4つの点は別として線の順番をどうするか。
ねこ、片上氏、大型台風、あたしの4者でなんと全員違う答えが。
ちなみにあたしは一番上から、真ん中の縦、イみたいな部分、そして下へと進みますが。
みなさんはどうですか?
昨日は解説会に来てくださった方、中継を最後まで見てくださった方ありがとうございました
結果は女流陣の全敗となってしまいましたが、一斉対局企画はおおむね好評だったようで日本経済新聞社様はじめ関係者の皆様にお礼申し上げます
内容は中継特設ページでくわしく触れられているので、ここではサラっと振り返ります。
ここでは既に失敗 直前の▲3八飛を大後悔してました。なかなか▲3七銀と出ていくことにはなりそうもないなぁ。(△5一角とか引かれて空振りする可能性が高い)
▲3七桂と跳ねておいて▲5九銀から玉を固めるほうが良かったですね。
お昼は長期戦を考慮して出前をとったのですが、夕食はやや不利だったので食べず。
再開後指された△6六歩には▲同金△4六歩▲6七金のように大人しく指しておく順もあったようです。
この▲4五桂でけっこう手応えを感じたのですが、堂々と△3六歩からと金を作られてまだまだ大変でした。まぁ前からしたら夢のような展開ではありますが…。
このあとの▲5九飛も狙っていて得はしたハズですが、どうも本譜の攻め合いは足りないようです。本当は▲8六角や▲5三角打ち込むようにしたかったのですが。
その間を稼ぎきることができなかったので、やはりずっと苦しいことには変わらなかったかも知れません。
▲5三歩成から清算したこの局面で何もなかったので、この後はダメでしょう。
自分で引き起こしたこととはいえ、歩切れが痛すぎます
▲5四飛△6三金にまだしも▲6二金だったかと検討されましたが、やっぱり足りません。
今期は次を楽しむことができずに1回戦敗退となってしまいましたが、まぁそんなに上手くいくもんではないですね。
21時頃は4局全てで女流棋士が盛り返していたようなのですが、そこから第2の終盤戦になるとまだまだ基礎体力が足りないことを痛感させられる結果でした。
でもこちら側は相当全力に近いものを出せた気がするので、今後の課題として捉えていけばいいのかなと思います。
それにしても指してる時は長く感じたのに、終わってみるとあっという間だったみたいです。楽しかったお祭りがすぐ終わってしまうように
昨年の名人位戦リーグ以来の対戦。
先手に決まってたので戦型は矢倉に決めてました。
最近よく「振り飛車党」と言われることが多くなってきたので、そうなるとひねくれてみたくなる性格なんです すいません。
千葉さんは某急戦を選択。
22の角を3一に引かれたところですが、この手を軽視してました。
ここに来て構想の破綻に気付き、何手か前の2五飛を悔やんでました。
よく見れば(よく見なくても)あきらかにバランス悪い陣形ですな
仕方ないので▲4五歩△3三銀▲5五歩と大模様を張りに行く(4七銀を使いたいので)
ここまでの手順で千葉さんに細かい手順前後がありここでは希望が出てきた感じ。
展開に恵まれました しかしここから長考の末、一直線を目指すのがあたしらしいところ。
俗に言う「若さゆえの荒削り」ってヤツですね。ええ。単に歳はとっても昔から荒さだけが変わらないだけとも言います。
▲7五歩△同銀▲7四歩△8五桂▲7三歩成△8四飛▲2二歩と激しく行きました。(下図)
この焦点の歩が利きそうなので攻めを決行したんですけどね。
△86銀は▲21歩成が大きすぎるので、△同金と取りましたが、▲6四歩と軽く突いて手になったようです。△同角は▲75角△同角▲44歩。△同銀は単に▲44歩。△86銀は手抜きで▲63歩成です。ちなみに22歩を△同銀でも同じように進めます。
以下、追い込まれましたが最後は千葉さんにうっかりがあって逃げ切り勝ち。最終盤あたりは来週の週刊将棋で採り上げられるようです。
プレーオフにもならなかったし、ひと足早く白組を5戦全勝で抜けることができました
まだ最後の一山、そして大きな壁が残っていますが、どんなリーグでも全勝通過は初めてなので素直に嬉しいです ありがとうございました
挑戦者決定戦はとりあえず相手が決まったら考えることにして、次は今週末の王座戦予選でどうしたら熱戦にできるかを考えなきゃです
先手で四間飛車に構える。
純粋な四間飛車の採用はどうやら4年ぶりのよう。
2手前に馬は成り込んだが、ここからうまく手を作らないと失敗となってしまう局面。
▲6四歩△同歩▲2五歩△同歩▲7五歩で攻撃成功
最後の▲7五歩が急所で△同歩ならそこで▲25桂と跳ねれば、▲22歩と▲24歩と▲74歩の3つが同時に受からない。
本譜も▲74歩取り込んで▲64飛と走る展開になり、以下攻めきることができた。
3-2でリーグ折り返しとなった。正直まだまだ挑戦権獲得は厳しそうだが、なんとか1敗のおふたりに付いていける後半戦にしたい。
後半は例年通り9月スタートになりそうだ。8月は将棋まつり等イベントが多いため名人リーグの対局は中休みになることが経験上多い。
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