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これは今までも色々と調べたのですけど、わからない「音源」の件で、みなさんにお聞きしたいことがらです。

「ハロー・ドーリー」やマイフェアレディの「スペインの雨」...これはチエミ大いに歌う等、よくテレビでも歌われていたんです。
本当にキングレコードに音源は残っていないのだろうか？
というのも...当時は歌と踊りの番組は「口パク」が多かったです。
歌番組でも３番まである曲を２番を割愛したりまた、１番+リフレインのもの...その「持ち時間にあわせたアセテート盤」や「レコード」がシングル用とは別に録音されていた...という話を聞いたからです。

それと、30周年リサイタルのパンフのプロフィールに載っている...あたかもＥＰ盤として発売されたかのごとくに記載されている曲が...
昭和42年：夜のストレンジャー／ムーン・リバーとＬＰ「江利チエミ・ラテンメドレー」...なる記載です。
また、この記載は...チエミグラフィテイ２枚組ＬＰのプロフィールにも記載されているのですが、シングルレコード・ディスコグラフィーには無いのです。（このＬＰは保有していないのでチエミさん友達からお借りして確認しました。）

これはいったい？？？
製作はエリ・プロモーション...記載ミスなのか？？
　それとも「私が知らないだけ」でそのＥＰは発売されたのか？？
ここで私は勝手な想像...をしているのです。それは…

昭和43年1月29日号「女性自身」...チエミさんの声帯ポリープの事をすっぱ抜いた記事です。
レコードの吹き込みが延期・スケジュールの変更・キャンセル...と、当時のたいへんだったことが記載されている（とても辛い内容の）ものです。（大宅壮一文庫にて閲覧）
この「延期された録音」がひょっとしたら当時、チエミの民謡、オリジナル...すこし方向性があっちこっちになってしまったいた「迷いの時期」に、「よっしゃ！ここでまたカバーで行こう！」っていう意気込みで吹き込みを予定していた曲なんじゃないのか？？それが何故かキングでは予定---＞録音済みという間違った記録に残されてしまった。なにせ「世界的にヒットしたナンバー」である。が、どうも「不確か」でもある。そこでシングルレコード・ディスコグラフィーには記載しなかった。パンフやレコードの解説の校正まではチエミさんがするわけではない。また42年ではエリプロの木村マネージャーさんはまだチエミさんのマネージャーにはなっていない（記事ではマネージャーは岡田さんとなっています）...そんな風に想像しているのですが？
果たして真相は？？

チエミさん探しの旅は果てしない...です。
私はこの42年くらいからの記憶は案外はっきりしているのですが、この２曲を歌うチエミさんの記憶がありません。
どなたかご存知でしたらお教えください。お願いいたします。m(_ _)m

この記事には、義理堅いチエミさんがキャンセルなんぞ出来ない...そんな「殺人的スケジュール」であったことが書かれています。当時の観客動員数の記載がひばりさんとの対比で載っていましたので、参考資料として引用させていただきます。
>東京・新宿コマ劇場では昨年（＜---昭和42年のこと）6～7月に美空ひばりが22万人、11月には江利チエミが12万人を動員した...
ひばりさんは２ケ月連続公演ですからイコールとは行かないですが、この動員数は凄い！です。
この時のお芝居「お染久松」で、チエミさんは芸術祭奨励賞を受賞しています。

※写真は江利チエミ・ロス公演...歌の宝石箱のサービストラックに収録されたあの公演のパンフです。一緒にロスに行かれた大ファン○○さまにコピーを頂いたものです。