京風

そぞら歩きの千二百年の都のはんなり歴史街道と四季行事等

勧修寺

2016-10-09 15:32:43 | お出かけ






勧修寺氷室園」庭園は、氷室(ひむろ)池を中心とした池泉舟遊式庭園となっている。
池越しに南に南大日山、東に醍醐の山を望む借景庭園であり、近景の平庭、中庭の庭園、
遠景の借景と三つの景観により構成されている。660㎡の広さがある池には、三つの中島
、緑鴨洲、集仙島、方壷島と白花渚が造られている。庭園は、平安時代の遺構とされ、
京都では最も古い形式を伝えている。ただ、室町時代、応仁・文明の乱(1467-1477)
で失われ、江戸時代、貞享年間(1684-1688)に復元されたともいう。池では平安時代、
1月2日、池に張った氷を宮中に献上し、張った氷の厚さにより五穀豊穣を占ってい
たという。
 書院前庭は、平庭となっており、氷室池、借景としての山を望むことが出来る。また、
ハイビャクシン、「臥竜の老梅」、水戸光圀寄進と伝える石灯籠「勧修寺型灯籠」、
徳川家から贈られた貝型手水鉢「半月水盤」などが配されている。水盤は、書院の天井
や障子に月を写す趣向になっていた。

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