尾崎 慎 の 彫刻ライフ

石彫刻家尾崎慎の作品の紹介や、展覧会情報、これまでに起こってきたエピソードや日記など様々な事を綴って行きます。

夏の開田高原

2011-08-17 21:56:07 | 旅行
今年のお盆は、仕事がギリギリまでやっていたし、個展の最中という事も有って、中々気持ちにゆとりが持てないので、開田はパスしようか、と言っていたところへ開田の山さんから電話が入った。
「個展中で忙しいだろうけど来れたら来てよ。」ここの別荘の主から直接電話が入ると中々断われない。断れないと言うよりも、大好きな開田からのお誘いを待っていたと言った方が正解かもしれない。
結局ミューに行った次の日に急きょ開田に入る事になった。
子供達もこの開田を楽しみにしている。

朝9時に出発。順調にいけばお昼過ぎには着く予定。
このお盆の最中にそんなに上手く行くはずも無く、いきなり高速に入って渋滞に巻き込まれた。
子供達が前日に初めたセブンイレブンのポケモンスタンプラリーに付き合いながらの旅。
このスタンプラリー、この日が最終日となっていたので、目に入るセブンイレブンを片っ端から攻めて、最初のステージの4つのスタンプでシールをゲット。ここまでは何の問題なく行ったのだが、次のステージに後4つスタンプが必要となった。
渋滞の事も有ったので、下道に迂回すると子供達には好都合でお目当てのセブンイレブンが現れ、次々とスタンプを押して行く。国道19号線沿いは何回も通っているので、コンビニの有る場所を大体把握していて、最後だと思われる所に入ったら子供達がしょげて出て来た。
同じスタンプがダブってはいけないらしく、最後の最後でダブったらしい。
まあこれも全て上手く行くもんではないという事を少しでも感じてもらえればいい。

そうこうしながらの長旅は約6時間となってしまった。
開田に入ってから、疲れを癒したく、何時も開田で一回は行く小さな温泉けやきの湯に立ち寄る。
温泉と言う物はこうして疲れが有るときに入ると、その効力が良く分かる。
これだけ長い時間運転してきたというのに、驚くほど身体がかなり軽くなったのだ。
温泉はやっぱり凄い。
別荘までの途中に何時も気に掛けていた、石釜パンという看板。その看板に吸い寄せられるかのように、細い道を入って行った。
「タビタ」というこのパン屋さんは品の良い奥さんと中でパンを焼いているおとうさん。そして若い子達が元気に対応してくれた。





パン屋さんの外にはヤギが一頭「メイの小屋」と書かれた小屋が立っていて、メイは一本の木に繋がれていて盛んにこの木の皮を毟りとり食べていた。
子供達は動物園で見たヤギ以外は見た事が無く、大はしゃぎだった。

そして別荘に到着したのが、4時近くになっていたのだが、さっきの温泉のおかげか疲れもさほど無かった。
ここに着くと決まってビールで歓迎されるのだが、ここに通い始めて15年にもなると、自分から冷蔵庫に行ってお気に入りのビールを手にする。
ここの旨い空気と歓迎してくれるこの人たちと乾杯するビールは最高に旨い!
今日の夕食のメニューは大瀬さんの獲って来た天然うなぎだ。
裂き1年、串うち3年、焼き8年と言われる鰻。さて誰が焼くのか問題となって、誰もやりたがらない。
そりゃこの天然物を台無しにしたくないのは誰しも同じ。
そこでこの私目が名乗りを上げた。
裂きは大瀬さんがして来たので問題は無いのだが、串打ちは最初の2匹だけ私がやって、その後は山さんの奥さんのキマさんがやってくれた。
さて肝心の焼き、炭を均等の高さに並べ、じっくりと時間を掛けて、皮から焼く。
ここでマメにチェックを入れないと直ぐに焦げ付いてしまうので、見た感じでひっくり返すタイミングを計る。タレを付けてからが直ぐに焦げ付くので最深の注意を払いながら焼く。周りに鰻屋さんのような良い匂いが立ち込め食欲をそそる。
最初の一匹だけ少し焦げてしまったのだが、この後どんどん上達して、皆さん絶賛してくれた。自分でもかなり行けてると思ったのだが皆は僕の一生懸命焼く姿に口裏を合わせてくれたのかもしれない。
そんなこんなで、夜は更けて行った。


恒例キャンプ

2011-08-10 09:21:05 | 旅行


毎年、この時期に絵画教室からのデイキャンプ&キャンプに行きます。
行く場所もほとんど毎年同じ宮妻峡で初日にデイキャンプを行い、低学年、幼児のお子様のご家族を呼び、今年も大変多くの方々が参加して下さいました。

魚のつかみ取り、沢登り、天然ウォータースライダーや飛び込みで、BBQをしながら、少しだけ小さな絵を描いて、皆で楽しいひと時。
デイキャンプは4時頃に終了し、残って泊る生徒は13人でした。2泊3日の皆で過ごす時間は一生の思い出です。ここからは自分たちで作る料理は初めて参加する生徒達は、今まで参加してきたお姉ちゃんやお兄ちゃんに教えて貰いながら一生懸命です。
今年はバームクーヘン作りに2時間以上も頑張ってくれ、出来上がりも上々です。



自然に囲まれたここでは様々な事に遭遇出来ます。
生徒が見つけてくれた蝉の脱皮は皆で見守って上げました。

これだけじっくり長い時間見ていた事も初めての事で感動しました。



この様な事をしながら、子供達の成長を見て行く事もとても楽しみにしています。

久々のキャンプ

2011-06-21 09:58:12 | 旅行
昨日、一昨日と家族、とU家で三重県の青川峡のキャンプ場に行ってきました。
たまたま土曜日に子供の授業参観が有って、月曜に学校もお休みです。
基本私の休みが取れるのが日曜日から月曜の午後過ぎまでなので、家族一緒に泊まりで動ける事が極端に少なくなってしまいました。
この日はそのピンポイントです。
しかしながらこの梅雨時、天気はパッとしません。
何とかテントを建てる時だけ雨も持ってくれて、大丈夫でした。

普段は人気のキャンプ場だそうですが、我々は日曜からの泊まりなのでのんびりと過ごせました。
料理は定番のラレーと焼き肉、ビールの後シャンパンを開けて、最後はウイスキーのハイボールです。こんな時にはちょっと贅沢に山崎ピュアモルト。
うん、流石に美味し。
この季節だったらきっとホタルが飛ぶだろうと散歩に出かけますと、やっぱりいました。
数は少ないですが、広々とした河原に漂う光の線は何とも幻想的です。
梅雨時だからと言って、悲観する事は有りませんでした。ちゃんとこうしたお土産も有ります。
次の日は朝から雨で、撤収が少し大変でしたがこれも一つの経験です。
雨なので早めの帰宅、帰ってから何だか凄く疲れが出て、軽く昼寝をしようと寝ましたら、4時間も寝てしまいました。
夜には受験生も来るので、それから指導に入り、日常が訪れます。

日常からちょっと離れた時間を作りますと、とても気分も一新出来て良いものです。


幻の名木パン

2011-05-09 19:56:09 | 旅行
皆様、名木パンというのをご存知でしょうか?
私が毎年行くこの開田高原には毎年、この名木パンを考案した名木山ロッジの元ママさんが来られます。この名木パンは今では「幻の名木パン」と言われているそうで、そんな事も知らず、このパンをここで味わっていました。
何故その名木山に有ります「ワイスロッジ」のママさんがここに来られるようになったかと言いますと、この開田別荘のオーナーの山さん夫婦やそのお友達達は若かりし頃この名木山の「ワイスロッジ」によく行き、ここで何組ものカップルも誕生したとの事で、ママさんにお世話になっていて、何時しかママさんを呼ぶようになったそうです。
ですから、このママさんとのお付き合いも40年以上になるそうで、親子のようなお付き合いです。
山さん達はこのママさんの事を「ワイスママ」と言い、好き勝手に昔の事を言い放題です。
この名木パンは名木山「ワイスロッジ」に来られるお客さん達から自然に名前が生まれたというのもきっとここでしか聞けないお話しだと思います。
今でもこの名木パンを求めて長蛇の列が出来るそうで、これはず~と昔からそうだったそうです。
ですからワイスママはシーズンになりますと一晩中このパンを焼き続け100個ものパンを焼いていたそうです。
今はワイスママの娘さんが幻の味を引き継ぎ多くの人々に幸せを与え続けています。
「幻の名木パン」のエピソードをじっくる聴いたのはこの春が初めてでした。



左が「幻の名木パン」考案者ワイスママと山さんご夫婦。

開田高原 Ⅲ

2011-05-07 21:02:56 | 旅行
ここに来始めてから15年経つのですが、今回初めて他の家族と一緒に行きましたので、子供達も一緒になって楽しめる事も頭に入れながら計画を立てなければなりません。

今日は午前中に山歩きをして山菜採りをしてからお昼は「やまめ荘」という釣り堀にいってイワナをたべましょうと言う事です。

この山歩きをした所は去年熊が出た場所でもあるのですが、流石に今年はまだとても寒く、熊も出て来そうに有りません。
目的はこごみを採る事ですが、株は見つかるもののまだ芽が堅く、採るのが可哀そうな感じでした。それでも子供達はこれを数個採って喜んでいます。



周りを暫く散策しましたが結局諦めて早々に引き返して来ました。
その後「やまめ荘」に行ってイワナを釣ります。ここは以前はヤマメを釣りの対象としていたようですが、養殖と管理が難しく今はイワナの釣り堀として賑わっています。
釣った魚を買い取っていろりで焼いてもらいます。
子供達は釣りに夢中になって、「もっと釣りた~い」と中々止めません。
14匹釣ってこれを焼いて貰うのですが、一般のお客様は塩焼きにしてもらいますが、私達がお世話になっている別荘のオーナーは素焼きにしてもらってここの特性たれで食うのが美味いんだと言います。
ん~なるほどの納得の味で最高に美味いです。
結局釣った魚の倍以上の30匹以上食べて最後にイワナの炊き込みご飯まで食べて大満足です。
ここで別荘のオーナーとはお別れです。
別荘でお世話になったので、ここの代金はこちらが支払わせて頂くようにしました。

この後はお土産屋にでも寄って帰りましょうと言う事で、「木曽馬の里」に立ち寄りました。最初は予定していなかったのですが、子供達にトレッキングの体験もしてもらって、とても充実した日を過ごしました。
ここの牧場から見える白樺に生える宿り木がとても綺麗で一枚写真に収めます。
今回の旅は天候に恵まれ、景色も空気も美味く本当に良い旅でした。
ただ行きの渋滞には少しまいりました。
















開田高原・Ⅱ

2011-05-06 20:32:27 | 旅行




水芭蕉の花を見て清々しい気持ちになり、皆でその後に行ったのは、マイアスキー場です。
今年は何時もよりも雪が多く残っていて、スキー、スノボが十分に出来そうなのですがリフトが動いていません。

スキー場のロッジのテラスが丁度良い風裏になっていて、ここで昼食を取ります。
皆で持ち寄ったパン、チーズ、ソーセージなどを持ってきて、ここでお酒もちょっぴり飲んで、ほろ酔い気分です。御嶽山も真横から見ますと全く違った山のようです。
ここのロッジの管理人が出て来たので挨拶をすると、昨日この近くで土砂崩れがあって、その影響で停電になったそうです。
実際は今月の15日までここのスキー場は営業しているそうです。

子供達は雪が有るので大騒ぎです。楽しい時間はあっという間に過ぎて行きます。








開田高原

2011-05-05 21:33:36 | 旅行
この連休には毎年必ず行く開田高原に行ってきました。
今年は春の訪れがとても遅く、何時も咲いているはずのこぶしの花のつぼみも硬く、朝には-2℃にまで下がっていました。
そうなりますと心配されるのは水芭蕉の花です。
水芭蕉の花は咲いてから霜をかぶってしまうと白い部分が茶色になってしまいますし、酷い時には枯れて全く姿を留めていないような年も有りました。
しかし今年はそんな事も無く何時もの年よりも多くの花を咲かせていました。
今年は天候にも恵まれ、御嶽山の山もとても美しく見えて、何処からも良く見えました。
年によっては全く見えないような年も有りますから、今年は本当に良かったです。
 

澄んだ空気と鳥の囀りはピンと張りつめた自然の厳しさと優しさを教えてくれます。
ここに訪れる度に違った風景を見せてくれる自然の力に何時も感動を覚えます。













キャンプ

2010-08-19 09:22:23 | 旅行
今日から21日まで、毎年恒例のキャンプです。
お絵かきに来ている子供たちを連れて行きます。
初めて親元を離れてこのキャンプに参加する子もいて、ハラハラドキドキ。
でも、大人に交じって、子供同士協力し合って遊んだり、何か作ったり、とても貴重な体験が出来ます。
場所は三重県の宮妻峡という所で、ここに行き始めてもう20年位になります。
その周辺の環境は20年前の様子とほとんど変わっていなく、自然がいっぱい。
最初のころ連れて行った子供がもうお母さんになって、その子供たちを連れてくるようになりました。
人の繋がりは本当に不思議で、面白いです。

今日連れつ行く子供たちもまた素敵な思い出と共に次の世代をきっと連れて来てくれます。






旅の終わりに

2010-06-15 22:39:11 | 旅行
荒れ狂う海とは裏腹に山は穏やかな様子を見せてくれました。
新緑が美しいというこの季節。昨日の雨でさらに緑が美しく冴えわたります。
暫く行くと車窓から見えてきたのは蔵王です。
学生の頃スキーで一度訪れたことが有りましたが、その頃は夜行バスに揺られ、皆でワイワイガヤガヤやりながら騒ぎ疲れて、寝て起きたら到着したという感じです。ですから地図上でどんな位置関係に有ったなんて関係なく、青春の一ページがそこに有りました。
20年以上も前の事ですから、何となく思い出に浸っていました。
車窓から蔵王の姿をカメラに収めていると、目的地に到着したようです。
ここは松川という川です。
昨日の雨の後で川は濁りが入っています。コンディションとしてはギリギリ竿出しが出来る状態で、支度を始めたのは私だけです。
他のお二人さんは私がやってみた様子を見てから竿出しするそうです。
私としましても、ここまで来て竿が出せたということ自体になんだかとても深い意味が有るような気がしてきました。
澄んだ空気と鮮やかな緑の中から聞こえるウグイスの囀りが心地よく響いてきます。

そんな中、仕掛けを振り込みます。1投目、2投目と無反応です。
そして3頭目に微かに目印が振れます。そしてその動きに体が反応し、確かな手ごたえが腕に伝わります。最初から釣れてくる魚にあまり期待もしていませんし仕掛け自体も細い物を使っていたので、直ぐに取り込めると思っていましたが、どうやら獲物は私が想像していた以上に大物のようです。
慎重にやり取りをしなくては切れてしまいます。
そう思っていましたが、私の仕掛けはフワフワと空に浮遊してしまいました。
一瞬姿を見せた相手は尺を超える岩魚でした。
それを見ていたお二人はソワソワとしだし、あっという間に釣り支度をし竿を振りだしました。
私はその後もう一度同じようなやり取りを交わし、仕掛けが細いと判断し仕切り作り直して、要約この獲物を手中にしました。岩魚31cmの見事な姿にしばし息をのみました。
こちらの魚は水温が低いせいか若干細いように思いましたが、野性味が有って、精悍な顔立ちをしています。
T氏も同じようなサイズを仕留め、その後昼食に美味い蕎麦を食べた後場所移動を2回し、わたしが小さな岩魚を1匹仕留めて、この釣行は終わりを迎えました。
私としてはこの一匹で大満です。

ここからまた帰路に就いたのですが、昼間見せていた晴れ間がまた嘘のような雨となって、バケツをひっくり返したような雨の中を約9時間かけて無事愛知まで帰ってきました。

今度は雨の無い時期を狙ってまた行きたいのですが、自然には逆らえません。










旅 最終日

2010-06-03 21:56:39 | 旅行
朝起きると、空は晴れ渡っています。朝風呂に入って露天風呂から海を見るとやっぱり凄い波です。
それでも海岸線は気になって朝の散歩をします。
こんな中でも釣り人は居るんです。内海と外海を結ぶ所が水道になっていて、魚が集まるんだそうです。狙っている獲物はヒラメ、コチなどですが、流石に今日は濁りが酷く、やがて釣り人も去って行きました。
打ち寄せる波と凄まじい音は自然の雄大さを感じさせてくれます。
フッと足元を見ると昨夜打ち寄せた波が残した美しい光景が有りました。
自然は際限なく芸術を生み出します。
この海岸は亘理(わたり)という所で、内海は干潟になっていて、中々見る事の出来ない光景が目に映ります。
外海と内海のギャップがとても面白く感じました。

朝海岸には凄い波が打ち寄せています。




ふと砂浜を見ると美しい波紋が残っていました。
ちょっと見方を変えると気難しそうな親父たちがそろって何かを見ているみたいだなぁ。


亘理の内海はとても静か。

どっちみち海には出られそうに有りませんので、ひょっとして山沿いでは竿を出す事が出来るかも知れません。
微かな望みを掛けて私たちは荒れ狂う海を後にしました。

旅の続き

2010-06-02 21:26:28 | 旅行
東北まで足を伸ばして、あいにくの雨。雨と言うよりも嵐に近い状態で風速15~18m
雨も150mmを超えると予想されます。
ホテルの朝は何時もより早く目覚め、5時少し前です。こういう所に来た時の特権は朝風呂です。ここのお風呂は熱めで入る時に歯を食いしばって入らなくてはいけない程ですが、暫く入っていると身体も慣れて、日頃の疲れも吹き飛んで行くようです。
風呂場の大きな窓の下には川が流れていますが、まだ増水はしていない様子です。
しかし、自然の驚異を知らないわけでは有りません。特に山間の川は一瞬にして増水し、気が付けば遅いという状態になってしまいます。
過去にそんな川の増水を2回程見た事が有ります。鉄砲水は、静かな川に1m程の高さの水が上流から押し寄せて来ます。それは見た者しか解らないと思いますが、それはそれは恐ろしい光景です。ましてや今日はこんな予報が出ていますし、自殺行為に等しいと思い釣りは断念します。

部屋に戻って今日の観光ルートを検討します。
決まったのは、青葉城を見て、その後仙台市内を散策後、牛タンを食べてから、松島に行き今日予約してある海沿いのホテルに行く事にしました。

土砂降りの青葉城は伊達正宗像を前に記念撮影をします。こんな中でも観光客は結構いて、像の前でお若い女性二人組に皆の集合写真を撮って貰い、そのお返しにお二人の写真を撮ってあげました。
雨の中で綺麗に咲き誇るツツジがとても印象的でした。





その後仙台市内のデパートを回ると言うので、三越にお付き合いして貰う事にしました。ここまで来たら当然三越内の画廊が気に掛かりましたので、到着してから画廊に直行しました。ここの画廊はとても近代的な作りになっていて、私はいっぺんで気に入ってしまいました。担当の方に話し掛け、過去に日本橋本店での個展の事などを話し、交渉をしましたが、あいにく企画担当の方が在席しておらず、後日お話しする事にしました。

皆の目的は牛タンです。
デパ地下に行き、私達には打って付けの牛タン定食850円が有りました。これは凄くボリュームが有り大満足でした。

お腹も膨れたので、今度は松島に行きましたが、酷い雨と風でとても車から降りれる状態では有りませんでしたので、停泊してある観光船の近くまで行って、雰囲気だけ味わってきました。

今日泊るホテルは海沿いですのでよく海が見えました。
海はとても荒れていて近づくのも恐い程です。

ここは昨日泊ったホテルのようなコジャレタバーカウンターなどは無く、今日は夕食後静かに床に着きましたが、なかなか寝付かれませんでした。
このまま帰ってしまうのがとても悔やまれる気がしたからです。

車で9時間の遠征旅行

2010-05-31 18:44:16 | 旅行
今回の旅の目的は釣り。
現地には車で向かいました。愛知から福島なのですが、福島でも宮城に殆ど隣接していましたので、運転時間も行きは8時間ちょっと掛かりました。走行距離も700キロ以上でしたが、今回は運転手が二人でしたので、まだ随分と楽です。
ところが、到着早々大雨と大波の情報で、とても釣りどころの騒ぎでは有りません。
釣りをする所は福島の友人に任せて有りましたので、現地には到着してしまっていますし、今更ホテルのキャンセルも出来ません。最初は仙台の近くの山沿いの温泉ホテル湯の華ホテルに一泊します。
ホテルのお料理も充実しており、今此方は新緑のシーズンで客室は満室状態。こんなり不景気だというのに、この季節と紅葉の季節はとても賑わいを見せるようです。

最初ホテルに入った時とても気になったバーカウンターが有りましたので、食事の後一人だけでここに停まりました。
マスターはこの道35年の大ベテラン。小さなカウンターには若いカップルと義理のお父さんと、お婿さんだと思われる会話は何処となくぎこちなく感じられました。
ますたーはお客様の持て成しがとても上手で、目の前でカードマジックを披露して下さいます。本当に目と鼻の先で見事に繰り広げられるマジックには熟練された技が光ります。
こんなことを人前で披露できたら楽しいだろうなぁと思いました。

楽しい夜は深け、ほろ酔い気分で床に着きましたが、明日からこんなに天気が悪くては、観光でもするしか有りません。

明日から遠征

2010-05-22 22:10:02 | 旅行
明日から福島の友人の所に言って来ます。
友人と言いましても、私より一回りも上の方です。
もともとこの近くで働いていた方ですが、一昨年定年退職され福島の御実家に帰られました。
この方とは元々釣り仲間で、いつも渓流釣りは一緒に行っていました。
彼は独身で、とても気さくな方で、此方にお勤めの時は必ず福島のお土産を下さいました。
御自分ではお酒が飲めないのですが、皆とワイワイやるのが好きなのでしょう。お酒のお土産も多く、その他は果物が多かったです。桃、サクランボ、ラ・フランスなど、高級なお土産を下さいました。今でも季節が来るとそれらの果物を送ってきて下さいます。
お礼の電話では何時も「何時此方に来れるのかねぇ?」です。
いつも頂き物ばかりしていますので、何時か福島まで行って一緒におもいっきり一緒に釣りをしたいと考えていたのです。
友人と何時も顔を合わせるのが行きつけの喫茶店でした。ここのマスターが元々彼に釣りを教え込んだのです。ここのマスターは本当に真面目な方で、定休日の日曜日以外盆と正月以外、お休みを絶対と言うぐらい取った事の無い方です。
ところが、今回この釣り旅行を計画したのはこのマスター。こんなチャンスはめったに有りません。仕事も順調に進んでいる事ですし、もう行くしか有りません。
という事で、明日から火曜日まで福島で釣り三昧をしてこようと思います。
狙う魚は、前半は渓流でヤマメ。そして、後半にカレイを狙います。こちらでは決して味わう事の出来ないほど釣れるようですので、とても楽しみです。
また帰ってきましたらこの報告をしたいと思っています。

熊に遭遇

2010-05-07 07:40:13 | 旅行
毎年この開田高原近くの沢に入って、大好きな釣りをします。
朝早く起きて、澄んだ空気の中で竿を振るのは本当に気持ちの良いものです。
ここに行き始めて13年、最高は岩魚の31cmを釣り上げた事です。
それに今までここで釣果無しで帰って来た事は一度も有りませんでした。
ところが、今年は一匹の魚の顔も見る事無く終わってしまいました。
ここに入る直前に雪が降ったというのを後から聞いて納得です。
水温が低く魚の活性自体悪かったのだと思います。

近くの民家から300~400mも入った所に険しい沢が有りますので、昼間ここのオーナーと家族で山菜採りを兼てハイキングです。途中まで車で入って行くのですが、「あ!熊だ!」私が熊を発見したのです。何度も沢に入った事は有りましたが、野生の熊を見たのは初めてでした。残念ながら、熊の姿を写真に収める事は出来ませんでした。
敏速に走る姿はまるでカモシカのようです。あれに追いかけられたらひとたまりも有りません。
途中で私だけ沢に入って釣りをしたのですが、先ほどの熊が気になって釣りに集中出来ません。鈴は胸に付けていたので、人の気配はさせるようにしていましたが、気持ちのいいものでは有りません。
上流で待ち合わせし、そこで山菜のコゴミを採りますが今年気温も低いせいかはまだまだ成長が悪く芽も堅いようです。少しだけ採って帰ってきました。
自然の中に身を委ね時間を過ごす事は素敵です。時には危険な事に遭遇する事も有りますが、それが自然なのです。



この沢の下流で熊が!

開田高原はまだ春浅く。

2010-05-05 20:42:15 | 旅行
開田高原にこのゴールデンウィークを利用して毎年行きます。

その前に、八ヶ岳倶楽部で明日まで開催されている田原良作先生の彫刻家具の個展に行ってきました。久しぶりに先生にお会いしてとても嬉しかったのは、勢力的に制作ををし、お元気そうなお姿が見れた事、そして、今回は柳生真吾氏とお話が出来た事です。
柳生氏はとても気さくな方で、気取らず温厚で、素敵な方でした。
愛知を出発したのが、午前10時で、八ヶ岳に到着したのが、16時30分でした。GWの渋滞は有る程度覚悟していたものの、この車の多い最中途中で事故が有ったようで、40KMの渋滞に巻き込まれてしまいました。お店が閉まる前に到着出来て良かったです。
先生とまたお会いする約束をして、その足で開田高原に向かいましたが、高速道路で事故火災が発生して、行きたい道が通行止めになったいて、仕方なく違うルートで行くと開田に到着したのが22時半と、今日はしっかり10時間程の運転時間でした。
開田では知人が別荘を持っていて、その時間はもう主とその御仲間はもうお酒でいい感じになっていましたので、直ぐにお酒を勧められ久しぶりの再会を祝いました。

ここにはかれこれ13年毎年のようにこの季節に訪れるので、季節の移り変わりの様子が毎年変わるのがよく分かります。
今年は4月26日にもこの近辺では積雪が有ったようで、特に春の訪れが遅いようです。
御嶽山の様子も何時もに比べますと随分と雪が残っているようです。
途中桜の花が満開の処も有り、何時もとはちょっと違った季節の移り変わりを感じました。
今年は天候にも恵まれ御嶽山の姿がとても美しく、鳥の囀りと美味しい空気を一杯に感じる事が出来ました。
ここではゆっくりと時間を過ごし、普段の慌ただしい生活を忘れ、テレビもラジオも無い自然の中での生活は明日へのエネルギーのもなります。



田原良作先生と私です。



今年の御嶽山は何時もより雪が多く残っていました。


桜がまだ美しく咲いていました。桜と白樺、そして宿木がとても美しかったです。