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これは日本テレビで放映された赤帽かあちゃんの時の一場面です。
トップ画像は、おそらく甲府駅前の武田信玄の像の前での、扮装のままのショットと思われます。
この撮影は リンタクの運転手 や おばあさんまでおぶってホームに連れて行く赤帽の場面・・・など、ハードなもので過労で入院までしてしまった・・・かと。
丸顔・・・で、元気なキャラですから「ぽっちゃり」しているイメージが強いと思いますが、実際は非常にスレンダーな人だったことがこのショットからも判ると思います。
「ドラマ:赤帽かあちゃん」
昭和52年、日テレで昼の時間帯の毎日放映されるドラマ枠(13:30~55まで)に主演します。
「赤帽かあちゃん」(8/29~10/28.まで)戦前--->戦中---->戦後を、山梨・下部温泉の女中さん、平和主義者との結婚、夫の戦死...一人息子をリンタクの運転手・甲府駅の女性赤帽と働きつづけて育て上げ、最後は交通事故死をしてしまう実在の女性「内海かな江さん」をほとんどノーメイクの体当たりで演技し、好評を得ました。(先にこの作品は、「女赤帽物語」として清川虹子さんの主演によって新宿コマで上演されました。チエミさんが存命だったら舞台にかけてロングランが出来たろうに...と、今でも残念でなりません。
原作著書名/女侠曼荼羅 今もあるでしょうか?JR身延線/下部温泉駅にはチエミさんと清川さんのドラマでの2ショット写真が飾ってありました。)
このドラマのとても切ない主題歌「わたしの人生」
このころ、新宿・梅田コマ劇場の公演以外の「実演」では、再びブームを迎えた「ジャズコンサート」への歌手としての参加も精力的にこなしています。全国巡業もこなしました。
そうそう!ステージといえば酒場にてが久々にヒットチャートにのぼった50年。雪村いづみさんとのジョイントコンサート「ミュージカル・タイトルマッチ」での全国縦断公演も大成功を収めます...横浜をかわきりに上野、大阪... 中野サンプラザではアンコール公演も開かれました。
あのころ...原点に返って「やっぱりジャズが歌いたい!」...チエミさんは心からそう思いだしていたように、私は感じていました。
昭和28年 日劇で歌う江利チエミ(映画のひとコマ)
あ~~あジャズが歌いた~~~い!と言ってらした姿を思い出します。