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Your Song Is Good / Your Song Is Good

新宿のタワーレコードにかなり前からオルガンのコーナーがあって、そこに行くと、ついつい視聴して、ついつい買ってしまうのだ。オルガン好きがひっかかるクモの巣みたいな。毎回毎回、見事にワナにはまっているのだけど、このCDもそこで視聴して買ってしまった1枚。

スカとかカリプソとかソウルとかファンクとか、「俺たちこういう音楽が大大大大好きでぇ~す。」という気持ちがビシバシ伝わってくる楽しい雰囲気のノリノリパーティーアルバム。オルガンが気持ちいいっす。とにかくこのCD聴いてると彼らのライブに行きたくなる。なんかもう汗だくで笑いながら踊り狂えそう。きっと最高だろうなぁ。行きたいなぁ。こんなバンドがいたんだねぇ。今年のフジロックの出演が決まっているらしい。決まるよな、そりゃ。

ひとつだけ、
演奏のレベルも高いし、いい音楽をたっぷり聴いてきた人達だと思う。見事に彼らの大好きなさまざまな音楽をその楽しさも含め「再現」してみせているように思う。思うんだけど…、「忠実な再現止まり」という印象が無いわけではない。ドライ&ヘビーとか、スーパー・バター・ドッグとかも、聴いてて思うんだけど、「見事な再現だな」ってこと。そういう音を大好きなのはわかるし、日本でいまライブで聴けるということは非常に嬉しいしありがたいことだと思うんだけど、じゃあオリジナリティーは?という気がするのです、なんとなく。ライブには価値があるけど、CD買うんだったら、元ネタとなっている過去の超名盤を買って聴くほうが良いのでは?と。いろんな音楽を聴いてきて、咀嚼して消化して結果出てきたワン・アンド・オンリーの彼らだけの音ってのを聞かせてほしい。でないと、聴いて「気持ちいい」とは思うけど、決してビックリしない。「すげ~」とか「なんだよ、これ!」とか「やられた、打ちのめされた」とか思わない。

いや、このバンド大好きです。大好きだからこそ期待しちゃう。なんつーか、世界中で彼らだけしか作れない音楽をぜひ作ってほしいと。とか書いてますが、本当にオリジナリティーを感じるバンドなんてほとんどいないんだよね。フィッシュマンズとか、今だとメデスキ・マーティン&ウッドなんですけど、俺の場合。そういうところまで行ってほしいなぁ、と。今のファンは逃げるかもしれないけども。
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Cloudberry Jam / The Great Escape

クラウドベリージャムが再結成していたなんて、聞いてないよぉ~!

僕とクラウドベリージャムの出会いは池袋パルコのとあるお店だ。財布とか時計とかいろいろな雑貨が置いてあるお店でぶらぶらしていたら、すっごい素敵なポップでグルーヴィーな音楽がかかったのだ。1曲目から気に入って聴いていて、2曲目に入ったところで耐えられなくなってお店の人に、「こっ、このCD、なんですか?」と間抜けな質問をしたのだ。かわいらしい女性の店員さんが「えっと、これです。」と見せてくれたのがクラウドベリージャムの1stアルバムだった。そのままエスカレーターを上ってタワーレコードでそのCDを手に入れたのだ。それからは何度も何度も何度も聴いた。スウェーデンのギターポップが日本で大流行している時で、クラウドベリージャムは、カーディガンズの次(?)ぐらいに人気のあったバンドだったと思う。渋谷のクラブクアトロでのライブを見に行ったのが最後で、しばらくして解散したというニュースを聞きひどくガッカリしたのを覚えている。

で、このアルバムですけど、期待どおりの"あの"クラウドベリージャムがそのまま戻ってきたという感じ。あれからもう7年もの歳月が流れたのですから色々と音に変化があってもおかしくないかもと心配でしたが、あのまんまです。ボーカルのジェニーの「ジャジーで時折ドスを利かすアルトの歌声(from ライナーノーツ)」もあのまんまです。やっぱり良いです。

まだ買ってから2回しか聴いてませんけど、あらためて思ったのは、僕はずっとクラウドベリージャムを自分が好きなのは、あの他に類を見ないポップさなのだと思っていたのですけど、ジェニーのボーカルを好きな部分がかなりの比率を占めているんだなぁということです。なんかやっぱ良いのですよ、この人の声って。

ただ、一つだけ、渋谷でライブを見たときにもすでにやばかったのですが、ジェニーの体格がますますフクヨカになられているようで、ポップグループの女性ボーカリストがそれはちょっと、ねぇ。1stアルバムの頃のジェニーに戻ってぇ~~、というのは音楽だけを純粋に楽しんでいるわけでないバカな男の期待でしょうか。
いや、やっぱエンターテイナーにとってビジュアルは超重要な要素の一つのはずだ。そうだ、そうに決まっている! だから頼む、あのかわいかったジェニーにもどって~~。

参考資料:かわいかったジェニー
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Phyllis Dillon / One Life To Live

大好きなPhyllis Dillonが約1年前に癌で亡くなっていたことを今日知りました。たしか、1年前の日本国内のレゲエイベントの出演者に予定されていたのだけど、直前に出演しないことに決まったはずです。そこまでは知っていたのですが、(フィリス・ディロンの生の歌声を聴きたくてそのイベントのチケットを買おうと思ったのですが、出演しなくなったと知ってやめたのです。)まさかその直後に亡くなっていたとは知りませんでした。4月15日ということですから、出演キャンセルになったのは、そのためだったのですね。

このアルバムは、レゲエのアルバムで1枚選べと言われたら、ひょっとしたらボブ・マーリーの数々の名盤でもなくキング・タビーの強力ダブアルバムでもなく、これを選ぶかもしれないというぐらいに大好きなアルバムです。ぜひ聴いてください。カーペンターズのカバー曲「Close to You」は原曲よりも好きだという人が多いそうですが、僕もそうです。ほんわかしたロックステディーの楽曲に暖かい彼女の歌声が。最高に素晴らしいです。

このブログは、どんなに大好きな映画や音楽や小説でも過去のものは書かず、日々の生活の中で初めて観た映画や初めて聴いた音楽の感想を書いてくと決めていたのですが、追悼の意味を込めて今日は特別です。

このアルバムはフィリス・ディロンが残したたった1枚のフルアルバムです。ハズレ曲無し。素晴らしい内容です。レゲエを聴いたことが無い人でもきっと気に入ってもらえると思います。ぜひ聴いてみてください。一生聴き続けられる1枚だと思います。
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The Link Quartet / Italian Playboys

スピード感抜群のオルガンファンクジャズ。1曲目からものすごいです。「疾走感」という言葉がピッタリ。かっちょい~~!
こういうのを聴きながら夜の第三京浜を車で走りたいなぁ。気持ちいいだろうなぁ。夏だな。窓全開で、まだ昼間の熱気が少し残っている空気を体に浴びながらこのアルバムを爆音でかけて車を走らせる。これオススメ。このCD買ってこの夏にやってみてください。最高です、きっと。

ライナーノーツを見ると、4人組の(カルテットだから当たり前か)イタリアの現役バンドです。イタリアってあなどれないっすねぇ、今。schemaレーベルとかも、ね。そういえば、前に変なダブのCD買ったら、それもイタリアだったなぁ。

ま、とにかくですね、James Taylor Quartetとか、コーデュロイとか大好きだったなら迷わず買いです。

もうすっごいです、マジで。
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The Afros / Kickin' Afrolistics

The Afrosって知らなかったなぁ。90年のアルバム。
おっもしろいヒップホップですよ、このアルバム。なんつーか、P-FUNK好きがヒップホップをやるとこうなるって感じで、Digital Undergroundみたいな「バカっぽさ」が素晴らしく良い。なんか、ヒップホップってもともとは、ターンテーブルでみんなで遊んでいたら出来ちゃった的な"楽しい"音楽だと思うんだけど、このアルバム聴いてるとなんかホントに楽しそうなんだよなぁ。いいなぁ。

こういうのを聴くと、またP-FUNKを聴きなおしたくなったりして、そこがいいんだよなぁサンプリング主体の音楽って。ネタになってる元曲を聴きたくなったりするのが。
そういう意味でも、あまりにも権利関係が厳しくなってしまって「サンプリング」がほとんど不可能になってしまった今の状況は悲しいなぁ。俺みたいな客は、ネタになった元曲が入ってるアルバムも探して買ったりするんだからさぁ。

ま、とにかく、これはオススメです。
アフロだし。
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V.A. / Serve Chilled

Arrested Development, De La Soul, A Tribe Called Quest, Degable Planetsなどの曲がつまった1995年のコンピレーション。もう10年も前かぁ。ヒップ・ホップはマッチョな2人組が暴力とか麻薬とかについてがなっているようなのよりも、こういうジャジーだったりアーシーだったりするようなものが好きだった。今でもほとんど変わらない。やっぱこういうのが好きだ。このコンピは20曲も入っていて、ずっと気持ちよく聴ける。CD棚から久しぶりにA Tribe Called Questとか、デ・ラ・ソウルとか取り出してまた聴こうかなぁ、という気分にしてくれるCDです。楽しい~♪
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The Frank Cunimondo Trio / Feelin' Good

これもブック・オフで250円で買いました。
なんというかジャケ買いです。っていっても250円ですけど。
で、聴いてみると、良いではないですか!
ジャズなんだけど、幼いあどけないかわいらしい女性ヴォーカルです。

ネットで調べてみたら、けっこう有名なのですね、このアルバム。
ちょっと前にクラブで流行ったとか。知りませんでしたねぇ。
クラブっていうよりも、カフェでお茶しながらっていう雰囲気ですけど。

とにかくなんとも良いです。
なんか、ほわ~んとします。
ほわほわほわ~ん、と。
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Swan Dive / Circle

アメリカに行く前だから、もう6~7年ぐらい前だと思うのだけど、三越の近くにあった新宿のタワーレコードでこのアルバムを試聴して、そのポップさにビックリした。なのに、その後、店内をぶらぶらしているうちに買うのを忘れてしまった。Swan Diveというかわいい名前だけは覚えていたので、2001年にこの次のアルバム「June」が発売された時に、「あ、あのグループだ」と思って買ったのだけど、「ポップさ」がちょっと抑え気味になって「しっとり度」がUPしていて(それはそれで良いアルバムなんだけど、期待していたのとちがっていたので)ちょっとガッカリした。

で、こないだ家の近くのブック・オフで、この「Circle」がなんと250円で売っていたのだ。運命とはこのことか! 生きてて良かった。ブック・オフに入って良かった。というわけで、運命的に再会したこのアルバム。もう素っ晴らしいです、やっぱり。
ポップな曲は大好きな(大好きだった)Cloudberry Jamみたい。しっとりな曲はかつてのEverything But The Girlみたい。両方好きな人は絶対気に入るはず。

いやぁ、しかし、250円って。
誰だよ、こんな良いCDをブック・オフに売っちゃう不届き者は。 サンキュ!
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Giants of the Organ / Jimmy Mcgriff, Groove Holmes

Groove Greaseを買いに行って、ジミー・マグリフのコーナーで見つけた。オルガン巨人2人の共演で、ドラムはバーナード・パーディー、悪いわけが無いので買ってしまった。ヘッドフォンで聴いていると、右耳と左耳からそれぞれオルガンの音が。いやぁ、良いですよ、これまた。
これって位置関係はジャケットの写真の位置関係でよいのかな?
でも本当は酔っ払いながらスピーカーでデカイ音で聞きたいなぁ、オルガンジャズのアルバムは。
と思いました。
今度の休みに、子供が寝静まったあとにワイン片手に聴くかなぁ。デカイ音は無理だけど。う~む。。
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Groove Grease / Jimmy McGriff

ボンゴリアンとかThe New Mastersoundsとか、最近名前も知らないオルガンファンクものを聴いていて、普段だと「かっちょいい~」とか叫んでそのままなのだけど、このブログを書くためにネットでいろいろ調べたのだ。で、オルガンファンクものを調べていると、色々なところで調べているアルバムとはぜんぜん別の色んなアルバムを紹介していて、気になって気になって。
で、このアルバムはジャケも含めてかなり気になってしまって会社の帰りにタワーレコードで買ってしまった。
最初、もっと疾走感のある爆発するようなジャズファンクを期待していたため、「あれれ?」と拍子抜けだったのだけど、2回、3回と聴いているうちに、これが良いんですよ。Jimmy McGriffさん自身、自分のことをブルースマンだと言っていたらしんだけど、ほんと良い感じにブルージーで、粘っこく、噛めば噛むほど味の出るスルメサウンドです。あ~やっぱオルガンっていいなぁ。
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Keb Darge Presents The New Mastersounds

4人組の現役ファンクバンド。
オルガンが全曲かっこよいです。Acid Jazzとかレア・グルーブとかを通過してきた世代がJBsなんかにはまってやってるような感じ。かな?
あ、あれだ、Brand New Heaviesの「original flava」っていうデビュー前のJBsっぽいアルバムがあるけど、あのノリに近いような。で、あれにプラスしてオルガンがバリバリに入ったような。
Acid Jazzブームの頃のちょっとオシャレ系っぽい曲も中にはある。でもかなり黒い、音が。

ま、とにかくかっこよいです。
が、Acid JazzとかもJB系のファンクとかも全部一通り聴いてきた人には、正直「新しさ」は無いかも。でも、良いです。オススメです。
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Mother Popcorn / Vicki Anderson

Vicki Andersonのアンソロジー盤。Vicki Andersonって人は、Marva WhitneyやLyn Collinsのように(彼女達とは別の時期に)The J.B.'s の歌姫だった人であり、Carleen Andersonの母親だ。
Carleen Andersonが売り出し中の頃、「Vicki Andersonの娘」っていうのがよく売り文句に使われていたなぁ。
いやぁ、すごいよ母ちゃん。この声を聴け。2曲目の出だし、しびれた。そして当然ながらバックがJ.B.'sなのだから(そうじゃない曲もあるが)タイトなファンクグルーブが素晴らしいのだ。
あと、チャカ・カーンのルーファスの曲「Once you get started」を演っていて、この曲、ルーファスの曲の中でも好きな曲なんだけど、この曲も良いです。
このCD買ってからもう5~6回は聴いたなぁ。良いです。
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The Bongolian

誰なのか、どんなバンドなのか全く知らずにレコード屋で視聴してあまりのかっこ良さに買ってしまった。すごいぜボンゴリアン! かっこいーぜボンゴリアン!
基本的にはオルガンファンクジャズ。そして、その名のとおり、かっこいいボンゴの音が。ファンクジャズの基本を抑えつつ、それでいてうまい具合に「今」のサウンドになってるのだ。俺の大好物の音であり、かつ、山ほど持っているオルガンジャズとは一味ちがったスパイスが効いているのだ。サイコー! こいつらすごいぜ~。

で、インナーを読んでみると、作曲だけでなく、なんと全ての楽器を一人でやってるのだ! 
数年前にすっかりはまってしまったQuanticみたいではないか。すごい。
もう絶対買いだ。買って聴いて踊れ。
踊り狂え~!!
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Double Easy :The US Singles / Happy Mondays

HAPPY MONDAYSの1993年にリリースされたCD。アメリカでのシングルを集めたもの。
HAPPY MONDAYSに夢中になっていたころ、レンタルしてテープにコピーして何度も何度も聞いていた。で、なぜか一番好きな「PILLS 'N' THRILLS AND BELLYACHES」を持っていないので、買おうと思ってCD屋にいったらこんなCDが売っていて、「お、なんじゃこりゃ。面白そうなリミックスとかがたくさん入ってるじゃ~ん」と、ついフラフラと買ってしまった。
なつかしいあの曲やこの曲の面白いミックスがたくさん入っていて、すごく楽しめました。ショーン・ライダーってほんとやる気のないだる~い歌い方するよなぁ。そこが良いのだけど。あと10年ぐらいすると90年代ブームとかになって、HAPPY MONDAYSもまた聞かれたりするのだろうか。このころ以降の音楽って、まだ古く感じないなぁ。今の若い子達が聞くと、古臭いのかなぁ。どうなんだろ。

で、相変わらず「PILLS 'N' THRILLS AND BELLYACHES」を持っていない俺がいるのだった。
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