最近続発している交通事故。
京都の暴走事故と無免許運転事故、千葉と愛知で起きた登校中
の児童の列に突っ込んだ事故について、テレビではしきり報道し
ている。
今日も交通事故の専門家が、京都の無免許運転事故と千葉・愛知
のいわゆる通学路の事故について共通点を挙げていた。
・比較的緩やかな下りのカーブ。
・見通しがよい。
・ガードレールがない。
など。
ただ次の点については何も言ってなかった。
一審-無期、二審-無期、最高裁で差し戻し、二審やり直しで死刑。
そしてついに最高裁で死刑が確定。
明らかに世論によって最高裁の判断が動かされた感じ。
死刑廃止論が活発になってきた頃から、やたらに死刑判決が
増えてきたような気がします。そもそも世間は死刑廃止どころか
犯罪の内容に対して刑が軽すぎると感じていたようだ。
オレもそう思う。
しかし、殺人を犯した者に死をもって償いとする・・・というか、
抹殺することで解決としたこの社会とは、それはそれで恐ろしい。
もちろん被害者感情からすれば３回殺しても殺し足りないと思う
気持ちも十分理解できる。
この犯罪が起きた瞬間から全てが敗者。
この言葉は的を射ているね。我々は殺人を犯した「当時少年」を
殺すことで解決した事実と向き合ってゆかなければならない。
死刑に反対とか賛成ということではなく、みんながその事実に
向き合うことがとても重要な気がします。
死刑判決を受けた元少年はこれからが戦いですね。刑の執行が
いつなのか、ジワジワと追い詰めてゆくんだろうな。
元旦の朝刊一面にこんな記事が出ていた。
サイバー攻撃を受けた際に攻撃経路を逆探知して攻撃元を突き
止め、プログラムを無力化するウィルスを開発している・・・
この国は相変わらず甘いな。
まず、ウィルス作っちゃイカンだろ！何故ワクチンといわないのか？
それにこんなもの、どれほどの効果があるか疑問だ。
抑止力として発表するなら、無力化するのではなく、偽情報を流す
とか、発信元を破壊するとかのほうが効果的な気がする。
それにこの国は目的よりも手続きを重視する。攻撃を受けてから
内閣に報告して承認をもらわなければ反撃できない・・・なんて事を
やっていれば重要機密情報を散々抜き取られ、とっくにネットワーク
から離脱した相手に無力化するウィルスを送っていることだろう。
相手を無力化する前に、日本が無力だということに気づくべきだ。
というか、元旦の朝刊一面に載せる記事ではないな。
米国ではサイバー空間を、陸・海・空、そして宇宙空間の延長として
捕らえていて、サイバー攻撃を受けた際は、武力報復攻撃を行うと
発表している。
ペンタゴンにウィルスを仕掛けると・・・
こんなものが飛んでくるかもしれない。
先週話題になった、隣国のひき逃げ事件の犯人が逮捕された
そうですが、そのわずか二日後に同じようなひき逃げがあった
そうです。
トラックで5歳児を轢き、息のあるところを再三轢いて絶命させ
逃げた。
その犯人は、被害者が生きていると賠償金が多額になるうえ、
一生支払うことになる。死んでしまえば小額で一回限りだから
殺したと言っているそうです。
怪しくなってきた・・・
保険料を値上げし、給付額を減らし、そしてついに給付期間を先
伸ばしする方向で検討が進んでいる。
結局は既に破綻している制度をつぎはぎして何とか持続させよう
という発想でしょうか。
もしそうなれば、退職から年金給付までの無給期間を過ごすために
皆一斉に貯蓄に走るから景気はさらに悪くなると思うんだけど。
当然税収も減少するから、所得税・消費税の増税へ一気に向かう
ことになるのでしょうか。
老後のために今の生活を犠牲にするのは、生きている意味を少々
疑問に思うわけです。
いま節約をして老後に備えた所で、その老後に何があるか・・・
ということ。
そろそろこの国の未来が怪しいということが明確になってきた。
企業はどんどん国外へ出て行くし、国民は金を使わず貯蓄残高
ばかりが増えてゆく。
そうした国内預金を国債が食いつぶし、悪代官の私腹なる構図は
今も昔も変わらない。
そろそろ海外移住の準備でも始めますか・・・