ちゅう太ブログ

将棋の棋士です。日常をのんびり綴ります。

認識の誤り

2016年09月22日 | 対局
王座戦 対小林宏七段

珍しい相振り飛車に。こちらは三間に振り、穴熊にがっちりと固める。

相手の猛攻が始まり、攻め切るか受け切るかという展開になった。
なんとか受け切ることができたかも、と思った瞬間、
全く読んでいなかった手を指され、攻めがつながり大敗。

そもそも序盤の指し方に問題があった。
相振り飛車は特に、駒がぶつかるまでが重要である。
今回得たものを生かして、次の対局に向けて準備をしていく。
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真の敗因

2016年09月01日 | 対局
王位戦 対岡崎六段

横歩取り。相手の趣向で、最新の定跡とは似て非なる形になった。

仕掛けから丹念に読み、読み筋通りの局面を迎える。
そこで、予定の手を指そうとしたところで、
とんでもない読み抜けに気が付いた。
気を取り直して善後策を考え実行したが、
その後、棋勢は好転することなく、惜敗。
と、局後はそうした認識でいた。

ところが、家に帰って考えてみたら、そうではなかった。
読み抜けがあった、と思った局面が、実は悪くなかったのである。
相手にとって絶好の捌きを、あえて指させる順が正解だった。
それなら、そこまでの指し手に問題はなかったようである。

今回の経験を、次局以降に生かしていく。
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横国将棋サークル若葉会での指導、再び。

2016年08月13日 | 対局
今年2月の初回から約半年。
再び、若葉会での指導に伺いました。

今回は会場の都合で、
先に講義を行い、その後に指導対局、という流れでした。
講義する場所は学内の図書館の会議室です。

横浜国大は横浜駅からそれほど遠くないところにあるのですが、
図書館のあたりはまさに森の中! という感じです。
(噂によると敷地内でタヌキの目撃情報もある)
少し前には、某ドラマの撮影にも使われたようです。

講義内容は、序盤の基本戦術から、
最近流行の戦型まで、幅広いものでした。

続いて、場所を変えて指導対局。
前回と同じく、3グループに分けて全員と指導対局を行いました。

…明らかにレベルが上がっている、と感じました(特に女子)。
皆さんが頑張ってきた様子がなんなとく伝わります。
また、平手で相当に研究を重ねてきたことが分かる人もいました。
(私が公式戦でこの手順を使わせていただくかもしれません)

指導対局を終えた後は打ち上げ。
そもそも大学生とゆっくり話す機会はほとんどなく、
楽しい時間を過ごさせていただきました。

またの機会を楽しみにしております。
若葉会の皆さん、ありがとうございました!
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複合的な要因

2016年07月31日 | 対局
竜王戦 対田丸九段

戦型は居飛車の力戦形。
開戦後、一旦局面が収まり、その後は長い序盤戦が続いた。

少し苦しい形勢を耐え、ギリギリの終盤戦に持ち込み、
これはいけるかも、と手ごたえを感じた。
しかし、相手の普通の一手を見落とし、
一手ばったりで負けにしてしまった。

今回のミスは初歩的なものだったが、
原因を考えると複数の要因がある。
一つずつ、淡々と改善していきたい。
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準備

2016年07月20日 | 対局
上州YAMADAチャレンジ杯 対高見五段

横歩取りの最新型から、激しい戦いに突入した。
少し足りないか、という場面からギリギリの攻防を続け、
こちらも追いすがったが正確に逃げ切られた、という感じだった。

感想戦をしていると、準備の段階で差をつけられていたことがよく分かった。
結局、盤の前に座るまでが重要なのである。
毎日を、淡々と過ごしていきたい。
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初心

2016年07月15日 | 対局
朝日杯 対松本六段

角換わり、流行の戦型。

一手一手の選択が難しい展開を抜け出し、リードを広げる。
そして、勝勢から、勝ちを3回も逃して負け。
…と思って帰宅して考えてみたら、全くそんなことはなかった。
いずれの変化も難しく、そもそも優勢かどうかも怪しい。

自分の至らなさにがっかりすることもあるけれど、
歩みを止めない。それだけを意識して進んでいきたい。
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ペンクラブ関東交流会。

2016年07月02日 | 将棋関係
少し前になりますが、
将棋ペンクラブ関東交流会にて、指導対局を行いました。

この交流会は、全国から会員の皆様が集まっているようで、
毎年楽しみにしている、という方も多いようです。
(会員以外の参加もOKとのことです)

さて、いつものようにノートPCを持ち込んで棋譜を入力&印刷。
そして前回のTVKハウジング将棋まつりでデビューさせた、
指導対局レベルカードを使用。

腕自慢の方も多く、いつもよりも鬼モード指定がたくさん入りました。
香落ちで独自の作戦を披露された準県代表クラスの方もいらっしゃいましたし、
二枚落ちで完璧な指し回しで快勝された方もいらっしゃいました。

その後の懇親会も、初めてお会いする方、
久々にお会いする方、多くの方と楽しい時間を過ごさせて頂きました。

お世話になったペンクラブの皆様、
お越し頂いた皆様、ありがとうございました。
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楽観

2016年06月22日 | 対局
叡王戦 対中村亮五段

相手の石田流に対して、端の位を取って持久戦を目指す。
しかし、相手の速攻順が厳しく、簡単に作戦負けになる。

それでも、作戦負けを耐えて、なんとか形勢をひっくり返すことに成功する。
これはいける、と自信を持っていた終盤戦で、
今度は逆に徐々に差を詰められて、気が付いたら抜き去られていた。惜敗。

準備が足りず、勝ちになった後の詰めも甘かった。
基本に立ち返り、また一歩ずつ進んでいこうと思う。
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指運

2016年06月16日 | 対局
上州YAMADA杯 対渡辺大四段

角換わり、以前流行した戦型。
相手の研究の深さに抗しきれず、不利からはっきり負けの局面になる。

ただし、ここから30秒将棋。
お互いに間違え、二転三転…幸運にも最後に勝ちを拾うことができた。

最近は結果が幸いすることが若干増えたが、
内容的には、反省あるのみ、という感じ。
また明日から、淡々と同じことを繰り返していこうと思う。
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経験を積む

2016年06月05日 | 対局
棋聖戦 対渡辺大四段

千日手指し直し後、横歩取りの力戦形へ。
相手の研究に正しい応対をできず、徐々に苦しい形勢になる。

お互い一分将棋で難解な終盤戦の中、
相手の痛恨のミスで、たまたま相手玉を即詰みに打ち取ることができた。
内容としては反省点だらけで、結果だけ幸いした感じだった。

棋聖戦 対千葉六段

再度、横歩取り。
本局も、相手の研究手に長考を余儀なくされ、苦しい展開になる。

こちらの勝負手が成功し、ペースをつかむことに成功。
と思った瞬間に、二択を間違え、敗勢に陥り負け。


千日手局と合わせ、この日は3局指すことができた。
最後の将棋での二択を間違えたのは悔しいけれど、これが現在の実力である。
今回得たものを、今後に生かしていく。

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