぱり良くない行為だ。
まじめに並んでいた人たちみんなに迷惑をかける。
では、それに対する罰はどうあるべきなのか。

児童買春はどうだろうか?
やっぱり悪だろう。
ただ、相手が同意していた場合はどうか?
同意していたとしても、相手が子供ならばやっぱり悪だろう。
では、それに対する罰はどうあるべきなのか。

援助交際なんてのが、ちょっと前の日本では問題になっていた。
あれは完全に同意のもとだ。契約と言っていい。
だが相手は高校生だ。
悪だろうか。
買春と考えるならば悪か。
一回エッチして××万円、ということならば売春だろう。
が、基本的には交際していて、ときどき高価なプレゼントをもらうというならば、これは買春なのだろうか。
男側が毎回必ず食事代や映画代を負担し、男側が頻繁に女側に高価なプレゼントをあげる、そういう交際とどこに差があるだろうか。
ただ、敬虔なクリスチャンからすれば結婚する気もないのにエッチしている時点で悪かもしれない。

そうだ、この映画は、そこに宗教的な視点による判断が加わっているところが特徴なのだ。

宗教の名による善・悪の判断。
信仰の名による罰。

ある文化、ある宗教による尺度で世界を善・悪に区分けし、悪と(勝手に)判断したら激しい罰を与える。
それは正しいのか?
というのがこの映画の問いかけだろう。

今のアメリカにおけるキリスト教原理主義者の影響力。

そういうのが、この映画をこの監督に撮らせた原動力なんじゃないだろうか。

ある宗教を狂信的に信じている人の行動は、そういう人だけの集団の中ではふつうでも、外の一般の社会の中では非常に特殊なものとして映るものだ。
ましてや、その信仰の結果、他者に対する暴力が発生すればなおさら。

などと難しいことを考えてしまう問題作。

でした。




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エンディングノート

他人の家族の生活をこんなに覗かせてもらえることはめったにないだろう。
ただそれだけでも面白かった。すごく。
主役(?)の砂田さんが、やっぱりすごくチャーミングだってのが、この映画成功の最高のポイントだろうなぁ。
あの人、やっぱ俺好きだわ。
タクシーで道順を運転手さんに伝えるところ。面白いよね。
っていうか、監督さんが、内輪の家族内だけの話にしたくなくて、世界に対して開いた映画にしたくてそのためには笑いが必要だと思い笑いを入れるようにした、と語ってたけど、笑えるポイントをよくわかってるなと感じたシーン。
いや、ほんと、こういう人が日本を引っ張ってきたのかな。
ただ、ちょっと思うのは、名のある化学会社で役員になったお父さんかよ、ちっ! という気持ちも少しあるかな。
愛すべき人物だけど、それって順風満帆に人生をわたってきたからこその性格じゃねーのか?という気もしてしまう。
本人に言わせりゃ順風満帆なんかじゃなかったと言うだろうけども。

予算がリーズナブルだからキリスト教で、とか、もうあと少しで死んでしまいそうなお父さんに葬式の段取りをこれでもかと聞き続ける息子(監督の兄)、とか、よくもまぁこれを劇場公開映画としてしまうのを家族は許したよなぁと驚いてしまうけど、そこはきっと「末っ子」ならでは、それも兄・姉から歳の離れた小さい小さい「末っ子」ならではの、この家族の中で甘やかされて育った末っ子パワーだろうなぁと思うのですね、真ん中っ子の僕は。
「もう、またあんた何やってんの!!」「てへ♪」みたいな感じで許されてしまうポジションにこの監督がいたんだろうねぇ、この家族の中では。

面白いって言うのはなかなかいいづらい映画かもしれないけど、やっぱり面白い。

生まれ育った環境、親が本気で喧嘩しているのをビデオで勝手に撮っておいて映画に使っても許されるそういう性格・環境とかも含めて、監督の才能のひとつだと思うので、これは大したもんだと思うけど、でもこれはもう使えない手だ。

さてこの先この監督はどんな手を出してくるだろうか。

ただ思うのは、自分の身内をこれだけ客観的に「ネタ」として使える目を持っているならば、きっと、他人が題材ならばもっとこの手腕は発揮できるだろう。

次回作を期待してしまう。


いや、ほんと、砂田さん、魅力的なおっさんでした。

子供を連れて「じいじ」のところに会いに行こう。
そう思いました。

すごいよね、あの、アメリカから孫たちが来た途端にすっごく元気になっちゃうあの感じ。
ま、初孫ってのはデカイんだろうなぁ。
妻のお父さんを思い出すなぁ。
うちの娘を本当に文字通り目に入れても痛くないような感じでかわいがってくれた。

その点、僕の両親にとって、うちの子たちは、6番目&8番目の孫だからなぁ…。

いや、それでもやっぱり親に会いに行こう。孫を連れて。

そう思わせてくれた映画でした。



いや、とにかく、いろんな意味で、見て損のない映画だと、ほんとにそう思います。

おすすめです。



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ニック・オブ・タイム

ひさしぶりに行ったツタヤの棚で「隠れた名作」みたいな特集の中にこれが。
たしか大学のころ見てかなり面白かったような気がする。
でも100%忘れているから楽しめそう。
ってことで借りてみた。

面白かったなぁ。
実際にはあり得ない気がするが、あんなにトイレの外で待ってたりしない気がするが、誰か1人の口から漏れたら大変だからあんな組織的にあんなことが行われるとはとても思えないが、いろいろ無理が多い映画なのだが…、
でも面白い。

靴磨き屋での娘との会話がいいなぁ。
「パパのやることは、ぜんぶ君のためだよ。忘れないでね」と。
娘を殺させないために、州知事殺人を決意した男の気持ち。
一生殺人者の娘という汚名を背負って生きるだろう娘に、せめて、お父さんがあんなことをしたのは自分を守るためにしかたなくやったのだということだけはわかってほしい。その気持ち。

靴磨き屋さんも含めて一般の人たちがちょっとずつ協力してくれるところがにくいね。

テレビカメラまであるあの場所で、敵は組織だし彼に不利な証言もたくさん出てくるだろうし、あのあと彼が無事に無罪放免になれたのかちょっと心配だけど、知事がきっとどうにかしてくれるだろう。そう願う。

とにかくやっぱり面白かった。

ジョニー・デップはこのころの演技ぐらいがいいよなぁ。
やりすぎてなくて。




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みんな元気

ロバート・デ・ニーロ主演。
ドリュー・バリモアも出てる。

これでハズレってことは無いだろうってことで借りてみた。

いい映画でした。

父親の視点で見てしまったけど、子供側の気持ちもすげーわかる。
今の自分は両親がかつて期待していたようには生きていないだろうなぁ。
ま、自分の場合、高すぎるレベルの期待を生まれたときから背負っていた兄に比べたら全然楽だったのだけど、それでも、きっと、もっと「上」を両親を期待していたと思う。

それに応えるだけのことができずに生きているつらさもよくわかる。

けど、期待してしまう親の側の気持ちも、今になればよくわかる。
俺もきっと娘や息子に期待してしまうだろう。
期待されない寂しさもあると思うけど、期待がプレッシャーとなり本当の自分を見せられないのは悲しい。

みんな元気、それで十分。
「お前が何をやっていても、お前のことを誇りに思うよ」と、ペンキ屋になりたいと言う息子に言える父親になれるかなぁ。

むずかしいよなぁ。
経済的な安定なども含めて心配してしまうのは、それはしょうがないわけで。
今自分がそれなりの収入を得られているのだって、やっぱり親の期待に応えて勉強してそれなりの大学に入ったからにほかならないもんなぁ。

子供に過大な期待をせずに、子供の意志や夢を尊重し、そっと影でサポートし、子供にとっても不本意な生き方であっても、「でも俺、お前のことを誇りに思ってるよ」と言ってあげる、そんなのが理想かもしれない。

かもしれないけど、中3の息子が「俺、ミュージシャンになるから高校受けない」とか言い出したら、そりゃあ困るよね。


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ウォール街

さかのぼって前作を見てみる。

こないだ見た続編の感想をいろんなブログなどで読んだけど、「ゲッコーはもっと冷酷な人間のはずだ!」と怒っている人がずいぶんいて、この前作ではさざかし恐ろしい冷酷なゲッコーを見られるのだろうと思ったら、そうでもなかった。
そうでもなかったというか、そもそもこの「ウォール街」にはあんまりゲッコーが出てこない。
「ウォール街」は、金融の世界で上を目指してもがく若者が主役の映画だった。
続編は半分ぐらいはゲッコーのお話だったもんなぁ。
なんかちょっと違う感じの映画になっていたんだな。

形だけわざわざ似せているところをいろいろ感じる。
不動産屋のうるさいおばちゃんとか。
トーキングヘッズの曲もそうだけど。
そういうところで「続編感」を出しているのかなぁ。

ゲッコーも老いて刑務所でもいろいろ考えて人間らしくなり、人にとって何が大事なのかを考えるようになったって感じの続編に比べて、こっちのほうがもっと単純に「金融の世界ってマジこえ~」ってだけの映画になっていて、その分シンプルで最後のカタルシスもあったかな。
ま、こっちのほうが構造がシンプル。良くも悪くも。

ま、「家族の絆をなめんなよ!」というのが最後のメッセージだとしたら、続編では、ゲッコーもゲッコーなりに、ゲッコーのやり方で家族の絆を表現したってことかもしれないなぁ。

そんなとこでした。
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アジョシ

韓国映画。
主演、ウォンビン。
ウォンビンって誰だ?と思ったら「母なる証明」のあの人だった。

簡単に言えば『レオン』、かな。
『レオン』に負けてない感じで。すげーな。

アクションシーンとか、よく出来てる。
ほんとによく出来てる。
こんなアクションシーンを撮れる日本人監督はいるのだろうか?

グロいシーン、というか、設定全体がグロいんだけど、グロさをなくせば『レオン』並みに「名作」扱いされていい映画かもしれない。

ネイルアート。ばんそうこう。
いろんな伏線がバンバン後半で効いてくる。

よく出来た映画。
いつからだろうか、日本と韓国がこんなにレベルが離れてしまったのは。
かなりくやしい。
くやしいけど、ほんとにうまい。



…なんて映画の感想をのんきに書いてる場合じゃないのだ。

いろいろ反省の一日。




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のど自慢

井筒監督。

忘れたころにディスカスから送られてくるのがなぁ。
俺、もう、あんまり今は、この人の映画見たいという気分じゃないんだけど…。

という感じで実はずーっと放置してた。
ずーっとディスカスに返さずに放置。
結果、相当な金額で借りたことになってしまったなぁ。
延滞とはちがうけど。
返却すればすぐに次のが送られてくるのに、ずーっと手元に置いておいたわけで。
ま、いっか。

室井滋の話は、そうだなぁ。好きなことを仕事にしてしまった人が抱える悩みってところかもね。演歌だけが好きな小学生なんていないだろうから、本当は、いろんな歌をただ好きなだけ好きなように歌うのが好きだったはずだからなぁ。
大友康平の話は、とにかく家族がいいんだよなぁ。娘さんたちと奥さんと。最高じゃないか。こんな家族に囲まれているなら、どんな境遇でも、仕事で何度失敗しても、こんな家族がいるならば。本人が歌手っていうのが、微妙にどうなんだろうかと思ったけど、選曲でうまく逃げたな、と。
伊藤歩(っていうらしい、あの女子高生)の話は、なんなんだろう? どんな話なのかよくわからない。あの曲だって別にお姉さんのために歌ったってわけじゃねーだろうし。なんか中途半端だなぁ。
あと、あの狩人の歌を歌う二人とか、信用金庫の人とか、中途半端な描き方ならばいっそ不要だったのではないだろうか。
あと竹中直人も不要。ただ濃い演技でコミカル要素を追加しただけか。
それならば、伊藤歩の話をもっと丁寧に描いてほしかったなぁ。

最後ののど自慢にすべてが集約されていく感じは良いけどね。
室井滋には何か良いことが起こったのかなぁ。
そこまで描かないのがこの監督の美学なんだろうけど、やっぱり中途半端じゃないかなぁ。
あれですっかり仕事を失うのか、逆に好転するのか、なにかが欲しい。やっぱり欲しい。観客としては。
世の中そんなに単純じゃないってのがこの監督の言う「リアリティー」なんだろうけどさ。

ま、それなりに面白かったです。
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RED

あー、面白かった。

会話がいちいち面白いし、やっぱりこういう80年代っぽい雰囲気のアクション映画って好きなんだな。

巻き込まれる女性を1人入れることで、素人視線で「ひえー!! なにそれ!?」という感じで見ることができるようになってるのもうまい。

伏線もきれいにつながって、お見事。

やっぱ彼の家族に危害をいっさい加えなかったことが結末に活きてきてる。

ま、とにかく、若造どもにバカにされてる老人達が、ちょいと本気を出しちゃうと、その若造たちをこてんぱんにやっつけられちゃうという、単純にそれだけでカタルシスがあるんだよなぁ。
俺たちのブルース・ウィリス、頑張れ!! と。
そして、やったぜ!! と。

あー、こういう気楽な映画がいいなぁ、ほんと、最近、すげー疲れてるからなぁ。

なんだろう、この体の疲労感は。
朝になってもとれない疲労感は。

ちょっと体を休めないとなぁ。

いや、ほんと、この映画は楽しかったです。

おしまい。



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ウォール・ストリート

前作は見たかなぁ?
見てないような気がするなぁ。
見てなくて大丈夫かなぁ。
でも、ディスカスから送られてきちゃったし、見てみるか。

結論としては、前作を見てなくても十分面白かった。
見てたらもうちょっと面白かったようだけど、別に必要ない感じ。

マイケル・ダグラスさすが。
貫禄、迫力、ダテじゃねーな。

あとあの若い俳優、最初はいやだったけど、見ているうちに好きになった。
トランスフォーマーのあいつ、だよなぁ。
ウォールストリートでぐいぐいバリバリやっている若造にはあまり見えないけど、後半の展開以降は合ってたし。
あとあの女優。どの映画に出てたんだっけ? キャリー・マリガン?見たことあるけど、どの映画で見たのかなぁ。
この役にすごく合ってる。とてもいい。

よく出来た映画。
いい映画を見た気分。
オリバー・ストーンかぁ。なるほどね。

音楽が良かった。
デビッド・バーン。
いや、良かったというか、僕が高校時代にトーキング・ヘッズ大好きで、その後のデビッド・バーンのソロ作もたくさん買ってるので、次から次にデビッド・バーンのボーカル曲がかかるというのが、こういう金融業界なのに面白いなぁと。それでいて違和感ないし。
最後はトーキング・ヘッズ。

あの曲で終わるのって、ひょっとして前作もトーキング・ヘッズの曲が使われてたのかなぁ。

しゃぼん玉(バブル)が空に浮かんでいって、カメラがパンして、その景色がアメリカドルの絵になる。みごと。

前作、見てみよう。
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ガリバー旅行記

ジャック・ブラックのひとり演技。
いつもの、あの感じで、ガリバーだ。

プリンス好きとして、あのシーンはやっぱり楽しいな。
英語音声+字幕で見ていたけど、カラオケで歌えるぐらいあの曲は好きなので、すぐにわかっってニヤリ。

あと、まぁ、最後の「WAR」についても、最初は有名な歌詞をしゃべってるだけなので、それがすぐに「あ、あの曲の歌詞そのものだ」ってわかるかどうかで楽しさが全然ちがう。
で、この子供もターゲットにしていそうなこの映画で出てくるってことは、KISSにしてもWARにしても、だれでも当然知ってる有名曲ってことなんだろうなぁ。
扱いとしては、スターウォーズやタイタニックと同じ扱いだもんなぁ。
観客全員が知ってて当然、という扱い。
そうかぁ、そうなんだぁ、と思いました。

まぁ、あとは、なんともテキトーなシナリオで、あれでいいのか?という感じだけど、たったの1時間半で、ポップコーン片手にビール片手に気軽に見る映画としては合格点じゃないでしょうか。

だって、あんな「旅行記」を一度書いてしまったら、逆に、通常の「旅行誌」では誰も使ってくれなくなるよなぁ、ふつうは。
あいつは嘘しか書かないってことになっちまうんじゃないのか?
…なんてリクツは不要なのだ。

というか、最近疲れ気味なので、これぐらいの映画がちょうど良く楽しめる映画でした。
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子猫をお願い

高校時代の仲良し5人組。

社会に出て、それぞれ異なる環境で生活していると、段々と価値観なんかにも違いが出てきて、忙しさの度合いもそれぞれ違うから、うまく付き合えなくなっていく。
さみしいこの感じ、おそらく誰でも感じたことがあることじゃないだろうか。多少は違うとしても、似たような感覚は誰でも。

その感じはよく描けているよなぁ。
なーんかさみしいんだけど、でもしょうがないって感じの。

ペ・ドゥナは、やっぱりいい。
この役がいいってことかもしれないけど。

双子はともかく、残りの3人のそれぞれにそれぞれの悩みがあり、それもまた共感してしまうたぐいのもので。

でもなぁ、監督はこれが初の長編ってことなんだけど、前半(というか、70%ぐらいまで)は、ジヨンのお話って感じだったのに、途中からテヒ視点に変わってしまう感じが、なーんかバランス悪ぃーなぁ。

あと、やっぱり海外に行くってのは、やっぱりそれって逃避だよね。
人生から逃げてるよね。
ワーホリって、逃げだよなぁって、やっぱり思ったなぁ。
ま、2人が最後に選んだのはワーホリじゃないと思うけど、でもなぁ、ひとまず逃げるっていう結末じゃなくて、なにか未来に一歩踏み出す結末であってほしかったかなぁ。

ま、全体としては、とても好きな映画でした。

なんかやっぱりこういう青春ならではの悩みを描いた映画って好きですね。

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カーズ2

息子が3歳(ひょっとすると2歳?)ぐらいから大好きで、何度も何度も、本当に何度も見ているカーズ。
本当によくできたお話で、主人公マックイーンの成長物語であり、ドク(=ハドソン・ホーネット)が自信を取り戻すまでのお話にもなっており、親子ほど年の差があるこの2人が良い関係を築くまでのお話。
映画「カーズ」は本当に素晴らしい映画だった。
だから、息子にねだられて何度も何度も何度も見たけど、そんなにイヤじゃなかった。

で、カーズ2だ。

なんとなく漏れ聞いてしまったストーリー・設定を聞くと、とても名作「カーズ」の続編として、同じレベルと楽しめる映画とは思えなかった。

なので、全く、全然、ちっとも期待していなかった。
ただ、やっぱりあれだけ息子が好きな映画の続編が劇場公開されたら、そりゃあ見に行かざるを得ないわけで。

行きました。
もちろん3Dで。

で、期待してなかった割には、それなりに、面白かったです。

もちろん前作「カーズ」とは比べ物にならないシロモノですが。
まぁ、それなりに2時間の間楽しませてもらえる、そんな感じでしょうか。

人気のあるカーズの登場キャラクターとキャラクター間の関係をうまく利用して、ちょいと楽しい2時間のコンテンツを作ってみました、というぐらいの映画ではありますが。

主人公は決して成長しないしなぁ。
なにしろ、この映画の主人公はマックイーンじゃなくメーターだし。
成長...してないよなぁ、やっぱり。
ちょっと自信を取り戻す…ぐらい…かなぁ。

なので、カーズが大好きで、この登場人物の関係・ノリが好きな人ならば、そんなに期待せずに見に行くと楽しめると思います。ウチの家族はそんな感じでみんな楽しんでました。
けど、カーズのキャラクターとかあんまり好きじゃなかったり、覚えていなかったりだと、うーん、そんなには楽しめないかもなぁ。

車でスパイアクション映画をどうやって作るのか、とか、頑張ってると思いますけどね。

それぐらいの、ファンのための映画、ファンだけが楽しめるファンサービス映画だったですね。
カーズ2っていうよりも、カーズからのスピンオフ映画ってほうが正しい感じ。

そんな感じでした。










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俺たちに明日はない

元気がないときに、元気がなくなる映画を見なくてもよかったか。
ボニー&クライド。

学生時代に一度見て、ピンとこなかったという思い出があるのだけど、今見れば面白いんじゃないかと思って見てみたが…。
アメリカンニューシネマのハシリとして位置づけるならば、なるほどそうなんだろうなぁ、と思うわけですが、前半の楽しい雰囲気から後半のどんどんつらくなっていく状況へ。
それがまさにアメリカンニューシネマなのだと言えばそうだけど、実話に基づいているからこそ、前半もはじけきれていないし、後半はグダグダグダグダと。
見ているこっちの元気が吸い取られていく。。。

やっぱ、人をたくさん殺しているのが感情移入できないところかなぁ。
しかたのない結末というか。
唐突だから衝撃的な結末ということなんだけど、あまりに有名すぎてそこだけは知っているし覚えていたので。

クライドの夜のベッド事情は、あれは実話なんだろうか。
妙にリアルな。

最後のあの2人が視線をあわせる一瞬、あそこは素晴らしい。

でも元気がなくなるよ。
結局、この日常からは逃げられない。
逃げられたと思っても、それはほんのひとときの夢。

それが現実だ。
だからこそアメリカンニューシネマ、なんだろうねぇ。
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