江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

33)小林秀雄先生 かく語りき

2005年06月04日 | 江利チエミ(初期記事・本編)

文芸評論の神様「小林秀雄」氏は江利チエミさんのファンでありました。
昭和37年「江利チエミの声」で次のような記述を残しています。

>私は、江利チエミさんのファンである。無精者だから聞きに出向いたことはないが、テレビでは、よく聞くし、レコードももってゐる。(中略)私は、江利チエミさんの歌で、一番感心してゐるのは、言葉の発音の正確である。この正確な発音から、正確な旋律が流れ出すのが、聞いてゐてまことに気持ちがいゝ」

小林秀雄氏は続けて「日本の伝統的な歌でも、節にかまけて歌ふ易きを嫌う」等と...
これは暗に「美空ひばりさん」を指しているのだと思います。

ひばりvsチエミ... 私は両方のファンですが、その持ち味は「真逆」であったようにも思えます。


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