つれづれなるままに映画や音楽の感想などをテキトーに書いていければなぁ、と思っております。
つれづれおきらく
WHIP IT (ローラーガールズ・ダイアリー)
成田到着直前に見た。
エンドロールで、あと10分でランディングって感じだった。すっげーギリ。
エレン・ペイジ。
名前覚えてなかったけど、今調べてみたら、こないだ見たばっかりのインセプションのあの子で、JUNOのあの子で、ハード・キャンディのあの子じゃないか。っていうか、この3つの映画のあの子が全員同じ人だったってことを今はじめて知った。へぇぇぇ。
そしてこの青春映画の主役。
監督がドリュー・バリモアだ。
役者としても出てきたけど、監督だったんだ。
あと、ジュリエット・ルイスが出てる。
典型的なアメリカの青春映画。
見事なほど典型的で、見事なほど完璧だ。
片田舎の小さな町。
テキサス州オーバーン。
あのジョリーン、ジョリーン、ジョリーン、ジョーリイイイーン♪って曲を、親友と二人「オーバーン」に替えて歌うところ、いい!
何も無い町で、このまま母のような人生を歩むのだろうか。
母の期待に応え出ているミスコン。
この時代錯誤っぷり。
自分のやりたいことは全然見つからない。
自分が本当にやりたいこと。
恋愛。
友情。
家族との関係。
全部入ってる。全部入り青春映画。
今までぶつかることの無かったものと、全てぶつかって、そしてそれぞれに答えを出し、そして少女は自分の道を進んでいく。
典型的で、そして完璧だ。
ドリュー・バリモアは本当によくわかってる。
観客が見たいもの、青春時代の葛藤、女性としての立場、映画の作り方、すべてよくわかってる。
何も奇をてらった演出にする必要などない、オーソドックスな作りでしっかりとみんなが共感できる映画が作れる。
もはや半分以上父親目線でこの映画を見た。
あと10年すると娘は17歳。
この映画の主人公と同じ歳になる。
進学高から有名大学へ、そろってそんな人生をあゆんできた僕達夫婦は、娘や息子が本当にやりたいことを見つけたときに、背中を押してやることが出来るだろうか。
子供達が青春時代を過ごすまで、あとたったの10年、いやそれ以下か。
エンドロールで、あと10分でランディングって感じだった。すっげーギリ。
エレン・ペイジ。
名前覚えてなかったけど、今調べてみたら、こないだ見たばっかりのインセプションのあの子で、JUNOのあの子で、ハード・キャンディのあの子じゃないか。っていうか、この3つの映画のあの子が全員同じ人だったってことを今はじめて知った。へぇぇぇ。
そしてこの青春映画の主役。
監督がドリュー・バリモアだ。
役者としても出てきたけど、監督だったんだ。
あと、ジュリエット・ルイスが出てる。
典型的なアメリカの青春映画。
見事なほど典型的で、見事なほど完璧だ。
片田舎の小さな町。
テキサス州オーバーン。
あのジョリーン、ジョリーン、ジョリーン、ジョーリイイイーン♪って曲を、親友と二人「オーバーン」に替えて歌うところ、いい!
何も無い町で、このまま母のような人生を歩むのだろうか。
母の期待に応え出ているミスコン。
この時代錯誤っぷり。
自分のやりたいことは全然見つからない。
自分が本当にやりたいこと。
恋愛。
友情。
家族との関係。
全部入ってる。全部入り青春映画。
今までぶつかることの無かったものと、全てぶつかって、そしてそれぞれに答えを出し、そして少女は自分の道を進んでいく。
典型的で、そして完璧だ。
ドリュー・バリモアは本当によくわかってる。
観客が見たいもの、青春時代の葛藤、女性としての立場、映画の作り方、すべてよくわかってる。
何も奇をてらった演出にする必要などない、オーソドックスな作りでしっかりとみんなが共感できる映画が作れる。
もはや半分以上父親目線でこの映画を見た。
あと10年すると娘は17歳。
この映画の主人公と同じ歳になる。
進学高から有名大学へ、そろってそんな人生をあゆんできた僕達夫婦は、娘や息子が本当にやりたいことを見つけたときに、背中を押してやることが出来るだろうか。
子供達が青春時代を過ごすまで、あとたったの10年、いやそれ以下か。
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DATE NIGHT
帰りの飛行機で見た。
邦題は付いてるのだろうか。
というか、この映画は、日本で、映画館上映されないとしても、DVDにはなるだろうか。
ゲットスマートに出てた俳優さんスティーブ・カレル。
ニュージャージーのごく平凡な夫婦が、ニューヨークでとんでもない事件に巻き込まれ、すごい一夜を過ごすというストーリー。
ニュージャージーっていうのがミソで、ちょうどニュージャージーに住む友人宅に3泊したすぐ後だっただけに、ニューヨークとの距離感もよく理解できていて、僕の友人夫妻が平凡なのかはわからないけど、少なくともこの映画の家よりは巨大な邸宅だったし、でもこの偶然の一致っていうのが嬉しくて、楽しく見ることができた。
ニューヨークまで車で1時間半。この距離感。
東京で言えばどこだろう。
埼玉のそれもけっこういなかのほう?
千葉の、それもけっこう東京出るのはめんどうなあたり?
行こうと思えばいつでも行けるけど、でもめんどうだし、やっぱり遠いし、だからめったにニューヨークまでは行かない、そんな感じ。
すごい田舎ってわけじゃない、むしろアメリカ全体からすればかなり都会寄り、でも本当に特徴のないどうってことない場所。
そんな場所に住む、どうってことない夫婦。
子育てで忙しくて、自分達の時間がほとんどない夫婦。
そういう設定がすごく良かった。
最初のあたりで、敵側の2人をドジな感じで描くことで、観客にこの映画のスタンスをわからせてくれるのも親切。そうか、この映画はのんびり気楽に見ていていいコメディなんだな、と。
あの上半身裸の男が最高だ。
いやー、もう、あの人が出てくるたびに笑ってしまった。
これぐらいの気楽なコメディ映画を5ドルぐらいで見て、笑って、おー面白かったと映画館を後にする、そういう風になってほしいなぁ、ほんと。
面白かったけど、それでも1800円は払えない。
日本の映画料金をどうにかしてほしい、ほんと。
邦題は付いてるのだろうか。
というか、この映画は、日本で、映画館上映されないとしても、DVDにはなるだろうか。
ゲットスマートに出てた俳優さんスティーブ・カレル。
ニュージャージーのごく平凡な夫婦が、ニューヨークでとんでもない事件に巻き込まれ、すごい一夜を過ごすというストーリー。
ニュージャージーっていうのがミソで、ちょうどニュージャージーに住む友人宅に3泊したすぐ後だっただけに、ニューヨークとの距離感もよく理解できていて、僕の友人夫妻が平凡なのかはわからないけど、少なくともこの映画の家よりは巨大な邸宅だったし、でもこの偶然の一致っていうのが嬉しくて、楽しく見ることができた。
ニューヨークまで車で1時間半。この距離感。
東京で言えばどこだろう。
埼玉のそれもけっこういなかのほう?
千葉の、それもけっこう東京出るのはめんどうなあたり?
行こうと思えばいつでも行けるけど、でもめんどうだし、やっぱり遠いし、だからめったにニューヨークまでは行かない、そんな感じ。
すごい田舎ってわけじゃない、むしろアメリカ全体からすればかなり都会寄り、でも本当に特徴のないどうってことない場所。
そんな場所に住む、どうってことない夫婦。
子育てで忙しくて、自分達の時間がほとんどない夫婦。
そういう設定がすごく良かった。
最初のあたりで、敵側の2人をドジな感じで描くことで、観客にこの映画のスタンスをわからせてくれるのも親切。そうか、この映画はのんびり気楽に見ていていいコメディなんだな、と。
あの上半身裸の男が最高だ。
いやー、もう、あの人が出てくるたびに笑ってしまった。
これぐらいの気楽なコメディ映画を5ドルぐらいで見て、笑って、おー面白かったと映画館を後にする、そういう風になってほしいなぁ、ほんと。
面白かったけど、それでも1800円は払えない。
日本の映画料金をどうにかしてほしい、ほんと。
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ハングオーバー
渋谷で上映しているの知ってるし、見に行きたいって思っていたから、正直、飛行機の中で、へたな吹き替えで、画質のめちゃくちゃ悪い液晶ディスプレイで見てしまうのは、それはやっぱりもったいないかなぁ。。。とかなり迷ったけど、やっぱり見ることにした。
それぐらいアメリカまでの飛行機は長くてつらい。
この長い長いフライトに耐えるために、見たかった映画を悪い視聴環境で見るぐらい、それぐらい許されるのではないか。(って一体だれに許してもらう必要があるのだろうか。)
期待しすぎてたってのはあるので、期待したほどでは無かったかなぁって思うけど、それでも十分面白かったなぁ。
バチュラーパーティーって習慣は、いいよなぁ。
最後の最後に、「いい夫」そしてその後に「いいパパ」になるその前に、最後にドカンとバカなことを男だけでやることが許される。
いい習慣だ。
すっげーバカなことをして、結果、もうめちゃくちゃな状態で目が覚めるんだけど、誰一人昨夜のことを覚えていない。そこから、トラ、赤ちゃん、パトカー、そして消えた花婿、なぞ解きが始まる。
おそらく、ちゃんと時間軸で並べてしまったら、ほんとどうってことないバカな男達4人の3日間(だっけ?)の記録になってしまうのだけど、こう並べ替えるだけでこんなに面白い映画になるんだなぁ。
とにかく赤ちゃん、トラ、パトカーという、いったい何をするとそういうことになるんだ???という物を最初に並べてみせた、ってのが話の推進力(ウタマルフレーズ借用)として見事。
ただ、ウタマルさん用語を使ったついでに言えば、この映画ってまさにウタマルさんの言う「後出しジャンケン映画」そのもののような気もする。
最初に奇妙な状況を観客に見せて、それがどうして起こったのかを、徐々に徐々に「実はこういうことでした」と観客に示していく映画。
でも面白いじゃん。
見事じゃん。
それでこんな面白い映画ができるんだから、それでよくね?
と思うのだけど、ウタマルさんはこの映画をどう評価しているのかな。シネマハスラーで賽の目に入っていたときは「面白い映画ですよ」とは言ってたけどなぁ。
ま、とにかく、面白かったのだ。
なんてことない時間軸の並べ替えで、こんなに面白い映画になるってことだ。
あの歯医者さんの最後の展開がよい。
あの人があの職業の女性と今後もずっとうまくやっていけるとは思えないけど、でも、あんな恋人(? 奥さん?)と今後も暮らすよりも、もっと自分らしく生きていく、そのきっかけとして今回の事件はとてもよいチャンス。
警察署でのあのスタンガンのシーンが最高だ。
前フリがあって、そしてあの男の子が立ち上がる。
スローモーション。
そう、スローモーションっていうのはこういうときにだけ効果的に使うものだ。
すばらしい。スローモーション。笑った笑った。
あんなに大切にしていた車をメチャクチャにされても、「ベガスでのことはベガスに置いてこいよ」と、男と男、まったく怒っていない新婦の父親もかっこいい。
最後のエンドロールでデジカメ写真として明かされる真実も最高だ。あはははは。
面白かった。
これ、ほんとうに、面白い映画を作る良いお手本じゃないかな。
「運命じゃない人」もそう思ったけど、どうってことない日常を、うまく時間軸を入れ替えるだけで、観客の心をぐっとつかむ映画にすることができる。派手な銃撃戦もカーアクションもいらない。
金がなく日常的な映像しか撮れないならば、こうやって映画を作る以外に手はないのかも。
すばらしいお手本だと思う。
それぐらいアメリカまでの飛行機は長くてつらい。
この長い長いフライトに耐えるために、見たかった映画を悪い視聴環境で見るぐらい、それぐらい許されるのではないか。(って一体だれに許してもらう必要があるのだろうか。)
期待しすぎてたってのはあるので、期待したほどでは無かったかなぁって思うけど、それでも十分面白かったなぁ。
バチュラーパーティーって習慣は、いいよなぁ。
最後の最後に、「いい夫」そしてその後に「いいパパ」になるその前に、最後にドカンとバカなことを男だけでやることが許される。
いい習慣だ。
すっげーバカなことをして、結果、もうめちゃくちゃな状態で目が覚めるんだけど、誰一人昨夜のことを覚えていない。そこから、トラ、赤ちゃん、パトカー、そして消えた花婿、なぞ解きが始まる。
おそらく、ちゃんと時間軸で並べてしまったら、ほんとどうってことないバカな男達4人の3日間(だっけ?)の記録になってしまうのだけど、こう並べ替えるだけでこんなに面白い映画になるんだなぁ。
とにかく赤ちゃん、トラ、パトカーという、いったい何をするとそういうことになるんだ???という物を最初に並べてみせた、ってのが話の推進力(ウタマルフレーズ借用)として見事。
ただ、ウタマルさん用語を使ったついでに言えば、この映画ってまさにウタマルさんの言う「後出しジャンケン映画」そのもののような気もする。
最初に奇妙な状況を観客に見せて、それがどうして起こったのかを、徐々に徐々に「実はこういうことでした」と観客に示していく映画。
でも面白いじゃん。
見事じゃん。
それでこんな面白い映画ができるんだから、それでよくね?
と思うのだけど、ウタマルさんはこの映画をどう評価しているのかな。シネマハスラーで賽の目に入っていたときは「面白い映画ですよ」とは言ってたけどなぁ。
ま、とにかく、面白かったのだ。
なんてことない時間軸の並べ替えで、こんなに面白い映画になるってことだ。
あの歯医者さんの最後の展開がよい。
あの人があの職業の女性と今後もずっとうまくやっていけるとは思えないけど、でも、あんな恋人(? 奥さん?)と今後も暮らすよりも、もっと自分らしく生きていく、そのきっかけとして今回の事件はとてもよいチャンス。
警察署でのあのスタンガンのシーンが最高だ。
前フリがあって、そしてあの男の子が立ち上がる。
スローモーション。
そう、スローモーションっていうのはこういうときにだけ効果的に使うものだ。
すばらしい。スローモーション。笑った笑った。
あんなに大切にしていた車をメチャクチャにされても、「ベガスでのことはベガスに置いてこいよ」と、男と男、まったく怒っていない新婦の父親もかっこいい。
最後のエンドロールでデジカメ写真として明かされる真実も最高だ。あはははは。
面白かった。
これ、ほんとうに、面白い映画を作る良いお手本じゃないかな。
「運命じゃない人」もそう思ったけど、どうってことない日常を、うまく時間軸を入れ替えるだけで、観客の心をぐっとつかむ映画にすることができる。派手な銃撃戦もカーアクションもいらない。
金がなく日常的な映像しか撮れないならば、こうやって映画を作る以外に手はないのかも。
すばらしいお手本だと思う。
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バウンティ・ハンター
アメリカ行ってきました。
ニュージャージーの友人宅に3泊、オーランドというかウォルト・ディズニーワールド内に4泊。
ま、その話はまた気が向いた時に書くとして。
行きと帰りの飛行機の中で映画を見た。
きったない画質で、吹き替えで。
映画を見る環境としては、邪道中の邪道というか、最低レベルだけど、まぁ見たので感想を忘れない内に書いておこう。
まずは1本目。
行きの飛行機はVODになっていて、乗客それぞれが好きな映画を選んで見られる。
ジェニファー・アニストンとジェラルド・バトラー。
長いフライトの暇つぶしということでは、こんな感じの気楽に見られるコメディは良い。
賞金稼ぎっていう、日本には無い職業をわかってないと、内容を理解しづらいのかも。
僕はバカみたいにたくさん映画を見ているので、これまでにもこの職業を扱った映画を何度か見ていて、予習済みって感じかな。
まぁ、要するに単なるラブ・コメディなんだけど、楽しく見るのにはいい感じ。
画質の悪い液晶ディスプレイで見るなら、これぐらいが限界だ。
映像に集中していなくても内容がちゃんと理解できるし。
あの結婚式をあげた(?)小さなホテルでの微妙なすれちがいがいいなぁ。
なんかすごくいい感じになって、これはもう再びイイ仲になるのか?と思わせておいて、電話口でのたったの一言でやっぱり元通り。そんなもんだよなぁ。
でも、この2人がやっぱり気が合う2人なんだってことを、会話やなんかでうまく表現できているのは上手いと思う。こういうのってなかなか表現するのは難しいだろうし。
クライムサスペンス側の話はどうでもいい感じで、2人のラブコメディに花を添えるだけのため、ストーリーを追うのを退屈にしないための単なる「仕掛け」で、ジャニファー・アニストンに言い寄ってる男の顛末も愉快愉快。ほんとにあんな目にあったら全然愉快じゃないけども。
エンディングも、なるほど、と。
しかしなぁ、実刑食らったら、いくらなんでもやばいでしょ。
早くどうにかしなさいよ、アンタ達!
ニュージャージーの友人宅に3泊、オーランドというかウォルト・ディズニーワールド内に4泊。
ま、その話はまた気が向いた時に書くとして。
行きと帰りの飛行機の中で映画を見た。
きったない画質で、吹き替えで。
映画を見る環境としては、邪道中の邪道というか、最低レベルだけど、まぁ見たので感想を忘れない内に書いておこう。
まずは1本目。
行きの飛行機はVODになっていて、乗客それぞれが好きな映画を選んで見られる。
ジェニファー・アニストンとジェラルド・バトラー。
長いフライトの暇つぶしということでは、こんな感じの気楽に見られるコメディは良い。
賞金稼ぎっていう、日本には無い職業をわかってないと、内容を理解しづらいのかも。
僕はバカみたいにたくさん映画を見ているので、これまでにもこの職業を扱った映画を何度か見ていて、予習済みって感じかな。
まぁ、要するに単なるラブ・コメディなんだけど、楽しく見るのにはいい感じ。
画質の悪い液晶ディスプレイで見るなら、これぐらいが限界だ。
映像に集中していなくても内容がちゃんと理解できるし。
あの結婚式をあげた(?)小さなホテルでの微妙なすれちがいがいいなぁ。
なんかすごくいい感じになって、これはもう再びイイ仲になるのか?と思わせておいて、電話口でのたったの一言でやっぱり元通り。そんなもんだよなぁ。
でも、この2人がやっぱり気が合う2人なんだってことを、会話やなんかでうまく表現できているのは上手いと思う。こういうのってなかなか表現するのは難しいだろうし。
クライムサスペンス側の話はどうでもいい感じで、2人のラブコメディに花を添えるだけのため、ストーリーを追うのを退屈にしないための単なる「仕掛け」で、ジャニファー・アニストンに言い寄ってる男の顛末も愉快愉快。ほんとにあんな目にあったら全然愉快じゃないけども。
エンディングも、なるほど、と。
しかしなぁ、実刑食らったら、いくらなんでもやばいでしょ。
早くどうにかしなさいよ、アンタ達!
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インセプション
面白かった。
まず、それは言っておきたい。
こういう映画を、ぜひ、今後もたくさん作ってほしい。
そういう思いで言いたい。
こういう映画が大好きなので。
やっぱり映画だからこそ描ける世界ってのがあると思う。
この映画なんて、途中で見るのを中断しながら見たらもうわけがわからないだろう。
2時間以上、真っ暗な映画館の中で、なかば見続けることを強制されている、そういう状況でみないと、ほんとうにわけがわからなくなってしまうだろう。
映画だからこそ成功する映画だと思う。
そして、ちゃんと理解して見れば、どうにかちゃんと話に着いていって見れば、この映画は本当に面白いと思う。
以下、例によってツイッターのをコピー。
15年ぶりの勤務形態。眠いのに、帰りにインセプションを見てしまった。面白かった。アイデアだよね、あれは。
あのアイデアを思いついたのがエライ。それにつきる。
それぞれのレイヤーだけ見れば、それほど特殊な映像とか出てくるわけでもないし。
いや、あの無重力表現は見事だった。あれどうやったのだろう。あれはすごかった。
けど、あとは、それほどの映像ではない。アクションとかも本当に「普通」レベル。でもそれぞれのレイヤーをああやってつなぎあわせるだけで…、アラ不思議、すごく面白い映画になっちゃったとさ。素晴らしい。
えらい。そう、映画は知恵の勝負。あれだけのことをやって、それで目的はこれだけかよ!?なんて思わせない。(ちょっと思ったけど)。
最後の終わり方も好き。どちらなのか。自分で色々考えてみてね、という監督からの置き土産。
そしてさらに、クレジットロールの最後であの音楽。すばらしい。さぁ、皆さんもそろそろ目覚めないといけませんよ、と。イキだねぇ。
ツイッターは以上。
とにかく、この映画を支持します。
予告で見たハリーポッターなんて全く興味がわきません。
ガキ向け映画なんてもうたくさんだ。
こういう、考えさせながらハラハラさせて、そして、同時に大切な人との思い出とか、誰かを心から大切に思う気持ちとか、単純に思い出とは割り切ることができない気持ちとか、そういうこともしっかりと描きつつ、でもやっぱりSF映画っていうのが、もう大好きです。
今見ている事象、見ていると脳が感じている事象だけが、その人にとっての「事実」。
そういう哲学的な内容を、マトリックスとか色んな映画を経験しながら、2010年の僕達は、もうあたりまえのこととして受け入れられるようになった。
それが素晴らしいと思う。
よく出来たSFは、たいてい非常に深い哲学となってしまう。
さあ、あれは現実なのか夢なのか。
そもそも現実ってなんだろう?
そして、客観的な事実とは別に、その人にとって幸せなのはどっちだろう。
ならばもう現実かどうかなんてことにこだわる意味があるだろうか?
15年ぶりの明けの日。
一晩やった仕事はまるであの頃のようだし。
街を歩き、肌にまとわりつく湿った熱い空気は妙に現実感がなく。
この15年間が実は夢だったのではないか。
目覚めたら大阪か。
そして、それさえも夢で、もう一つ(もう1レイヤー上)目覚めれば、学生時代のままで、吉祥寺のボロアパートで、べったりと汗をかいた自分が目覚めるのかもしれない。
今の現実が、あまりに現実感がないため、そんな日に見たため、かなり本気でそんなことを、ぼーっと感じながら、寒いくらいの冷房のきいた電車に乗りこみ家に向かった。
なんだかほんと、全てが夢のようだな。
というような、哲学思想のような不思議なSF感覚を、見た後もずっとひきずって街を歩いてしまったほど、この映画は面白かった。
まず、それは言っておきたい。
こういう映画を、ぜひ、今後もたくさん作ってほしい。
そういう思いで言いたい。
こういう映画が大好きなので。
やっぱり映画だからこそ描ける世界ってのがあると思う。
この映画なんて、途中で見るのを中断しながら見たらもうわけがわからないだろう。
2時間以上、真っ暗な映画館の中で、なかば見続けることを強制されている、そういう状況でみないと、ほんとうにわけがわからなくなってしまうだろう。
映画だからこそ成功する映画だと思う。
そして、ちゃんと理解して見れば、どうにかちゃんと話に着いていって見れば、この映画は本当に面白いと思う。
以下、例によってツイッターのをコピー。
15年ぶりの勤務形態。眠いのに、帰りにインセプションを見てしまった。面白かった。アイデアだよね、あれは。
あのアイデアを思いついたのがエライ。それにつきる。
それぞれのレイヤーだけ見れば、それほど特殊な映像とか出てくるわけでもないし。
いや、あの無重力表現は見事だった。あれどうやったのだろう。あれはすごかった。
けど、あとは、それほどの映像ではない。アクションとかも本当に「普通」レベル。でもそれぞれのレイヤーをああやってつなぎあわせるだけで…、アラ不思議、すごく面白い映画になっちゃったとさ。素晴らしい。
えらい。そう、映画は知恵の勝負。あれだけのことをやって、それで目的はこれだけかよ!?なんて思わせない。(ちょっと思ったけど)。
最後の終わり方も好き。どちらなのか。自分で色々考えてみてね、という監督からの置き土産。
そしてさらに、クレジットロールの最後であの音楽。すばらしい。さぁ、皆さんもそろそろ目覚めないといけませんよ、と。イキだねぇ。
ツイッターは以上。
とにかく、この映画を支持します。
予告で見たハリーポッターなんて全く興味がわきません。
ガキ向け映画なんてもうたくさんだ。
こういう、考えさせながらハラハラさせて、そして、同時に大切な人との思い出とか、誰かを心から大切に思う気持ちとか、単純に思い出とは割り切ることができない気持ちとか、そういうこともしっかりと描きつつ、でもやっぱりSF映画っていうのが、もう大好きです。
今見ている事象、見ていると脳が感じている事象だけが、その人にとっての「事実」。
そういう哲学的な内容を、マトリックスとか色んな映画を経験しながら、2010年の僕達は、もうあたりまえのこととして受け入れられるようになった。
それが素晴らしいと思う。
よく出来たSFは、たいてい非常に深い哲学となってしまう。
さあ、あれは現実なのか夢なのか。
そもそも現実ってなんだろう?
そして、客観的な事実とは別に、その人にとって幸せなのはどっちだろう。
ならばもう現実かどうかなんてことにこだわる意味があるだろうか?
15年ぶりの明けの日。
一晩やった仕事はまるであの頃のようだし。
街を歩き、肌にまとわりつく湿った熱い空気は妙に現実感がなく。
この15年間が実は夢だったのではないか。
目覚めたら大阪か。
そして、それさえも夢で、もう一つ(もう1レイヤー上)目覚めれば、学生時代のままで、吉祥寺のボロアパートで、べったりと汗をかいた自分が目覚めるのかもしれない。
今の現実が、あまりに現実感がないため、そんな日に見たため、かなり本気でそんなことを、ぼーっと感じながら、寒いくらいの冷房のきいた電車に乗りこみ家に向かった。
なんだかほんと、全てが夢のようだな。
というような、哲学思想のような不思議なSF感覚を、見た後もずっとひきずって街を歩いてしまったほど、この映画は面白かった。
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サイドウェイ
こんな日に、つい、また観てしまったのは「サイドウェイ」。
大好きな映画。
やっぱり面白い。
40男ならば共感しない人のほうが少ないんじゃないだろうか。
このダメな男に。
あの61年。
たまらないシーンだ。
素晴らしい映画。
そしてやっぱり思う。映画は素晴らしい。
さて自分の人生を歩まなきゃ。
大好きな映画。
やっぱり面白い。
40男ならば共感しない人のほうが少ないんじゃないだろうか。
このダメな男に。
あの61年。
たまらないシーンだ。
素晴らしい映画。
そしてやっぱり思う。映画は素晴らしい。
さて自分の人生を歩まなきゃ。
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SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー★傷だらけのライム
やっと見た。バルト9。
7割~8割は入っていたんじゃないかなぁ。
なんとなく、みんなタマフルリスナーかな?みたいな。
まず、一言で言うと楽しかった。
前作の黄金のパターンをそのまま再利用。
舞台を埼玉から群馬に。
主人公を女子に。
さらに、イックとトムも出てくる。
黄金パターンはこうだ。
大好きなラップ、ヒップホップ。
でも今の自分の生活は…。
でも、やってやるぜ!(このきっかけを2ではイックとトムが作ってる)
しかし、あまりにも寒い状況でのライブ。
去っていく仲間と残る仲間。
でも、その残った仲間さえ、やっぱり去っていく。
クライマックス。ヒップホップとは最も似つかわしくない状況。そんな場所で、本当の本当の心の声が、でもやっぱりあきらめたくない、ラップが好きなんだ、どんな状況だってやっぱりラップが好きだ、やり続けたい!という言葉がラップという表現手段・力を借りて炸裂。
これが前作と全く同じパターン。
今回は、とても自主制作映画とは思えないレベルの画質、安藤さくらや岩松了まで出ていて、すごく「普通の映画」っぽい。
その上、バルト9でやってるし、ごく普通になんか面白そうだから見てみようか?と見に来たカップルとかもいたのかもしれない。
その人達にはどう映っただろうか?
前作大好き、前作が映画としては大好きだけどやっぱり自主制作だよねという画質だったりしたのもよく知っている身で見た僕にとっては、「おおおっ、すげーパワーアップしてる。普通の映画画質じゃん!」とか思いながら見たのだけど、全く普通の日本映画と思って見た人にとって、あのフェードアウトしてのブツ切りっぽい編集とか、妙に長すぎる長まわしとか、あのテンポをどう感じただろうか。
そういう意味では、僕は全くの客観視点で今作を見たわけじゃない。
あの自主制作ですごく頑張ってたあの大好きな映画の続編だってさ、楽しみ~、という視点でしか見ていない。
画質は、入江監督は「ソニーさんがカメラを貸してくれて」と言ってた。
制作費用は前作の数倍程度だと。つまりあくまでも自主制作映画レベルのバジェットだったのだと。
それを知ってみてるから「よく出来てるなぁ」って思いながら見てられたけど、普通の人が見たら今作はどういう評価だろうか。
まぁ、とにかく、客観視点でないにしても、いや、映画を見る時に主観で見ない人なんていないからまぁそれはいいのだけど、とにかく、僕にとってはこの映画はやっぱり面白かった。この黄金パターンが好きだ。
ただ、前作にあって、今作にない要素があればもっと、僕はこの映画を好きだっただろう。
1つは、世間の中の自分。ラップ仲間とかじゃなくて、ごく普通の同世代からの厳しい視点とか、つらい扱いとか。
やっぱ、もっと、父の営むコンニャク工場での生活の単調さ、つまらなさ、思い描いていた未来とのギャップとか、そういうのをもっと描いて欲しかった。
もっと言えば、前作のコンビニの駐車場シーンのような辛いシーンがあるともっとクライマックスが盛り上がったんだけどなぁ。あのコンビニの駐車場シーン大好きなので。
あともう1つは、恋愛だよね。
前作の重要な要素だったんじゃないかなぁ。
「ダメな自分」っていう状況を描く上で、恋愛はやっぱり重要なファクターだと思うんだけどなぁ。今回それが皆無なのがどうにもなぁ。
あと、もうひとつだけ注文を言わせてもらうと、今作のラップは、ラップっぽく聞こえないところも多かったということ。
「あなたのお名前なんてーの?」的というかその程度のが多くて、やっぱりできればもうすこしラップを練習してから撮影に入ったほうがよかったんじゃないかなぁ。
2Pacとかあんなに崇めている人が、女子とはいえ、あんなアイドルラップみたいな感じでラップするかなぁ。
あと、「シュ、シュ、シュ」のところとか、ラップっていうか歌じゃねーかよ、と思いましたね、正直。
もっと言えば、服装とかも、あんなに傾倒しててその服装?そのヘアスタイル?という違和感も。
この映画を幅広い層に見てもらうために、ゴリゴリのラップ楽曲をあえて避けて、半分歌ものの楽曲にした、服装とかも映画好き女子がノレる感じをあえて狙ったということなのかもしれないのだけど。
とはいえ、注文はそれぐらい。
なにせ、クライマックスでは泣いてしまいましたから。ははは。
青春映画好きですから。
※ライブやるのに100万円かかるという話、自分の持ってる「電池8本で動く屋外用アンプ&スピーカーセット」を思い浮かべて、おい別の方法もあるぞ君たち、と心の中で思ってしまった。いや、家のステレオを発電機で動かすってので全然問題ないと思うけどなぁ。かつてオーディオが好きだったおっさんに頭さげて、もう使ってないウーハーでかめのスピーカーを一晩だけ貸してもらえばいいじゃん。何人集めるつもりなんだ君達。まさか客1000人とか思ってないだろうね。
7割~8割は入っていたんじゃないかなぁ。
なんとなく、みんなタマフルリスナーかな?みたいな。
まず、一言で言うと楽しかった。
前作の黄金のパターンをそのまま再利用。
舞台を埼玉から群馬に。
主人公を女子に。
さらに、イックとトムも出てくる。
黄金パターンはこうだ。
大好きなラップ、ヒップホップ。
でも今の自分の生活は…。
でも、やってやるぜ!(このきっかけを2ではイックとトムが作ってる)
しかし、あまりにも寒い状況でのライブ。
去っていく仲間と残る仲間。
でも、その残った仲間さえ、やっぱり去っていく。
クライマックス。ヒップホップとは最も似つかわしくない状況。そんな場所で、本当の本当の心の声が、でもやっぱりあきらめたくない、ラップが好きなんだ、どんな状況だってやっぱりラップが好きだ、やり続けたい!という言葉がラップという表現手段・力を借りて炸裂。
これが前作と全く同じパターン。
今回は、とても自主制作映画とは思えないレベルの画質、安藤さくらや岩松了まで出ていて、すごく「普通の映画」っぽい。
その上、バルト9でやってるし、ごく普通になんか面白そうだから見てみようか?と見に来たカップルとかもいたのかもしれない。
その人達にはどう映っただろうか?
前作大好き、前作が映画としては大好きだけどやっぱり自主制作だよねという画質だったりしたのもよく知っている身で見た僕にとっては、「おおおっ、すげーパワーアップしてる。普通の映画画質じゃん!」とか思いながら見たのだけど、全く普通の日本映画と思って見た人にとって、あのフェードアウトしてのブツ切りっぽい編集とか、妙に長すぎる長まわしとか、あのテンポをどう感じただろうか。
そういう意味では、僕は全くの客観視点で今作を見たわけじゃない。
あの自主制作ですごく頑張ってたあの大好きな映画の続編だってさ、楽しみ~、という視点でしか見ていない。
画質は、入江監督は「ソニーさんがカメラを貸してくれて」と言ってた。
制作費用は前作の数倍程度だと。つまりあくまでも自主制作映画レベルのバジェットだったのだと。
それを知ってみてるから「よく出来てるなぁ」って思いながら見てられたけど、普通の人が見たら今作はどういう評価だろうか。
まぁ、とにかく、客観視点でないにしても、いや、映画を見る時に主観で見ない人なんていないからまぁそれはいいのだけど、とにかく、僕にとってはこの映画はやっぱり面白かった。この黄金パターンが好きだ。
ただ、前作にあって、今作にない要素があればもっと、僕はこの映画を好きだっただろう。
1つは、世間の中の自分。ラップ仲間とかじゃなくて、ごく普通の同世代からの厳しい視点とか、つらい扱いとか。
やっぱ、もっと、父の営むコンニャク工場での生活の単調さ、つまらなさ、思い描いていた未来とのギャップとか、そういうのをもっと描いて欲しかった。
もっと言えば、前作のコンビニの駐車場シーンのような辛いシーンがあるともっとクライマックスが盛り上がったんだけどなぁ。あのコンビニの駐車場シーン大好きなので。
あともう1つは、恋愛だよね。
前作の重要な要素だったんじゃないかなぁ。
「ダメな自分」っていう状況を描く上で、恋愛はやっぱり重要なファクターだと思うんだけどなぁ。今回それが皆無なのがどうにもなぁ。
あと、もうひとつだけ注文を言わせてもらうと、今作のラップは、ラップっぽく聞こえないところも多かったということ。
「あなたのお名前なんてーの?」的というかその程度のが多くて、やっぱりできればもうすこしラップを練習してから撮影に入ったほうがよかったんじゃないかなぁ。
2Pacとかあんなに崇めている人が、女子とはいえ、あんなアイドルラップみたいな感じでラップするかなぁ。
あと、「シュ、シュ、シュ」のところとか、ラップっていうか歌じゃねーかよ、と思いましたね、正直。
もっと言えば、服装とかも、あんなに傾倒しててその服装?そのヘアスタイル?という違和感も。
この映画を幅広い層に見てもらうために、ゴリゴリのラップ楽曲をあえて避けて、半分歌ものの楽曲にした、服装とかも映画好き女子がノレる感じをあえて狙ったということなのかもしれないのだけど。
とはいえ、注文はそれぐらい。
なにせ、クライマックスでは泣いてしまいましたから。ははは。
青春映画好きですから。
※ライブやるのに100万円かかるという話、自分の持ってる「電池8本で動く屋外用アンプ&スピーカーセット」を思い浮かべて、おい別の方法もあるぞ君たち、と心の中で思ってしまった。いや、家のステレオを発電機で動かすってので全然問題ないと思うけどなぁ。かつてオーディオが好きだったおっさんに頭さげて、もう使ってないウーハーでかめのスピーカーを一晩だけ貸してもらえばいいじゃん。何人集めるつもりなんだ君達。まさか客1000人とか思ってないだろうね。
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エイリアン・ネイション
すっかりワールドカップに夢中で。
わざわざソニーのウォークマンを新しく買って(持ってたのに16:9のが欲しくて)、電車の中で見るのは映画からワールドカップになってしまい、そして、ここにも書いたけど、それ以上に今はスケボーに夢中なので、全く映画を見る時間がない。
それでもディスカスからはDVDが送られてくる。
基本的に「延滞」ということは無いので、ずーっと見ないでずーっと同じのを借りっぱなしにしていてもよいのだけど、それではあまりにもったいない。
しかたないから消化するか。というわけで、ずーっと借りたままになってたこれを見ることにした。
宇多丸さんがシネマハスラーの中で、第9地区について語る際に、エイリアンとのバディームービーとしてこの映画の名前を挙げていた。
おそらく見てないんじゃないかな?ということでディスカスのリストに入れておいたのだ。
ふーむ、面白い。
1988年の映画か。
なんか、いいなぁ、このころの映画って。楽しいなぁ。
刑事もので、相棒にされてしまったタイプの異なる2人がケンカとかしながらずっと同じ車に乗って捜査を続けて、そのうちにすっかり仲良くなり、本当の相棒になる、というよくあるストーリーなわけだけど、この映画は相手がエイリアンだから、タイプが違うって言ったって黒人と白人とか、黒人と中国人とか、ベテランと新人とか、そんなのとはレベルが全然ちがうからたまらない。
気楽に楽しめる映画。
ほんと、楽しい。
なんとなくやっぱり第9地区はこの映画の影響があるんじゃないかなぁ。
エイリアンが普通に暮らしてて、酒飲んだり、繁華街があったりとか、エイリアンにもきっちりした奴もいればヒドい生活している奴もいるっていう感じが。
それにしても、なんでこの映画を見てないんだろうなぁ、俺。
こんな面白いのになぁ。
わざわざソニーのウォークマンを新しく買って(持ってたのに16:9のが欲しくて)、電車の中で見るのは映画からワールドカップになってしまい、そして、ここにも書いたけど、それ以上に今はスケボーに夢中なので、全く映画を見る時間がない。
それでもディスカスからはDVDが送られてくる。
基本的に「延滞」ということは無いので、ずーっと見ないでずーっと同じのを借りっぱなしにしていてもよいのだけど、それではあまりにもったいない。
しかたないから消化するか。というわけで、ずーっと借りたままになってたこれを見ることにした。
宇多丸さんがシネマハスラーの中で、第9地区について語る際に、エイリアンとのバディームービーとしてこの映画の名前を挙げていた。
おそらく見てないんじゃないかな?ということでディスカスのリストに入れておいたのだ。
ふーむ、面白い。
1988年の映画か。
なんか、いいなぁ、このころの映画って。楽しいなぁ。
刑事もので、相棒にされてしまったタイプの異なる2人がケンカとかしながらずっと同じ車に乗って捜査を続けて、そのうちにすっかり仲良くなり、本当の相棒になる、というよくあるストーリーなわけだけど、この映画は相手がエイリアンだから、タイプが違うって言ったって黒人と白人とか、黒人と中国人とか、ベテランと新人とか、そんなのとはレベルが全然ちがうからたまらない。
気楽に楽しめる映画。
ほんと、楽しい。
なんとなくやっぱり第9地区はこの映画の影響があるんじゃないかなぁ。
エイリアンが普通に暮らしてて、酒飲んだり、繁華街があったりとか、エイリアンにもきっちりした奴もいればヒドい生活している奴もいるっていう感じが。
それにしても、なんでこの映画を見てないんだろうなぁ、俺。
こんな面白いのになぁ。
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息もできない
すごい。
やっぱり傑作だ。
以下完全にネタバレ。
とにかく脚本が見事。
見事としか言いようがない。
からみあう運命の糸。
よくもまぁ、こんな脚本を思いついたなぁ。
観客だけがこの2人の運命が実は悲惨な過去でつながっていることを知っている。
2人は知らない。
2人ともクソのような現実の中でなんとか生きていて。
悲惨な過去に呪われているような人生。
なんのために生きているのか、なんのためにこのウンザリするような生活を送っているのか。
そんな2人が出会い、不思議な流れの中でキズナが生まれていく。
その過程の描写が見事としか言いようがない。
出会いのシーンも素晴らしい。
あれと同じ状況を大学生の時に吉祥寺で見た。おじさんとおばさんが歩いていて、おじさんはずっとおばさんの方を向いておばさんと喋りながら歩いていた。向こうから女子高生2人組が歩いてきた。おじさんの横を通り過ぎるまさにその時に、女子高生とすれちがおうとしているなんて全く思っていないおじさんは、カーッペッ!とタンをおばさんと逆側、つまり女子高生の方向に吐いた。それは、見事に女子高生の顔に直撃し、女子高生は悲鳴というよりはもっと何か異常な感じの叫びを「え゛お゛ぁ~~」とあげた。
あれはすごかった。
顔だし、タンだし、この映画とはちがうのだけど。
あの出会いのシーンのあのやりとり。
そしてあの一撃。見事だ。
あの一撃が全然あたりまえ、この主人公なら当然やるだろうなぁってのは、そこまで見てきた観客には十分説明済みだし。
で、あの倒れていた女子高生目線のカメラもうまい。
そして、そこに主人公が座っているという。
この主人公が、根は悪い人ではないってところがよく描かれている。
その後の2人の関係も、とても自然で。
これは脚本だけじゃなく、やはり役者2人の演技、存在感の妙だろう。
特にあの女子高生の雰囲気、たたずまい、見事だなぁ。
よくもあんな子を見つけてきたもんだ。
結末に向けて、観客は、いつ本当のことがわかってしまうのだろう?という気持ちで目が放せない。
あの過去を知ってしまったら?
女子高生の兄が、ひょっとして気付いたのかという表情を浮かべる。
あああ、ついにわかってしまうのか?
でもちがった。
女子高生の兄は、そうとは知らずに、単なる個人的な復讐のために凶行に出る。
なんとも皮肉な。
見事なのは、互いに相手に本当のことは伝えないことで、そのために「真実」がバレずに関係が保たれていくという部分だ。
女子高生はあくまでも、家庭は平和で普通な、普通のいいとこの女の子を演じる。
主人公も、自分のつらい心境をけっして女子高生に語らない。
それは、たったひとつの心が安らぐ場所を失いたくないから。
いつのまにか、互いにとって相手がかけがえのないものになっていく。
どんどん絡んでいく2人の運命の糸。
絡めば絡むほど引きちぎった時の傷は深くなる。
あの膝枕のシーン。
最高に美しいシーン。
二人は全く別のことで泣いている。
両方の事情を知っているのは観客だけだ。
でも、この2人にとって、涙を見せられるたったひとつの場所になっている。
それがわかっているからこそ、本当のことがわかってしまった時のことを考えて、観客は、っていうか僕は、もう吐きそうだった。胃が締め付けられる感じだった。
主人公が残したもの。
あの焼き肉屋での楽しそうなみんな。
彼が遺した幸せな風景。
でも、彼に変化をもたらしたのは、この女子高生との関係だ。
人をなぐって金を稼ぐ仕事なんて。
もうこんなことしなくてもいいんじゃないか。
あいつと、あいつと楽しく生きていけるかもしれない。
そんな変化をもたらしたのは女子高生の存在。
結果、彼はあんな目にあうわけだけど。
でも、あのままあの仕事をしてあんな人生を生きているよりも良かったかもしれない。
そんな変化を与えてくれたあの女子高生は、彼の死を乗り越え、焼き肉屋で楽しく過ごす。
彼が遺してくれた幸せな場所。
でも。
衝撃のラスト。
兄が、まるであの悲惨な過去の事件そのもののように、自分たちの全てを奪ったあの事件の加害者のような姿でいるのを目撃してしまった、それだけで十分衝撃なのに。
なんということだ。
たった一人の心を開ける相手、たったひとつの居場所だったあの男の姿が。
すごい。
まいったよもう。
と書いたところで、日本×カメルーン戦まで、もうあと30分を切ってしまった。
しかし韓国、強いなぁ、サッカーも映画も。
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ベイビーズ・デイアウト 赤ちゃんのおでかけ
製作・脚本:ジョン・ヒューズ。
監督はちがう人だけど。
まぁ、なんというか、ホームアローンとか、悪い大人たちが、子どもにコテンパンにやられるという、そういう映画。
ま、マンガみたいにあり得ないことがどんどん起こって、赤ちゃんは別に意図してないのに大人たちが次から次へとひどい目にあって、観客は大笑いという、そういう映画だ。
ホームアローンみたいに、子ども側が考えた罠とか作戦で大人がやられるわけじゃないので、爽快感はないかなぁ。
でも、この赤ちゃん本当にすごい。
あんなにニコニコして、かわいく笑ったりするなんて。
保護者目線で見てしまうと、「あー、回転ドアと床の間に指はさまったら大変だよ!」とか、建設現場とかのもっと危ないシーンよりも、細かい細かいところでなんだかヒヤヒヤしてしまった。
ってことは、ホームアローンなんかも、大笑いっていうよりも保護者目線でヒヤヒヤしちゃうのかもなぁ、今見ると。
ま、とにかく、けっこう面白かったです。
あの3人組の中の一人が、マトリックスで、ネオとかトリニティーとかを裏切るあの男なんじゃないかってずっと思って見てたんだけど、どうでしょう?
だとしたら、なかなかのコメディー演技で見事です。
監督はちがう人だけど。
まぁ、なんというか、ホームアローンとか、悪い大人たちが、子どもにコテンパンにやられるという、そういう映画。
ま、マンガみたいにあり得ないことがどんどん起こって、赤ちゃんは別に意図してないのに大人たちが次から次へとひどい目にあって、観客は大笑いという、そういう映画だ。
ホームアローンみたいに、子ども側が考えた罠とか作戦で大人がやられるわけじゃないので、爽快感はないかなぁ。
でも、この赤ちゃん本当にすごい。
あんなにニコニコして、かわいく笑ったりするなんて。
保護者目線で見てしまうと、「あー、回転ドアと床の間に指はさまったら大変だよ!」とか、建設現場とかのもっと危ないシーンよりも、細かい細かいところでなんだかヒヤヒヤしてしまった。
ってことは、ホームアローンなんかも、大笑いっていうよりも保護者目線でヒヤヒヤしちゃうのかもなぁ、今見ると。
ま、とにかく、けっこう面白かったです。
あの3人組の中の一人が、マトリックスで、ネオとかトリニティーとかを裏切るあの男なんじゃないかってずっと思って見てたんだけど、どうでしょう?
だとしたら、なかなかのコメディー演技で見事です。
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エイリアン3
デヴィッド・フィンチャー。
あの面白かったエイリアン2と比べると、比べちゃいけないんだけど、本当につまらない。
まず、エイリアンがあんまり怖くない。
あと、この星に一匹来ただけだから、あのエイリアンの乗ってた宇宙船の造形の面白さとか、エイリアンの卵とか、あの顔にペタっとはりついてしまう面白さとか、そういう、このシリーズならばあるべき面白い映像が全部ない。
人間の作った建物の中で、たった1匹のエイリアンが、たいして怖くもない感じで暴れているだけだ。
エイリアン視点の映像だけは面白かったけど、それだけだ。
血液が強酸性っていうのもほとんど活かされていない。
音楽がこのシリーズっぽくない。
へんにダークな感じ。カッコいいだろって? いや、そんなの要らないから。
漢字とかカタカナとか、なにそれ?
脚本家が降りたり、ドタバタの現場に、それまで長編映画を作ったことがなかったCM界のデヴィッド・フィンチャーが抜擢されて、かなり無理な状況で作り上げたらしいので、あんまり辛口のことを言ってはいけないのだろうけど。
でもさ、やっぱりつまんねーよ!
前に見たとき、ここまでつまらなく思わなかったんだけど、なぜだろう。
なぜだろう、この怒りに近い感情は。
とにかく、面白くありませんでした。
おしまい。
あの面白かったエイリアン2と比べると、比べちゃいけないんだけど、本当につまらない。
まず、エイリアンがあんまり怖くない。
あと、この星に一匹来ただけだから、あのエイリアンの乗ってた宇宙船の造形の面白さとか、エイリアンの卵とか、あの顔にペタっとはりついてしまう面白さとか、そういう、このシリーズならばあるべき面白い映像が全部ない。
人間の作った建物の中で、たった1匹のエイリアンが、たいして怖くもない感じで暴れているだけだ。
エイリアン視点の映像だけは面白かったけど、それだけだ。
血液が強酸性っていうのもほとんど活かされていない。
音楽がこのシリーズっぽくない。
へんにダークな感じ。カッコいいだろって? いや、そんなの要らないから。
漢字とかカタカナとか、なにそれ?
脚本家が降りたり、ドタバタの現場に、それまで長編映画を作ったことがなかったCM界のデヴィッド・フィンチャーが抜擢されて、かなり無理な状況で作り上げたらしいので、あんまり辛口のことを言ってはいけないのだろうけど。
でもさ、やっぱりつまんねーよ!
前に見たとき、ここまでつまらなく思わなかったんだけど、なぜだろう。
なぜだろう、この怒りに近い感情は。
とにかく、面白くありませんでした。
おしまい。
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髪結いの亭主
この邦題考えた人は天才かもしれない。
「床屋の夫」だったらこんなに評価されているだろうか。
いや、「床屋の亭主」とか「理容師の亭主」でも。
短い映画だ。80分しかない。
会社への一往復できっちり見終わる映画はそれなりに多いけど、この映画は時間が余った。
見終わってから、家の最寄駅まで10分間の余裕が。
なんと短い映画だろう。
パトリス・ルコント。
こないだ見た「レ・ブロンゼ3」がなかなか面白く、その中の誰かがこの映画のこの男らしいのだけど、すっかりわからない。もう一度レンタルするのもなぁ。
少年時代のエロチックな夢を現実にした男。
毛糸の水泳パンツ。さくらんぼ。
本気で欲しいと思えば必ず手に入るという教え。
ここまで愛してくれれば女性のほうも愛を返してくれるものなのだろうか?
などと少年のように夢見てしまう。
だって、突然「結婚してほしい」で、次に会った時には「わかりました」だもん。
こりゃ、中2病の夢想だよ、普通ならば。
この映画が100分あったら評価がちがうだろう。
長ぇ~よ!と思わない長さの中で、老いても少年のような男と、その愛に精一杯こたえて、精一杯であるからこその選択をした女の、なんだかよくわからないけど、なんだか人生とか愛とか老いとか死とかについて思いをめぐらしてしまうような不思議な物語を語っているからこそ、この高い評価だろう。
美しい女性もいずれは老い、そして死んでいく。
この幸せな日々も、永遠には続かない。
この夫婦は子どもは要らないという選択をしているのだけど、日々成長していく子どもの存在だけがひょっとすると、老いてそしていずれ死んでいく人生を明るく照らしてくれるのかもしれない。
老いたり死んでいったりせず今の日々が永遠に続くなんてことは幻想だから。
この主人公の悲劇は、あまりに完璧な生活が手に入ったために、時間を止めてその生活を永遠に続くものにしようとしてしまったことだ。
その主人公の夢に応えるためには、奥さんはあの選択をせざるを得なかったのかもしれない。
老いていく自分達も含めて愛し合う、そんな主人公だったら、きっとあの奥さんはあたたかい笑顔でそれに応えてくれたはずだ。
ただ、主人公はずっと中2病のままだから仕方が無い。
そして、そこが男という生き物の滑稽で、そして愛すべきところかもしれない。
ていうか、同い年ぐらいで、すごく大人(というか、悪く言えばおじさん)な人を見ると、一体どういう生活や考え方をしているとそういう風になれちゃうんだよ?と、良い意味でも悪い意味でも感心してしまう僕ですが。
「床屋の夫」だったらこんなに評価されているだろうか。
いや、「床屋の亭主」とか「理容師の亭主」でも。
短い映画だ。80分しかない。
会社への一往復できっちり見終わる映画はそれなりに多いけど、この映画は時間が余った。
見終わってから、家の最寄駅まで10分間の余裕が。
なんと短い映画だろう。
パトリス・ルコント。
こないだ見た「レ・ブロンゼ3」がなかなか面白く、その中の誰かがこの映画のこの男らしいのだけど、すっかりわからない。もう一度レンタルするのもなぁ。
少年時代のエロチックな夢を現実にした男。
毛糸の水泳パンツ。さくらんぼ。
本気で欲しいと思えば必ず手に入るという教え。
ここまで愛してくれれば女性のほうも愛を返してくれるものなのだろうか?
などと少年のように夢見てしまう。
だって、突然「結婚してほしい」で、次に会った時には「わかりました」だもん。
こりゃ、中2病の夢想だよ、普通ならば。
この映画が100分あったら評価がちがうだろう。
長ぇ~よ!と思わない長さの中で、老いても少年のような男と、その愛に精一杯こたえて、精一杯であるからこその選択をした女の、なんだかよくわからないけど、なんだか人生とか愛とか老いとか死とかについて思いをめぐらしてしまうような不思議な物語を語っているからこそ、この高い評価だろう。
美しい女性もいずれは老い、そして死んでいく。
この幸せな日々も、永遠には続かない。
この夫婦は子どもは要らないという選択をしているのだけど、日々成長していく子どもの存在だけがひょっとすると、老いてそしていずれ死んでいく人生を明るく照らしてくれるのかもしれない。
老いたり死んでいったりせず今の日々が永遠に続くなんてことは幻想だから。
この主人公の悲劇は、あまりに完璧な生活が手に入ったために、時間を止めてその生活を永遠に続くものにしようとしてしまったことだ。
その主人公の夢に応えるためには、奥さんはあの選択をせざるを得なかったのかもしれない。
老いていく自分達も含めて愛し合う、そんな主人公だったら、きっとあの奥さんはあたたかい笑顔でそれに応えてくれたはずだ。
ただ、主人公はずっと中2病のままだから仕方が無い。
そして、そこが男という生き物の滑稽で、そして愛すべきところかもしれない。
ていうか、同い年ぐらいで、すごく大人(というか、悪く言えばおじさん)な人を見ると、一体どういう生活や考え方をしているとそういう風になれちゃうんだよ?と、良い意味でも悪い意味でも感心してしまう僕ですが。
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ホット・チック
レイチェル・マクアダムス主演の映画と勝手に勘違いして見た。
主演じゃないけど、ロブ・シュナイダーと同等で「かたや、女になってしまった男のほうは…」という感じで出てくると思っていたのだが、まったくそんなことは無かった。
それにしても、面白かったなぁ。
こういう体入れ替わり映画の定番ではあるんだけど、別の立場で家の中に入り込むことで、改めて父親の気持ちが、弟の気持ちが、わかる。そういうお決まりだけど、やっぱりじーんと来る仕掛けがしっかりと描かれていて素晴らしい。
ところどころに、女装趣味の弟とか、韓国人の母親とか、いろいろと興味深いエピソードを織り交ぜているところもいい感じ。
あと、ジェシカが以前ひどいことをしていた2人(デブの女の子と、ちょっとヘンな趣味の女の子)が、ジェシカを助けるために活躍して、そして結局みんな仲良しになるってところも良かったな。
人は見た目じゃないという、あたりまえだけど、やっぱりなかなか実感できないテーマ。
こういう映画、好きです。
アダム・サンドラーも好き。
プロデューサーなんだけど、さりげなく出演してて。
あのドラムを叩くネタ、大好き。
ドキドキするBGMと観客に思わせておいて…、っていう定番だけどやっぱり笑っちゃう。
楽しかった。
主演じゃないけど、ロブ・シュナイダーと同等で「かたや、女になってしまった男のほうは…」という感じで出てくると思っていたのだが、まったくそんなことは無かった。
それにしても、面白かったなぁ。
こういう体入れ替わり映画の定番ではあるんだけど、別の立場で家の中に入り込むことで、改めて父親の気持ちが、弟の気持ちが、わかる。そういうお決まりだけど、やっぱりじーんと来る仕掛けがしっかりと描かれていて素晴らしい。
ところどころに、女装趣味の弟とか、韓国人の母親とか、いろいろと興味深いエピソードを織り交ぜているところもいい感じ。
あと、ジェシカが以前ひどいことをしていた2人(デブの女の子と、ちょっとヘンな趣味の女の子)が、ジェシカを助けるために活躍して、そして結局みんな仲良しになるってところも良かったな。
人は見た目じゃないという、あたりまえだけど、やっぱりなかなか実感できないテーマ。
こういう映画、好きです。
アダム・サンドラーも好き。
プロデューサーなんだけど、さりげなく出演してて。
あのドラムを叩くネタ、大好き。
ドキドキするBGMと観客に思わせておいて…、っていう定番だけどやっぱり笑っちゃう。
楽しかった。
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エイリアン2
エイリアンに続き、エイリアン2を。
すごい。本当に忘れている。
そうだった、そういうエンディングだった。と見てから思うだけで、見ている最中は全然先がわからない。面白い。
本当に、始めてみる面白い映画として楽しんだ。
いやー、やっぱりこれは傑作だ。
キャメロン。
その時代の最先端の技術を駆使して、面白い映画を作る人。
エイリアンのボスというかクイーンと、リプリーの乗るアレとの一騎討ちは、今見てもすごい。
あれをこの時代に撮ったのだ。
すごい。
いやー、面白かった。
母性がテーマ。エイリアンにも母性が。
3も見てみるかな。
すごい。本当に忘れている。
そうだった、そういうエンディングだった。と見てから思うだけで、見ている最中は全然先がわからない。面白い。
本当に、始めてみる面白い映画として楽しんだ。
いやー、やっぱりこれは傑作だ。
キャメロン。
その時代の最先端の技術を駆使して、面白い映画を作る人。
エイリアンのボスというかクイーンと、リプリーの乗るアレとの一騎討ちは、今見てもすごい。
あれをこの時代に撮ったのだ。
すごい。
いやー、面白かった。
母性がテーマ。エイリアンにも母性が。
3も見てみるかな。
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サブウェイ123
あまり評判がよくないみたいだったので、期待せずに臨む。
デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタ。
この2人の演技に負うところが大きいけど、面白いじゃないか!
とにかく、あの、デンゼル・ワシントンが罪を告白させられるシーンはすごい。
おおおっ!
これはかなり面白い映画なんじゃないか?
と期待は最大値に高まったのだが、その後はエンディングまでだらだらと映画はつまらなくなっていく。
あのビデオチャットとか、ストーリーとどうからんでいくんだろうワクワクドキドキと期待させておいて何もおこらない。バレてもなにもおこらない。犯人たちも無反応。そんなことあり得ないだろう。
一番ガッカリなのは、結局、ジョン・トラボルタの動機が最後までわからないことだ。
あの身代金は本当の目的じゃなくて、この事件で株価が下がりそれに連動して金の価格があがって莫大な金を手に入れるっていうのが彼の目的だったというのは、それはわかった。
それはわかったんだけど、その莫大な金を手に入れるのが何のためなのか、どういう私怨があるのか、なにをしようとしたのか、最後までわからない。
わからないどころか、最後にはかんたんに死のうとする。その上「お前は俺のヒーローだぜ」とかよくわからないセリフを残して。
意味がわからねーよ!
評判が悪いのもわかるなぁ。
デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタ。
この2人の演技に負うところが大きいけど、面白いじゃないか!
とにかく、あの、デンゼル・ワシントンが罪を告白させられるシーンはすごい。
おおおっ!
これはかなり面白い映画なんじゃないか?
と期待は最大値に高まったのだが、その後はエンディングまでだらだらと映画はつまらなくなっていく。
あのビデオチャットとか、ストーリーとどうからんでいくんだろうワクワクドキドキと期待させておいて何もおこらない。バレてもなにもおこらない。犯人たちも無反応。そんなことあり得ないだろう。
一番ガッカリなのは、結局、ジョン・トラボルタの動機が最後までわからないことだ。
あの身代金は本当の目的じゃなくて、この事件で株価が下がりそれに連動して金の価格があがって莫大な金を手に入れるっていうのが彼の目的だったというのは、それはわかった。
それはわかったんだけど、その莫大な金を手に入れるのが何のためなのか、どういう私怨があるのか、なにをしようとしたのか、最後までわからない。
わからないどころか、最後にはかんたんに死のうとする。その上「お前は俺のヒーローだぜ」とかよくわからないセリフを残して。
意味がわからねーよ!
評判が悪いのもわかるなぁ。
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