
仁王門は平安時代、一条天皇の御代に初めて建立されました。 現在の門は明治18年の再建で、上に掲げる額は後陽成天皇の御宸筆です。

仁王門から登廊(のぼりろう)が上の本堂まで続きます。

登廊を上がると広場になっていて左手に本堂が建っています。 現在の本堂は慶安3年(1650)の建立で、2004年12月に国宝に指定されています。

中に入ると見上げるような高さの本尊十一面観世音菩薩が立っていました。 数年前に初めて訪れたときは、その大きさに圧倒されるようでした。

本堂の前は舞台造になっていて、谷を隔てた西側に五重塔が見えます。

モミジの紅葉はまだまだでした。
初瀬街道(桜井から長谷寺へ)これで終わります。