ドライブウェイを斜めに横切り、東海自然歩道を下りていくとひっそりとした池がありました。 地蔵谷園地新池です。
新池からさらに下りていくと、荒木又右衛門が試し斬りをしたいう伝説のある首切地蔵が見えてきました。 このあたりは広場になっていて、休憩所やトイレがあり、一休みしました。
道は三叉路になっていますが、奈良市街へは能登川沿いの道を進みます。 このあたりからだったでしょうか、いつの間にか道は石畳になっていました。 5分ほど歩くと、川の対岸に三体の磨崖仏(朝日観音)が見えてきました。
さらに下ると、こんどは崖の上のほうに夕日観音が見えました。 実のところ足下に気をつけて歩いていたので、最初は気が付かずに通り過ぎてしまいました。 寝仏の岩を過ぎたあたりでガイドブックを見て気づき、あわてて引き返しました。 坂道を引き返すのはつらいですね。
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夕日観音から15分ほどで柳生街道(滝坂の道)入り口の標識まで下りてきました。 バスに乗らずに春日大社の前を通ってJR奈良駅まで歩きましたが、 疲れた足には春日大社の参道がいつも以上に長く感じました。