石橋幸緒のごきげんグラシアス!

日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属
正統派??将棋女流プロ棋士が勝手に発信する気まぐれブログ

明日から徳島へ。

2006-10-29 | しょうぶ&はたらく
明後日から第17期女流王位戦五番勝負第4局です。後手です。
徳島県徳島市なので明日から移動です。
対局場はホテルクレメント徳島
今回現地解説はないようです。
徳島新聞Webによる特設ページにて中継があります。
女流王位戦は女流棋戦の中でも一番ウェブ中継がしっかりしているので楽しみにしてください

第3局は凌ぎましたがまだまだ崖っぷちです
しかし前よりは少し流れがましかもなので、それを生かしてもう一度死力を尽くした一局にしたいと思います
留守中はトラックバック管理ができないので一時停止させていただきます 
それでは出陣



それでは今月のタイトルコールでつ。
将棋指したなーって思って死にたい
(最近ハマっている漫画「働きマン」松方弘子の名言から)
って気持ちが大事さ、俺

女流王位戦第3局対清水女流王位。

2006-10-26 | しょうぶ&はたらく
23日 千歳空港からバスで対局場の札幌パークホテルへ。9月に大リニューアルされたばかりだったのでとっても綺麗な建物でした かなり気に入ったホテルです
隣接の中島公園内の紅葉も見事でした。その後検分。対局室は4階宴会場を特設和室にセットされていました。
関係者の食事会では前に座っていらした北海道文化放送常務からあれこれと分けて頂いたため、結局まるまる2人前近く食べてしまったことになり、急激に眠くなりました 部屋へ戻って即爆睡


24日 夕べかなり食べたのにお腹はすぐ空くもんで7時になるとまっさきに洋食バイキングでしっかり朝食を取り、ホテル前を軽く散歩して対局室へ。もっと寒いかと思っていたのですが、北海道のホテルは館内がかなり暖かいのでちょうどいいくらいの外気でした。
矢倉模様で駒組みが終わりつつあったので、本格的な戦いは午後へ持ち越すように早めに昼食休憩に入れました。


対局の模様や詳細は北海道新聞の特設ページをご覧下さい。
まだ主催新聞紙上や専門誌に観戦記が出てませんので、タイトル戦に関しては1図のみのUPとします。
指し手や進行に関するご質問は五番勝負終了後にまとめてお答えしますのでご了承下さい            
            
序盤は最近あまり見かけない無理矢理矢倉を採用。陣形的にはまずまずかと思いましたが、△6四角も好位置なのであまり自信はありませんでした。
この▲4五銀はだいぶ前から考えていた強手で、△4一飛と受けているのに構わず出るところがどうかと思いますが自分らしい手じゃないかと。
これで攻めきれた訳ではなく以降も難しい終盤になりましたが、序盤の▲9五歩突き越しが生きて運よく詰みませんでした。

ようやく持ち味の出せた内容でやっとシリーズ初勝利そしてひさびさの公式戦連勝。
苦しんだ期間は結構長かったですが、その時に考えたことや教訓を糧にして次の徳島対局も全力を尽くします。東京へ戻って来れるよーに…。
北海道新聞社や札幌の皆様、お世話になりましてありがとうございました


打ち上げではみんな日本シリーズの結果を気にしてましたが、地元ファイターズ勝ちの報に近所じゅう盛り上がってました
その後は今回大盤解説聞き手の女流棋士、久津さんご夫婦が経営される「ラウンジ花音」へちょこっとお邪魔しました
ラーメンとスープカレーは食べることが出来ませんでしたが、海の幸など美味しいものはたくさんあったし、いい思い出になる札幌対局でした。

明日から札幌へ。

2006-10-22 | しょうぶ&はたらく
明後日から第17期女流王位戦五番勝負第3局です。先手です。
北海道札幌市なので明日から移動です。対局場は札幌パークホテル
現地解説は同ホテル内で行われるようです。
北海道新聞Webによる特設ページにて中継があります。携帯からも速報を見られるようです。
女流王位戦は女流棋戦の中でも一番ウェブ中継がしっかりしているので楽しみにしてください

第2局も落としてしまったので言うまでもなく崖っぷちです
ファイターズと共に地の利を生かして死力を尽くした一局にしたいと思います
留守中はトラックバック管理ができないので一時停止させていただきます 
それでは出陣



それでは今月のタイトルコールでつ。
将棋指したなーって思って死にたい
(最近ハマっている漫画「働きマン」松方弘子の名言から)
って気持ちが大事さ、俺

レディースオープン1対上田初段戦。

2006-10-21 | しょうぶ&はたらく
戦型は一般的な四間飛車美濃。穴熊かとも思ってましたが。こちらも慣れてる左美濃で。
             
組み上がった上図は既に飽和状態のようで、先後ともに指す手が難しい局面です。
△14歩▲16歩△13香▲88玉△82玉のような展開が並でしょうか。(▲84角と取ると△45歩で角の進退に悩みます)
本譜は△3二銀から角交換打開を目指してきましたが、やや無理な動きだったようです。
詳しくは2~3週間後の週刊将棋で鈴木環那女流初段の初観戦記をお楽しみに
10代での観戦記デビューは斬新です。今後にも期待

やっと連敗が止まりました 丸2ヶ月勝ちに飢えてましたから長かったです
これだけ負ければこれから半年間くらいは勝ち続けても文句言われないハズですが。
とか言っても先は長いのでまずは次の一局を勝つことだけ考えます