江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

27)愛のひと

2005年05月28日 | 江利チエミ(初期記事・本編)

30thアニバーサリー・リサイタル...芝郵便貯金ホールの私の席は1階でしたが、かなり後方でした。
舞台に向かって左側の同列に雪村いづみさん・朝比奈マリアさん親子。わたしの10列ほど前は、根上淳さん・ペギー葉山さんご夫妻...
ちょうど私の前の列は、年齢は私に近い20代前半から後半のみなさんが...身体に障害をもたれている方と付き添いの方々でした。開演前の会話で...チエミさんはボランティア活動をしてるんだな...ということが判りました。そして前にいる皆さんが「とてもチエミさんと親しそう」だったのです。

あゆみの箱、じゃがいもの会...表立った活動はチエミさんはされていなかったので意外でした。
そして公演のパンフにもいづみさんが「養老院のひとたちのために歌ってあげてる。素晴らしい...」とのコメントが寄せられていました。
江利チエミさん...っていうのはホントに こういう人 だったのですね。
公にはしない。でも、公以外の活動も非常に有意義なことを「ひとしれず」されていたのです。
早世されてしまった人には、どうしてなんでしょうね?
 何故か、神様に近い人...が多いような気がしてなりません。

※画像は昭和30年代の週刊誌...ドラマ「咲子さんちょっと」の撮影の合間に孤児院を訪問したチエミさんが掲載されている珍しいものです。真ん中のお兄さんの息子さんでチエミさんが可愛がっておられたという甥っ子さんのサトシさんが京浜急行の特急電車が通過する際の突風にあおられて電信柱に頭部を強打して亡くなられる...という悲しい事故の直後の記事です。(大宅壮一文庫所蔵)

こんなこと文章にしたら...きっと、怒られちゃうのかも知れませんね。


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3 コメント

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素晴らしい人ですね。 (よっちゃん)
2005-05-28 21:04:05
この回で、初めて「チエミ」さんが 奉仕のお仕事を なさっていたと知り、感動しました。有名人は わざとらしく「こんな活動をしていて・・」とか、さも、自分は良い人だと思わせるような人の多い中、「チエミ」さんは 本当に ひっそりと なさっていたんですね。



「チエミ」さんは、短い人生だったけど 中身は 人の何倍もの 速さで走っていたんだと 思います。だから、素晴らしく、濃い人生だったんだと 思います。
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ほんとうですよ! (twig)
2005-05-28 22:29:43
チエミさんが福祉に大変関心を持っていらして、その活動もされていたということは、チエミさんと大変親しくされていた方から聞いた話ですから、本当です。

仕事で地方へ行かれたときに、養老院などに「無名」で寄付されていたようですし、ご自分の別荘を自分が亡くなった後には盲導犬の訓練所にしたいとも仰っていたそうです。早くに逝ってしまわれる事を予感なさっていたかのようですね。

どんな人にも礼儀正しくて、おもいやりがあって、どんなスタッフにもちゃんと挨拶なさって、偉そうにしないで、画面での明るいサザエさんそのもののようなチエミさんですが、その内面はとても、とても、本当にとてもいい人だったのです。
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ほんとうに・・・ (う--でぶ)
2005-05-28 22:39:11
チエミさんてひとは...

ほんとうに きれいなヒト だったのですよね。

なんともいえないです。
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