昨日無事岡崎市美術館にて第62回尾崎慎石彫展が終わりました。
交通の便が決して良く無い場所にも関わらず多くの方々に訪問して頂き本当に感謝しております。
昨日は最終日という事も有り、お客様が重なり十分な対応が出来なく申し訳ないと思う場面もありました。
そんな中今はもう無くなってしまった丸栄スカイルの美術画廊の担当されていた梅村さんと高野さんはずっと気に掛けて居て下さり、毎回の様に訪問して下さいます。「作品のバリエーションが増え観ていて楽しい。」と仰って下さった一言は本当に嬉しく思いました。今まで自分のスタイルに固執し、どうしても人物をテーマにした作品しかできなかったのですが、ある時タガが外れたかの様に自由に作品ができる様になりました。そんな話しをしていると、「作家は60も過ぎれば何をやっても良い。ここ迄続けて来るのも大変だが、作家が一番良いものを創り出せるのは70代だ。これから熟年期に入り良いものを生み出せるはず。その為に心も体もも元気でいなければならない。」
多くの作家さん達を観続けて来た重みの有る言葉に此れから更に磨きを掛けて行こうと思った最終日でした。
さて次の個展も直ぐに控えているので又エンジン全開で走ります。