つれづれブログVer・NEW

その日の事、今気になっている事など取り上げていきます。

一週間程連続で更新していましたが

2012年03月24日 | 日記
さすがに息切れというか少し間が開いてしまいました。伸誕生日に前後して記事を更新していましたが最近はこれといった事がないので止まっていました。記事を書いている途中の物もあるので書き上がり次第更新したいと思います。

三月の出来事(伸&遼SS)

2012年03月24日 | トルーパーSS
毎年三月頃に僕は調子が悪くなる。まあ、花粉症などというものは自分だけじゃなくて日本の大部分で調子が悪くなるものだから仕方が無い事かもしれないと感じている。
だけど目がしぱしぱしたり、鼻炎が出てくるのは閉口してしまう症状だと毎年思っている。誕生日の近付いたある日、僕は遼と会う事になった。外に出るのはこの時期あまり気が進まないのだが、遼と会う事は楽しみなので重くなりがちな気分も多少は和らいでくれる気がした。
待ち合わせの場所で僕と遼は落ち合った。

「やあ、遼。調子はどうだい?」
「俺は特に何もないけど、伸は大変そうだな?」
遼は僕に会うなりそう返した。
僕は花粉が飛散している状態を見越して、普段しない花粉用伊達眼鏡と使い捨てマスクという花粉用装備で外出していたからだった。
「僕は…。いつもこの時期はこんな感じだから仕方ないけど、遼は花粉症は大丈夫そうだね」
「そうだな、俺は今の所何もないけれどいつなるか分からないから気は付けてるよ」
「それはいいよ。僕だって突然花粉症になったからね」
僕は遼の顔を見て苦笑した。
「ところで、伸。どこか行かないか。外にいても辛そうだしな」
「うん、そうしてくれるとありがたいね。とりあえずお茶でも
飲むかい?」
「そうだな。伸の素顔を見てみたいし」
遼は僕に返事をした。

僕と遼は近くのコーヒーショップに入り、少し落ち着いた。空いている席に座り僕は身に付けている花粉用伊達眼鏡とマスクを取った。
「やっと伸の顔が見れたな」
「そうだね。今の季節は仕方ないとはいえ重装備じゃないと外に出られないからね、面倒くさいよ」
「それは見ている俺でも分かるな。伸じゃないけど知り合いとかで花粉症の人がいるからさ」
遼はコーヒーを一口飲んでから言った。
「みんなお互い様さ。花粉症なんて国民病みたいな物だしね」
僕もカップのコーヒーを一口飲んだ。

「そうだ、俺今日伸に言おうと思っていた事があったんだ」
「僕に?何の用だい、遼」
「伸が良かったらなんだけど、河津桜を見に行きたいと思うんだ」
「河津桜?いいね。家にいても退屈だし、遼と一緒なら出掛けたいよ」
僕は遼に笑いながら言った。
「伸は笑っている方がいいな。喜んでもらって、俺も嬉しいな」
「出掛けるのなら、予定合わせるよ遼」
「俺もなるべく伸の都合のいい日に行けるようにするからさ」
「うん、後で連絡するよ」
「分かった。伸と一緒に行くのが楽しみだな!」
遼は僕の顔を見て笑いながら言った。

あとがき
前からこの話の骨組みは考えていたのに、書き上がるのに時間が掛かりました。(^_^;)骨組みといってもメモに花粉症とだけ書いてあって具体的に何をするのか分からないものでたった3文字だけで話が書けるとも思えず、書きながら話を考えていました。3月更新小説はとりあえず更新できたのでブログは過去イベントレポと書きかけの記事を更新したいと思います。