ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
東奔西走!
音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

インターン生 Y.Iの日記(その4)。

2010年08月31日 07時59分13秒 | Daily Life
『レコーディング』

今日はベー・チェチョルさんのレコーディングで群馬の笠懸野文化ホールへ行きました。

午前中は編集作業になり、午後からの録音を見学させて頂きました。

ベーさん達が来られる前に舞台へ。
約1500人収容できるホールで、とても広かったです。

ホールで録音する時の舞台のセッティングを初めて見ました。

ディレクターや技術者の方がアーティストに指示を出したり連絡を取り合う部屋にも
機材を一式持ち込み、普段はたぶん楽屋(?)の普通な部屋に、
レコーディングスタジオでガラス越しにあるような部屋を作ってしまっていて驚きでした。

レコーディングでは、曲によって譜めくりもさせて頂きました。

同じホールでも普段のコンサートとは環境が全然違い、お客さんもいないし、
歌うとき空調を切っているし(歌の場合はコンサートでも切る事多いみたいですが…。)、
雑音が全くない中での演奏でした。

歌が終わり、ピアノの音も消えたあとの数秒間のシーーーン…とした沈黙が
一番緊張しました。(笑)
でも、その空間に居れて、ベーさんの歌声が沢山聴けてゾクゾクしました。

レコーディングは3日間かけてだったので曲を分けてでしたが、
是非聴きたいと思っていた日本歌曲が今日だったので、思わず聴き入ってしまいました。

ベーさんは甲状腺ガンのために5年前手術で、一度は歌えなくなったのですが、
その後日本で手術とリハビリを行い奇跡の復活を遂げました。

今も片方の声帯は使えない状態とのことですが、そんな風には思えない歌声でした。

むしろ他の歌手よりずっと歌い続けるし、何度も何度も繰り返し歌って負担も
大きいはずなのにそれを感じさせない程で、精神面でもそうだったと思います。

他を知らないので比べる事は出来ないですが、
素晴らしいレコーディングだったと感じました。

今回のインターンで「CDができる過程を見たい」と思っていたので、
色々と見る事ができて、しかもベーさんの素晴らしい歌声が聴けて良かったです。

とても貴重な経験ができました。

Y.I

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