5/13(日)六本木ClubEDGE
EDGE主催のメタルイベントにHEDELAで出演します。
5/13(日)六本木ClubEDGE
EDGE主催のメタルイベントにHEDELAで出演します。
ヴァンヘイレンを初期から聴いていた世代としては、デイヴ・リー・ロス
のボーカルを聴いた瞬間、「やっぱこれだな~」と思ってしまう。
大雑把なんだけどソウルフル、酒飲んで女抱いて、朝は留置場で目が
覚める。そんな生活感とワキガ臭が漂ってきそうな魅力がデイヴには
ある。良くも悪くも思いっきりアメリカだ。
オレの中では、ヴァンヘイレンとはそういったイメージが強くある。
そして久々に発売されたこのアルバム、とっても音が良すぎてヴァン
ヘイレンらしさがイマイチ薄い。
演奏はどれをとっても素晴しいんだけどね、料亭のお吸い物みたいな
味しかしないのが残念だ。
マヨネーズにケチャップ、おまけにコショウまで振りかけて初めて美味
しいハンバーガーになるってもんだ。
密度もなければ空気感も無い。新品の作業着を着た熟練工のようだ。
ヴァンヘイレンって案外曲の雰囲気を作っているのはドラムなんだよね。
しっかりとそういうプレイをしているのに、そのドラムの音が抜けてこない。
このCDはレコードで聴いてみたいね。
最近支出の連続・・・
元々タム3フロア2をAUDIXのD2というマイク5本で録っていたけど
フロア用のD4というマイクが発売されていたので買ってみた。
AUDIXのD1やD2、D4のF特性はそれぞれスネア・タム・フロアの
周波数帯域に合わせて、かなり良いチューニングがされているので
プリEQ処理はほとんどいらない。
実際にこのようにセッティングしてそのまま録音するだけで十分良い
音が録れる。あとで軽くコンプ処理してリバーブかければOK。
ハイパーカーディオイドなので距離や高さをいろいろ変えてみると
かなり音色に変化がつけられる良いマイクだ。
で、たまにギターを弾くときに使っていた、かなり古いマルチエフェクター。
実は結構音が良い。
かなり前にメモリー電池が無くなって一回交換し、その後液晶のバック
ライトが切れ、こないだついに電源が入らなくなった。
オークションで手ごろなエフェクターを探してみたけどなかなか良いも
のもなく、金も無いので重い腰を上げて蓋を開けてみた。
そもそもエフェクターなどという稼働部分の極端に少ない機械で、電源
が入らないなどの症状のほとんどは接触不良かコンデンサーの破損
くらいなもの。
コンデンサーの破損が無ければ大体基盤剥離かコネクターの接触不良。
各コネクタを数回抜き差しして電源周りと回路の半田浮きを確認して
怪しい箇所の半田を修正してみた。
バックライトは切れたままですが、いい音でました!
やっぱり買いました。
BBEのソニックマキシマイザー、上から二番目の赤いパネルのもの。
マキシマイザーとはレコーディングの最終段階で音の隙間を圧縮して
音圧を稼ぐもので、演奏の強弱のニュアンスを保ったままレベルを
目標値まで稼いでくれる機械。
ただ、BBE社製のマキシマイザーは他社のものとちょっと違って音圧
を稼ぐだけではなく、表皮効果で失われた帯域を修正する回路が内蔵
されている。
表皮効果とは信号が伝導体を流れる際に、高い周波数は伝導体の
表層部を流れ、低域は中央部を流れる性質がある。表層部は抵抗値が
大きく、極端に長いケーブルを使ったときやダビングなどを数多く繰り
返すと高域が失われるのはそのためだ。
また高い周波数は速く、低い周波数は遅く伝わるので、ATRAC3など
のエンコードでは高域が低域よりも若干速く出力されてしまうためMDに
録音するとアタックが強く感じる。
BBEプロセッサはそうした周波数帯域の時間ずれや本来あるべき高域
の存在をアルゴリズムによって修正する。トレブルなどで補正するわけ
ではないので、音のバランスも崩れず、ノイズも増えないのでぼやけた
輪郭を見事に復活できる。
普通のオーディオに使ってもかなり効果がある。
タムのヘッドをもう随分交換していないので、さすがに音がぺこぺこ
してきた。
裏面なんかもう2年以上変えていない。
これ、ヘッド交換の必需品。
ピットがこのように四角ボルト対応になっている。
こんな具合にね。
これが有ると無いでは大違い。
超ラクラクなんです。
それでも裏表変えてセッティングして、チューニングが終わるまで
には3時間ほど掛かった。
ヘッドが古くなるとついEQでプラス補正をかけてしまっていたが、
新しいヘッドに変えて鳴りが豊潤になったのでEQ設定もゼロに
戻した。
逆に少しだけ余分な音域をマイナス方向に補正をかける。
EQはマイナス方向にかけると下品な音にならない。