晩秋の落柿舎 2009-12-27 15:32:44 | 京都 落柿舎の入口には常に蓑(みの)と笠(かさ)がかけてある。これは本来庵主の在庵と不在を示すもので、ここに蓑笠がかけてあったら在庵、なければ外出中というしるしであるが、今は落柿舎の象徴として常にある。 嵯峨野に庵を・・・・落柿舎(らくししゃ)は元禄の俳人向井去来(きょらい)の遺跡である。去来は芭蕉の門人、庭の柿 を売る契約をしたのちに、柿がすべて台風で落ちてしまったためこう呼ばれている。