石橋幸緒のごきげんグラシアス!

日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属
正統派??将棋女流プロ棋士が勝手に発信する気まぐれブログ

親睦会2007御礼。

2007-02-26 | しょうぶ&はたらく
昨日の「女流棋士との親睦将棋会2007」には本当に大勢の皆様にお越しいただきましてありがとうございました
お忙しい間を縫って来てくださった方、遠方よりお越し頂いた方、里見さん始め女流棋士が注目されているキッカケで今回初参加してくださった方、そしてなにより日頃からお世話になっている常連の方々、皆様にお会いできてとても楽しい一日でした
勇気と元気をもらったので、これからも頑張ってゆきますよ

レディース決勝第3局。

2007-02-22 | おしらせ
皆様、たくさんの叱咤激励、応援ありがとうございます
そのコメントひとつひとつにレスできず、申し訳ありませんが
今後ともよろしくお願いいたします


今日はレディースオープントーナメント2006決勝3番勝負第3局です。
現在、昼食休憩ですが午後からの戦いをこちらの中継サイトでお楽しみ下さい

女流王将戦本戦対里見1級戦。

2007-02-09 | しょうぶ&はたらく

気を付けていたのですが、イナズマを食らいました・・・・・・

▲9六歩丸山ワクチンのよくある出だしでしたが、流行の△7二金ではなく△6二玉だったので組み合いになり、後手陣はいつのまにかツノ銀になってました(笑)
若干作戦勝ちの雰囲気だとは思いましたが、先手なのでどう打開するかが難しいところです。
ということで▲1六角からガリガリ行く予定でしたがちょっと狙いすぎでした。
                
△4五歩の切り返しが好判断で、▲3五歩△5五歩▲6七銀△4六歩▲3四歩△4五桂であまり手になりません。
しかし一回打ってしまった角はどうにもならず苦戦に
                
駒損がひどくすでに必敗形のうえ、△6八金の激痛を打たれ▲7九桂と埋めたところ
△5六歩を突かれていたら投了級(▲51角成は△57歩成・▲同歩は△67金で負け)でしたが、△7九金▲同玉に△5六歩だったので、金駒が入りまだ少しだけ頑張れる展開に。
                
今は▲5五角に△2九竜と逃げたところですが、ちょっとづつ怪しい形勢に近づきつつあります。しかし、ここでおまじないの▲3九歩を打ったのが残念ながら敗着となってしまったようです
理由は後述しますが、ともあれ単に▲65歩でした。
                
最後は▲6二金とようやく絡んだところでいきなり飛んできた△6六桂
なるほどこれが稲妻と言われる彼女の終盤力ですか。って感心してる場合ぢゃないですけど。
ビシッと打とうとした▲49金は△同竜寄▲同銀△78桂成以下詰まされます。
この時に先ほどの一歩があると▲69歩が利いたのです。この持ち駒では何を受けても戦力不足になってしまいます。

ということで今期の女流王将戦は対局したと思ったら終わってしまいました
対局感というか微妙な勝負勘が最後までとり戻せなかったのが残念です
一局指しただけですけど、里見さんは確かに後輩の中でずば抜けて強いと思いました。私達も刺激を受けて切磋琢磨しなきゃと思います。
女流棋界全体が彼女の伸びしろとペースについて行けば、かなり急成長見込めますな。
ふぅー。気を取り直してがんばるか



最後にちょっとテレビ放映のお知らせを。
明日土曜日10時から囲碁将棋チャンネルで渡辺竜王と鈴木アマの記念対局が放送されます。
            
司会兼聞き手で出ていますのでご覧下さい。



 


明日は対局♪

2007-02-07 | しょうぶ&はたらく
明日は第29期女流王将戦本戦2回戦対里見香奈女流1級戦。 振駒です。

いやいやいやいやあ~。やっと対局ですよ
あまりにも対局がなさ過ぎて、これまで前日にはどんなエントリ書いてたか、すっかり忘れてしまいましたよ
さて、明日はみなさんご注目(あっ注目されてるのは相手だけかも知れませんな、たぶん
「出雲のイナズマセーラー服娘」さんとの初手合です。
年齢的にも話題的にも勢いも・・・・・・ありゃりゃ勝っている部分は少ないみたいですけど、
ひさびさに委員の仕事を忘れて、楽しめそうなのであたしなりの矜持を魅せるようにガンバリます


それでは今月のタイトルコールでつ。
終わらない歌を歌おう僕や君や未来のため
終わらない歌を歌おういつの日か笑えるように

(ってブルハ的に頑張れ、俺

女流棋士に愛の手を・・・・・・。

2007-02-02 | おしらせ
2月より女流棋士新法人設立準備委員会で寄附金募集活動を始めました。
詳細は委員会ブログにてご確認ください。
まだ仮の段階ですが、新法人の基本理念(案)もご覧下さい。

これから女流棋士の未来に、ぜひ将棋ファンの皆様の手を差し伸べていただけますよう、
委員の一人として切にお願い申し上げます。

本来ならばこれまでの経緯全てを皆様にもご説明した上で、このようなお願いをしなくてはならないとは思っておりますが、様々な立場の多くの方々が関わって下さっていて、この将棋界は成り立っていますので、そこのところをご賢察頂ければと思います