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つわわわわ

上半身が球体に近づきつつある男の、特になんともないブログ

ゆめ456 『言うことが聞けないの』

2013年11月26日 02時34分47秒 | だれかのゆめのにっき

「ほら、好き嫌いしないで。ちゃんと飲み込みなさい」
「……」
「なぁにその顔は? お母さんの言うことが聞けないの?」
「……」
「なんとか言いなさい!」
「……」
「ああもう! また変な虫連れてきたりして!」
「……」
「臭いわねぇ! あんた臭いのよ! お風呂に入りなさい! 床までドロドロじゃないの!」
「……」


ゆめ454 『呪い』

2013年11月26日 02時32分51秒 | だれかのゆめのにっき

「お前さあ、傷もないのに血が出るのはそれ、呪いだよ呪い」
「呪い?」
「そうだよ、何度も繰り返し同じ夢を見ることはない?」
「そういえば最近同じ夢ばかり見る。女が……」
「やっぱり。間違いない」
「でも誰がそんな怖いこと……呪いだなんて」
「気づいてないの?」
「えっ」
「お前だよ」


ゆめ452 『ロシアンルーレット』

2013年11月22日 10時28分08秒 | だれかのゆめのにっき

テーブルを囲んだ六人のうち、既に半分が頭から血を流して死んでいる。
「俺の番だ」と言って隣の黒人が引き金を引くと、銃声と共に脳がはじけた。
ロシアンルーレットは続く。
私は黒人の手から拳銃を外して、自分のこめかみにあてがった。
生き残りたくない。