夕歩道
2013年8月24日
「秋きぬと 目にはさやかに 見えねども風の音にぞ おどろかれぬる」。藤原敏行が立秋に詠んだ歌。二十四節気で立秋に次ぐ処暑も過ぎたが、暑さが峠を越し、秋の気配とは、とても言えぬ。
目にもさやかに見える秋の気配といえば、コンビニのおでんか。猛暑の中、おでん商戦が早くも熱を帯びている。実は、おでんの売れ行きが最も良いのは冬ではなく、寒さを感じ始める秋口とか。
時々、立ち寄る居酒屋は年中、おでんを商う。肴(さかな)がおでんなら、夏でも熱かん一本と。コンビニのつゆは、匂いが店に広がらぬよう薄めの関西風。暑いとばかり言わず、今晩おでんで秋の風情を。
2013年8月24日
「秋きぬと 目にはさやかに 見えねども風の音にぞ おどろかれぬる」。藤原敏行が立秋に詠んだ歌。二十四節気で立秋に次ぐ処暑も過ぎたが、暑さが峠を越し、秋の気配とは、とても言えぬ。
目にもさやかに見える秋の気配といえば、コンビニのおでんか。猛暑の中、おでん商戦が早くも熱を帯びている。実は、おでんの売れ行きが最も良いのは冬ではなく、寒さを感じ始める秋口とか。
時々、立ち寄る居酒屋は年中、おでんを商う。肴(さかな)がおでんなら、夏でも熱かん一本と。コンビニのつゆは、匂いが店に広がらぬよう薄めの関西風。暑いとばかり言わず、今晩おでんで秋の風情を。