旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション334 「ふつうの津軽の幕の内弁当」(新青森駅)

2024-02-07 09:47:14 | 駅弁コレクション
【ふつうの津軽の幕の内弁当】(新青森駅)
                             2024.2.7投稿

2023年(令和5年)5月26日 新青森駅で購入 価格1,100円
                         [製造元]つがる惣菜

 江戸時代に津軽地方の農村から始まった伝統的な刺し子(手刺繍)の技法「こぎん」(「津軽こぎん刺し」や「刺しこぎん」などとも呼ばれます。)の模様「井桁」「さかさこぶ」がデザインされた物に商品名だけが書かれた掛紙がゴム止めされています。
 

 透明蓋の付いたプラスチック弁当容器も上に、お品書き・箸・お手拭きが載っています。






 お品書きの通りホタテの唐揚げ、柔らかめの煮物、ホタテ黄金焼き(ごまをまぶしたホタテの黄身焼)、なすのしそ巻き、手作り卵焼き(だし巻き卵)、すしこ、イカメンチ、きゅうりの漬物(からし漬け)、菊おひたし、シマホッケの漬け焼き(醤油味)。




 青森県の津軽地方の家庭でよく食べられている物が数多く並んでいます。

 製造元は、地元スーパー「主婦の店」の惣菜工場として1990年(平成2年)に設立されましたが、1999年(平成11年)に「主婦の店」整理と同時に個人会社として創業いたしました。
 その後、2010年(平成22年)新青森駅開業を機に駅弁販売に進出しました。

『駅弁味の陣2019』で『津軽めんこい懐石弁当ひとくちだらけ』が「盛付賞」・「Ekiben Icniban賞」を受賞。
 現在も1,350円で販売されていて、公式ホームページで次のように紹介されています。
 津軽地方の郷土料理、名産を中心に青森県の味をひとくちづつ24種類集めた、欲張りでワガママなお弁当です。ご飯は4種類入っていて小さいおにぎり一個分くらいはあるので食事としても、お酒のお供にも最適です。使用食材も可能な限り県産品を使用しています。
 ※季節によって内容が変更になる場合がございます。


『駅弁味の陣2020』で『青森小川原湖牛 焼しゃぶ弁当』が「掛け紙賞」を受賞。
 五所川原「立佞武多」のポストカードが掛け紙となっています。原画は立佞武多制作者の福士裕朗さんが、2018年の大型立佞武多「稽古照今・神武天皇、金の鵄を得る」を基に、掛け紙用に改めて描き下ろしたデザインです。
 現在は販売されていないようです。


『駅弁味の陣2021』で、この『ふつうの津軽の幕の内弁当』が「そそられ将軍」を受賞。
 現在も1,100円で販売されていて、公式ホームページで次のように紹介されています。
 その名の通り津軽の一般的な家庭料理を並べてみました。ホタテの唐揚げ、茄子の味噌焼き、いがめんち、すしこ、など津軽を楽しめる駅弁です。あえてご飯は少なめです。お酒のお供に是非どうぞ。
 ※季節によって内容が変更になる場合がございます。


『駅弁味の陣2022』で、リニューアルした『津軽の弁当お魚だらけ』が「駅弁大将軍」を受賞。
 現在も1,250円で販売されていて、公式ホームページで次のように紹介されています。
 新作はJR東日本の駅弁コンテスト「駅弁味の陣2022」に合わせて開発したもので、本県でよく食べられている魚を使ったおかずが満載。「青森県産ヒラメの昆布蒸し阿房宮あんかけ」は「県の魚」にも指定されているヒラメと伝統菊の阿房宮を使い、上品な味わいに仕上げました。



コメントを投稿