東海自然歩道の道標に従って、石畳の道を上ります。 杉か檜の間を幅の広い山道がしばらく続きます。
やがて車道に出て茶畑のある集落に入ると、間もなく峠の茶屋に着きました。
二階の手すりには編み笠が飾ってあります。 みそ汁を注文すると持ち込みの弁当を食べても良いらしいので、ここで昼食にしました。
食事中、店の前を通ったハイカーが、石切峠から地獄谷石窟仏への道は歩道滑落のため通行不可能になっていると店の主人と話をしていました。
店の主人の話だと、春日奥山ドライブウェイの方からだと石窟仏までは通行可能らしいので行ってみました。
ドライブウェイのほうにもロープが張っていましたが、石窟仏までは行けると書いてあったので、ロープをくぐって先へ進みました。
5分ほど歩くと金網に囲われた地獄谷石窟仏に着きました。
鉄柵のすき間から見ましたが、薄暗いのでよく見えませんでした。 中の説明板によると、向かって右から十一面観音像、盧遮那仏、薬師如来です。