江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

【280】 日比谷ジャズ・フェスティバルと江利チエミ

2006年05月03日 | 続・江利チエミ(初期記事・後編)

日比谷ジャズ・フェスは、昭和26年4月8日に第一回が開催されました。

※資料引用/FujiproさんHPより

《第1回》 ジャズ・フェスティバル     昭和26年4月8日 昼夜3回 
多 忠修とゲイスターズ   (多 忠修 与田輝雄 小出幸雄 小林元二 小畑益男 福井幸吉  藤田忠雄 野々村直造 松井英子 ティヴ釜范 松田孝義 堺正俊) 見砂直照と東京キューバンボーイズ    南里文雄とホット・ペッパーズ    早川真平・オルケスタ・ティピカ東京   バッキー白片とアロハ・ハワイアンズ ウエスターン・ランプラーズ  
ティヴ釜范  藤沢嵐子 山口銀次     司会/トニー谷 

※そして、すでに2回目...レコード・デビュー前の少女ジャズ・シンガー「江利チエミ」が出場を果たします! 
        
《第2回》ジャズ・フェスティバル    昭和26年6月2日 午後2回    
紙 恭輔とアー二一パイル・オーケストラ   多忠修とゲイ・スターズ  南里文雄とホット・ペッパーズ    グラマシー・セブン レイモンド・コンデとゲイ・セプテット  チャック・ワゴン・ボ一イズ 笹山美洋とレッド・ハット・ボーイズ    
ナンシー梅木 レイモンド・コンデ 岡あさ子 江利チエミ ディ―ヴ釜范  平山美智子 加藤礼子 司会/トニー谷 

◆以降、江利チエミさんの出演記録を掲示します。
《第3回》リズム・パレード       昭和26年7月15日 昼夜3回  
ルース・ブラック・バーンとビーバッパーズ  多 忠修とゲイ・スターズ  南里文雄とホット・ペッパーズ レイモンド・コンデとゲイ・セプテット  見砂直照と東京キューバンボーイズ   笹山美洋とレッド・ハット・ボーイズ バッキー白片とアロハ・ハワイアンス  チャック・ワゴン・ボーイズ  
テイヴ釜范  加藤礼子 ナンシー梅木 岡あさ子 山口銀次 江利チエミ 竹平光江 レイモンド.コンデ チヤリー石黒         司会/トニー谷 

《第9回》ジャズ・フェスティバル      昭和27年5月25日 昼夜2回 
オールスター・ジュニア・コンボ    オールスター・シニア・コンボ  チャックペリー&ドリフターズ     メル・ウェイブ・クインテット 多 忠修とゲイ・スターズ  
江利チエミ 森 泰人 加藤礼子 司会/太田一郎 

《第10回》ジャズ・フェスティバル     昭和27年9月7日 昼夜2回 
オールスター・ジュニア・コンボ   多 忠修とゲイ・スターズ チャックペリーとドリフターズ    池田 操とリズム・キング オールスター・シニア・コンボ    バッキー白片とアロハ・ハワイアンズ   
江利チエミ 黒田美治 新倉美子 山口銀次 レイモンド・コンデ  司会/トニー谷 

 《第13回》ジャズ・コンサート        昭和27年11月22日昼夜2回     
ワシントン・ハイツ・オーケストラ  南里文雄とホット・ペッパーズ  池田 操とリズム・キング  チャックペリー・ドリフターズ   渡辺 晋とシックス・ジョーズ 小原重徳とブルーコーツ・オーケストラ  
江利チエミ ペギー葉山 笈田敏夫 キング・シスターズ  司会/清水光雄
 
◆この日比谷ジャズフェスは「第27回/昭和28年10月11日」で一旦幕を閉じました。
チエミさんが渡米した28年・・・ジャズブームにかげりが生じます。
ジャズは急激に下火になった!...と、この頃からマスコミから言われだしました。
のちに日本人は同じように「ボウリングブーム」の時に同じ現象を引き起こしました。日比谷ジャズ・コンは27年11月22日が《第13回》で、28年10月11日が《27回》・・・ 短期間に量産に次ぐ量産をしたのです。
また、当初は「なんでもかんでもJAZZ」と呼ばれていたものが、だんだんと「カントリー」「ポップス」「ラテン」「スタンダード・ジャズ」「モダン・ジャズ」と大衆も分類して行くようになっていったということもこの「ジャズブーム衰退」と呼ばれた影にあったのではないか?とも私は想像しています。

そして、昭和51年七月...再びのジャズ・ブームで「第28回」が再開されました。 

《第30回》ジャズフェスティバル       昭和53年7月8日   
見砂直照と東京キューバンボーイズ  原 信夫とシャープス&フラッツ   森 寿男とブルーコーツ   薗田憲一とデキシーキングス  谷口又士とオールドボーイ・オールスターズ (ジミー原田、小原重徳、谷口又士、上野正雄、関沢幸吉、増尾 博)   ティブ釜范、ペギー葉山 ジェリー伊藤 青山ヨシオ 石井好子 星野みよ子  旗 照夫 伊藤素道 ディックミネ マーサ三宅 新倉美子 ジョーン・シエパード  森山 久 後藤芳子 小川洋子 宝 とも子 黒田美治 テリー水島 武井義明   レイモンド・コンデ 大橋節夫 笈田敏夫 チヤリー石黒  
司会:志摩タ起夫、三木鮎郎、本多俊夫、いソノてルヲ(順不同).   

◆そして「ジャズ歌手/江利チエミ」も久々にこのジャズ・フェスに返り咲きます。

《第31回》ジャズ・フェスティバル    
昭和54年7月20日  見砂直照と東京キューバンボーイズ   原 信夫とシャープス&フラッツ  森寿男とブルーコーツ    ニューラッキーパピーオ一ケストラ  鈴木章冶とリズムエース  世良 譲トリオ 外山喜雄とデキシーランドセインツ  オールスタージャパン'79(北村英二 藤家虹二 鈴木章冶 与田輝雄 北里典彦 栗田八郎 ジミー竹内 世良 譲 前田憲男)  チャック・ワゴンボーイズ(井原高忠 ラフ・モフタディン 黒田美治 知野光志 恩田叔彦)  
江利チエミ ティ―ヴ釜范 石井好子 宝 とも子 黒田美治 マーサ三宅  大橋節夫 伊藤素道 笈田敏夫 レイモンド・コンデ 水森亜土 後藤芳子  青山ヨシオ ジェリー伊藤 星野みよ子 小川洋子 峰 純子 ウイリー沖山  トニー谷  
司会:志摩夕起夫 三国一郎 三木鮎郎 いソノてルヲ

《第32回》ジャズ・フェスティバル      昭和55年7月12日   
原信男とシャープス&フラッツ  有馬徹とノーチェクバーナ  チャーリー石黒と東京パンチョス  奥田宗宏とブルースカイオーケストラ  藤家虹ニクインデット  世良 譲トリオ  薗田憲一とデキシーキングス   バッキー自片・大橋節夫・ウィズ・アロハハワイアンズ   オールスターズジャパン80(与田輝雄/三井章夫/五十嵐明要/藤家虹二/園田憲一/栗田八郎/原田 勇/世良 譲/トミーパーマ/レイモンド・コンデ) 
江利チエミ ウイリー沖山 水森亜土 黒田美治 後藤芳子   かまやつひろし 笈田敏夫 新倉美子 大橋節夫 マーサ三宅   旗 照夫 石井好子 武井義明 小川洋子 青山ヨシオ ジェリー伊藤   伊藤素道 星野みよ子 テリー水島 森サカエ ハナ 肇 トニー谷  司会:志摩夕起夫 、三国一郎、三木鮎郎、ロイジェームス、いソノてルヲ 

※そして今年、2006年7月2日...第36回大会が開催されます。  
《第36回》 ジャズフェスティバル        日比谷公会堂    
ペギー葉山 ウィリー沖山 デニー白川 澤村美司子 沢村まみ  タイムファイブ  BREEZE  小出 茂 と ハワイアン40‘S  渡辺正典&オールスターズ  奥田英人&ブルースカイオーケストラ  宮間利之とニューハードオーケストラ   

第13回、江利チエミさんが「歌手のトップ看板」で出演した回に、初出場となったペギー葉山さんが出演され...チエミさんとはゆかりの深いウィリーさんもデニーさんも出演される...  
  素晴らしいことです!!ここにイソピヨさんのBREEZEも共演します。
                        (資料引用/フジプロダクションHP)  
 イソちゃん!チエミさんがきっと喜んでるよ!!

この今年の日比谷の件は ここ もご参照ください。
 そしてぜひこのジャズコンを観に行ってください!!  

※画像はチエミさんの訃報を伝え特集を組んだハワイの日系人向け新聞記事。        


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2 コメント

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ありがとうございます! (イソピヨ)
2006-05-29 12:15:41
うーーでぶさん



いつも応援ありがとうございます!!

チエミさんのファンであり、聴く側だった僕がいつの間にかステージへ・・・

色々とあるけど、そんな時はチエミさんのレコードを聴いて「まだまだ、こんなんじゃいけない!!」って勇気をもらいます

憧れの日比谷公会堂、チエミさんが立ったステージに立つ事が出来るのが夢のようです。

この日は天国のチエミさん、そしてチエミさんのファンの方々、BREEZEファンの方々、そしてすべての音楽ファンの方々の為に歌います。



感謝!!
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いらっしゃい! (う--でぶ)
2006-05-29 14:22:21
イソちゃん ともかくがんばってね!

 カッコイイステージを期待していますよ!!



私は、体調も徐々に・・・ なんとか観にいけるようにリハビリ中です!!

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