つわわわわ

上半身が球体に近づきつつある男の、特になんともないブログ

ゆめ305 『埋まっている』

2011年09月03日 21時21分29秒 | だれかのゆめのにっき

首から下が地面に埋まっている。
少女がやってきては私に水を浴びせるので、苦しくてたまらない。
そんなことがしばらく定期的に続いた。
「枯れないようにお水をあげましょうね」と少女が水をかける。
「枯れる」という意味はよく分からないけれど、少なくとも今の状況から抜け出せるのなら枯れてしまった方が楽だろう。
頭のてっぺんがむずがゆい。
少女の言う花とやらが咲こうとしているのだろうか。
ひどく不快だ。


ゆめ304 『まる』

2011年09月03日 21時20分56秒 | だれかのゆめのにっき

「あなたは自分のことを人間だと思っているでしょう? 私もそうでした。でも、違うんです。私たちは、まるなんです」
「まる? あの、円とか球とかのまるですか? ぐるりとしている?」
「そう、まるです。誰も気付いていない、いや気付こうとしていないけれど、私たちはまるなんです」
「まる、ですか」
「まる」
「まる」
「まるまる」
「まるまるまるまるまるまる」