なんやかやと江利チエミさん探し...をしていますが、私のニュースソースは「ただ遠くから見ていた昭和の記憶」という「ほんのわずかな頼りないもの」しかなく、チエミさんの死後、京王線/八幡山の大宅壮一文庫や神保町の古本屋巡り...などで文献をあさって、わずかな記憶や聞き伝えを手繰り寄せて...というあとづけ作業によるものがほとんどです。
2000年10月、五月書房から、藤原佑好(著)「江利チエミ 波乱の生涯 テネシーワルツが聴こえる」が発売されました。この本を読んで、「あっ!そうだったんだ!!」と目から鱗...だったことを紹介します。
チエミさんは幼い頃、お母様もお父上もずっと仕事で3人のおにいさん、そして面倒をみてくれる「おばあちゃん」が居て...という話をテレビなどでもしていました。
テネシーワルツが聴こえる...に、そのエピソードが詳しく記載されています。
少女ジャズ歌手「江利チエミ誕前夜」の話...当時、生活に困窮していたところに「チーちゃんの為に」と蓄音機を買ってくれたのは、お手伝いさんの「おつるおばあさん」だと...
おつるオバアサン...おつる...つる... あっ!そうだ!!
玉川・瀬田/法徳寺...チエミさんのお墓があるお寺です。
私もチョビッとですけど郵便局から為替で建立の寄付をさせていただいた、いづみさんデザインのチエミさんのテネシーワルツの像があるお寺さんです。
私は、誰もおられらないだろうな?!...というタイミングにお参りをさせていただいています。
このお墓はきっとチエミさんが建てたのでしょう。チエミさんの前にお母様...お名前が向かって右側の側面に彫られています。(ゴネンナサイ...よそ様のお墓なのに)
ご命日の当日などはお花が置ききれないので、どうしてもお墓の横に置いたりするので...
左側の側面におひとりだけ名前が彫られてあるのです...
そのお名前が 「つる」 なのです。
おつるおばあさんはチエミさんと一緒に眠っておられる...
それが判ったときに、なんだかとっても温かい気持ちというのでしょうか...
チエミさんっていう人は、なんでこんなにまで 愛のひと...だったんだろう...って。
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う~でぶ、ではなく、う~らやましい。
仕事で上京したときに、それも時間があるときだけしかお墓参りできないので、う~でぶさん、うらやましいです。
そうですね、行くといつもきれいな花がたくさんお供えしてあって、いつもう~でぶさんのようなファンの方やお友達が絶えずお参りされているのですね。もう23年もすぎているというのに。
それだけチエミさんの人柄、徳というものだと思います。誰にでも、優しくて、礼儀正しくて、思いやりがある人でしたから。
ちょうど中間...やや自宅よりなのが「にこたま」です。
地の利で、たまに墓参させていただきます。
チエミさんは「勝ち誇って咲く大きな花」より「ちいさな花」が好きだった...と聞きましたので、たいがい「トルコ桔梗」を持って、お線香買って、玉川上水の橋を越えてあの急坂をエッチラオッチラ上がってお邪魔させていただいてます。
境内にはお寺さん経営の幼稚園もあり、隣にはアメリカンスクールも... 子供達の替えが聞こえて来るところで、チエミさんも淋しくないんじゃないかな??なんて勝手に思っていたりします。
なんと、チエミさんの大好きな花はトルコ桔梗でしたよ、う~でぶさん。
最後の梅コマ出演の「祇園囃子」の」時、トルコ桔梗をやまのようにかかえてさしあげたら、「うれしい私この花大好きなの。明日東京へ持ってかえるから」と喜んで頂いたあの笑顔がわすられません。
法徳寺、行こう行こうとおもっているうちに、もう29年たってしまいました。お墓参りというか一度チーちゃんに逢いたくて堪らないのですが、東京は昔一度後楽園球場(古いですねー)後楽園遊園地と、10年ほど前に東京タワーに家族でのぼった(まさにお上りさんですね)以外は、ディズニーランドへの行き帰り通過するのみで、まったくわからないので、怖くてとてもか弱い大阪のおばちゃんは行けなかったのです。
でも、来年はもう逝かれてから30年、ひとつのくぎりとして行きたい、行かねばならぬと決意しているのです。うー様に導かれ、皆様におめにかかり、いろいろなチエミさんのおはなしや武勇伝などもお聴きして、楽しみ且つしめやかにその場の空気を堪能したいと思っております。また、トルコ桔梗も、梅コマでわたしもちっちゃい花束をお渡ししたことがありますが、満面の笑みで受け取ってくださったチーちゃんのお顔がいまでも浮かんできます。ほんとにあの笑顔素敵でした。一生忘れられません。ありがとうございます、チエミさん。