ヒュンダイが日本市場から撤退するそうだ。
まず間違いなくマーケティングの失敗なんだな。
大体「ヒュンダイ」って名前が良くない。日本語に「ヒュン」から
始まる単語は思い当たらないし、第一この発音が日本人には
なじまない。
車を買って「どこの車?」と聞かれて「ヒュンダイ」って答えても
「・・・ヒュン??」って怪訝な顔をされるの間違いない。
なんて車?ときかれて「ソナタ」なんて恥ずかしくって言えないし
「グレンジャー」なんてどっかの戦隊と勘違いされそうなんだな。
2004年のピークで2500台余りの販売実績で、2008年では
501台というから、その苦戦振りは凄まじい。
日本の2008年新車登録台数は3,212,342台(軽以外)だから
ヒュンダイの販売シェアは実に0.016%となる。
大体いまどき日本では軽・コンパクト・ワンボックスが主流の
中でヒュンダイのラインアップはミドルセダンが中心。
日本車のミドルセダンといえば、マークX・ティアナ・アコード
ギャラン・アテンザなどの超激戦区。
そこにグレンジャーという選択肢はありえない。
元々日本車は高品質な上、ある程度低価格。そこに中の下の
品質で低価格では話にならない。
そもそも日本人は高級志向だし。
それに最大の問題は、日韓両国が認め合っていない。
いまだに何かにつけて対立しあっている風潮は否めない。
日本人が竹島で団子を売っているようなもんだ。
経済はドラマのようには行かないんだな。