タイトル:自分のメロディを奏でるは、私の参加するボランティアグループの代表の義弟の方が書かれた本の題です。著者:浅井紀明 氏 2008年11月15日発行
副題に、論語による自立リハビリテーションとある。
1~4頁には、全社会福祉法人全国精神障害者社会復帰施設協会副理事長 寺田一郎 氏の推薦文が記されている。
表題:論語が教える「心の健康」
一部抜粋引用紹介させて頂きたいと思います。
今、社会は、自殺、引きこもり、ニート児童虐待、家庭内暴力などさまざまな問題を抱えています。 これらに共通する視点のひとつは、本書のテーマである「心も健康」です。
本書は、障害者を対象とした「論語による自立リハビリテーション」プログラム学習の記録です。 しかし、著者の意図はそこからさらに発展して「障害の有無に拘わらず、市民の心の健康」を テーマとしていることが明確に読み取れます。
世界保健機構(WHO)は、「健康」とは、「身体的、精神的、社会的に完全に良い状態であり、単に病気や虚弱がないことではない」と定義していますが、そのような定義に収まらないのが「心の健康」であり、本書が著された意義でもあります。
そしてライフサイクルと心の健康、家庭や家族における心の健康、職場の、学校の・・・・・・・さまざまな社会生活の場面で心の健康問題が話題になっています。
保険福祉行政での大きな課題でもあります。 以下略
著者による はじめに
この小冊子を、「自分のメロディーを奏でる」という題にしました。
それは、人間らしい生き生きした生活は、自分の思いで、自分らしい活動をすること、そして、それが心の健康、すなわち精神的健康であるからです。
これは、子供を育てることから障害者福祉、介護、ターミナルケアに至るまで、今人々がもっとも必要としていることです。この内容については、第1回(12頁)を読んでくださればお分かりいただけると思います。 以下略
PCに向かったら、無性にこのことを伝えたくなりました。
今日、何人かの人の言葉に今の経済状況を嘆きがありました。他人事ではありませんが。
日本沈没:物理的仮想状態で使われたことばであるが、今は経済という自然現象がそれを代弁するのかな?
depressionデプレッション
以前 河合 隼雄氏が文化庁長官時代に当時の経済状態をdepressionと称したことを思いだした。
経済状態をうつ病の病状にたとえた事だろうと思う。いつまで続くか不安
デプレッション 3 [depression] 〔落ち込むの意〕(1)不景気。不況。(2)ふさぎ。抑鬱(よくうつ)。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
しかし 心の病気になってもしっかりと治療、休養また周囲の支援により社会復帰、参加をすることが可能です。
心の病気も経済状態も正しい理解、偏見をなくすことがたいせつなことですね。