江利チエミさんにオリジナル英語曲は3曲あります(あるそうです)。
それは30周年記念リサイタルで発表された「WHATTA WE GONNA DO ABOUT IT」という曲と、結果として発売にはいたらなかった晩年自費製作で作ったEP「ルート新幹線/リターン・トゥー・京都」という楽曲。
この自費製作盤は、一瞬特番でオンエアーされたものの「これこそ幻の音源」です。
この幻のEPのことは「完璧な幻」なので...
LP『NICE TO MEET YOU』にのみ収録されたこの曲のことを・・・
この曲に関しても、過去に下記の章で書き込みをしています。
今一度クリックしてみてください。
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http://blog.goo.ne.jp/udebu60827/e/b83444ebe48dc483a0532ea10027d49e
今日は、そのカール先生作の歌詞を掲示させていただきます。
It was in the spring , we were so in love.
We thought that it would last forever more.
But somehow I know in my heart there's gotta be a hung-up somewhere.
Everytime I'd asked what the trouble was,
You'd said that everything was goin' right.
But somehow the glow's lost it's spak,
There's gotta be a hung-up somewhere.
Whatta we gonna do about it?
When a we gonna do about it?
When a we gonnna sit down and solve situation, Oh.......
I tried so hard, Load knows I tried.
But I just don't understand the situation.
I'm troubled in mind,don't you know it. I'm trying so hard, not to show you.
But I need you, really need you baby, I love you. Oh....
Whatta we gonna do about it?
When a we gonna do about it?
When a we gonnna sit down and solve situation, Oh.......
あんなに愛し合っていたのに...
言葉で巧くいい表すことができないのだけれど、何かが違う...
二人の愛の輝きみたいなものが褪せてしまったような気がする...
だいじょうぶかしら...って、わたしが尋ねても、
あなたは「大丈夫だよ!大丈夫さ」って答えるばかり...
私はひとり不安が大きくなってしまって... いったいどうしたらいいんだろう...
意味深な大人の歌です。
30周年の記念EPは「恋の手ざわり/空中ブランコ」でしたけれど...
あの時「このカール先生の方をEPで発売して勝負して欲しいな---!」なんて考えたのは、きっと私だけではなかったんじゃないかな~ なんて今でもそう思っています。
淡々と...では決してない!!
このLPには大人の優しさ と クールさ が、
しっかり共存して融合してる!...って思います。
これからタノシミ!!...って、
まさにそんな時期だったのに... 今更ながら残念!!
永年に残る名曲の一つと思います。
そして、30周年記念のコンサートで、この曲を紹介する チエミさんのなんとうれしそうなことか、なんと誇らしげな事か、師匠からお祝いに曲をプレゼントされることがとても嬉しくってたまらない、その感激が伝わってきますね。
梅コマの「祇園囃子」の楽屋にいるとき、カール先生からメッセージのテープが届きました。「チーちゃんとても素晴らしいアルバムです。此方で聞かせた人誰もが、日本人が歌っているとは思わなかったよ」と。
私は、このアルバムの写真は週刊平凡か明星に出たヤツです。この チエミさんの顔が大好きで、この写真の切り抜きを未だに財布に入れてます。