女流名人位戦Ａ級リーグ６対中井六段戦。

残念ながら負けてしまいました
相矢倉▲３七銀から中井さんがなつかしの△５三銀総矢倉に変化してきたので、未知の戦いに。
　　　　　　　　　　　
▲４五歩の開戦がこちらの権利なので、まあまあかと思っていたのですが△８二角と引かれて飛車のヒモが付いてしまったので仕掛けが消えてしまいました。
仕方ないので「困った時の渡辺流」を採用して▲９八香から穴熊にもぐることに。
　　　　　　　　　　　
ここまでの手順交換で損をしてしまったため、不利な局面
とにかく玉頭にイヤミをつけて▲４五桂で手を渡しましたが、△８六歩からの継ぎ歩が滅茶苦茶キビシイ
図で▲４５歩と突けないのが痛いところです。△５３銀で相手にされず△４６歩などが残ります。
　　　　　　　　　　　
なんとか▲２四桂は入れたもののこの△８五桂に金が逃げられないようではダメですね　（金を８筋に行けば△６６桂、６筋だと△８６桂）
▲１二桂成△同玉▲２四歩ともたれてみましたが結局最後まで足らず。
詳しくは後日９月後半か１０月掲載されそうなスポーツ報知観戦記をご覧下さい。
まあそれなりに見どころはあると思います。

これで名人Ａ級リーグは３敗目で完全脱落となってしまいました。
まっ今さら言ってもしゃーないので、残り３局全力は尽くしますが結果は他棋戦で求めることにします



結果は知ってましたが帰って来て「熱闘甲子園」を観ました。

３回くり返して見ました。

３回とも泣きました　最後は大号泣です

気力を振り絞って三連覇を目指し投げた田中君
とても歴代最長イニングを投げたとは思えないスタミナと球速で最後までクールに投げた斎藤君
いつも最後の「バッター田中君から斎藤君が三振を奪ってゲームセットになった瞬間」から涙が溢れてきました
堪えきれずに男泣きした斎藤君も、ふっ切れたように笑みを浮かべた田中君も、とってもカッコよかったです
３７年ぶりの決勝再試合どちらも素晴らしいゲームでした。
自分自身まだまだ甘くて、こんな胸震わす試合が出来てないので、今度の女流王位タイトル戦でその体験をしてみたいですね

番組エピローグの「夏の主役たち そしてー」で、春夏連覇ならなかった横浜高のキャプテン福田くんと、悪夢の９回を再び迎えてしまった関西高ダース君らを見てたら胸が熱くなりました

球児のみなさん本当に連日の熱戦をありがとう
やっぱり野球は最高だ　　　　　　　　　　　……そして将棋も最高だぜ。